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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信は、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
昨日のフジテレビの番組、僕らの時代を見ました。出演したのは、高橋克美、小泉幸太郎、
そり町たかし、この3人の対談だったんです。 この番組は、司会者がいなくって、3人の対談がゆるりと放送されるんですね。
その空気感がとっても心地よくて、楽しかったです。 ネットでもTverとかFODで、1週間見ることができますので、見逃してしまった方は、ぜひご覧いただきたいと思うんですが、
この中で小泉幸太郎、現在44歳、まもなく45歳になるんだそうですけど、20代の頃が非常に苦しかったと、そういう時代を過ごしたというお話をしているんですね。
ちょうど芸能界に入ったその時代というのは、お父様小泉純一郎、元首相、バリバリの政治家現役時代だったということで、
親の七光でこの芸能界に入ったということを言っています。 それをはっきり自分で言えるのってかっこいいですよね。
でもその芸能界に入ったはいいが、自分には実力がなくて、いつも置いてけぼりという感じがずっと20代の時はあったそうなんですね。
それがとても苦しかったということです。 例え話もしていて、例えば少年がようやくキャッチボールができた、ようやくバットを持った、そんな野球少年がいきなりプロ野球の世界にポンと投げ込まれて、
大歓迎の中で大きな声援を浴びながら、じゃあ打ってみなさいって言われているような感覚だったということなんです。
入ったはいいんだけど、すごくそういうことで悩んでいて落ち込んでいた時に小泉純一郎元首相が、何もその後悩みは伝えていないのに何か察するものがあったらしく、小泉幸太郎に対して
お前ずっと役者を続けなさいと話されたそうです。 ずっと続けることで誰か一人でも
あなたのことを頑張っている、あなたの姿を見ている人がいるからというふうに言われて、小泉幸太郎はその時にとっても気持ちが楽になったという話をしているんですね。
こんなふうに人生の先輩がふっと言ってくれた言葉で、自分の気持ちがすごく楽になる瞬間ってあるよなぁってその話を聞きながら思いました。
とにかく続けろと、そしてあなたの頑張りを見てくれている人が必ずいるはずだっていうことって、すごく勇気が出る言葉だなぁと思いました。
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この音声配信も11月の末にアンカーからスタンドFMに私引っ越してきたんですけれど、それはやっぱり心細かったからなんですね。
一番の理由はそれでした。アンカーから世界中のポッドキャストに配信をしていたんですけれども、どこにもコメントを残す欄も、「いいね!」のボタンもあるわけじゃなかったんです。
それが実装されているスタンドFMに引っ越してきて、「いいね!」っていうボタンがどんなに励みになるか実感しています。
Webブラザー上で聞いてくださった方は名前が残らないんですけれども、いつもイモアンさんありがとうございます。
それから大沢みちこさん、カッシーさん。カッシーさんは渾身のいいねをいつもありがとうございます。
そして初めましてですね、みかんさんありがとうございます。さらにほうりー2号さん、コメントといいねたくさんありがとうございます。
この1いいねっていうのは小泉元首相がおっしゃっている、続けていること、頑張っていることは誰か一人でも見てくれているんだ。
だから続けるんだよって、そこに意味があるんだよっていう言葉はなんかリンクするような気がしました。
ただこの続けるということについては以前配信の中でもお話ししたことがありますが、今自分が何も考えずにできちゃうこと。
これはコンフォートゾーンという言い方をします。一番内側の円がコンフォートゾーン、そのひと回り外にはストレッチゾーンがあります。
さらにその外側には何があるかっていうとパニックゾーンというゾーンがあります。
何か物事を続けていくときに一番内側のコンフォートゾーンの中で、だらだらと続けていてもそれは成長にはつながりません。
ちょっと外側のストレッチゾーンを意識しながら続けていくと成長できるということがよく言われます。
ストレッチゾーンっていう名前の通り、ちょっと頑張りますからそこに成長痛があります。
痛みがあったり、最初うまくいかなくて、あれこれ苦戦するわけですよね。汗をかくわけです。
でもそれがやがて何も考えなくてもできるようになる日がやってくるんですよ。
それは続けていくことでできるようになっていくんですよね。
やがてそのストレッチゾーンは自分のコンフォートゾーンになるわけですから、コンフォートゾーンの円が大きくなるっていうイメージなんです。
つまり器が大きくなるということでもあります。
ストレッチゾーンの周りのパニックゾーンは今の自分では到底手に負えないゾーンなんですよね。
そこをやれと言われたら、もうパニックしかありませんから高ストレスになるわけですね。
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小泉幸太郎が20代の時にポーンと放り込まれた芸能界は、おそらくパニックゾーンやストレッチゾーンだとしても、もう限りなくパニックゾーンに近いところにいたんじゃないかなって思うんです。
それでも続けることでコンフォートゾーンが広がっていって、パニックでしかなかったゾーンもコンフォートゾーンに取り込まれてくる。
成長ってそういう続け方をすることでもあるんですよね。
誰かが見てくれている、それは頑張ることを見てくれているということなので、
ただただ続けるっていうことではなくて、コンフォートゾーンをいかに広げているか、その姿を見てくれているんだということでもあると思うんですよね。
日々感じたことなどをお話ししているつれづれ語りではありますけれども、でもいつでもストレッチゾーンを意識しながら、この後も続けていきたいなと思います。
鶴岡慶子の花火と天気と言葉と、Apple Podcastを他8つのプラットフォームで配信しています。
なお、スタンドFMでは渾身のいいねやコメントを残すことができます。ぜひつながってください。
鶴岡慶子でした。