サマリー
パン職人の宇佐美直美さんは、健康的で飽きが来ないパン作りに向けた姿勢について話しています。彼女が使う全粒粉や天然酵母の特徴、その影響についても触れています。
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おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 今日はインタビュー記事の公開日です。
インタビューっていうのは、私がライフワークとして2020年からスタートしているもので、人生の素敵に会いに行くおテーマに人にスポットを当てて発信しています。
クイーンワークスで展開しているこのプロジェクトは、今後別の分野のシリーズ化も予定しています。
すでに先日発表したんですが、10月からは花火を作る人に会いに行くというシリーズも始まります。 そちらもぜひ楽しみにお待ちください。
宇佐美直美さんのパン職人としての活動
さて、今日公開するのは人生の素敵に会いに行くシリーズの最新記事です。 第73回の登場はパン職人、宇佐美直美さんです。
宇佐美さんは秋田市在住のパン職人で、彼女が目指しているのはご飯のように毎日食べても飽きのこないパンです。
宇佐美さんは岩手県のご出身で、実家は地域の暮らしを支える大棚、奥岩商店です。 お父様が3代目の店主でした。
頭の回転が良くなるからと勧められたソロバンと卓球はすぐに習得していきます。 ソロバンは1球を取得しました。
それから卓球については途中ブランクもありながらずっと続けていて、2022年に全国大会で優勝を果たしました。
お名前を検索しますと卓球専門誌にちゃんとお名前と写真が載っています。 さてお仕事に関することについては、サラリーマン生活を東京、そして秋田でするんですけれども、脱サラをして九州でパンの泊り込み修行をしました。
これがおよそ20年前のことです。 厳しい厳しい修行を経て、天然酵母と焼きたてパンのお店、むぎの音を開業します。
私がむぎの音のパンと出会ったのは、それこそ開店して半年ぐらい後のことなんじゃないかなと思います。 私が今出演しているみんなの健康という番組、この番組制作会社がこのむぎの音のお近くにあります。
収録してきた音源を製作会社に納品して、その帰りにむぎの音に寄るっていうのがなんか私のルーティンになってました。
以来ずっと大ファンなんです。 その素晴らしさってどこにあるかなっていうと、素材とか発酵へのこだわりだと私は思っていて、お店の一番人気のあずきパンっていうのがあるんですけど、
これは発酵に実に3日かけるんです。72時間かけるんですね。 ゆっくりゆっくり発酵させます。
素材については全粒粉と天然工房に強いこだわりがあります。 すごく研究に研究を重ねてそこに行き着いたっていうところがあって、全粒粉って血糖値の上がり方が緩やかなんですけれども、
実はフィチン酸という成分が含まれていて、これがちょっと厄介なんです。 どう厄介かっていうと、ミネラルの吸収を妨げちゃうことがあります。
せっかく全粒粉で血糖値の上がり方が緩やかだとしても、ミネラルの吸収が妨げられちゃうのはちょっと残念なことです。
そこで登場するのが天然酵母です。 天然酵母を使いますと、このフィチン酸がおよそ70%減少してミネラルの吸収率が高まることがなんと証明されているんですから、
まさにこの天然酵母と全粒粉って最高の組み合わせだっていうことなんですね。 ですが全粒粉は非常に扱いが難しいので、
おいしいパンにするには非常に難しいわけです。 さらには天然酵母は発酵に時間がかかりますので、大量生産が難しいということになりますよね。
難しいの二乗になっているということなので、これは志が高くないとなかなかそれをやろうという風にならないと思うんです。
売れやすいパンとかバズるっていうことを目標にしているんじゃなくて、健康でおいしいパンを届けたい。
毎日食べて飽きのこないパンを届けたいという、そこを追求する姿勢っていうのが本当に素敵だなって思っています。
なので私はずっとファンです。 パン職人宇佐美直美さんのインタビュー記事は今日正午公開です。ぜひご覧ください。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。 併せてご覧ください。
それではまた明日。
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