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はい、おはようございます。本日の放送は2025年の8月30日、土曜日です。
本日は第1280回目のお話となります。このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことを
ただただ話をしていくという番組です。よろしくお願いいたします。
映画の紹介
自分ですね、福島県内がロケされた映画をなるべく見るようにしているんですよ。今回はかなり古い映画なんですが、郡山駅前が少し登場する映画についてご紹介したいと思います。
この映画、炎の肖像という映画です。炎の肖像、皆さんご存知でしょうか。
この映画ですね、ジュリーこと澤田賢治さんが主演の映画なんですよ。
ジュリーといえば、1960年代グループサウンズで、ザッタイガースで人気でしたよね。
1971年にザッタイガースが解散いたしまして、70年代以降はソロ歌手で活躍されている方です。
勝手に仕上がりとかね、東京、カサブランカ、ダンディなどなど、数々の名曲を出しました。
さらば宇宙戦艦ヤマト、愛の戦士たち劇場版の映画ですからね。そのヤマトより愛を込めてなんて曲もありましたね。
当時ですね、人気歌手はアニソンを歌うっていうので、ありがとうございますって感じだったんですよ。びっくりいたしました。
この映画が作られたのはね、炎の肖像のほうですよ。1974年です。
前年にはですね、危険な二人っていう曲、それを大ヒットさせた頃なんですね。
そして1974年というとですね、テレビで寺山勘太郎一家っていうホームドラマをやっておりました。
年配の方だったら見た人多いと思いますけどね。 作曲家の小林あせいさんとね、歌手の西条秀樹さん。
そのままですね、親子っていう設定になってましたね。親子喧嘩するっていうのはね、その番組の名物っていうドラマだったんですよ。
あ、喧嘩始まったぞーって言うとテーブルをね、家族たちがからづけ始めましたね。で、あーそうすると、あー始まったーって感じになりましたね。
今じゃ考えられないですよね。これはですね、しかもですね、向小田邦子さんの脚本なんですよ。
向小田さんの脚本と思えないですよね。 その中ですね、キキキリンさん。当時はね、結城千穂さんっていう名前だったんですかね。
あの演じるおばあちゃんがですね、ね、沢田健二さんのポスターを見つめましてね。 ジュリーって言ってね、お見舞台するのがね、人気だったんですよ。
まあそのぐらいですね、この沢田健二さん、当時人気な方だったんですね。
その沢田健二さんがね、人気の時にですね、主演で作られた映画が、炎の象徴です。 沢田さんがね、出演された映画って言うとですね、
日活の転換
その後ですかね、太陽を盗んだ男だとかね、魔界転生だとかね、まあときめきにしつつだとかね、ひるこ妖怪ハンターだとかね、
ゆめじ、などなどですね、名作と呼ばれる作品が多いんですよ。 その中でね、大人気の時に作られたこの炎の肖像。
もうさぞかし大ヒットしたんだろうなぁと思いきやですね、 多分ね、あんまり知られていないと思うんですね。
この映画をね、制作したのは日活だったんですね。 1950年代後年ね、小林明さんのね、渡り鳥シリーズなどね、
数々の名作映画を出してきた映画会社です。 ところがですね、時代はね、テレビの時代になっちゃったんですね。
というので、映画界の全体がですね、ちょっとね、人気が低迷してきたんですね。 その時ですね、日活はですね、
ガラッと方向転換したんですよ。 成人向け映画、そちらの方にね、方向転換しちゃったんですね。
そうなんですね、1971年です。 日活ロマンポルノが誕生したんですね。
今はですね、日活はですね、この日活ロマンポルノに助けられているんですね。 というので、成人向けポルノ映画をばっかり出していましたね。
ときったまえですね、一般向け映画を制作するという形だったんですよ。 というわけで、このホロモンの肖像はですね、1974年のね、お正月映画としてね、
作られたんですね。 その頃の日活の映画なんでね、多分一般のターゲットのね、若い女性はですね、
