1. 鶴岡慶子/花火・天気・ことば
  2. 【1134】2025/07/11 免許の重..
2025-07-11 03:19

【1134】2025/07/11 免許の重みと社会的な役割

spotify apple_podcasts youtube

2025/07/11

サマリー

放送免許という国から与えられた責任について考え、放送局の信頼性や社会的な役割を再認識する機会となっています。

00:00
おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
放送トラブルの影響
昨日の午前中、秋田放送でトラブルが発生しました。 秋田市に本社を置く民放秋田放送で、午前8時台から10時台にかけて
複数回にわたって番組中に放送予定だったコマーシャルが流れないといった現象が起きたんです。 その際画面には、ただいま復旧に努めておりますといった
静止画が数分間にわたって流れました。 これは県内全域に影響が出ていたものです。
この件については総務省東北総合通信局にも報告されました。 秋田放送はラジオ放送とテレビ放送の両方を行う
いわゆるラテ経営局です。 このラテ経営という言葉、放送業界ではよく使われるんですが、総務省の行政資料なんかにも
きちんと記載されている業界公式の用語です。 私は普段秋田放送のラジオの現場にお世話になっているんですが、今回のようなトラブルは
本当に珍しいことで、テレビも含めて放送が止まるといったようなことは、まさに放送局としては最大級のトラブルの一つと言えると思います。
普段何気なく耳にしているラジオ、そして目にしているテレビの放送ですが、放送免許という国から与えられた大きな責任と厳格な管理体制があります。
総務省が管轄しているもので、放送局ごとにその免許は出されます。 免許が出されることで災害時の情報発信だったり、正確なニュースの提供といった
社会インフラとしての信頼性が守られています。 例えば、災害時にトラが逃げたみたいな、そういうフェイクニュースがあって、また世の中をかき乱そうとしたりとか、
そういうことがあるんですけれども、SNSは。そのSNSの他に、YouTubeとか、このポッドキャストもそうですよね。
様々なメディアが出てきていて、個人がメディアを作るということができるようになりました。
ですが、放送という名のつくものは、その免許の重みだったり、そして信頼できる情報を届けるという、そういう責任が今も変わらず存在しているんですね。
社会的役割の再認識
今回の出来事は改めて、その放送という営みですね、その社会的な役割と、その信頼の重さを考えるきっかけになりました。
原因究明と再発防止に努めていかなきゃいけないなっていうことと、私自身も日々ラジオの現場に出入りしている立場として、放送が当たり前に届くっていうこと、
そして届けていくっていうこと、そのことをとても大事にしていかなきゃいけないなって思いました。
それではまた明日!
03:19

コメント

スクロール