通行止めとの遭遇
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
昨日は、百合本城市というところで、司会の仕事をしてきました。葬儀の司会をしたんですけれど、朝10時スタートだったんです。私はいつも1時間半前、90分前に現場に着くようにしているので、10時スタートですと8時半に到着したいと、そのように目指して、いつも出発をしています。
百合本城市の会場ですと、家から高速を使って1時間ぐらいなんです。ですから、8時半に着こうと思ったら、7時半に家を出ればいいということになります。
昨日は、7時入りもちょっと早い、7時20分ぐらいに家を出たんです。通勤ラッシュの時間になっていて、しまった、もうちょっと早く出るべきだったって思ったんですけども、高速道路の入り口って山の方にあるんですね。山の方に割と早く抜けられたので、お、これは順調だと思ったんです。
そうしたら、秋田南インターチェンジのあたりで、電光掲示板が知らせる通行止めのお知らせに愕然としたんですね。これから向かう百合本城市の現場に行く、まさにその道路が通行止めであるという表示だったんです。
今思うと、そのギリギリまで行ってしまえばよかったなって思うんですけど、その時はもうパニックになって、え、じゃあどうやって現場に行こうかって思ったんです。さっきも言ったんですけれども、高速道路秋田市内は割と山の方を走らされるんですね。
慌てた私はその山の中で降りたんです。秋田南インターチェンジというところで降りてしまいました。そこから百合本城市の現場に一体どうやって行くんだろうと思って、スマホの地図アプリを開いて、ナビを押してもらうことにしました。
もう通ったこともない、知らない道を通るってすごく恐怖で、現場にちゃんとつけるんだろうかって思いながら、でもとりあえずこのマップに従って走るしかないっていう、本当に知らない道だったんですけど走っていきました。
そもそもどうして通行止めだったのかっていうと、秋田の南部、百合本城市だったり横手、大曲りのあたりにものすごく雨が降ってたんですね。通行止めになっていたのは浸水もあるし土砂崩れもあったんです。それで道路が止まっていたんですね。
私の昨日の朝の状況っていうのは、自宅のあたりは全く雨が降っていなくて、道路も乾いていたので、あんまり危機感を感じていなかったというか、ニュースもあんまり見ていなくて、どうして通行止めになっているのかというのを原因をいろいろと探っていたときに、私がまさにそこに行こうとしているその現場のあたりは、顕著な大雨に関する気象情報が出されていた地域だったのかってすごくびっくりしました。
と同時に私は今山の中を走っている、山道を走っているんだけれど、この道は一体大丈夫なんだろうかとずっと思いながら走っていました。
ナビに任せるしかない自分って、とても非力だなと。なんか生きていく力がないなって思いました。
途中ナビがリルートしましたとルートを変えましたって何回も言うんですね。何が起こっているかというとやっぱり山が崩れているんですよ。山が崩れているからここ通れないからこっちの道にしましょうっていうリルートリルートリルートっていう感じで3回ぐらいリルートされた感じです。
結局私は現場にいつも90分前に着くんですけれど、昨日はようやく60分前に現場入りすることができました。
無事な現場入りと反省
私が提携している葬儀会社は司会は60分前までに入ってくださいっていうふうに言われています。
でも私は60分前までに入るっていうので60分前を目指していたら事故るなと思っていて、だからいつも90分前に入るようにしているんですね。
もしこれがいつも60分前を目指していたら昨日はアウトだったと思うんです。
私は自分で自分と約束をして90分前に入るようにという形でいつも行動していますけれど、結果昨日は90分前は守れなかったけれど会場との約束である60分前までには間に合っているので、まずは良かったっていうことと滞りなく司会をすることもできたので良かったです。
帰りはもう沿岸をずっと走ってきたので、それはもう不安はなかったんですけれども、流石に混雑していてもう眠くなるんですね。
高速道路は使えないので結局2時間ぐらいかけて家に帰ってきましたので結局2倍ぐらい走ってるんですよね。
司会自体はいつもと同じ形なんですけど、その前後ですよね。特に行きはもう恐怖だったんですよね。
時間的に間に合うかどうかっていうこともそうですし、途中山崩れがあるかもしれない、土砂災害があるかもしれないという中で走っていく、山道を走らなければならないというこの状況と、自宅に帰ってきたらもう心も体ももうクタクタになってました。
でもゆりほん上司で葬儀は滞りなくやったわけなので、そのご遺族だったりお寺さんだったりは全く私がそういうことになっていたっていうのは知らないわけなんですよね。
知らなくていいんですけれども、というか知らなくてよかったっていうことなんですが、これっていつも現場入りする時間が早いっていうこと、それを自分に貸してるっていうところが今回の私を救ってくれました。
ただ今回気象防災の専門家としては、私が今住んでいるところだけじゃなくて、これから出かけるところはどうなっているのかっていうこともちゃんと調査した上で行動していかなければいけないなって思います。
これはいつも皆さんに言っていることなのに自分で全くできてなくて、大いに反省しました。
秋田県の雨は秋雨前線もそうなんですが、台風14号が西に進んでたのに東にクイッと変わってきて、なんか影響を受けてるんですよね。
明日ぐらいまでは雨がまとまって降りそうだということと、これまで降った雨の影響で地盤が緩んでいるところもありますので、引き続き警戒なさってください。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。ではまた明日もお会いしましょう。鶴岡慶子でした。