なかなか生きづらかったと思うんですよ。 っていうのはね、今の人はわかんないかもしれませんけどね、昔は映画館っていうのはね、
映画会社によって決まってたんですよ。 日活なら日活ってついている映画館、東映だったら東映ってついている映画館、
東方だったら東方ついている映画館、みたいな感じだったんですよ。 ですからね、日活の映画館に行くとね、ポルノを見ているというふうに思われちゃいますんでね、
若い人はなかなか生きづらかったんですね。 自分なんかもですね、
漫画のね、あー羽の応援団がね、ドラマ化されたーっていうんでね、それ作ったの日活だったんですよね。
っていうんで、高校生でも入っていいんですよーって言われたんですが、恥ずかしくて見に行きなかったですからね。
多分ですね、そしてね、勇気を振るってね、映画館に行って見に行った人たちはね、多分、なんだこれって状態だったと思うんですね。
この映画の中でですね、沢田健二さんね、鈴木二郎っていう名前なんですよ。 そしてロック歌手っていう設定なんです。
ですが、あだ名はジュリーなんです。 というわけでね、現実と虚構が入り混じったような映画なんですね。
沢田健二さん、人気のアイドル歌手からですね、この映画でね、ワイルドでダーティーな大人男へ脱皮しようとね、していたみたいなんですね。
ですので、やたらと荒っぽい言葉を使いますしね、激しいベッドシーンもありましたし、ブリーフだけでね、歩き回っている姿などもね、結構あるんですよね。
で、そのベッドシーンのお相手はね、中山麻里さんなんですね。 中山麻里さんって言うとですね、自分なんかね、サインはVのね、女子バレー部のキャプテンのイメージなんですね。
元気な、頼れる女性という役が多かったんですがね。 まさかでここでね、大胆なベッドシーンがありましたね。びっくりいたしました。
しかしね、その中山麻里さんの役の人はね、もう前半の方でなくなっちゃうんですよ。 その女性のね、妹役が登場するんですが、それは原田美恵子さんなんです。
可愛いんですよね。 そしてもう一人ね、その友人がね、秋吉久美子さんなんです。
これまた可愛いんですよ、この二人はね。 この二人はね、あの姉が死んだ理由はね、あなたにあるみたいな感じでね、問い詰めたりするんですね。
秋吉久美子さんと言えばね、福島県いわけ寺出身の方ですよね。 秋吉久美子さんとね、佐賀賢治さんのラブシーンみたいなのもありますからね。
しかしですね、見ていても全然ストーリーがよくわかんないんですよ。 どこまで映画なのか、どこからドキュメンタリーっぽいのか。
物語の最後の方ですね、なんかいろいろありましてね。 チータケオさんがトラックの運転手だったりするんですが、それも絡んできましたね。
郡山駅前のロケ
主人公ですね、小林山駅前でね、降ろされちゃうんですよ。 その中でね、佐賀賢治さんね、当時の賑やかな小林山駅前をね、フラフラと歩くんですね。
雪が降っているシーンなんですよ。 駅前のね、道路にアーチが掛かっていますね。
ヨーク・ベニマルだとかね、小松少佑とかね、看板が出てるんですね。 小林山駅前には強立レコードってレコード屋さんがありましてね、その店内もね、映ってますし
その横にはですね、ライバル映画会社の東映のね、東映パレスって映画館がありましてね、その辺りも映ってるんですね。
そんな感じでね、小林山市が出てるのは数分だけなんですが、まぁそういうわけでね、わざわざ小林山ロケットを騒ぐほどの長さでもないんですがね、ちゃんと映ってるんですね。
そんなのね、機会があればですね、佐賀賢治さんのファンの方、それだと小林山市の映画ファンの方はですね、ぜひ見てもらいたいと思うんですね。
というわけでですね、小林山をロケした映画にはね、こんな映画もあったんだよっていうお話でした。
ちなみにですね、あのジュリーってやったね、キキキリンさんもね、この映画にね、ちょろっと出てます。
またあのね、キキキリンさんとね、あの旦那さん、内田優弥さんもね、出てるんですよ。
そういうのもね、探してみると結構面白いと思います。
はい、それではまたもしよろしければですね、ぴょん吉のお宝の話もお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。