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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、経験してきたこと、日々感じたことなどをお話ししています。
今日は、私が勉強したボイストレーニングのお話をします。 ボイストレーニングって2つあって、1つは滑舌。
1つは声を響かせる、そしてお腹から声を出す、という発声っていうことと、2つあると思うんですよね。
今日は、そのうちの1つ、滑舌についてお話をしていきます。 日本語って、口の形が6つしかないんですよ。
5つプラス1と言ったほうがいいかもしれません。 まずは、口を閉じているんっていうことですよね。
んっていう口の形。 それは、まあ置いといて、母音5つなんですよ。
あ、い、う、え、おのこの5つなんですね。 この5つプラスんっていう、この口の形しか日本語には存在しないと習ったんです。
なるほど言われてみればそうなんですよね。 英語はっていうと、あの発音でもものすごくたくさんあるんですよね。
おに近いあだったり、えに近いえだったり、いっぱい母音の口の形があるんですが、日本語は5つしかない。
5つプラス1しかないということなんですね。 なので、自分で手鏡を持ちなさいと言われました。
あという口をしてみましょう。 あ、作れますよね。
大きく口を開きます。 訓練の時は、
指が、人差し指から小指までの4本が縦に入るっていうぐらい口を開けましょうと言われました。
訓練の時は、まずはそのぐらい口を開けるっていうことをしました。 訓練が進んでいくと、唇はそんなに開いていないんだけれども、
口の中が開いているっていうことが起こってくるんですね。
それはまた別の話になるので、ちょっと置いておきますけど、とにかくあという大きな口を作ってみましょう。
その後、か、さ、た、なというふうに、あいうえおひょうだとすると、
横の行にずれていくっていうのわかります? あかさたな、はまやらわっていう、これを同じ、そのあっていう口と変わらない形で、
同じ形で発音をしていくんです。 まずは母音を大切にして、その母音に死音をのせていくっていう、
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まずはしっかりと整えるということだったんです。 いも同じです。
いという口を作る時に、口の端っこを左右にグーッと力を入れて開くんです。
歯を思いっきり見せるっていう感じです。 もっと言うとちょっと頬骨がグッと上がるような、上に上がるような感覚でグッと伸ばします。
そして、そのいっていう口で、い、き、し、ち、にというふうに、同じ口の形でやってみましょう。
それを、うも、えも、おも、しっかりと自分の口の形というのを確認しながら、まずは発音してみるということをやってみると、
案外、あんまり口を開かずに、あって言いたいのに、あの段を言いたいのに、えの口で言っていたりとか、いに近い口の形で言っていたりとか、そういうことがまずはなくなるように、基本の5つの口の形というのを自分の中にしっかりと落とし込んでいく。
これをまず最初に習いました。 これはボイストレーニングというよりも、滑舌のトレーニングの第一歩ということではあるんですけれども、もう本当にびっくりしたことでした。
誰もこんなことを教えてくれなかったと思ったんです。 私が尊敬している経営コンサルタントの石原あきらさんが秋田に毎月通ってくださっていた時期があって、
その時に、なぜ君はそんなに声がいいの? どうやって訓練したの?とおっしゃったんですよ。
その時に、この母音のお話をしました。 日本語っていうのは、5つの母音とンっていう、この6つの口の形しかないんです。と言った時に、もう自分のものにしてらっしゃいましたね。
講義を聞くたびに先生の滑舌が良くなっていくのがわかって、すごく面白いなと思ってました。
ボイストレーニングで声を響かせて届けるっていうことと、それから滑舌っていうのはまた違う話だと思うんですけど、
声が響いて届くっていうことの前に、まずきちんとその単語を発音すること、
口の形をしっかりとすることっていうのが、特にマスク生活になってからは、「え?もう一回言って?」っていうこと、結構ありませんか?
そんな時も、基本の口の形ができていると、それが減ると思います。
もごもごやってみてください。 移動中にでも口を動かしてみてください。
そしてマスク生活長くなってますけど、表情筋が衰えないためにも、この訓練をしっかりとしていくといいかなと思います。
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今日は日本語を発する時の口の形についてお話をしました。
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