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【1397】2026/03/31 10年越しのステージに立つということ
2026-03-31 04:18

【1397】2026/03/31 10年越しのステージに立つということ

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2026/03/31

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
日曜日に、ある音楽イベントの司会を担当しました。 秋田女性合唱団の55周年記念演奏会です。
この合唱団は、1971年に発足して、定期演奏会は5年ごとに行われてきました。 実は私、10年前にも司会のお声掛けをいただいていたんですが、その時は別の司会と重なってしまっていて、後輩にお願いをしました。
そして5年前、50周年の節目となったその時ですが、こちらはコロナ感染の拡大の影響で開催そのものがかなわなかったんです。
そう考えますと、今回の55周年は10年越しでたどり着いた舞台だったんです。 しかも今回、第1回から在籍されている団員の方が、今もステージに立って歌っていらっしゃるということを知りました。
いや55年という時間を声で繋いできたということ、これは本当にすごいことだなと思います。
ステージは、私が登場して曲を紹介して、また袖に下がると、そして皆さんが歌う、その繰り返しでした。
舞台袖でアナウンスをすることを、陰でアナウンスする陰アナと言います。
一方で舞台に出てアナウンスすることを表アナとか出アナと言ったりします。出てアナウンスをするということですね。
私は出アナっていう方が言いやすいので出アナって言いますが、今回は舞台に出入りするその出アナの回数が多い進行だったんです。
最初は舞台が始まる前の注意事項ですね。例えば携帯電話をお切りくださいみたいな。
そこと最後の最後、今日はありがとうございました。お気をつけてお帰りくださいという、そこだけが陰アナで、あとは全部出穴だったんです。
その時に気をつけなきゃいけないのは足音です。足音が響かないようにゴム底のパンプスを選びました。
ただその靴が当日少し壊れかけていることに気づいてしまいまして、最後まで持ってくれと祈りながら、コツコツという音はもちろんならないんですけど、
そのゴムのところと本体のところがちょっと離れてたので、そこがパカパカなりませんようにっていう、それだけを祈りながら司会をしました。
そして終盤です。東日本大震災をテーマにした詩と音楽の場面で、会場の空気がふーっと変わるのを感じながらお話をしました。
曲は星野富弘さんの詩を元にした作品で、あの震災の記憶とそこから問い直される生きる意味という、その言葉が重なった時に会場全体がその空気にパッと包まれるような感じがしました。
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そしてラストは生きる理由をテーマにした楽曲で、さらにアンコールは時代だったんです。
過去を振り返りながら、それでも前に進んでいくという、この選曲のこの流れがとっても美しいなって思ってました。
会場の皆さんがそれぞれに大切な人だったり、自分が歩んできた道のりなんかを思い浮かべるような、そんな時間になっていったように感じました。
私の役割は、いただいた台本を丁寧に読んで、その場の流れを壊さないことだなぁと思って臨みました。
10年越しで実現した演奏会、その重みを邪魔しないこと、これを一番に考えてました。
この合唱団は55年続いてきました。
ここからまた次の5年、そしてその先へと思う時に、その次の一歩に立ち会えたこと、本当にありがたいことだなと思いました。
この配信はApple Podcast、他各種プラットフォームでお届けしています。
Listenではこの配信のテキスト版も公開しています。
合わせてご覧ください。
それではまた明日。
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