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2023-12-02 04:28

【0547】2023/12/02 わかっていて当たり前は存在しない、確認が大事

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2023/12/02

サマリー

秋田県からの声の日記では、葬儀司会の経験を通じて、コミュニケーションの大切さが学ばれています。

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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。日本の秋田県から毎朝更新しています。
葬儀司会の経験
今日は、【わかっていて当たり前は存在しない】というお話をします。昨日担当した葬儀司会なんですが、
大正15年生まれの女性の方でした。去年98、お子様さんにいらっしゃって、お孫さん、そしてひ孫さんにも恵まれたという方だったんですが、
旦那さん、そして長男の方も先に旅立たれていて、次男の方が喪主を務めていらっしゃいました。
そしてその妹さん、故人にとっては長女の方が、別れの言葉をお話ししました。
その別れの言葉が、「ありがとう」にあふれているお別れの言葉だったんです。
私たちを育ててくれてありがとう、一生懸命働いてくれてありがとう、というようなことをたくさんお話をされる、そんなお別れの言葉でした。
今日のご遺族の宗旨が、真言宗だったんですね。秋田県では割と曹洞宗がほとんどで、その次に多いのが真宗、そして浄土宗などなんですね。
仏教の内訳でいうと、そんな感じなんです。真言宗にあたるのは、あんまり私も担当することはなくて、
さらに昨日担当したお寺さんの資料は、私今まで8年間やってきましたけど、一度しか一緒にしてないんですよ。
というのも、このお寺さんは、男鹿市のお寺さんでもあるので、秋田市内の葬儀をやるのは、これまた珍しいことでもあるので、
そういう珍しさが重なって、昨日はご一緒するのが2回目ということでした。
前回の資料がちゃんと残っていて、こういうタイミングで開式の辞を言う、こういうタイミングで焼香をするとか、
こと細かく私も、前回初めてだったからだと思うんですけど、ちゃんとメモをしていたんです。
そして葬儀担当の方も、このお寺さんとやるのは、やったことありますか?鶴岡さん?っていうので、一度だけやったみたいなんだよねって。
メモによると、令和元年の7月16日って書いてあるっていう話をしたら、
あ、うちの会場のメモと同じですねって、あ、これ鶴岡さんがやった時のなんだっていう、それが最新の情報になっていたわけです。
ということは、会場自体もこのお寺さんと組むのが、もう久しぶりのことであったっていうことです。
コミュニケーションの不足
でもちょっと失敗したことがあって、これはお寺さんとのコミュニケーションの薄さでした。
途中から、あれ?担当者とお寺さんは、ここコミュニケーション取ってないなっていうことが分かる瞬間があったんです。空気感ですけど。
それで、喪主の挨拶をしないということを、お寺さん分かってないかもしれないって思ったんです。
昨日は身内だけのご葬儀だったので、喪主の挨拶をしないということだったんです。
ですから、お経が終わったらもう閉式だということになっていたんですが、本番、お寺さんから喪主挨拶と私に合図が来ました。
この合図がなければ、もうお寺さんは退席してもらうっていうので、導師退席っていうアナウンスをするところだったんですが、
その合図が発声で、喪主挨拶って発声して合図をくれたので、これは私が何もアナウンスをしなければ恥をかかせてしまうということになりますし、
お寺さんが自分が発声したことを司会者は聞こえなかったのかっていう話になりますので、アナウンスをすることにしました。
どうアナウンスをしたかというと、「喪主挨拶については法要後に先送りをさせていただきます」と言いました。
それを聞いて、お寺さんはすべてを理解してくださって、退席の動きに入ってくださいました。
いやこれね、私が直接お寺さんと打ち合わせをするっていうことも大事なんですけれども、ちょっとギリギリにいらっしゃったので、私はあまり動きが取れなかったと。
その中で担当者はちゃんと伝えたのかと、私が担当者に確認する場面は何回かあったなと思って、これは大きな失敗です。
葬儀、告別式はスタッフの数で言うと他のイベントよりもずっと少ないんですよね。少ない人数で回りますので、このコミュニケーション不足も影響は少ない方だったかもしれませんが、
襟を正さなければいけないなと思った、そんな1日になりました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。それではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
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