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#1557 ポッキャトーク:図書館を作ると言われて結婚した男の話
2026-06-03 08:41

#1557 ポッキャトーク:図書館を作ると言われて結婚した男の話

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今回は、水城真琴さんの企画「ポッキャトーク」に参加! テーマは「本屋のポップアップコーナーを任されたら?」です。ところが私は、店員おすすめ本を人生で一度も買ったことがないという、なかなか面倒くさい本好き(笑)。本棚だらけの部屋に憧れ、本の重みで床が抜ける話に震え、さらには「図書館を作ってあげる」と言われて結婚したものの、30年以上経っても図書館が完成しないという壮大な実話まで。本に人生を振り回され続けた男の、本だらけの思い出話をお届けします(笑)。



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はい、おはようございます。本日の放送は、2026年の6月6日、水曜日です。 本日は第1557回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
本日は企画会です。水城誠さんのポッキャトークに参加してみようと思います。
今回のテーマは、マイブックコーナーポップアップストア。 あなたが本屋の店員になってポップアップコーナーを任されたら?というものです。
いやー、なかなか難しいテーマですよね。 本屋さんに行くと入口近くの一番目立つ場所にありますよね。
今、この本が熱い。定員一余し。 これを読まずして今年は語れない。みたいな感じで本が並んでいるコーナー。
あれがポップアップコーナーというか、特設コーナーというか、本屋さんがぜひ読んでくださいと全力で押している場所です。
ところがですね、実は私、あのコーナーの存在意義が未だによくわかっていません。
もちろん存在は知っています。でも正直なところ、人生で一度も、あ、この本買おうとなったことがない。
いつも素通りです。 店員さんには申し訳ないんですが、おすすめですよと言われると、いやー自分で決めますのでとなってしまうんですよ。
ひねくれております。かなりめんどくさい客です。 しかもですね、
誰かに本をおすすめされて買った経験がほとんどないんです。 本って人によって求めるものが全然違うじゃないですか。
知識が欲しい人もいれば物語を楽しみたい人もいる。 現実逃避したい人もいれば人生を変えたい人もいる。
なのにこの本面白いですよと言い切れるその自信。 若い頃の私はなぜ他人の好みがわかるんだとちょっと反発していました。
今思うと本より先に自分の性格を改善した方が良かった気がします。 多分水城さんが聞きたかったのは本当に本屋の店員になったらどうするという話ではなくて、
あなたはどんな本が好きなんですか。 本にまつわる思い出を教えてくださいということなんだと思います。
なので今回は本に関する思い出話をしてみます。 実は私昔から本が大好きでした。
読むのも好き、買うのも好き、そして並べるのも好き。 普通の人は本を読むのが趣味かもしれませんが、私は本を買うところから本棚に並べるまでがワンセットの趣味でした。
本好きあるあるですが、本というのは読むスピードより買うスピードの方が早いんですよ。 なんでなんでしょうねぇ。
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読書時間は有限なのに財布の紐だけは無限なんです。 そんなわけで気がつくと部屋の壁という壁が本棚になっていました。
本棚、本棚、また本棚。 振り返っても本棚。どこを見ても本棚。 部屋のインテリアテーマは書店の倉庫でした。
実は小学校3年生の頃の担任の先生のお家がそうだったんです。 家の中が本だらけ、壁一面が本。 その光景が子供心にすごくかっこよく見えたんですよ。
大人ってすげーと思いました。 そして将来はこういう大人になろうと決意しました。
今思うと野球選手とか宇宙飛行士じゃなくて本に埋もれた大人を目指していたわけです。 なかなか特殊な少年でした。
さらに中学生の頃、本好きの大学生のお兄さんの部屋に遊びに行く機会がありました。 そこも本だらけ、しかも文庫本用の本棚を自作しているんです。
DIYですよ。さらに本は全部パラフィン紙で丁寧にカバーされている。 まるで図書館、いや図書館以上、もはや本の神殿です。
それを見てまた思ったんですよ。 ああこういう大人になりたいなぁ
と、今振り返ると私の人生の目標ずっと本棚ばかり見て決めていた気がします。
そんなわけで、社会人になってからも本を買い続けました。 好きな本を買う、読む、本棚に並べる、また買う、読む前にまた買う、積む、さらに積む、そして老後に読むから大丈夫という魔法の言葉で自分を納得させる。
本好きの永久期間です。 社会人になってアパートを探した時も本気で本の重量を心配しました。
木造アパートは危険。本が多すぎて床が心配。 なので鉄骨のアパートを優先して探しました。
普通の人が駅からの距離や日当たりを見るところ、私は床の耐火重を気にしていました。 なぜそこまで心配したかというと、大学時代の友人が原因です。
その友人、漫画本を押し入れにぎっしり収納していたんですよ。 そしたらある日押し入れの床蓋がベキッ壊れました。
本の重みで本当に、漫画の力恐ろべしです。 あの時、本は知識を増やすが重量も増やすという人生の真理を学びました。
そんなわけで、私の人生は本だらけでした。 本棚で脇も見えない、床にも本、トイレにも本、玄関にも本。
あと少しで遭難できそうな状態。 今人気の異世界転生物に本好きの下告状がありますよね。
主人公は本が崩れて死んで転生するわけです。 あれを読んだ時、いやわかると思いました。
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本当に大地震が来たら、本棚が倒れる前に逃げられる自信がありませんでした。
ところがですね、そんな本だらけの部屋にある日から女性が来るようになったんです。 今でも不思議です。
なぜ来たのか。本しかない部屋ですよ。 景色は本棚、会話の相手も本棚、家具より本の方が多い部屋です。
それなのにその人は言ったんです。 結婚したら図書館も作ってあげるわ、と。
図書館ですよ。マイホームでもない図書館。 本好きのってるの究極のプロポーズです。
普通の人なら幸せにしますよとか、ずっと一緒にいようとか言われるんでしょう。 私は図書館を作るでした。
そりゃあ心が動きます。本好きの急所を正確につかれました。 そして私は結婚しました。
ところがです。待てど暮らせど図書館ができない。 1年、5年、10年、20年、30年。
できない。 本は倉庫に入ったまま図書館は建たない。むしろ本を増やすと怒られる。
おかしい。話が違い。契約内容と現物が一致していない。 さらに結婚と同時に財布の管理権まで移行。
本を買うにも許可が必要。私の理想だった図書館人生はいつの間にか倉庫人生になっていました。 最近になって思うんですよ。
あの時の図書館を作ってあげるわの言葉。 もしかして、もしかしてですよ。あれは壮大な営業トークだったのではないかと。
30数年経った今でも私は図書館の完成を待っています。 いつか経つと信じています。
というわけで今回のポッキャトーク。 もし私が本屋のポップアップコーナーを任されたなら、おすすめ本は並べません。
代わりに本に人生を狂わされた人たちの実話コーナーを作ります。 そしてセンターには図書館を作ると言われて結婚した男の30年を置こうと思います。
多分売れません。でも私は読みます。 はいそれではまたもしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
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