2024-08-16 08:17

#900 郡山三春ゆかりの鬼生田貞雄さんの『黒い羊』を読んだら優れた作品で驚いた話

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三春町生まれ、郡山市で育ちの鬼生田貞雄さんの『黒い羊』という本が電子書籍化になったので読みました。最初、1953年頃に書かれた作品ですが、現在にも十分通用するすぐれた作品のように感じました。直木賞候補にもなった作家が、忘れ去られて、こういう作品が埋もれていたと知り驚きました。こういう地元の作家がいたことを知りとてもうれしいです。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は2024年の8月15日、木曜日です。
本日は第900回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きおやじのピョン吉が響きになったことをだだー話をしていくという番組です。
そんな親父の一言をお聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい、悪意はなかったんです。
不幸にこの番組に気を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願い致します。
本日はショートバージョンです。 今朝ですね8月15日
鬼生田貞雄さんの黒い羊が出るってことで、読みました。 鬼生田貞雄さん、本日の8月15日午前0時からですね
電子書籍のKindleで発信されたんですね。 鬼生田貞雄さん、直樹賞候補にもなったこともある作家なんですね。
なのにですね、現在すっかり忘れされている作家です。 そして福島県郡山市、そして三原町に愉快にある作家です。
鬼生田という謎めいた苗字。 それはKindle Unlimitedで無料っていうね。
なんとかですね、キリキリになって読み始めたんですよね。 ですがですね、ページをめくる手が止まらなくてですね、お盆休みと思いましてね、一気に全部徹夜で読んでしまいました。
まあさえ幸運が収まらない状態でね、この収録をしております。 自分がね、SFじゃないですね、ファンタジーでもなくてですね、ミステリーがあるわけでもないです。
地方の村で起きる暗い出来事というお話なんですね。 娘の視線から、次男の視線から、妻の視線から、そして本人の視線からですね、
多角的にですね、男の暴力戦が描かれていくんですね。 長男の死がですね、どういう背景で起きたのか、とね、明らかになっていくとともにですね、
男の暴力戦がね、どんどんエスカレートしていくんですよ。 そして爆発するんじゃないかというサスペンスのような小説でしたね。
直木賞って大衆性のある文学ってことですけどね。 なるほど、こういう小説もあんだなぁとね、驚きました。
黒い羊というタイトルですかね。小説の中には羊は出てこないです。 英語などの漢翼で厄介者、厄介者という意味なんで、その意味をつけたタイトルなんでしょうね。
ストーリーはですね、長男を殺してしまった罪でね、刑務所に入っていた男がですね、ケーキを置いて刑務所に出てくる。
迎えに出たのは娘のみで、次男は工場で勤務中、妻は他人の畑で仕事をしていると。で、迎えに出てくる。
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父という支配者がいなくなってですね、田舎の村で平穏に暮らしていた家族がですね、父親の暴力戦により崩壊し始めるというお話です。
この本ですがね、自分が生まれる前に書かれた本なんですよ。 ってことで古くさくて読めないんじゃないかなと心配したんですがね、そんなことなかったですね。
家庭内暴力、アルコール依存、地方の女性蔑視、毒親、親ガチャなどですね、現在に通じて問題がたくさん描かれていましてね、
全然不意とは思いませんでした。
この小説はですね、1953年から1954年にかけてですね、半年間にですね、同人誌、作家というのに書かれたものが元らしいです。
それがね、本となったらですね、作者が亡くなって一周期の時らしいんですね。 っていうので1967年でしょうかね。
作者はですね、この本に愛着があったんですね。生前出版する予定もないのにね、何度も改訂していたようです。
自分がですね、この本を読みましてね、映画の今村翔平監督のね、日本昆虫記っていうのがあるんですね。
それだとかね、あるいは西洋一監督のね、血と骨だとかね、ビートたけしさんがね、暴力性のある男をやったやつですね。
それと漫画のね、新井秀樹さんのね、愛しのアイリーンとかね、そんな話がいろいろとね、思い出しました。
小説で文字を追っているはずなんですがね、映像が思い浮かぶんですよ。 それは不思議でしたね。
それだけ寸前と読める小説なんでしょうね。 ページ数は358ページです。
福島県という地名は出てないんですね。でも、あた山のようなですね、あた山っていうね、山がね、見られる瀬尾村っていうんですかね。
それがね、架空の村の舞台です。 近くにですね、アルファベットのK市、F市っていうのが出てきますよね。
これ、神山市、福島市のことなのかなぁなんて感じするんですね。 刑務所のあるY市ってのがありますけどね、これ山形市でしょうかね。
出てくる方言がですね、福島県っぽいんですね。 福島県の中通りかなと思われる村なんです。
戦争が終わりましてね、元気を取り戻そうとしている時代に起きた出来事っていう感じでね、戦争という暴力もね、この作品の背景にありそうな気がしました。
そうしても今回ですね、作者の名前ね。 鬼に生きる田んぼで鬼歌って呼んだんですよね。
これ作者の名前なんですよね。本名なんですよ。 苗字なんですね。
福島県の神山市西田町にですね、鬼歌っていう地域があるんですね。 この地域ですね、坂の上の賜物と戦った豪族の鬼と呼ばれましたね。
大瀧丸がね、鬼の子供を産んで置いていったと呼ばれる田んぼがあるというね。 それが由来となった地名なんですね。
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そこにあるね、古くからお寺と床屋にある方らしいんですね、作者ね。 直木正光になっているのはですね、1955年らしいんですね。
収穫っていう作品らしいんですよ。 チャンスがありましたね。その収穫、ぜひね、読んでみたいなと思いました。
この作品はですね、こんな素晴らしい作品がありますよって発掘しましたね。 伊藤千尋さん。
このように本にしてくださりましたね。ありがとうございます。 地元にこのような素晴らしい作家がいたことを知ってね、非常に嬉しかったです。
というわけでね、今回はですね、鬼歌佐藤さんの黒い羊を読んでね、素晴らしい作品に戻れたよっていう話でした。
他にもですね、鬼歌さんの作品があるので、ぜひね、読んでみたいと思っています。
はい、それではまた次回よろしく。ペンキション、お互いの話をお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。
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