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2023-02-18 07:41

【0260】2023/02/18 大切なことに時間を割く #冠婚葬祭司会

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2023/02/18
富士の源水
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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、司会やナレーションを通じて、また、花火鑑賞し、気象予報士として日々感じたことなどをお話ししています。
日本の秋田県から発信しています。 昨日は葬儀の司会をしてきたんですが、始まる前に司会謝罪を水浸しにしてしまったんです。
水浸しっていうと、ちょっと大げさな表現で、司会信仰の資料がふにゃふにゃになるぐらい水をこぼしたっていう感じです。
どうしてそんなことが起こったかっていうと、ペットボトルから水があふれたんですね。
どうしてあふれたかっていうと、ペットボトルがふにゃふにゃしてたんです。
富士の原水株式会社が出している、富士山水、from mount fuji、natural mineral water、
これは500mlというボトルなんですけど、とってもおしゃれなんですね。
おしゃれでいいんですけど、柔らかいんですね。
ペットボトルなので、蓋をねじって開けるわけなんですけれど、その時にボディの部分持ってますよね。
ボディが柔らかいので、そのボディを握ってしまっていると、蓋を開けた瞬間に水が飛び出すということが起こってしまったんですね。
その結果、資料を濡らしてしまいます。
紙ベースの資料って、一旦濡らしてしまうと、これ乾いても波打ったようになるんですよね。
綺麗な状態で保管することは難しくなります。
でも実際、家に帰ってきて、それをスキャンしてデジタルデータとしていつものように保存しようと思ったら、結構綺麗に保存できました。
もしこれ、紙ベースでずっとファイリングをしていたら、おそらくこの時水こぼしちゃったんだよなって、
あとあとまで、
後悔したかもしれませんが、デジタル保存ですと、それがちょっと軽減される気がしました。
昨日担当したご葬儀は、96歳の女性の方だったんですけど、プロフィールシートに書いてあったことで、一番大事にしていたのは家族であったというお話でした。
お子さんが4人、お孫さんが9人、そしてひ孫さんが21人。
すごいですよね。大家族でした。
昨日は親族だけのご葬儀だということで出かけて行ったんですけれど、50人ぐらいいたんですよ。
なるほどそうですよね。4人のお子さんのそれぞれの連れ合いがいて、お孫さんのそれぞれの連れ合いがいて、そしてひ孫さんが走り回ってるっていう感じだったのでね、それはもうそうでしょう。
珍しい場所に来て、いとこたちとたくさん会うわけですからね。走り回りたくもなりますよね。
そうですね。そのうちかくれんぼが始まって、数を数え始めて、もういいかいって言ってるんですよね。
それをやっぱり慌てて大人たちが、しーって言いに行ったりしてたんですけど、それでもなんかお親族みんなが仲良しで、これが亡くなったおばあちゃまが作った家族なんだなーっていうことを感じながら司会をしてきました。
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もちろん寂しいと感じるのは当然のことなんですが、
家族みんなの仲の良さが葬儀自体の空気になっていて、何とも言えない温かい空気に包まれていたんです。
この家族の在り方って自分を取り巻く一番小さな社会の単位でもあるので、この基盤がきちんとしていることってとっても大事なんだなと思いました。
ここで思い浮かべてもらいたいんですが、果実酒の瓶ってありますよね。
4リットルぐらいのガラス製のものです。
あれにゴルフボールをてっぺんまで入れます。
この状態は果たして満杯でしょうか。
もうゴルフボールは入りません。
満杯ですか?と聞かれると、もう満杯ですと答えると思います。
そこに今度は小石を持ってきます。
小石を入れようとすると、ゴルフボールとゴルフボールの隙間には小石は入ってきます。
てっぺんまでやはり来ます。
これは果たして満杯でしょうか。
じゃあ今度は何でしょうか。
今度は砂です。
砂を入れようとすると、やはり小石と小石の間には隙間がありますので、砂は入っていきます。
てっぺんまでやはり入ります。まだまだ。
今度はビールにしましょう。
ビールを入れるとまだまだ入ります。
満杯ではなかったんですよね、今まで。
それをてっぺんまで入れます。
これは何を話しているかっていうと、瓶は人生のたとえなんです。
ゴルフボールは最も大切な家族や友達、健康など一番大切なものと思ってください。
次に入れた小石はある程度大切なものです。
例えばどんなものかっていうと、車とか仕事など、家もそうかもしれません。
ある程度大切なものです。
さあ、それでは砂はどうかっていうと、それ以外の些細なことなんです。
瓶には最初ゴルフボールから入れました。
ゴルフボール、小石、砂、最後はビールということでしたけれど、
これをもし砂から入れてしまったら、小石も入らなければゴルフボールも入れることができません。
重要ではないことに時間を割きすぎると、本当に大切なものに時間を使うことが、
できなくなってしまうんです。
世の中っていろんな細かいこと、些細なことにあふれていますから、
私なんかはよく惑わされちゃうんですけれど、
昨日担当したご家族の素敵な姿を見ながら、
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私にとってのゴルフボールってなんだっけっていうことに、
いつもいつも立ち返らなきゃいけないなって思いました。
私は司会者なので、官婚葬祭、
はい。
その人をそれぞれが自分の人生において大切にしていることに触れることがあります。
昨日担当したおばあちゃまが残した家族の形、本当に素敵だったんです。
おばあちゃまにとってのこれがゴルフボールだったんだろうなと思うんです。
私はなんだろうな、ゴルフボール、小石、砂、そしてビール。
ちなみにこのビールについてお話をすると、
砂を入れた時点で、
ほぼほぼ満杯に見えますよね。
でも、どんなにいっぱいいっぱいの生活をしていても、
親しい人とビールを飲み交わすぐらいの時間は取りましょうということなんです。
そういう余暇を楽しむ心の余裕も持ちましょうということでもあると思うんです。
今話したガラス瓶のように、
これが自分の人生だとしたら、
ちゃんとゴルフボールから入れているんだろうか、
ちゃんと大切なことにきちんと時間を割いているだろうか、
これを見直す機会になりました。
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鶴岡慶子でした。
ご視聴ありがとうございました。
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