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2023-10-01 04:28

【0485】2023/10/01 気象の本のお話

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2023/10/01

🟣読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし
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サマリー

花火や天気、言葉について話しています。

花火や天気、言葉に関すること
おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて、日々感じたこと、学んだこと、それからちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、
最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどをシェアしています。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、気象のお話です。気象の本のお話です。 このほど、読み終えた瞬間、空が美しく見える気象の話、という本が発売されました。
人気雲研究者としてもおなじみの気象学者で、雲研究者の荒木健太郎さんの最新刊です。
まだ発売されて1週間ほどしか経ってないんですけれど、私のところにはようやく昨日届きまして、ざっと読みました。
第6章の天気予報はこんなにも面白い、というところが、私は一番面白かったです。
天気予報はなぜ外れるのか、というところは、そうそうそういうことなのよ、と思いました。
この本の中では、揺らぎと書いてありました。 さらにその揺らぎが、最初はちょっとの揺らぎであったものが、時間の経過とともにそれが大きな誤差に繋がっていくんですよね。
出発点がちょっとでもずれていると、計算した未来は、実際のものとは大きくかけ離れてしまうこともあります。
予報を出すときには、その揺らぎがあるのが前提で予報を出しているっていうことで、それはこんなところでも見ることができます。
今度、気象庁のウェブサイト上で、週間天気予報を見てみてください。そこにABCというアルファベットが書いてあります。
これは予報の信頼度を表しているもので、雨が降るかどうか、いわゆる降水があるかどうかを、適中率が高い順にABCのランクにしてあります。
Aって書いているところは、相当信頼度が高いと思っていいと思います。
今はBとかCの信頼度でも、その期日が近づいてくると評価が変わってきますので、その辺もチェックしてみると面白いんじゃないかなと思います。
そして、その揺らぎというところをぜひ皆さんにも感じてほしいなと思います。
雲研究者の荒木健太郎さんの本はたくさん出版されているんですけれど、気象予報士になるまでは一冊も持っていませんでした。
とっても楽しそうだなと思ったんですけど、そこは試験に受かってからたくさん楽しもうと思ったんです。
楽しそうだなっていうのは、やっぱり気象ってすごく私たちに身近で、挨拶になったりしますよね。
今日はいい天気ですねって、今日は雲が多いですねとか、今日は暑いですね、寒いですね、これが挨拶になったりしますよね。
それが、別に気象予報士を目指さなくても、雲の名前が分かったり、もしかしたら虹に出会いやすくなったり、あるいは雨に当たりにくくなったり、
そして何よりも災害から自分の身を守れるようになるんじゃないかなと、そこにつながるんじゃないかなって思うんです。
この最新刊の読み終えた瞬間、空が美しく見える気象の話は、気象学の入門編としては、とってもいい本だなと思います。
と言いながら、専門用語も結構出てきますので、まず手にしてほしいのは、すごすぎる天気の図鑑シリーズです。
シリーズって言ったのは、このすごすぎる天気の図鑑、もっとすごすぎる天気の図鑑、さらにすごすぎる天気の図鑑、雲の超図鑑、この3冊があるんですね。
この3冊では、お子さんでも十分に楽しめるように作られていて、ほんとたくさん雲の写真が載ってるんですけど、私、出会ったことのないような雲がまだまだたくさんあるんですね。
これどうやったら出会えるんだろうって、ほんとに思います。
あと、言われてみればそうだなと思うのは、雲という漢字が名前についている食べ物とか生き物がいるということなんですよね。
ワンタンスープのワンタンとか、モズクとかウニ、鳥で言うとヒバリもそうですよね。
こんな風に天気、気象、雲と考えてくると、私たちの生活の中で非常に身近なものなんですよね。
これは素通りしてしまうのはもったいないなぁと思います。
今日紹介した本は、書店で平積みになっていることが多いです。
ぜひ手に取ってみてください。
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気象の本のお話
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鶴岡恵子でした。また明日。
04:28

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