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おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
昨日は全国的に暑くなりました。
福島県の柳川では35.2度の猛暑日となりました。
そして、今日も暑くなりそうです。
暑さに慣れること、体を慣れさせることを、暑熱潤化と言います。
暑熱の暑は、猛暑の暑、暑いと書きます。
暑熱の熱は、熱です。
潤化は、潤納する、分けると書きます。
暑熱の、つまり、暑さの、その環境に適するように体質が変化すること。
これが、暑熱潤化と言うのですが、今まだ暑熱潤化されていない時期でもありますので、
実は暑さがずっと続く8月よりも、今の時期の方が搬送される数だったり、
実は死に至る数も、この時期の方が多いのです。
昨日もちょっと言ったのですけれども、気温が低くても湿度がかなりくせものなんですね。
で、まして昨日のような暑さ、そして今日も暑くなりそうですから、
エアコンを適切に使いながら熱中症を予防していきましょう。
さて、本題に入る前に、またもう一つお話をするんですが、
雑説の入梅多すぎても、今年の梅雨前線ってずっと南にありっぱなしなんですよね。
なかなか北上しません。
梅雨の定義を言ってみれば、春から夏に移り変わるこの時期ですよね。
梅雨前線で曇りとか雨が多くなる時期のことなんですけど、
気象庁の週刊予報担当の方が、総合的に判断して発表を行います。
ただずっと今南にあるんですよね、梅雨前線が。
20日以降にようやくこの活動が活発になって、その時期にあちこちで継いでいそうではあります。
ただそれでもですね、秋田のある東北北部までは前線が北上する感じではなくて、梅雨どうなっちゃうのかなとちょっと心配をしています。
雨が続くのはやっぱり去年の7月の大雨を早期しますので、なんとなく嫌な感じもしますけれども、
この冬は雪も少なかったので水不足、しかも圧倒的な水不足になるんじゃないかと心配しています。
実にその平年並みということのありがたさを今感じているんですが、平年ってどこ行っちゃったんだっけっていうぐらい、
梅雨前線の位置が異常なところにあり続ける感じがあって、ちょっと強い言葉で言うと不気味な感じもします。
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さて今日の本題ですが、ちょっと深い話というか神秘的なお話でもあります。
自分自身の本当の心のことをシンガと言うそうです。
誠の我と書いてシンガ。これはインド哲学の言葉だそうです。
日本語だとこのシンガというのはスと言うそうです。
このスという言葉、この音が重要でして日本の原初で、いわゆる元になる音だそうです。
日本神話の中でも日本の地を最初に治めた神様として、スサノオの御事が最初に出てきます。
このスという音、一説によりますと宇宙の始まり、その物質が生まれたのは、まず音によってだったという、そんな説があるそうです。
時空に波が生まれて物質が生まれた、その一番最初になった音がスだったらしいです。
ヌシという漢字がありますが、これはスとも読みます。
最初の音がスだったっていうのは、そこからつながっているのかもしれません。
また気持ちのいい言葉にはスという音が入っていることが多いようです。
スは素直のス、これは素と読みますよね。
素晴らしいという言葉は、素が晴れている、素が晴れている状態を指して素晴らしい。
自分自身が雲ひとつなく晴れ渡っているという状態、これが素晴らしいという状態なんです。
万葉集には、大和の国はことだまのたすくる国ぞ、まさきくありこそとあります。
日本の国はことだまが幸いをもたらしてくれる国だと書いてあるんですが、
言葉には大きなパワーがあるとされてきたんです。
ことだまと並んでもう一つ、音だまという言葉もあります。
これは太鼓の音だったり、鈴の音だったり、
もしかしたら最初に生まれたスっていう音波もそれなのかもしれません。
何か深い話だなと思って、言葉に命や魂があるんだなと思いました。
そうであるならば発する言葉を丁寧に、大事に選んでいきたいなと思いました。
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ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。