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2025-12-19 05:56

#1391 マンガを読むのは40代以上?衝撃の世代逆転という話

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最近、大学生くらいの若い人たちと話していて、ふと感じた違和感。
それは「マンガを読まない人が増えているのでは?」ということでした。マンガだけでなく、小説も本も読まない。テレビも観ない。調べてみると、実際にマンガの読者は40代・50代が中心になりつつあるという調査結果もあり、原因としてはYouTubeやTikTok、ゲームなど、デジタル娯楽の存在が指摘されています。さらに気になったのは、「原作を読まなくてもアニメやドラマで済ませてしまう」流れや、「マンガが難しい」「話がよくわからない」という声。もしかするとこれは、単なるマンガ離れではなく、「マンガの読み方がわからない」「読めない」問題なのかもしれません。

マンガ離れ・本離れの現状と、その先にある不安について考えてみます。若者は本当にマンガを読まなくなったのか。それとも、読めなくなってしまったのか。今回は、そんなちょっと気になる話題を語ります。

サマリー

近年、漫画を読む若い世代は減少している一方で、40代や50代の読者が増えているという驚くべき事実が明らかになります。デジタルコンテンツの影響や、アニメ化された作品の増加も理由の一つとされています。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は2025年の12月19日金曜日です。 本日は第1391回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県郡山在住の特撮アニメ漫画大好き親父のキョンピチが、日々気になったことをダラダラと話をしていく、という番組です。
よろしくお願い致しまーす。
若年層の漫画離れ
本日はですね、ちょっと個人的に気になっている話題についてお話ししようと思います。 最近大学生くらいの若い人たちと話す機会が何度かあったんですが、
その中であれ?と思うことがありまして、それが漫画を読まない人が結構増えてきているんじゃないかということなんです。
いや、漫画は読まないけど小説や本は読んでますというなら全然いいんですよ。 ところが聞いてみると小説も読まない、本も読まない、
さらに言うとテレビも見ない。 これってたまたま自分の周りだけの話なのかなぁと思って、ちょっとネットで調べてみたんです。
実は漫画自体は読む人の数が増えているらしいんです。 伝説的になったので形としては分かりづらいですが、
ところがそれは40代より上らしいんですね。 コーボガイドのウェブマガジンコーボに今年3月に掲載された記事がありました。
タイトルがこちら。 衝撃の調査結果、若者の漫画離れが加速、40代50代が支える日本の漫画文化。
もうタイトルが強いですよね。 内容を読むと他の調査画家を基にした解説記事で、
文字通り若い世代の漫画離れが進んでいて、 現在漫画を一番読んでいるのは40代50代だという話なんです。
で、その原因として挙げられているのがやはりデジタル系の娯楽。 YouTubeやTikTokなど短時間で楽しめるコンテンツに若い人たちの関心が向いているという分析でした。
さすがコーボガイドらしいなぁと思ったのが、 漫画に関連した仕事に就きたいという若者自体が減っているという点にも触れていたこと。
読む人が減れば作りたい人も減る。これはなかなか深刻です。 記事では触れられていませんでしたが、個人的にはゲームの存在もかなり大きいと思っています。
同じ1時間なら漫画を読むよりゲームをした方が楽しいという感覚。 これはまあわからなくもない楽しいですからね。
テレビと漫画と本くらいしか娯楽がなかった世代としては、ゲームもYouTubeも自由に楽しめる今の環境は正直ちょっと羨ましいです。
それからもう一つ、若い人が漫画を読むのが減った理由には、 漫画原作のアニメやドラマが増えたことで原作を読まなくてもいいという人も増えたからという気もします。
いわば漫画を読むのがちょっとめんどくさい説ですね。 ただその漫画離れと似た流れはアニメにも来ているようでして、長い作品はダメ、少し難しいともうダメという声も聞きます。
実際にこんな話がありました。 早々のフリーレンが人気なって言うから見てみたけど話がよくわからなかったと言われまして、
えーあのレベルで?と正直ちょっと驚きました。 あの作品が難しいとなると、文字の小説なんてもうかなり厳しいじゃないかと思ってしまいます。
先ほどの記事の著者は、小学校の時に漫画と触れ合うかどうかが漫画離れを食い止める影になると書いていました。
これは確かにそうだなぁと思います。 小学生の頃の体験って後々まで残りますからね。
そもそも漫画の読み方って誰かに教わるものじゃないんですよね。 実はこれ昔も同じことがありました。
自分の親世代ではそもそも漫画を読む習慣がない人も多くて、漫画のコマに1,2,3って読む順番の番号が振ってある作品があったんです。
番号がないとどこから読めばいいかわからない世代がいたということなんですよ。 実際自分の母親は、週刊誌に載っている漫画が読めないと言っていたのを聞いてかなり驚いたことがあります。
手塚治虫以降に定着した小回りで物語を読み取る文法を学んできていなかったわけですね。 もしかすると今の若い人たちにもそれと似たことが起きているのかもしれません。
読書時間の減少
漫画の読み方、漫画の楽しみ方がわからない。 漫画離れが進んでいるなら本離れの方はどうなのかというと、これもやはりかなり深刻な状態のようです。
理由としてはこんなものが挙げられています。 スマホや動画視聴で時間が奪われて読書の時間が減っている。
必要な情報だけをすばらく得たいという効率重視の考え方。 読書は利益に直結しないノイズであるという認識。
いわゆるコスパの悪いやつですね。 忙しくて時間がない。このうち最後の忙しいは、そう言いながらスマホやゲームしているのでさておき、
上の3つはほぼそのまま漫画にも当てはまります。 若い人向けの対策を考えないと漫画業界も小説の同じ道をたどってしまうかもしれません。
というわけで今回は、若い人に漫画を読まない人が増えているらしいというお話でした。 これ読まないならいいんですが、もしかして読めないんじゃないかという気もしてきてるんですけどね。
はいそれではまた、もしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。 本日もお聞き下さいまして誠にありがとうございました。
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