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2024-01-03 03:28

【0579】2024/01/03 緊急地震速報の音

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2024/01/03

サマリー

鶴岡慶子は日本の秋田県から毎朝更新しています。彼女は花火や天気、言葉に関することなどを話しています。今回のエピソードでは、彼女は緊急地震速報の音について話しています。

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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、緊急地震速報の音についてお話をします。
緊急地震速報の音は嫌なものですよね。嫌な音を選んで作っているのだろう、というふうには思いますけどね。
緊急地震速報の音の作り方
気になったので、どんな形で作られたのか調べてみました。
この音、スマホの緊急地震速報を作った環境音楽家で、音環境デザイナーの国母隆さんという方なんですが、
この方は電子マネーのIDの決済音も作った方だそうですけれども、
すごくびっくりさせる音ではありながら、人の命を救うための音なので、
どんなにリラックスした状況であっても、脳のスイッチを切り替えられる音であることを意識して作ったんだそうです。
緊急地震速報が鳴ってから、数秒間の間に大きな揺れが来るわけなんですけれども、
この数秒間の間に机の下に隠れよう、ガスを止めよう、というような危機意識を持てるような、そんな音にしたかったと話しているんですね。
そういう音ってどういう音なのかということで言うと、
と、楽音じゃない音にしたかったって言うんですね。
楽音って何かっていうと、五線譜にかける音のことです。
ということで、楽譜にできる音にはしないって思ったんだそうです。
テレビの緊急地震速報は、チャランチャラーンっていう、あれも怖いんですけれども、楽譜にできる音になってるんですね。
楽音になってるんですよ。
でも、国母さんは、スマホの緊急地震速報は楽音にはせず、
生命の危険を感じるところに直接届けようと思ったんだそうですね。
それで、シンプルに音が上がっていくスウィープ音という形を選択したと言っているんです。
このスウィープ音って何かっていうと、いわゆる滑るような音ですね。
ウィーンとか、ウィーンとか、そういうことです。
ドレミファソって、鍵盤で表現できるようなものじゃなくて、
例えば弦楽器で指を滑らせて鳴らせるような、そんな音ですね。
しかも、伝わりやすい音の周波数を使うようにしたということなんですね。
ということで、これを3回繰り返すことで、心理的にも特別な意味を持たせたということです。
ウィーン、ウィーンってなりますもんね。あれ3回ということですね。
東日本大震災の時には、余震の度にこの音を聞いていましたので、
緊急地震速報音の特徴と意図
しかも、自分だけじゃなくて、たくさんの方のスマホですとか、携帯電話からこの音が流れていたので、
もう揺れる前からすでに嫌な気持ちになったものです。
この音は、これからも本当にできるなら聞きたくはないんですが、
この音によって、助けられる命もきっとあったはずですし、これからもそうなんだと思います。
なので、この情報が出たら躊躇せずに、身の安全を守る行動を取りたいなと思います。
この配信は、アップルポッドキャスト、他各種プラットフォームでお届けしています。
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ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。
ご視聴ありがとうございました。
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