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2024-09-04 09:36

#920 福島市の原発事故後の女子高生を描いた『デイジー 3.11~』を読んだ話

2013年に出版されたももち麗子さんの『デイジー 3.11 女子高生たちの選択』を読みました。講談社の「デザート」に連載後、全2巻の単行本となったマンガです。ももちさんは2012年に福島市と二本松市を訪れ高校生、先生を取材したそうです。その生の声を元に構成されたフィクションのマンガです。フィクションですが、原発事故後の1年間、原発事故に悩む高校生たちの姿が描かれていて良いマンガになっていました。

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はい、おはようございます。本日の放送は2024年の9月4日、水曜日です。本日は第920回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県これまし在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことをだらだらと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
昨日はですね、デイジー 3.11 女子高生たちの選択を読みました。
デイジー 3.11 女子高生たちの選択。ももち玲子さんという方のね、2013年に出した漫画です。
少女漫画だからという偏見で手を出してなかったんですというのは嘘でね、気にはなってたんですよ。
気にはなってたんです。ですけどね、実は家に娘がいたんでね、読みたくないなと思ったのが本音です。
フィクションの漫画とはいえですね、福島原発事故で将来に苦しむ少女の姿、それはね、しんどそうで読みたくないなぁと、家に置いておきたくないなぁと思ったわけですよ。
ですがね、みんなね、その娘たちもね、みんな成人して出ていってしまいましたのでね、もういいかと思って読んだわけです。
というわけでね、手を出すのにですね、まあ10年以上かかりました。 でもね、当時ね、読んでもよかったなとね、今読み終わりました思いました。
この作品はですね、ピエロ夜明け前っていうね、原案の小説があるようです。 この本が出版されたのは2012年の7月の24日。
原発事故でね、翻弄される女子高生たちの1年間の物語ってことですかね。 3月11日にね、まあ震災が起きまして、そこからね約1年でね、すぐさま本が出ると。
ちょっとスピーディーすぎるなぁなんて気がするんですかね。 で、その2012年の夏にですね、ももちさんはですね、この原案をね、漫画化することにしたらしいんですよね。
漫画のね、カバーのところにですね、 ももちさんのコメントを書いてあるんですね。
福島は私の亡き父の故郷です。それはこの作品を書こうと思った理由の一つです。 と書かれてるんですよ。
ももちさんのね、お父さんはですね、福島県の氷町の出身らしいですね。
そしてですね、ももちさんはですね、福島県のね、 福島市と日本松市を訪れましてね。
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そしてそこの高校生たち、親、教師に取材していくんですね。 作品はですね、その取材に基づいて構成されたお話となっております。
ちなみに取材したところはですね、 福島市のね、桜野聖母短期大学の学生さんたち、
また日本松市の足立高校の学生さんたち、 そして浪江高校の津島高校の学生たちに取材したそうです。
そしてまた漫画の1ページ目のところにですね、 私は福島に生きる高校生の皆さんの思いを伝えたくて、この作品を書きましたと書いています。
原発事故が真っ最中の時にね、この本を出すということはね、 両方で話題性があるわけですね。その話題性だけでね、
思いつきで書いたわけじゃないよっていうことね。 そこからせたくなかったんでしょうね。
でもちゃんとしたね、取材に基づきまして、 生徒たちのね、学生たちのね、気持ちちゃんとね、組んでいる作品になっていると思いました。
そしてね、2012年の10月29日にですね、高台車のデザートという雑誌、 そちらの方でね、12月号にですね、大臣が持ったわけですね。
そして2010年の8月号までですね、その掲載が続いたわけです。 そしてコミックスがね、全2巻が出たわけですね。
そのコミックスをね、今回私読んだわけですよね。
この物語ですね、福島県の福島市がね、舞台なんですね。 若葉高校というですね、架空の高校ですね。そこが描かれています。
原発事故後のね、高校3年生の女子高校生の4人組。 その1年間が描かれています。
原発事故がある前もですね、バンドをやっていたんですね。 そのバンドの名前がデイジーなわけですね。
で、描かれるのはですね、放射能への恐怖。 その恐怖による仲間たちとのいさかい、言われない風評被害。
それから仮設住宅の問題、原発事故による自殺などなどですね。 自分も経験したこと、見聞きしたことなんですけどね。
すでにですね、まあ13年経ちましてすでにね、結構忘れていること。 そのやつがね、この作品の中に残されているんですね。
ああ、そうだった。そうだった。 当時のその雰囲気はですね、その当時にしか保存できないわけでね、それが残ってるんですよ。
こういう作品はですね、大切ですよね。
そして主人公たちはですね、高校3年生とか生まれますね。 自分の将来を選択していなきゃいけないんですね。
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原発事故の前には、それぞれ夢を持っていたわけですね。 その原発事故による環境の変化。
その関係者たちの希望を色々と変えてしまうんですね。 その選択、それが描かれていく形になります。
福島県から離れることを決意する人。 それと福島県に残りたいと願うもの。
それは残りたいのに家族の事情で出ていくことになってしまうもの。 福島県の復興にぜひ焼き立ちたいと思ってね、福島県を出ていくもの。
選択の道はね、人それぞれなんですね。 そしてそれぞれの選択がね、良い、悪いとかね、その結論は出してないんですね。
それを置いているのが良いですね。 4人はね、わざかまりとかもね、一時あったりとかしましたけど、互いにね、みんな尊重し合っている。
そんな形で終わっているのが良いですね。
で、読み終わりましたね。 この話の続きを読みたいと思いましたね。
現在、彼女たちは31歳、2歳ぐらいになっているんでしょうかね。 作品のラストにですね、彼女たちの姿がね、
夢の形でね、ちょっと描かれています。 その夢の形がね、実際どうなっているのか、知りたいなと思いましたね。
年齢的にね、進路ではなくてですね、その人生を色々と歩んでいるはずですんでね。
それはどういう風になっているのか、知りたいなと思いましたね。 願わくばですね、全員仕下ってほしいなと思いましたね。
ももち玲子さんにね、その話をぜひ書いてほしいなぁと、なんて思いましたね。 まあ無理でしょうけどね。
というわけでですね、今回はですね、ももち玲子さんのね、 デイジー3.11女子高生たちの選択を読んだよという話でした。
良い話ですね。 まあぜひね、機会があれば読んでほしいなと思っております。
はい、それではまた次回、よろしければぴょんちゃんお宅の話をお付き合いくださいね。 本日もお聞き下さいまして、誠にありがとうございました。
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