ワンダンスの魅力
はい、おはようございます。本日の放送は2025年の11月14日、金曜日です。 本日は第1356回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。 さて、昨日ですね、ちょっと面白いものを見つけてしまったんです。
アニメワンダンスが10月30日からYouTubeで1話から3話まで期間限定で無料配信されているのを発見しまして、ちょっとだけ見るかと軽い気持ちで再生したんですが、これが想像以上に面白かったんですよ。
結局3話まで一気に完走してしまいました。 現在アニメは第6話まで放送されているようで、これはもう残りも見るしかないだろうとスイッチが入ってしまいました。
気になりすぎて原作漫画も調べたら、こちらもアニメ3話の範囲までさらっとどか、もう完全に作品のペースに乗せられています。
正直言うとね、ワンダンスってタイトルを見た時点では、おじさんの自分全然興味が湧かなかったんですよ。 そもそもダンスに強い思い入れがない。
ボールルームへようこそみたいな車高ダンスは興味あるけど、ストリートダンスとなると急に距離が出ちゃうんですよね。 あとはフラフラダンスのフラダンスくらいでしょうか。
さらに言えば、タツノコプロがポールダンスを題材に作ったポールプリンセス文も見たんですが、 こちらはガールズバンドものの足っぽさを感じてしまって、どうも自分には刺さらなかった。
そして思い出したのが12年前の日朝。 バトスピのアート番組でトライブクルクル、次のブレイブビーツって2作続けてストリートダンスアニマがあったじゃないですか。
あの時点でうわ、時代が変わったなっておじさん完全に置いてけぼりを食らっていました。 だから今回のワンダンスもタイトルだけ見たら、はいはいきっと女性向けかっこいい男子鑑賞アニメくらいに思っていたわけですよ。
ヒップマイ的な。 ところがどっこい。見てみたら全然違う。
ワンダンスはど真ん中ストレートの王道スポーツ青春漫画だったんです。 空手、サッカー、バステ、ゴルフ、スノボ、
ジャンルは違うけど、どれも初心者が努力して才能を開花させていくタイプの話が好きな人はまさに直球で刺さるやつです。
原作は高段社月刊アフタヌーンから連載中。 現在14巻まで出ています。
マガジンポケットにも載っているので、作品の風合いはまさに少年マガジン系スポーツものの決闘なんですよね。
作者はコーヒーさん。絵のパワーがすごい。 動いている感がガンガン伝わる絵柄で、読んでて心臓の鼓動が早くなるタイプのやつです。
漫画なのに聞こえない音楽が聞こえてくる。 コーヒーさんはノボルコテラさんというボルダリング、壁登るスポーツですね。
それを描いて実写映画化もされているらしく、そこで培った動きを描くセンスがワンダンスでも雑列しています。
他には知ったかボリリアランって作品も書いていたんですね。 これは知らなかった。
舞台は富山県っぽい地方都市。 主人公コタニカボクは喫音症がコンプレックスで目立つことが苦手。
そんな彼が同級生のワンダヒカリが一人黙々と踊っている姿を見て、言葉を超えた自己表現としてのダンスに魅力されていく。
こう描くだけで青春ですよ。 苦手を抱えながらもワンダや部長に支えられながら練習していく姿はスポーツ漫画のエテフォンみたいで本当に胸が熱くなります。
面白いのが主人公が男で上司に教わるっていうところ。 ダンスの世界は男女関係ないんですね。
アニメ制作はマッドハウス×サイクロングラフィックス。 マッドハウスは古くから実力派で最近でも早々なフリーレーンとかチーなど名作を続けているスタジオです。
日常パートの描写はさすがの一言で、声優さんたちも非常に自然、キャラが生きています。 ダンスシーンはCC担当のサイクロングラフィックス。キャラごとダンサーをつけて1年間使ってモーションキャプチャしたらしいんですが、
まだ漫画では想像するしたなかった動きの本物感がしっかりアニメで見える。 ただ、
ここが賛否両論ポイントらしいんですよ。 というのも視聴者が今年1月のメダリストを見ちゃってる。
このフィギュアスケート部分すごいんですよね。 そして2022年12月公開のファーストスラムダンクも見ちゃってる。
もう2020年代のファンはアニメの動きに求めるハードルがめちゃくちゃ高くなっているわけです。 技術の進歩が早すぎるのと見る側の要求が厳しすぎる問題。
もしスラダン映画もメダリストも一切存在しなかったら、 ワンダンスのCGダンスは多分テレビアニメでここまでやったかっていう評価されていたんじゃないかなと思うんですよ。
ロートルの自分からしては十数年前のプリキュアのエンディングダンスより圧倒的にすごいじゃんって普通に感動してしまいます。
むしろCG使わないで全部手書きで1984年版ガラスの仮面のオープニングとか1983年版カッツワイのエアロビみたいな動きで踊ってくれてもそれはそれで味があるって喜んじゃうんですかね。
いやーアニメの時代も儀劣もそして見る側の意識も本当進化早いですね。 とりあえずワンダンスアニメはいいと思いますよ。
制作と技術の進化
これをきっかけに漫画も大勢の人に読んでほしいと思っております。 はい、それではまたもしよろしければピョン吉のオタクの話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。