プロパガンダゲームの設定
こんにちは。
こんにちは。
さて、今回はですね、送ってくれた方が注目している深夜ドラマ、プロパガンダゲームについて、深く掘り下げていきたいと思います。
はい、来ましたね、これ。
いや、これ設定がすごいですよね。大手広告代理店の最終採用試験が、戦争をプロパガンダせよっていう。
ええ。僕も最初に聞いたとき、え、これをドラマでやるの?って思いました。
ですよね。
就活生が本人の思想とは全く関係なく、政府チームとレジスタンスチームに分かれて宣伝戦を繰り広げるっていう、ある種の思考実験みたいな内容なんですよね。
なるほど。送ってくれた方のメモにもありましたけど、その緊張感がどこからくるのかっていう話ですね。
そうなんです。
就職活動中のエリート学生たちが、言葉と情報だけを武器にして、仮想市民100人の心を動かそうと競う。
そこで送ってくれた方が例に出していたのが、映画の12人の怒れる男。
ああ、なるほど。その例えは分かりやすいですね。
ですよね。密接で論理と感情がぶつかり合う、法廷者みたいな緊張感。まさにそれだと。
で、さらにですよ、チーム内にスパイが踏み込んでいるっていう設定。
これがまた厄介というか、話を面白くしてますよね。
そうなんです。誰を信じて誰を疑うのかっていう、その疑心暗鬼が物語を一層深くしているなと。
この作品、もともとは2017年のコンポン・ソーイジローさんの小説が原作なんですよね。
これも送ってくれた方が驚いてましたけど、僕もよくこれを今民放でドラマ化できたなと思いました。
まさにそこがすごく興味深い点ですよね。
大手広告代理店とか情報操作っていうテーマ、かなり扱いづらいじゃないですか。
ちょっとタブーな感じもしますし。
それが舞台化、漫画化を経てついにテレビドラマになったと。しかも原作にかなり忠実に作られているそうで。
へー。
だからメモにあった、この実現したという事実自体に何か意味があるのではっていう考察はハッとさせられましたね。
ドラマのメッセージと影響
うーん、確かに。このテーマを扱うこと自体が何かこうメッセージになってるんじゃないかと。
そういうことだと思います。
ただ、このドラマはただスリリングなだけじゃないっていうか。
送ってくれた方のテキストを読んでいて、僕が一番引き込まれたのは、その先にある二つの心配っていう部分でした。
ええ、私もそこが一番面白いなと思いました。
まず一つは、物語の構成に対する純粋な懸念ですよね。
はい。残り話数が少ない中で、この複雑な話をちゃんとまとめきれるのかっていう。
そうそう。消化不良にならないかっていう。
それは作品を好きなゆえの心配ですよね。
ええ、わかります。
で、もう一つが、より本質的で、この作品の確信をつくような問いかけで。
きましたね。
今このドラマが放送されていること自体が、何かのプロパガンダなのではないかと。
いやー、この視点が本当に鋭いなと。
うーん。
世の中の何か大きな出来事から目を逸らすための巧妙な目くらましじゃないかっていう疑念。
はー、なるほど。
つまり、このドラマの本当の仕掛けっていうのは、画面の中のゲームを見せることじゃなくて。
我々視聴者自身に、これもプロパガンダかもしれないって疑わせること自体にあるんじゃないかと。
うわー、面白い見方ですね。
そう考えると、ゲームの舞台はもう画面の中だけじゃなくて、この現実世界にまで拡張されているわけですよ。
作品を楽しみながらも、その作品が置かれている社会的な文脈までメタ的に考えてしまうっていう。
ええ。
このプロパガンダゲームが持つ本当の力なのかもしれないですね。
そうですね。情報を発信する側と受け取る側の境界線が、もうどんどん曖昧になっている現代で、私たちは物語をどう消費すべきなのか。
うーん。
送ってくれた方のテキストは、まさにその問いを私たちに投げかけてくれているように感じました。
いやー、本当に。ドラマを通じて、僕ら自身の情報リテラシーが試されている、そんな感じがしますね。
ええ、まさに。
次回の配信もお楽しみに。
さようなら。