ピョン子の登場
はい、おはようございます。本日の放送は2025年の9月25日、木曜日です。 本日は第1306回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。 本日はですね、スペシャル回としまして、もう一人参加してもらっております。
このチャンネル初の試みです。それでは一言、挨拶お願いしますね。
はい、おはようございます。ピョン吉のイマジナリーフレンドのピョン子です。どうぞよろしくお願いします。
今回初参加ということで緊張しております。
イマジナリーフレンドですか?
そうです、イマジナリーフレンドです。設定としては、メガネが似合う本好きなアラサーという設定になっています。
メガネを外すと実はというお約束の設定になっています。
設定って大事ですよね。
そうですそうです。みんなに見えませんからね。
いったもん勝ちですからね。
それからピョン吉さんとは清い仲という設定になっています。
その設定は必要ですか。聞く人の想像力にお任せします。
とりあえず今回はこの2人で行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
昨日はですね、youtubeを見ていたんです。
そしたら期間限定でやっているアニメを見つけたんですよ。
よくありますよね。期間限定で公開されているアニメや映画。
この間の大映のガメラ対大魔獣ジャイガーとかもそうでしたね。
そうそう。今回見つけたのは漫画の神様手塚治虫さんの漫画をアニメにした作品です。
ライオンブックスシリーズという作品の一つです。
ぴょんこさんは知っています?ライオンブックスシリーズ。
知らないですね。ライオンとついているということはジャングル大帝みたいな作品ですか。
よく知っていますね。レオは登場しないです。
それとは違います。ライオンとついていますが、ライオンは全然登場してこないんです。
手塚治虫さんの短編集の名前ですね。
そうなんですか。
手塚治虫さんが少年ジャンプの前にあった周永社の月刊おもしわブックという雑誌に書いた作品と、少年ジャンプに書いた作品をライオンブックスシリーズというんです。
少年ジャンプの前ってずいぶんと古いですね。
1956年頃からですね。だけど今回無料で見られるのは1971年の少年ジャンプに載った漫画が元です。
1971年って大阪万博の翌年ですね。アニメもその頃なんですか。
アニメの制作は1991年ですね。比較的新しいです。
え、1991年。新しいんですか。私が埋めれるずっと前ですよ。
そうですか。ぴょんこさん若いんですね。アニメのアキラが1988年ですから。その後ですからね。
その制作しているアニメスタジオはどこなんですか。
アダチガハラの魅力
手塚プロダクションです。もともとは手塚治虫さんの漫画の方のプロダクションだったんです。後でアニメを作るようになったんです。現在もアニメ作っていますよ。アニメのザ・ファーブルとかアンダーニンジャとか。
あの24時間テレビって日本テレビの番組ありますよね。
はい、この間もやってましたね。
うん、その24時間テレビ。今はマラソンが目玉ですが、昔はアニメが目玉だったんです。バンダーブックとかマニーエクスプレスとか。それが手塚プロダクションの元とも言えますね。
そうなんですか。昔はアニメが目玉だったんですね。今もやってもいいですね。マラソンより見たいです。
その手塚プロダクションがオリジナルビデオアニメとして制作していたのがライオンブックスシリーズです。そのうちの1本が今回YouTubeで期間限定で無料配信しているアニメなんです。
へー、そうなんですね。
その作品の名前がね、アダチガハラと言うんです。アダチガハラって知っています?福島県のアダチガハラ。
日本松市の鬼ババのいるところですよね。バッピーちゃんがいるところ。
アダチガハラの鬼ババで有名ですね。あのあたりに人を殺して食べていた鬼ババがいたって。
あそこで包丁の形をしたかまぼこが入った真っ赤なラーメン食べたことありますよ。あと鬼ババの顔がついたせんべいとか。
そうなんですね。そうするとアニメでは日本松市が出てくるんですか?それがね、日本松市出てこないんです。遥か遠い宇宙のとある惑星の上が舞台になっています。
それでなんでアダチガハラなんて名前なんですか?
日本の古典芸能で能ってあるじゃないですか。あの能の作品で黒塚という作品が有名なんです。
黒塚って大きな岩、日本松市の鬼ババのところにありましたよ。
そう、アダチガハラの鬼ババって能では黒塚って言うんです。鬼ババが住んでいたという岩です。
その能の黒塚を物語の元にして、遥か遠い宇宙の惑星の上にしてあるんです。
なるほど。タイトルのアダチガハラというのは能の黒塚が元ですよという意味なんですね。
そうですそうです。アダチガハラの鬼ババ伝説は、小説家のユメマクラバックさんも滞在にして黒塚というSF小説を書いて、それが漫画化してさらにアニメにもなっていますよ。
そうなんですね。で、そのアニメのアダチガハラをyoutubeで見て面白かったんですか?
うん、よくできたアニメだと思いますよ。1991年に制作したアニメとしてはかなり見応えありますよ。
監督と絵コンテと原画を担当したのが坂口久史さんなんです。
坂口久史さん、虫プロ出身のアニメーターで漫画家としても活躍した方なんです。
アニメーターとしてラセーヌの星とかグレートマジンガーとか魔女っ子めぐちゃんで作画監督していますよ。
漫画家としてはウルフガイ、石の花など優れたSF漫画を発表していたんです。
へー、とても体能のある方だったんですね。
そうなんですよ。手塚治虫さんが亡くなった後は手塚治虫さんの後継者と期待されていたんですが、
この足立賀原の後に49歳の若さで亡くなられたんです。
そうなんですね。49歳ですか。若いですね。
本当に若い。残念でした。
そんなわけで、ぜひアニメ足立賀原、手塚治虫さんの体能と坂口久史さんの体能が感じられるアニメですので見てほしいです。
1週間限定ですから。
それはぜひ早く見なくちゃですね。
ちなみにこの作品、アニメの制作協力として、いわき市にあったアニメスタジオスタジオダブも参加しています。
というわけで、今回は手塚治虫さん原作の足立賀原という、日本町市の地名がついた傑作SFアニメがあるんだよという話でした。
今回はぴょんこさん出ていただいてどうもありがとうございました。
今回は出られて面白かったです。またぜひ機会があれば呼んでくださいね。
それではまた、もしよろしければぴょん吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日のお聞きくださいまして誠にありがとうございました。