ゴジュウジャーの物語の分析
- こんにちは。さて今回はですね、送ってくださった方が書かれたテキストを深掘りしていこうと思います。
テーマが一見すると全く交わらない2つのトピック。ナンバー1 戦隊ゴジュウジャーの最終回と戦術の衆議院選挙。
- 特撮ヒーロー番組のフィナーレから、現実の政治の動きをどう読み解くのか。
- 面白い視点ですよね。
- このユニークな思考のレンズを通して送ってくださった方の視点を一緒に追体験してみましょうか。
- お願いします。まずは物語のクライマックスからですね、主人公のホエルがどんな願いも叶う指輪を手に入れると。
- でも彼が願ったのは指輪争奪戦をもう一度やること。これで消えた仲間が全員復活するっていう、いやー胸が熱くなる展開です。
- ただここで筆者が注目しているのが面白いんですよ。物語の理想の裏に、制作現場の現実が透けて見える点ですね。
- 現実ですか?
- はい。テキストによると追加メンバーの変身シーンにダンスがなかったりとか。
- あーなるほど。
- あと一部の合成が少し不自然に見えたりしたと。
- いわゆる大人の事情ってことですね。でも筆者はそういった現実の制約だけじゃなくて、むしろ作り手側の思いがプラスに働いた点も指摘してるんですよね。
- その通りです。特に注目しているのがプロデューサーの関友和さん。ご本人が初代ゴレンジャーの赤レンジャーに変身して戦うという、すごいサプライズ演出ですよね。
- 50周年記念作だからこそ、物語を支えてきたスタッフ自身もヒーローなんだっていう、作り手の愛が溢れたメッセージだと筆者は分析しています。
- そして物語は1年後。再び指輪を手にしたホエルは究極の問いを投げかけられる。
- この世界は生きるに値するか?
- と、ええ。で、彼が最終的に選んだ願いがまたいいんですよ。みんなで食べるための大量のフランクフルト。
- これが見事な第1話への回帰なんですよね。
- はいはい。
- 夢も願いもなかった一人の青年が、世界そのものとかじゃなくて、ささやかでもみんなの日常が続くことを肯定するまでに成長したと。
- なるほど。
- 筆者はこれを、この物語の結論、つまりみんながそれぞれナンバーワンっていうテーマの着地点だと読み解いています。
- みんながそれぞれナンバーワン。この、なんというか、究極の多様性を認める理想的な結末を見て、筆者はふと私たちの現実世界に目を向けたそうなんですね。
- ええ、ここからがこのテキストの核心ですね。
- ゴジュージャーが示した理想と衆議院選挙の結果を重ね合わせると。
- はい。
- 選挙では、まあ安平を求める声が多かったのか、結果として自民党が圧勝した。
筆者はこのいわば大きな物語に多くの人が乗ったっていう事実を、ゴジュージャーの結末と対比させてるんです。
- そうなんです。ここで大事なのは、筆者は別に特定の政治的主張をしているわけじゃないっていうことなんです。
- あくまでも客観的な視点ということですね。
- ただ、ゴジュージャーの物語では個々の幸せの総和が理想として描かれたのに対して、
現実の選挙では国民というみんなが一つの大きな力に委ねるっていう選択をした。
- ああ、なるほど。
- そのギャップに注目しているわけですね。
- 物語がみんながそれぞれ輝ける世界を願ったのに対して、現実の私たちは少し違う世界線を選んだろうではないかと、
そういう問いかけでこのテキストは締めくくられています。
衆議院選挙と現実の対比
- いや、本当に一つのフィクションを深く読み解くことで、現実を見るための新しい視点を得る、非常に知的な試みでしたね。
このテキストを読んで、私はこう問いかけたくなりました。
送ってくださった方にとってのゴジュージャーのように、
何か現実世界を理解するためのレンズになるような物語って、皆さんにとっては何になるんでしょうかね。
- 次回の配信もお楽しみに。さようなら。