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2024-08-25 05:31

【0814】2024/08/25 間とリズムの大切さ #司会

2024/08/25

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おはようございます。花火鑑賞士・気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している声の日記です。
今日も最後までお付き合いください。 昨日は葬儀司会をしてきました。
普段は、エレクトン葬者がいて、個人のプロフィールを紹介するときには、葬者が弾いてくれるんですね。
あとは、葬儀の始まる前、そして終わった後、お見送りの時も、葬者が弾いてくれます。
季節の曲などを見つけろって弾くことも多いんですけれども、特別リクエストがあるときには、それを葬者が弾くことになっています。
普段は、エレクトン葬者がいるんですけれども、最近は、葬儀会社のプランによっては、葬者がいないものもあるんですね。
そのときは、CD対応ということになるんですけれども、やはり全然違うんですね。
なので、CDを使うなら、一層ないほうがいいということで、私は白でお話をすることにしています。
白で話すというのは、BGMがなしということです。真っ白ということです。背景が真っ白という感じですかね。
白でお話をすることにしています。
ただ、昨日はリクエスト曲があったんですね。
長渕剛の「とんぼ」が好きだったということで、その曲を使いたいということでした。
葬者がいないプランでは、そのリクエストは受け付けていないんですけれども、葬儀ディレクターが、わざわざCDを購入して使うことにしたそうです。
使うのはいいんですけれども、それを個人のプロフィール紹介のBGMとして使うということについて、どうかなという気持ちはちょっとあったんですよ。
というのは、やっぱり生演奏は、私の呼吸というか、私の間合いとかリズムに合わせてくれるんですね。
例えば、同じとんぼでも、私がゆっくり言っていたり、間を開けていたりすると、そのリズムに合わせて弾くスピードを変えてくれるんですね。
だから、確かにとんぼは弾いているんだけれども、ちゃんと私が走っている言葉も届けるということも、ちゃんと生かしてくれるんですね。
私のスピードと、他の司会者さんのスピードは違いますから、
私の時のスピードと、もちろんその別の司会者さんの時のスピードと同じとんぼを弾くんでも、全く違う形で弾いてくれるんだと思うんですけど、
あとは、私の声の大きさと他の方とまた違いますから、エレクトーンっていろんな音色を奏でることができますので、私の声色に合わせた楽器を選んでくれてたりするんですね。
もちろん音の大きさもちゃんと整えてくれますし、穴じりに合わせて演奏がスッと終わるんですね。
穴じりっていうのはアナウンスの尻尾、終わりのことなんですけど、私のコメントが終わるのに合わせて曲がスッと終わるんですよ。
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ちゃんとドーって終わるんですね。
どんなにサビの部分を弾いていたとしても、ちゃんと終わってくれるんです。曲が終わったっていう感じに、ちゃんとまとめてくれるんですね。
フェイドアウトでスッと終わるんじゃないんですよ。そこがやっぱり大きな違いなんですね。
CDでできるのは、ボリュームを変えることぐらいなんですよ。
奏者がいないのであれば、一層ない方がいいと言って、私はCDでの音楽を使いません。
奏技ディレクターがそのCDの操作をすることになりますので、なければその手間もないということもありますし、
でもそれよりもやっぱり、そのさっき言ったような、奏者ができることがあまりにもCDとの差がありすぎるので、じゃあ一層ない方がいいなっていうのが私の結論なんです。
ですから今回、長渕剛のトンボ、難しいなって思いました。
音楽も活かしたいのに、歌詞も入っているし、リズムはもう決まってるわけですよね。
長渕剛のあの歌い方ですから、そこに私の奏技としてのリズムを合わせていくっていうのは、非常に難しいなって思いました。
私自身のコア色を変えるとか、トーンを変えるっていうことももちろんそうなんですけど、それよりもやっぱり、マとリズムってものすごく伝え方が変わるんですよね。
同じことをお話ししていても、奏技であればやっぱりその方をちゃんとしのぶことができるかどうかっていうことが変わってくると思うんです。
ところが今回、歌詞もありましたので、私が発する言葉とやっぱりぶつかっちゃうなって思ったんですね。
非常に難しい現場でした。
もしかしたら、こういう時は、プロフィールで使うんじゃなくて、奏技が始まる前と後に使えばよかったかもしれませんね。
そして、これは個人が大好きだった曲ですというような形で紹介するというのが良かったのかもしれません。
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ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
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