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2024-08-13 06:50

【0802】2024/08/13 やらないと決める #仕事効率化

2024/08/13

 

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
日本の秋田県から毎朝更新している、声の日記です。 まず初めに台風5号のお話なんですが、台風5号は予想したよりも北側に進みました。
2日ぐらい前の計算で出されていた天気図では、先月の大雨の地域、秋田県で言うと南部ですね。
湯沢、羽後、三河穂、百合本城を通るように見えたんですけど、実際はその北側、しかも県の中央でもなく、北部を通って日本海に抜けました。
台風の中心の北側っていうのは、東寄りの風が吹いているので、雨の領域って岩手側になるんです。
大雨山脈に向かって手前で雨を降らせるからなんですね。 もっと解像度を上げていくと、大雨山脈って秋田と岩手の間にある山々ですけれども、
岩手県内の中でも森岡のあたりと、それから三陸のあたりとを分ける山々があるんですね。
その岩手県内の山々のその山にぶつかって、雨の中心は最初三陸側に降ったんですよね。
そうやって地形ってものすごく大事なので、その地形図、立体地形図なんですけど、国土地理院が出している、その地形図をリスに貼っておきますので興味がある方はリンクから飛んでみてください。
ということで雨の領域は岩手側になったわけなんですけれども、それでも秋田の降水がゼロにならないというのは、大雨山脈も1500メートルぐらいなんですね。
いわき山とか八幡台とか若干それよりも高いですけれども、2000メートルにはならないんですよ。
夏の背の高い雲っていうのは簡単にそれを飛び越えてきちゃうわけですね。秋田県側に来ちゃうんですよ。
なので雨の領域は岩手とは言うものの秋田にも降らないわけではないという形ですね。
これちょっと脇道にそれちゃうんですけれども、雪の場合はどうかっていうと雪雲は背が高くないので、日本海側からの雪雲が山を越えていけずに秋田にめいっぱい雪を降らせて、岩手ではあんまり降らないっていうのはそういうことだったりします。
それでも岩手と秋田の間の山は八幡台よりも北側は1000メートルぐらいの低い山になるので、そこを越えて雪雲が岩手に到達することってあるんですよ。
だからそこで雪が降るっていうことはあります。よくね、その東北道が止まったりするのはそのあたりだったりするんですよね。
で、夏の話に戻りますけれども、夏の高い背の高い雲なら簡単に1000メートルなんか越えちゃうわけですよ。
で、昨日は東からのその雨雲はこの八幡台よりも北側を抜けました。
そして北側を抜けてって白上山地にぶつかったんですよ。
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ということで白上山地の麓、東側に開けているところ、北秋田市とかでまとまった雨になりました。
さらに台風の中心が秋田にやってきまして、風が変わったんですね。
西寄りの風になりますので、今度は海からの湿った空気も含んだちょっとパワーアップした雨雲が、今度は秋田側に降らせるんですね。
なので台風の中心が去っても、台風一下の気持ちいい空気になかなかなりません。
今日予定していた我が家のお墓参りは明日に先送りすることにしました。
うちのお墓はお寺にあるんじゃなくて、ちょっとした丘にある墓地なんですよ。
ですから足元がぐちゃぐちゃしていそうなので、今雨が降っていないということであっても、いっそ行かないって決める方がいいだろうなっていう結論に達しました。
ちょっと前談が長くなったんですが、このいっそ辞めるっていう決断は案外大事だろうなって思いました。
このお墓参りのことを一つにとっても、行かない、今日は行かないと決めますと、途端に別のことをする時間が一気に増えるわけですね。
今日を使う時間が全く違う時間間隔になりました。
昨日実は葬儀司会をしたんですけれども、葬儀ディレクターに話を聞いたら、たとえ亡くなる人が出たとしても、このお盆期間中にですね。
これを業界では発生するという言い方をするんですけれども、たとえ発生したとしてもお寺さんの都合もあって、今日明日13日14日この2日間は司会者の出番はないだろうというお話をしていました。
もちろんね葬儀ディレクターは発生すれば出動するわけなんですけれども、葬儀自体は15日以降だろうという話をしていました。
なので今日我が家のお墓参りをやめるということになりますと、今日1日はまとまった時間が取れるということになりますよね。
じゃあ今日のこのまとまった時間が取れる5時間6時間をどう使うのか。
もちろんダラリンと過ごすのもいいでしょうけれども、本当はやった方がいいんだよなって思っていたこと。兼ねてから思っていたことだったりとか。
集中してこの時間まとまった時間にやりたいこと一気にやる時間に当ててもいいなって思います。
スケジュールはこれをやるという形で落とし込んでいくのが基本ではあるんですけれども、これをしないと決めて落とし込んでいくのも大事な考え方の一つだなと思います。
日々のスケジューリングでもそうなんですけれども、もっと長いスパンでやらなければならないと思っていること。
それって、それをやるのは自分、私でなければならないのか。
それをやるのはこの夏でなければならないのかという見方にもつながる気がするんです。
私じゃない誰かがやっていいのであれば手伝ってもらったりとか手放すということを考えてもいいでしょうし、この夏でなくてもいいならば先送りにしてもいいわけですよね。
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やらないと決めると、やることが見えてくるということにもなるなと思うんです。
やること、そしてやりたいということがぐっと見えてきて、ぐっと近くにやってくる気がします。
そしてそこに集中するエネルギーがぐっと増えると思います。
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合わせてご利用ください。
また今日は画像を貼っておきますので秋田と岩手の地形見てみてください。
ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
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