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2022-08-09 04:18

【0067】2022/08/09 2年の時を経て果たされる約束の花火がある

2022/08/09

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おはようございます、鶴岡慶子です。 この配信は、司会者として、花火鑑賞士として、気象予報士として、
私が経験してきたこと、そしていろんな人と出会ったことで、感じたことなどをお話ししています。
どうやら、今日明日を中心に、向こう1週間は秋田は傘マークがずーっとついているんですよね。
あさって開催される秋田市の花火も、本当にその1時間ぐらいの間、香水がなかったらいいなぁと思っています。
この花火は、地元の中学生が毎年参加するんですね。 今回が3年ぶりの開催ですので、この空白の2年間は、参加できずに卒業してしまった中学生というのがいるんですね。
毎年、総合的な学習の中で、どんな花火をプロデュースするのかというのを、皆さんで考えていただいて、そしてその中で、
選ばれた10人が放送ブースにやってきて、私と対話をしながら、どんな花火なんですかっていうふうに私が聞きますと、中学生が答えて、
では打ち上げましょうと言って、プロデュースした花火が打ち上がるという、そういう企画があるんですね。
それが2年間行われなかったっていうことで、非常にがっかりしていたんですよ、子供たちは。
それで花火屋さんと実行委員会の計らいで、2020年の卒業生は、突然行事がなくなってしまったということで、
まだ火薬をつめていない花火玉に寄せ書きをしたんです。その寄せ書きは、将来の夢とか希望について一言ずつ、皆さんが書いていたんですね。
それが中学校Aでは8発、中学校Bでは12発というのが、今回打ち上がるんですね。
2年の時を経て、その時書いた夢や希望がようやく打ち上がるというので、非常に心温まる企画なんですよね。
それをどうやって言葉で表したらいいかなっていうのをすごく考えました。
その時の中学生、今高校生になっていると思うんですけど、見に来てくれて、自分たちがその時に描いた夢、それが、
言ってみれば、七夕の短冊に願いを書くみたいに書いてくれたと思うんですよ。
それが空に向かってね、出発するっていう感じですからね。
高いところに、自分よりもずっと高いところに、その夢が飛び立つっていう感じで見ていただくといいなーって思っています。
今までなかった企画もちょいちょい入っていて、それはどんなふうに皆さんに評価されるのか楽しみなところだなと思っています。
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いろんな祭りが復活開催される中で、やっぱりその始まる瞬間っていうのは、皆さん3年ぶりなので、本当に涙するんですよね。
皆さん涙してて、先日の関東祭りも一斉に関東が上がった時に、私たちに関東が帰ってきた、私たちに関東祭りが帰ってきたニュースでもそんなことを言ってました。
おそらく秋田市の花火も、そんなふうに皆さんに思っていただけるんじゃないかなって思っています。
ちょっと遠くからでも見られるように、大きな花火を中心に構成を考えて、小物花火は最小限にしたとおっしゃってました。
今年はその一発ずつ丁寧に打ち上げる、そんなプログラムもあって、私もこれはこんな花火ですよっていうのを丁寧に説明しながら打ち上げようと思っているので、
もし可能であれば、私の声が聞こえるところまで来ていただくと嬉しいなと思います。
鶴岡稽古と花火と天気と、この配信はApple Podcastほか9つのプラットフォームで聞くことができます。
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鶴岡稽古でした。
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