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2022-10-29 06:07

【0148】2022/10/29 事実はひとつ 解釈は無数

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2022/10/29

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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
秋田市の道の駅秋田港では、タワーがあるんです。ポートタワーセリオンと言います。
最上階の展望室は、地上から100メートルのところにあって、日本ハムファイターズの吉田後世投手の直筆のサインが書かれていて、それを目当てに訪れる方も多いです。
そのタワーは、夜はライトアップされるんですが、現在は橙色に輝いています。
10月31日のハロウィーンを意識してのことだと思うんですが、橙色に光っているんですね。
ハロウィーンで私思い出すのは、ロサンゼルスのあるストリートで仮想行列が行われるというので、それを見に行ったんですよ。
もう12、3年前かな。もうずいぶん前の話です。やっぱり本場なんですよね。すっごい盛り上がっていて、ストリートもずっといろんな人がウロウロしてるんですけれども、
行列っていうイメージからはちょっと違う感じですね。その辺をウロウロしてるっていう感じでした。
またそこ広場にもなっていて、広場にはステージもあって、ステージで次々とパフォーマーが出てきては、なんかパフォーマンスして、そのパフォーマンスを見ながらその広場に集っている人たちが
おたけびを上げるんです。ふーって言って。もうそういうので、なんかカオスな状態だったんですよ。
だからそれに対して、司会者もいたと思うんですけど、でもなんか収集ついてないみたいな感じのイベントでした。
当時そのロスラスベガスの旅、何をしに行ったかっていうと、勉強しに行きました。
インプットしに行ったっていう方が、もしかしたら正しい言い方かもしれません。
ラスベガスではギャンブルをしに行ったわけじゃなくて、ショーを見に行きました。
ラスベガスには2日か3日いたんですけど、ショーを4本見たと思います。
ショーに至るまでの準備室みたいな、観客としての準備室みたいなところではどんなおもてなしがあるのか、
ホールに入った時にどんな前説があるのか、どんなイントロがあるのかということだったり、ショーの楽しませ方、どんなショーが繰り広げられるのか、
どんなことがアナウンスされるのかとかですね。そういうことを4本確か見たと思います。
ブルーマンとかストンプとか、あとなんか水野翔とかも見たんですよね。ちょっとタイトル忘れちゃいましたけど。
そんなので、もうはしごはしごで、その移動もすごい大変だったんですけど、レンタカーで走り回ったりしてました。
観光で街を見たというよりは、ショーをあちこちに行って見たっていう感じだったんですよね。
そうやってなんか自分の芸の肥やしにするというか、そんな旅だったんです。
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そしてロスに戻ってきて、ロスでも山火事の現場を見に行って、消防士に話を聞いたりとか、そんなことしてましたね。
だからハリウッドの文字を見に行ったりとかもしてないし、ディズニーランドとかも行ってないし、だから観光しに行ったって感じじゃなかったんですよね。
そういう形で旅をしたことが私はそれまでなかったので、すっごく新鮮な旅だったなと思うんです。
視察ってこうやってするんだって思ったんですよ。それ以降は見方が変わりましたね。
観光地に同じように行くんですけど、どうやってるんだろうこれっていう形で物事を見るようになったように思います。
秋田に新しく劇場ホールができたんですけど、ホールで行われたイベントも素晴らしかったんですが、それよりもトイレの案内看板が気になるみたいな、そんなところに目が行くようになったんですね。
なんか今までとは違う形の旅が始まったのが、ロスラスベガスの旅、これが私はきっかけだったなぁと思います。
きっと自分の身の回りに起こっていることは同じことなのに、自分の見方が変わると全く違う世界になるんですよね。
事実は一つ、解釈は無数という言葉がありますが、まさしくそんな感じなんですよね。
見方が変わると、いや見方を変えると、目の前にあることが同じでも全く違う景色が見えてくるんですよね。
ネガティブに捉えるのも一つ、ポジティブに捉えるのも一つ、ということも言えると思います。
とかく私たちは、これまで自分が経験してきたこと、その価値観から物事を判断してしまう、そうして視野がどんどん狭くなってしまう生き物だと思うんですけれども、
でも解釈は無数なんだっていうことを意識すると、これをこういう方向に進むと傷ついちゃうんだよなっていう見方が変わりますよね。
いろんな捉え方があっていいんだっていう自分の枠を壊せると思うんですよね。
そして壊していった結果、気持ちが変わって考え方が変わって、考え方が変わると行動が変わるし、
行動が変わったら結果が自ずと変わると思うんです。
ハロウィンの橙色のライトを見ながら、そんな私の大きなターニングポイントになったロスラスベガスの旅を思い出しました。
鶴賀恵子の花火と天気と言葉と、日本の秋田県から発信しています。
今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。
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質問もお待ちしています。鶴賀恵子でした。それではまた明日。
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