2025/09/29
サマリー
最近、TikTokに投稿した防災に関する動画が削除され、その理由がわからないことで困惑しています。この出来事を通じて、彼らは自身の発信がアルゴリズムやAIによって影響を受けることを再確認し、複数のプラットフォームで情報を発信する重要性を考え直しています。
TikTokでの削除事件
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日は、ちょっと不思議な体験をしたので、そのお話をします。
私は、防災に関するショート動画をYouTubeで発信しているんですが、同じものをTikTokだったり、LINEのブームにも載せています。
いつも1分以内の縦動画。これまでに120本以上、同じスタイルで続けてきました。
ところが今回、TikTokに出した最新の動画が、コミュニティガイド違反ということで、TikTok上から一方的に削除されてしまいました。
びっくりしました。正直、困惑しています。
動画の内容は、新聞紙で作る食器の紹介です。
すでにYouTubeだったり、LINEのブームでご覧になった方はもうご存知だと思うんですけれど、避難所で役立つ初期の防災アイデアとしてお伝えしたもので、
BGMもずっと120本同じものを使っています。フリー音源です。
以前、似た動画で新聞紙で作るスリッパを紹介したこともあります。
こちらは正常に公開されています。
なので、なぜ削除なのか、本当に理由がわかりません。
TikTokのガイドラインを読み直してみると、禁止されている内容というのは、暴力的な表現、差別的な言葉、性的なものだったり、誤情報などです。
でも、新聞紙で作る食器っていう内容の中には、もちろんそういった要素ってありません。
なので、余計に不思議です。
今はTikTokに、これおかしいんじゃないですかということで申請をしているんですが、その申請がもし通れば、その動画が復活するかもしれません。
今回のことを通じて改めて思ったことは、私たちの発信というのは、何かアルゴリズムだったりAIの判断で左右されてしまうんだなということです。
そしてそれがどんな基準で動いているのか、私たちには見えませんよね。
なので、どう手立てを打っていいのか、今回の場合はもうわからないので、申請をとにかくしたっていうところ、できることをしたっていうことなんですけど。
同じ内容が、今回はYouTubeとLINEのブームでは見ることができるということを考えると、
これからも動画については、YouTubeやLINEといった複数の場で発信を続けていくって大事なことなんだなと思いました。
発信の重要性
動画についてはそんな感じなんですが、じゃあ音声配信、このポッドキャストについてはどうかということを考えますと、
やっぱり一つの場所に頼らずに分けて届けていくことが大事なんだなって思うわけですね。
この配信もいろんな形で皆さん聞いていらっしゃると思うんですが、大元の発信は何を使っているかというと、私はListenというサービスを使っています。
いつも配信の最後にお話をしていることですが、Listenではこの配信のテキスト版を公開していますとお話してますよね。
そのListenです。
音声を一つのサービス、この場合Listenなんですけど、Listenに登録すると自動的に複数の場所に届けられる仕組みになっています。
これをホスティングサービスと言います。
自動的に各種ポッドキャスト、Apple PodcastだったりSpotify、Amazon Musicなどのいろんなプラットフォームに配信されます。
でもこれって複数の場所に届けられる仕組みとは言うものの、考えてみるとListenが止まってしまえばその先の配信も全部止まってしまいますよね。
なのであっちこっちで配信しているようでいて一つということです。
ホスティングサービスはとても便利な仕組みなんですが、Listenがこけちゃうと私の場合は配信ができないということになります。
これは偶然なんですけど、YouTubeだけは別の形で行っているんですね。
Listenからの自動配信という形もできるんですけれども、そういう形を避けて、YouTubeってせっかく動画投稿サイトでもありますので、音声に波形をつけた画像を加工して動画として配信しています。
Listenとは切り離してやっているんですね。
こうやってやってきたことが思わぬ形でリスク分散になってきたんだなと今回気づきました。
一つの場所に依存せずに届けられる場所を持っておく、分けて持っておくということが大事だなって思います。
これ一般の生活の中でも言えることかもしれません。
工事中のところ、行き詰まるところがあった時に迂回路を持っておくことだったり、別の道を持っておくこと、保険があることってすごく大事なんだなって思います。
発信というお話に戻りますと、複数の場、複数のプラットフォームに届けるっていう意味は多くの人に広がるっていうことでもあると思うんですけど、
それだけじゃなくて、どこかが止まっても他で届けられるんだっていう、そういう迂回路だったりっていうことなんだなって思いました。
そして冒頭でお話ししたTikTokでの出来事です。
理由はまだわからないんですが、今回のことは発信のあり方を考えるきっかけになったなって思います。
復活するのを待ちながら、これからも淡々と防災の情報は伝え続けていきたいなと思います。
そして音声配信についても、いつものプラットフォームで聞けない場合はYouTubeで試す。
逆にYouTubeでお聞きの方は別のプラットフォームで聞いてみるという方法もぜひ試してみてください。
それではまた明日。
06:24
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