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2025-11-26 05:31

【1272】2025/11/26 “交通系”インフラが次のステージへ

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2025/11/26

サマリー

スイカとパスモが2026年秋から高度決済に対応し、交通系ICカードが新たなステージに進むことが発表されました。この進化により、幅広い世代がキャッシュレスサービスを利用しやすくなります。

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
交通系ICカードの進化
今日はちょっと未来の話題です。 スイカとパスモが2026年の秋から高度決済に対応するというニュースです。
高度決済の代表的なものは、ペイペイですね。 ようやくここまで来たかと思っています。
というのも、交通系ICカードというのは、キャッシュレスの世界では実は大ベテランなんですよね。
スイカが登場したのはもう四半世紀ぐらい前のことです。 私たちはピのスピードで決済をしてきたわけです。
秋田の鉄道で使えるようになったのは割と最近のことなので、世に出てからずいぶん経ってからではあるんですけれども、
日常では使えないにしろ、旅行に出かけた時に、すでにもう都内なんかは切符売り場を探すのが大変じゃないですか。
なので日常使いではないけれども、スイカを持っているという方は一定程度いるわけです。 スイカってすごいですよね。
改札のあのスピード感です。 人が歩く速さのまま止まらずにタッチして通り抜けられるように、あのリズムってすごく計算されていると聞きました。
あのリズムのままキャッシュレス決済を行うことができるので、交通系の決済が一番ストレスないです。
あのスピード感、あのリズムはなかなか他のキャッシュレス決済には真似できない部分です。
今回どのようなアップデートが発表されたかというと、大きく3つあって、1つ目はチャージの上限が広がります。
今は2万円が限度額なんですけど、これが30万円ぐらいになるんじゃないかっていう発表でした。
2つ目は個人間で送金ができるようになります。 そして3つ目、高度決済にも対応するっていうことです。
というまさに次のステージに進むというわけです。 ただちょっと言わせてほしいのは、いつから始まるのかというと、
2026年の秋っていう発表なんです。 いやもう1年かかるのかっていうことです。
じゃあどうしてこんなに時間がかかるのかっていうと、スイカが変わる、パスモが変わるっていうことは、鉄道の回収が必要ということです。
ということはシステムの刷新が必要ということでもあります。 これがさらに全国展開されるということを思えば、
セキュリティ対策なんかも穴がないようにする必要がありますもんね。 もう1年も待つのかというふうにも思いますけれども、今回の進化が持つ意味っていうのはとっても大きいので、
まあ待ちましょう。諦めて待ちましょう。とも思います。 何より私がいいなぁと思うのは、交通現ICっていうのは進のが広いということです。
社会全体への影響
さっきも少し言ったんですけれども、若い人たちだけじゃなくて、高齢の方でもスイカとかパスモのカードってずっと日常の中で使ってきてると思うんですね。
特に都会はそうです。 スマホを持っていない時代からすでにキャッシュレスの入り口があったわけです。
柄系でもモバイルスイカは使えます。 柄系時代私はインフォバーを愛用してたんですけれども、その時はモバイルスイカ入ってました。
そこに今スマホが加わっただけですよね。 スマホをもしかしたら最近持ち始めたという高齢の方もいらっしゃるかもしれませんが、
スイカならわかる。パスモなら使ってきたという安心感があります。 それがスマホの中に入っただけですって言うんだったら、すごく安心して使うことができるんじゃないかなと思うんですね。
私はこれがすっごく大事なことだと思っています。 他のキャッシュレスはアプリを立ち上げる必要がある場合があるんですが、
交通系ICの場合はアプリを立ち上げることなくスマホをピッとかざす。 あるいはスマートウォッチをピッとかざす。これで使える場合が多いんです。
今まさに交通系ICのカードを使っている方も使い方が同じで、 スマホにカードを変えるだけっていう、そのぐらいだったらすごく入りやすいんじゃないかなと思うんですね。
切り替えやすいんじゃないかなって思います。 キャッシュレスは誰でも入れることが大事だと思うんです。
若い人しか使えないサービスではなくて、交通系カードが進化するっていうことは、 高齢の方も子どもも置き去りにせず、社会全体の利便性が押し上げられるということだとも思います。
これって日本全体のキャッシュレスを底上げする力になるはずだと私は思います。
そしてもう一つ、裏側にある大きな流れを考えますと、 自動化とか効率化というのは結局私たち人が楽になるためのものですよね。
レジ並ぶ時間が減ったりとか、現金を数える手間がなくなったり、 そして企業側にとっては人材不足を補ってくれるものです。
今回の発表はようやくここまで来た、でも1年後かといういろんな思いはありますが、 交通系ICが一歩進むということは、社会全体にとってのメリットが非常に大きいと思っています。
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それではまた明日。
05:31

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