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2024-01-04 06:12

【0580】2024/01/04 非常持出品と備蓄品を分けて考える

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2024/01/04

サマリー

非常持出品と備蓄品についてのお話です。非常持出品は火災や倒壊時に必要なもので、備蓄品は避難後や自宅での避難生活に必要なものと考えられます。

非常持出品についてのお話
おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、非常持出品と備蓄品のお話です。
昨日、私の姉から防災グッズなんだけど、これ以外何が必要かなって画像を送ってきたんです。
これ以上入れるとすんごい重いんだけど、みたいなことを言ってきたんですね。
気象防災アドバイザー、そして防災士の勉強の中で、私が学んだことについて、少し今日はシェアしたいと思います。
まず、非常持出品は、火災や建物の倒壊などで、着の身着のまま逃げ出す場合に必要なもの。
一方で備蓄品は、自宅避難とか、孤立状態になった時でも、当面生きられるように必要なものと考えてください。
防災グッズと言いますと、これらを一緒に考えてしまいがちなんですが、
ここを分けて考えますと、整理しやすくなるんじゃないかなと思います。
では、具体的に見ていきますが、非常持出品は、両手が使えるリュックなどに、避難の時必要なものをまとめて、目のつきやすいところに置いておくのがいいです。
うちでは玄関の靴棚に入れているんですが、実は高いところにあるので、この場所は変更しようかなと思っているところです。
中身については、災害時に必要なもの。
要介護者がいる場合とか、要介護者がいる場合はまた変わってきますし、一人一人これは違いますので、自分用にアレンジして準備したらいいとは思いますが、
例えば飲料水、貴重品、身分証明書、携帯トイレ、ラジオ、ヘッドライト、救急用のものなどが考えられるんですけども、飲料水はまず水分補給のために必要です。
備蓄品についてのお話
衛生面とか飲みやすさを考えると、大きなペットボトルではなくて、500mlのペットボトルがおすすめです。
貴重品って言ったのは、現金なんかがあるといいんですが、例えば大量の現金ではなくて、これは公衆電話用の充填効果があると便利だと思います。
そして身分証明書ですが、健康保険証とか免許証とか考えられますが、これは将来的にマイナンバーカードに集約されるといいなと思います。
これは安否確認のために必要だと思います。
そして携帯トイレなんですけれど、避難所でまず出てくるのがトイレ問題なんですよね。仮設トイレはすぐには設置されないんです。
そして断水なんかが起きますと、例えば公民館なんかのトイレ自体が使えなかったりします。
自分で備えておくことが安心材料になると思います。
ラジオについてなんですが、これは私もそうなんですけど、スマートフォンでラジオを聞いている方多いんじゃないかと思います。
でもネット回線が混雑して使えなくなることがあるんです。
ですから携帯ラジオがあるといいと思います。
ヘッドライトって言ったのは、懐中電灯でもいいんですが、片手が塞がってしまうんですよね。
夜、例えばトイレに行く時とか、作業をする際に不便な場合があるんです。
両手が開くようにヘッドライトの方がいいと思います。
また、懐中電灯は、実はペットボトルの中に入れて照らすと明るさが増すんですよね。
飲料水として持ったペットボトルがもし開いたら、再利用するといいと思います。
そして床にちゃんと置けて、両手が開いた状態で過ごせるといいと思います。
これもスマートフォンで懐中電灯の役割はできるかもしれないんですけれども、モバイルバッテリーが必要になると思います。
その場合、このモバイルバッテリーはソーラーで充電できるものがいいと思います。
救急用のものなんですが、絆創膏とかガーゼのほか、常備薬なんかがあると安心ですよね。
さらにその他としましたら、ウェットティッシュなんかがあると、
便利かもしれません。
タオル類があればいいと思いますし、あとはトイレットペーパーを一つ入れておくと、いろんな形で利用できると思います。
なお、リュックなどに入れる重さの目安っていうのがあって、これは男性が15キロ、女性が10キロ程度ってされているんですね。
ただそれも、その人によって持てる重さって違うと思いますので、実際に持ってみて、歩ける重さはどれくらいなのかっていうのをあらかじめ確認しておいたらいいと思います。
こんなふうに、非常持ち出し品、
非常持ち出し品っていうのは、木の実、木のまま逃げ出す場合に必要なもの、自分の場合はどうなのか、自分の家族の場合はどうなのかを考えてみるといいです。
一方で、備蓄品なんですけれども、避難した後で少し余裕が出てから安全を確認した上で、例えば自宅に戻って避難所に持ち出してきたり、あるいはまた自宅で避難生活を送る上で必要なものと考えます。
災害が発生すると、普段通りの生活ができなくなることも考えられます。
数日間生活できるだけの備蓄、大規模災害発生時には1週間分と考えて、その備蓄が望ましいと思います。
電気、水道、ガスが使えなくなった時に、一人一人これも備えるものは違うんだと思うんですけども、自分の場合はどうだということをイメージして備えておきます。
食料や飲料水、もちろんそうなんですけど、
この調理する方法がなければならないので、カセットコンロ、ウェットティッシュ、消毒用のアルコール、新聞紙なども必要かもしれません。
それこそ今の時期、寒い時期ですと、暖が取れるように防寒グッズも大切です。
こうやって非常持ち出し品と備蓄品、これをちゃんと分けて考えると準備もしやすいんじゃないでしょうか。
年の初め、家族で顔を合わせる機会にもなったと思います。
この機会にぜひ点検してみてください。
石川県はこの後大雨の予報なんですね。
そして週末はこの雨が雪になる予報も出ているんです。
揺れの大きかったところでは地盤が緩んでいるところもあります。
十分注意なさってください。
この配信はアップルポッドキャスト、他各種プラットフォームでお届けしています。
ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。
06:12

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