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はい、おはようございます。本日の放送は2025年の10月3日金曜日です。 本日は第1314回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
小泉真次郎のポッドキャスト
今日はですね、9月30日に迎えた国際ポッドキャストデーにちなんだお話をしてみたいと思います。
実はこの国際ポッドキャストデー、2004年にポッドキャストが登場してから毎年祝われていまして、今年で21年目に入りました。
ポッドキャストももう成人を過ぎて立派な社会人メディアになったと言っていいかもしれませんね。
さてこの節目に合わせて、日本のポッドキャストがこれからガラッと変わるんじゃないかなと思う出来事がいくつかあったので、今日はその話をしてみます。
まず一つ目は昨日聞いた小泉進次郎のポッドキャストです。 今今年の5月に始まってすでに13エピソードほど配信されています。
ペースは月に2回くらい。不定期更新なのでまさに普通の人のポッドキャスト感があります。
内容もシンプルで最近あったことを話したり、リズナーの質問に答えたりとラジオ番組のような派手な演出はありません。
でもこれが逆にいいんですよね。 素のままの小泉さんが聞ける。
でここからが面白いところ。彼は今自民党総裁選に立候補中で、もしかしたら明日には日本の内閣総理大臣になっているかもしれない。
そうなると世界初かどうかはわかりませんが、内閣総理大臣が自分のポッドキャストをやっているという前代未聞の状況になるわけです。
もし首相になっても配信を続けたらこれは大きな話題になるはずです。 普段ポッドキャストを聞かない人でも総理のポッドキャストがあるんだと興味を持つ、これが入り口になるんですね。
そして他の他の政治家たちがじゃあ自分もやろうと思ったらどうなるか。 国会議員がゾロゾロとポッドキャストを始める未来。
それってつまり日本の民主主義のコミュニケーション手段そのものがガラッと変わるかもしれない。
記者会見やテレビ討論じゃなく、素の声で直接伝えられる場としてのポッドキャスト。
これは日本のポッドキャスト史のターニングポイントになるかもしれないんですが、 皆さん聞いたことあります?
ポッドキャストの新たな活用
小泉真次郎のポッドキャスト。 続いて2つ目の話題。
この夏にテレビ朝日で放送された木曜ドラマ「しあわせな結婚」。 主演は阿部サダヲさんと松たか子さんの夫婦役ということで自分も気になって見ていました。
このドラマなんと番組宣伝をポッドキャストでやっていたんですよ。 普通ならテレビのスポットCMとかせぜラジオ番組を使って宣伝するものです。
ところが最初からポッドキャスト番組を作って宣伝に使った。 これってかなり新しい取り組みです。
海外のドラマでは出演者がポッドキャストで裏話をするなんて事例も増えてきていますが、 日本の地上派ドラマでここまでやるのは珍しいです。
あえてポッドキャスト単独で番組宣伝を展開したのが面白いですよね。 今後もし他のテレビ局やドラマ作品も同じようにポッドキャストを活用したらどうなるか。
例えばドラマの放送後出演者がその回の裏話を語るポッドキャストなんかが増えたら、 ファンは必ず聞きますよね。
テレビとポッドキャストの境界線がどんどん薄くなっていく。 こういう動きもまた日本のポッドキャストの広がりを後押しすると思います。
そして3つ目の出来事。 アポロステーションのガソリンスタンドで給油をしていた時のことです。
給油機の小さなモニターに広告が流れるじゃないですか。 その最後にポッドキャストという文字が出てきたんです。
後で調べてみたら、給油が終わった後に qr コードが表示されてそれをスマホで読み取るとポッドキャストが聞ける仕組み。
しかもその番組がTBSラジオが制作の超人気番組 オーバーザサンなんですよ。
ジェーンスーさんと堀井美香さんがリスナーからの手紙を読みながら、 人生や悩み、日常の気づきを語る番組。
女性に大人気の番組。 時に笑えて時に泣ける。
リスナー同士が互助会と呼ばれるくらい一体感が強くて、 今年の春に武道館を8000人で埋め尽くしたという
まさに日本のポッドキャストを代表する番組です。 それが給油のおまけとして聞ける。
これってすごい発想ですよね。 日常の一コマにポッドキャストが自然に入り込む。
給油のついでに聞いてみるかと手に取った人が新しいリスナーになる。 話を聞きたいからアポロステーションで給油する。
こういう広がり方も今後増えていくかもしれません。 というわけで今回は総理大臣になるかもしれない人が大心しているポッドキャスト、
ドラマ宣伝に使われたポッドキャスト、 ガソリンスタンドで流れるポッドキャスト、この3つの出来事を紹介しました。
どれも方向性は違いますが、ポッドキャストが思わぬところに入り込んできたという共通点があります。
政治の世界に、テレビの宣伝に、日常の給油に。 こうして振り返ってみると日本のポッドキャストが新しいフェーズに入っている気がします。
これから5年10年後、あの頃がターニングポイントだったと言われるかもしれませんね。 皆さんは最近ポッドキャストが新しい広がりを感じた瞬間ってありました?
もしあればぜひ教えてください。 というわけで今回は日本のポッドキャストがこれからガラッと変わるんじゃないかなぁと思う出来事を経験したよ
というお話でした。はいそれではまたもしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。 本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました