地球防衛軍と相馬盆歌の関係
こんにちは。
こんにちは。
いやー、今回ですね、送ってきた方から、なんとも興味深いメモをいただきまして、ありがとうございます。
えー。
1957年の東宝SF映画、地球防衛軍と、福島県の民謡相馬盆歌、そしてそれが、なんとハワイにまでつたまってるという、そういうつながりについてですね。
はいはい。
きっかけは、映画で使われている曲を確認されたかったということみたいで、いやー、これは面白いですね。古典サイフと民謡、それで太平洋を越えて伝わっていく話。
この、ちょっと予想外の意図を一緒にたどっていきましょうか。
ぜひ。
まずその、地球防衛軍なんですけど、1957年の東宝作品ですよね。監督はゴジラのホンダ・ヨシローさん。
そうですね。
で、特技監督が特撮の神様とも呼ばれる、つぶら屋英二さん。
えー。
音楽もゴジラと同じ、伊福部明さん。いやー、まさに黄金トリオ。
本当に、あのゴジラ、1954年のあの成功を受けて、満員をもって制作された、東宝初の総転職カラー作品です。
カラーでしたね。
えー。遠藤屋さんの特撮技術もこう、さらに進化していて、怪獣だけじゃなくて、侵略宇宙人のミステリアンとか、あと巨大ロボットのモゲラ。
これを大々的にフィーチャーした点で、あとの日本のSF作品への影響っていうのは、はかり知れないですね。
うんうん。
まさに、東宝特撮のこう、重要なマイルストーンと言える作品です。
その映画の冒頭の方でしたっけ?村祭りのシーン。
あー、ありましたね。
送ってきた方がもう一度見て確認されたそうなんですけど、ここで流れてるのが、なんとあの福島県の民謡、相馬本歌。
へー。
はーいよー、今年は当年だよーってやつですね。
映画の舞台って、なんか富士山陸のイメージが強いじゃないですか。
確かに。
だからこれは驚きの発見だったと、メモに書かれてました。
特撮映画に民謡って、確かにちょっと異表をつく組み合わせですよね。
うーん、そうですね。
送ってきた方も、伊福部さんのゴジラの音楽とか、小坂裕二さんのモスラの歌みたいに、好きな作品に故郷のメロディーが使われてるのは嬉しい発見だったと。
でも、なぜ伊福部さんはこの曲を選んだんでしょうかね。
いやー、そこがすごく面白い点ですよね。
メモにもありましたけど、ソーマ本売って、もともとは1937年に出たレコードソーマ盆踊りのなんとB面だったんですよ。
B面?
ええ。ところがそのB面の方が人気が出ちゃって、戦後になってソーマ盆売として再発売されて、1960年までには19万枚。
相馬盆歌の古典とハワイでの伝承
19万。当時としてはすごい数ですね。
驚異的なヒットですよね。だからおそらく映画が作られた1957年当時には、もう全国的にすごくポピュラーな盆踊り曲だったんでしょうね。
なるほど。
独自の盆踊りがない地域なんかでは、このレコードをかけて踊るのが一般的だったという可能性が高い。
はいはい。
で、伊福部さんがあえて土敵で誰もが知ってるメロディーをSFの舞台に持ってきたっていうのは、もしかしたら日常が非日常に浸される、その対比を際立たせる狙いとかあったのかもしれないですね。
うーん、なるほど。
あの村祭りのシーンに森永チョコレートの提調が映り込むのも、当時のリアルな予想を反映してて、あれも興味深いですよね。
へー。B面から国民的ヒットへ、ですか。面白いな。で、その相馬盆梅がさらにこう、統一へつながっていくと。
ええ。
送ってきた方が地球防衛文を見るもう一つのきっかけになったのが、2019年公開のドキュメンタリー映画盆歌だったそうですね。
あ、盆歌、はい。
これ、東日本大震災で避難生活を余儀なくされた福島県福場町の方々が大切にしてきた福場盆梅っていうのがあって。
その村族が阿部生まれる中で、実は100年以上にハワイへ渡った福島の移民たちが伝えた盆踊りが福島音頭として、今も現地で踊り継がれていると。
うーん。
それを知って真上東へ向かうっていう、そういうストーリー。
うん。
で、メモによると、YouTubeとかで確認したら、このハワイの福島音頭もやっぱり相馬盆歌が元になっているみたいだって。
いやー、これはすごい繋がりですね。
まさに文化のダイナミズムというか、一つの民謡が故郷を離れた人たちの手で太平洋を越えて100年以上もですよ。
しかも、伝知の言葉の合いの手が入ったり、メロディーが少し変化したりしながらも、その核になるリズムとか魂みたいなものは失われずに受け継がれている。
うーん。
これは単なる伝播じゃなくて、文化が生きて呼吸して適応していく力っていうのを見事に示している例ですよね。
本当ですね。
あのドキュメンタリーの盆歌にはアニメーションパートもあって、声優陣によきみこさんとかえがもとみやさん、それから福島県ご出身で特撮作品にも出られている和田壮光さん。
あ、和田さん?
はい。彼が参加されているのも注目点です。残念ながら今は配信とかはされてないみたいですけど、上映会とかで見る機会があれば、この文化の旅路地っていうのをぜひ追体験してみたいですよね。
ええ、見てみたいですね。さて、送ってきた方のメムから始まったこの探究ですけど、うーん、一体何を物語ってるんでしょうか。
そうですね。
地球防衛軍っていう古典SF映画の中にソウマボンブタが使われていたっていう事実。そしてその歌が遠くハワイで福島温度として今も生きているっていうこの驚きの連鎖。
うーん。
文化っていうのは本当にこう予想もしない形で繋がって、時代とか場所を超えて根付いていくものなんだなって。
いや本当にそうですね。大きな視点で見ると、映画の一場面のBGMっていうまあ、ともすれば見過ごしがちなすごく細かい部分が、実はその移民の方たちの歴史とか、故郷への思い、そしてローカルな伝統がグローバルに広がっていく文化の強靭さみたいな、
そういうすごく壮大な物語への扉を開けてくれる。
うわー壮大ですね。
ええ。だから、普段何気なく接しているものの中に、実は思いがけない発見が隠されているかもしれないなと、そういうことに気づかせてくれますよね、こういう話は。
いやー確かに。私たちが普段見過ごしている映画とか音楽、あるいはまあ日常の風景の中に、ここにどんな隠された文化的な繋がりっていうのが存在するんでしょうかね。
もしかしたら、送ってきた方がお住まいの地域の伝統にも、どこか遠い場所へ旅をして形を変えながら、今も息づいているものがあるかもしれないですね。
次回の配信もお楽しみに。
さようならー。