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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。 今日は、地元市の秋田先駆新報に載っていた記事からお話をします。
この記事で紹介しているのは、青森県の鶴田町にある鶴の前橋という橋の話題です。
この橋が今、改修中でして、そこから出る廃材が、橋になるってことなんです。 お橋です。
一前二前のお橋になるということですね。 鶴の前橋なので、毎橋が毎橋になるっていうことです。
伝わりますか? プリッチがチョップスティックスになるってことです。
鶴の前橋は、以前JR東日本のコマーシャルで吉永さよりさんが出ていて、話題になった場所でもあるので、そのコマーシャルを見て、いつか行ってみたいなと思っていた場所でした。
それが実現したのが、確か5、6年前なんです。 友達と一緒に行きました。
日帰りのドライブで、目的はシジミを食べることだったんです。 12個にシジミを食べに行きました。
そこから、行ってみようかっていう話になって、鶴の前橋に行ったら、4月の頭、まだ雪がありました。
この前橋は、青森ひばが使われている、つまり木造の橋なんですね。
ですから、こうやって雪がたくさんあったりすると、やっぱり痛むだろうなっていうのは思っていました。
完成したのが、1994年ですから、30年経っているわけなんですね。
ですから、今、改修工事って、本当に大規模に行われているということになります。
長さ300メートルで、木造の三連太鼓橋としては、日本一と言われています。
そこを大規模な改修をするわけですから、廃材もたくさん出るわけですよね。
その廃材は、やはりSDGsの時代でもありますから、それをどうにかできないかということで、ダジャレのような、ちょっと面白い形になるということですね。
前橋が前橋になります、ということです。
それから、もう一つ面白いのは、とにかく一番長い橋でもあるので、長い木が使われている。
長い木、これは長寿にも通じる、長い木と書けているっていうことなんですね。
鶴の前橋がある、青森県の鶴田町。
ここにある道の駅、鶴の里あるじゃで、このお橋は売られているそうです。
こういうダジャレですごく上手だなって思うのは、青森県に和どなっていうところがあるんですよね。
たしか三直の施設だったと思いますけど、この和どなって、津軽弁で、私とあなたっていうことなんです。
和が自分で、ながあなただったと思います。
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和どなとただ聞くと、これが津軽弁だなんて、全然思わずに、そういう名前なんだなって受け取ったんですけど、その意味を聞いたら、なるほどと思ったんです。
上手だなって思ったんですね。
当時、秋田にはそういうのないなって思ってたんですけど、最近は少し上手になりました。
最近って言っても、超最近ではないんですけど、
秋田駅の東口には、アルベという施設があります。
ロゴマークを見ると、アルファベットで、最後のベがVEってなってるんですね。
だから、秋田弁だとはなかなか思わないかもしれません。
パッと聞いた時に。
でも、それがそこにあるだろうっていう、アルベっていう、そういうことなんですよね。
それは上手だなって思いましたし。
秋田の県民会館が生まれ変わった、秋田芸術劇場は、ミルハスって言うんですね。
目の前の千秋公園のお堀は、ハスの花が咲くんですね。
そのハスをミルっていう、ミルハスって、これまた上手なネーミングだなって思います。
あと、その近くには、中市というところがあるんですけれども、そのあるスペースは、アウっていう名前がついています。
AUって書くんですけれども、そこで集うっていうことですよね。
アウっていうことだったり、なんかそれは日本語なのに、秋田弁なのに、それがアルファベットで表記されたりすると、全く違う印象になったりして。
そしてまた、その地域をすごくあらわしていたりとか、親しみやすかったりして、名前ってすごく大事だなって思います。
鶴の舞橋が舞橋になる。
ただただ、あの鶴の舞橋から出た、その廃材で作りました橋ですっていうことよりも、舞橋から舞橋ができましたって言うと、ものすごく価値が上がるし、楽しいし、手に取ってみたくなります。
橋の改修は、昨年度から来年度にわたって行われるということで、現在実施中ということなんですね。
その橋の下にはため池がばーっと広がってるんですけど、そのため池にいわきさんが映るんですね。
その映った感じも、ものすごく美しい場所なんです。
改修後、また訪れてみたいと思います。
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ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。