田村市の魅力
はい、おはようございます。本日の放送は、2025年の12月27日土曜日です。 本日は第1399回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
絶メシロード2025第2話を見ました。 福島県では放送しないのでtverで見ました。
前回に引き続き、今回も舞台は福島県田村市。 というわけで、今回も田村市の回について語っていきたいと思います。
この回は1週間前に配信した第1392回の続きでもありますので、まだの方はぜひそちらも合わせて聞いていただけると嬉しいです。
改めましてテレビ東京系ドラマ 絶メシロード2025第2話のお話です。
まず絶メシロードというドラマについて軽くおさらいしておきますと、この作品はサラリーマンの中年男性が限られたお小遣いを握りしめながら地域に根付いた個人経営の飲食店を巡るというドラマです。
テーマは絶滅してしまうかもしれない絶品飯。 魅力して絶飯。
派手な演出はないけれど静かに、でも確実に心と胃袋に刺さる名作ですね。
残佳里は創業88年という堂々たる歴史を持つエビス食堂。 これはもう文句なしに絶飯と呼ぶにふさわしいお店でした。
主人公を演じているのは映画カメラを止めるな!で一躍有名になった浜津隆之さん。 この人の演じるちょっと疲れた感じのサラリーマンが本当に絶妙で、
背中に人生が滲んでいる感じがいいんですよね。 そしてこのドラマのもう一つの名物が車中泊。
安く静かに一人で夜を過ごす中年男のロマンが詰まっています。 今回も登場するのが福島市出身のタレント那須美さん。
那須美さんが演じるのは地元カメラマンの模擬。 主人公と同じオートキャンプ場で車中泊をして2日目は彼の案内で田村市をめぐるという流れになります。
作品中では似てる似てると言われていますが、正直そんなに似てますかね。 年齢も浜津さんより那須美さん6歳上ですし、
髪もだいぶボーボーですし、個性的な顔だし、どちらかというと似ているのは今回登場する田村市のお人形様じゃないでしょうか。
お人形様というのは地域に災いが入ってこないように守る、いわば結界のような存在で銅像神とも呼ばれています。
日本各地に残る風習ですが、田村市のお人形様はサイズがなかなか立派です。 田村市内には3体もあるんです。
作品はオートキャンプ場からスタート。 途中亀石という亀に似た巨大な石も登場します。
これ古代人が加工したものではなさそうで多分自然にできたものなんでしょうけど、 名前をつけた人のセンスがいいですよね。
近くには50人山キャンプ場という無料キャンプ場もあるのですが、そこ使えばよかったのにと思ったら現在は休止中とのこと。
50人山という名前も由来があって、坂の上の田村丸が50人の兵を率いてここに登ったという伝説から来ているそうです。
田村市内こういう田村丸伝説があちこちに残っているので探して歩くのも楽しいですよ。 そこから車で25分ほど移動して阿部門寿坊札堂の杉並木。
この並木本当に立派です。 この辺りからだんだんと観光版みっぽさも出てきます。
そして急に方向転換して訪れるのがムシムシランド昆虫館。 田村市時和町はかつてタバクの葉の生産が盛んな地域でした。
その不良用の不要度の館からカブトムシの幼虫が大量発生したのがきっかけで、じゃあ名物にしちゃおうということで1991年にムシムシランドが作られたという話を聞いたことがあります。
今ではちゃんとした虫の学習施設になっています。 たまたま地元のゆるキャラカブトンも登場。
カブトンを連れてきたリポーター役は福島美少女時間の遠藤詩織さん。 詩織かな。田村市キャンペーンクルーしてますよね。
ちなみにこの上にあるスカイパレス時和はレストランもお風呂もある宿泊施設で見晴らしいんですよ。 キャンプ場も開設予定だそうです。
絶品飯の探求
さていよいよ絶飯。 自分だったらムシムシランドから近くなら時和の滋食堂さん。
時和駅近くの丸原食堂さん。 少し遠いけど瀬川食堂さんか滝根の金谷食堂さんかと思っていたら今回選ばれたのは
堀越にあるランチ六角さん。 新しい外装で店内も明るくて清潔感のあるお店です。
正直自分はまだ行ったことがありません。 オカミさん役を演じているのは大島陽子さんですね。
宮城県出身の俳優さんでドラマや映画に数え切れないほど出演しているベテランです。 東北っぽさが出る俳優ですね。
お店で一緒に働く娘さん役は白川演技塾の平山智子さん。 セリフがなかったのがちょっと残念でしたね。
この店の名物はカツ丼らしいです。 盛りも非常に良くて美味しそうなんですが、綺麗な店内で1380円と聞くと絶飯としてはどうなんだろうと正直思ってしまいました。
ところがここは以前同じ場所にあった六角ドライブインのミスを継承しているという設定。 なるほどそう言われると納得。
やっぱり絶飯ならもう少し年季の入ったお店に入ってほしかった気もします。 とはいえ普通にめちゃくちゃ食べてみたいです。
その後はファセル田村という地元の農産物直配所。 ここで地域の作材がさらりと紹介されます。
野菜、きのこ、豆腐、エゴマ油。 主人公が奥さんへのお土産で5個も買ったプリンも都のプリンですよね。
あぶくま堂の水もしっかり並んでいました。 そして今回一番驚いたのがカメラマン模擬が車中泊におすすめの場所として紹介したのが
滝根の星の村天文台だったことです。 えーここ車中泊okなんだ。
そこで模擬の車を使って特製豚汁作り。 この緩さがいいですよね。
実は自分も星の村天文台で星を観測したことがあります。 その時は下でバーベキューをさせてもらってビールを飲んで
館内にある天体観測者用のゴロネスペースに泊って夜は屋上で観測しました。 あの時は平らなシートなんてなくて椅子に座って空を見ていたので首がめちゃくちゃ痛くなった記憶があります。
今回みたいな寝転ぶことができるシートがあったら最高でしょうね。 久々にまた行きたくなりました。
主人公の言う何もないじゃないんです余計なものがないんです。 このセリフいいですよね。
近くすぎてなかなか旅行しようと思わない田村氏ですが、こうして旅行者の目線で見るとあれ意外と見どころあるなぁと思える場所がたくさんある。
そんなことを再確認させてくれる良い回でした。 自分なりの絶滅したみもするのも楽しいそうです。
はいそれではまたもしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。 本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。