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2026-10-28 09:28

#1704 追悼 ちばてつや作品との思い出の話

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漫画家・ちばてつや先生の訃報を受け、今回は予定を変更して、自分と先生の作品との思い出を語っています。『国松様のお通りだい(ハリスの旋風)』から『紫電改のタカ』『おれは鉄兵』『あしたのジョー』『のたり松太郎』まで。少年時代に夢中になった漫画、作品から受けた衝撃、そして2018年に念願のサインをいただいたときの喜び。振り返れば、私の人生にはいつもちばてつや先生の漫画がありました。

たくさんの感動をありがとうございました。心からご冥福をお祈りいたします。



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サマリー

漫画家・千葉哲也先生の訃報を受け、話者が少年時代から大人になるまで親しんできた作品との思い出を振り返る。『国松様のお通りだい』をきっかけに、『紫電改のタカ』『誓いの魔球』『おれは鉄兵』『あしたのジョー』『明日天気になーれ!』『のたり松太郎』などに触れ、戦争の悲しさやアニメ化による魅力の広がりを語る。2018年のトークショーで念願のサインをもらった喜びにも触れ、作品への感謝と追悼を述べる。

『国松様のお通りだい』との出会いと『あしたのジョー』ブーム
はい、おはようございます。本日の放送は、2026年10月28日、水曜日です。 本日は第1704回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮、アニメ、漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話していく、という番組です。
よろしくお願いいたします。 今日は予定していた内容を変更してお届けします。
漫画家の千葉哲也先生が亡くなられました。 87歳でした。
あまりにも突然のお知らせで、正直まだ気持ちの整理がついていません。 そこで今日は、私自身の千葉哲也さんとの思い出をお話ししたいと思います。
少しの間お付き合いください。 私が初めて千葉哲也さんの作品に出会ったのは、
1971年に放送されたアニメ、 国松様のお通り台でした。
国松という、いろんなスポーツに打ち込むガキ大将が主人公の作品です。 当時の私は、面白いなぁと思いながら、毎週楽しみに見ていました。
ただし、この作品がハリスの風の2度目のアニメからあったなんて、全く知りませんでした。
ちょうどその頃は、明日の城が大ブームになっていました。 漫画の登場人物であるリキー・シトールの葬儀が、実際に行われるほどの大騒ぎです。
今考えても、すごい現象ですよね。 ただ、
当時の私は子供だったので、そんな社会現象が起きていたことすら、よく知りませんでした。
『紫電改のタカ』と『おれは鉄兵』の衝撃
私のおじさんは、漫画好きで、部屋にはたくさんの漫画本がありました。 その中にあったのが、四伝界の鷹と誓いの魔球です。
私は、この2つの作品に夢中になりました。 そして、子供心にも思ったんです。
この漫画家さん、絵がすごく綺麗だなぁと。 他の漫画家さんの作品と比べても、千葉哲也さんの絵は、とても印象に残りました。
誓いの魔球を読んだ時には、 あれ?これって、巨人の星に話が似ているなぁと思ったんです。
ところが、後になって気づきました。 逆だったんですね。
誓いの魔球の方が先だったんです。 つまり、私が後から読んだ作品の方を、先に読んだ作品に似ていると思ってしまったわけです。
さらに、四伝界の鷹のラストも強烈に記憶に残っています。 主人公が特攻で出撃する場面です。
ただ、当時の私には、その意味がよくわかりませんでした。 そこで、おじさんに聞いたのか、教えてもらったのか、とにかく主人公は死んでいるんだよ、と知ったんです。
それはもう、びっくりしました。 子供の頃の私には、かなり衝撃的な出来事でした。
漫画を読んで、物語の面白さだけでなく、戦争の悲しさまで感じさせられたんですね。
そして、1973年、少年マガジンで、俺はてっぺえの連載が始まります。 これを読んだ私は、現代版のハリスの風だなぁと思っていました。
元気いっぱいの主人公が暴れ回る、あの感じですね。
『あしたのジョー』と作品のアニメ化
俺はてっぺえは、1977年にはアニメにもなりました。 その頃になって、私はようやく、1970年に制作されたアニメ、明日のジョーの再放送を見ることになります。
巨人の星と並んで一世を風靡した作品なのに、私はそれまで知らなかったんですよ。 いや、当時の私一体何をしていたんでしょうね。
そして実際に見てみると、これがもう面白い。 さらに原作の漫画を読んでまたびっくりです。
力石との対戦後に物語の続きがある。 1981年にはアニメ明日のジョー2が始まります。
これがまたとても美しいアニメに仕上がっていて、私は再び驚かされました。
千葉哲也さんの原作の魅力に加えて、アニメならではの表現にも引き込まれたんですね。
そして同じ1981年、少年マガジンで明日天気になーれ!の連載が始まります。
今度はゴルフ漫画です。
主人公の向井太陽は、これまでの主人公たちに比べるとちょっと落ち着いた印象でした。
正直に言うと、最初はちょっと地味かなーなんて思っていたんです。
ところが1984年にアニメになって、またまたびっくり。
この頃はアニメブームでもありましたから、作品の魅力がアニメによってさらに広がっていったんですね。
さらに後になって気づいたことがあります。
『のたり松太郎』と長年の影響
俺はてっぺいを描いていた1977年頃、千葉さんは大人向けの雑誌でのたり松太郎も連載していました。
こちらは相撲を題材とした作品で、主人公は松太郎というとんでもない暴れん坊です。
少年向けの漫画ではてっぺいが暴れまわる。大人向けの漫画では松太郎が暴れまわる。
千葉さん同時に二人も暴れん坊を描いていたんですね。
しかもどちらも違った魅力があるんですから本当にすごいです。
そう考えると、明日天気になーれの主人公は少し落ち着いたタイプにしたのかななんて思ったりもします。
もちろんこれは私の勝手な想像ですけどね。
こののたり松太郎も2014年に暴れん坊力士松太郎というタイトルでアニメ化されました。
おお千葉哲也さんの作品がまた新しい世代に届いているんだと驚きました。
こうして振り返ると、物心がついてから大人になるまで、いや大人になってからも私はずっと千葉哲也さんの作品に影響を受け続けていたんですね。
これほど長い間、様々な作品を通じて世代を超えて影響を与え続けてきた漫画家さん。
私にとっては千葉さんと高橋隆子さんがそんな存在として思い浮かびます。
千葉さんは私が生まれる前から漫画を描き続けていました。
そして私はその作品を読みながら育ってきたんです。
考えてみれば、私の人生のあちこちに千葉哲也さんの漫画があるんですよね。
2018年のサインと思い出への感謝
そうなると、やっぱり一度はお会いしたい、そしてサインをいただきたい。
漫画好きの親父としては、これはもう人生の宿題みたいなものです。
そんな思いを抱いていた私は、2018年宮城県留市で開催されたトークショーに参加しました。
そしてついに千葉哲也さんからサインをいただくことができました。
いやー、嬉しかったですね。今でも大切な宝物です。
その時は千葉さんまだまだお元気だなと思っていました。
だからこそ今回のお知らせは本当に寂しいです。
千葉哲也先生、たくさんの素晴らしい作品をありがとうございました。
子供の頃の私も大人になった私も、先生の作品に何度も励まされ胸を熱くしてきました。
力石も城も鉄平も松太郎も、これからも漫画の中で生き続けていきます。
先生の作品と出会えて本当に良かったです。心からご冥福をお祈りいたします。
はい、それではまたもしよければぴょん吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
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