2022-08-28 08:59

#182 30年以上前、郡山市で一日だけ好きな映画の上映会をした話

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郡山市の映画館で一日だけ映画館のスクリーンを借りて自分の好きな侯孝賢監督の『冬冬の夏休み』の上映会をしたことがありました。『童年往事』じゃないけど、気づくと32年前。時の流れは早いですね。

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はい、おはようございます。本日の放送は2022年8月28日、日曜日です。本日は第182回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き、親父のピョン吉が響きになったことをだらだらと話をしていくという番組です。
そんな親父の一言をお聞きになりまして、もしもあなたの心に何か残ってしまったら、ごめんなさい。悪くはなかったんです。
ここにこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
今回はですね、映画についてのお話です。
よくですね、郡山市ではですね、見たい映画上映されないというね、声をよく聞きます。
福島市にはですね、ホーラム福島や、あとイオンシネマ福島があります。
いわき市の方にはですね、マチポレシネマズや、ポレポレシネマズいわき小浜があってですね。
確かにですね、現在福島市やいわき市に比べるとですね、郡山市で映画を見るのはですね、あんまりね、良い環境とは言えない状況なんですね。
ですけどもね、それはホーラム福島とかね、マチポレの人たちがね、頑張ってね、そしてそれに支える映画ファンの人たちを育てたからっていうね。
だから獲得したものでね、長年の努力の賜物だと私は思うんですよね。
それと同様なですね、市民活動的な映画の動き、これは郡山市にあったのかなというとね、
残念な私はね、あんまり記憶がないんですよ。
30年ぐらい前の話なんですよね。
自分が実行委員長となってですね、映画館のスクリーンを1日借り切ってね、自分の好きな映画の上映会をしたことがあるんですよ。
上映した映画はね、台湾のホーシャオセンっていう映画監督の作品です。
トントンの夏休みっていう作品です。
トントンっていうのはね、冬冬って書くんですね。
冬という名前がついている人はね、夏休みだっていうのでちょっと面白いタイトルですよね。
当時ですね、郡山市にある映画館の工業会社、その映画会社がですね、映画フォアのための組織を作っていたんですよ。
その入会案内にですね、会員限定の上映会をすると書いてあったんですよね。
ところがね、その会員限定の上映会をしないんでね、一部の会員たちはね、映画を上映してほしいってね、そう要望したんですね。
そしたらですね、なんと太っ腹なことにですね、会員たちで宣伝やチケット販売などを行うなら、好きな映画を1日上映会させてくれるっていう返事が返ってきたんですよ。
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これ幸いにとってですね、自分たちでね、集まってね、好きな映画を選んでね、上映会を行っていたんですね。
氷山ですね、公開されてなかったニューシネマパラダイス、それあと神威の邸主、ポンヌフの恋人、マイライフアザドックなどもあったと思います。
こういったふうな上映会をね、やっててね、それなりに人気だったんですよ。
その当時ですけどね、自分はね、東京へ出張のためにですね、宝写オシャイン監督の作品を見てね、深く惚れ込んでいたんですね。
童年王子時の流れ、恋恋夫人、粉食いの少年、トントンの夏休み、苗の娘などですね。
アメリカやヨーロッパの映画とも違ったですね、独特なリズムでね、そして日本の昭和30年代ぐらいのね、懐かしい街並みとか景色、そういうのがね、絵が描いてるんですね。
これはすごい映画監督が現れたなと思ったんですよ。
ちょうど映画雑誌でもですね、宝写オシャイン監督がね、盛んに取り上げられていたんですよ。
映画ファンが好むですね、キネマ旬報というね、ちょっとクロート向けの雑誌があるんですよね。
映画ファンの中でもね、結構マニアックな人が見れる雑誌です。
世界一ですね、ベスト10の発表がですね、長い雑誌なんですよ、ずっと。
それでね、毎年ベスト10が発表されるんですけども、1989年の8位が連々封印。
10位がね、同年おち時の流れなんですよ。
で、これでですね、映画ファンたちがね、宝刹ン作品を見るようになりましたね。
翌年の90年の1位はですね、宝刹マンですよね。
映画ファンにはね、これについてもね、映画によって聞いていけたんですね。
ホウシャウセン作品を見るようになりましたね。翌年の90年の1位はですね、非常上司。そして4位がですね、トントンの夏休みだったんですよ。
そして1989年90年とですね、外国監督賞の2年連続1位だったんですよ。ところがですね、郡山市でですね、このホウシャウセン監督をしている人がほとんどいないんですね。
当時はですね、ホウ監督のレンタルビデオも出てませんからね、その作品を見た人がほとんどいない状況なんですね。
というので、それは非常に寂しいことだなぁと思ったわけですよ。非常上司はですね、ベスト10の1位を受賞したこともあってね、自分が実行委員長となってホウ監督のね、
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条約を行うことになったんですよ。 ところがですね、非常上司はですね、1位となったばっかりでね、予約が殺到してフィルムが借りられないという話なんですね。
それで4位のね、トントンの夏休みが借りられるという返事が返ってきたんですね。 それではそれでいきましょうと。
非常上司はですね、非常に美しいですね、映画なんですけど、美しいですね、難解なんですね。
それに対してトントンの夏休みはね、なんとなくあの隣のトトロみたいなね、子供時代を思い返してしまうようなところがある映画なんですね。
というわけで、初めてホウ監督の作品を見るならね、こちらの方がね、親しみがあるんじゃないかなと思ったんですね。
ところがですね、ここで大事なことを忘れていました。 氷山市でね、ホウ監督をしている人がいないってことはですね、
上映会をしてもですね、人は集まらないってことなんですね。 結果はですね、大赤字となってしまったんですよ。
その大赤字は非常にちょっと大きかったもんでね、次の映画の上映会もできないような状況になってしまったんですね。
そして2年も経たずにですね、それもきっかけとなったのか、映画を上映会した回の方も解散となってしまったんですね。
あの時にですね、自分が違う作品を選んでいれば、もっと人が集まるような映画を選んでいれば、
あの時にですね、もっと人を集めることができていればですね、氷山市の映画文化もですね、また映画館の状況もね、かなり違っていたと思うんですよね。
ちょうどですね、今ですけどね、レンタルビデオのTSUTAYAさん、そちらの方でもね、レンタをね、だんだん撤退し始めたっていうニュースが流れてきました。
果たしてですね、映画館で映画を見るっていうね、文化っていうか時代ね、これがね、いつまで続くのかなとちょっと心配になっているところなんですかね。
はい、それではまた次回よろしくはピョンキーさんのお互いの話にお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。
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