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こんにちは。
こんにちは。
さて、今回はですね、送ってくれた方が共有してくださった情報がありまして、
はいはい。
りぶらんの特徴
それをもとに、福島県白河市にある市立図書館、りぶらんについて、ちょっと深く見ていきたいと思います。
りぶらんですか?
ええ。何と言っても特徴的なのが、公立図書館なのに、コミック、つまりマンガが3万冊以上ある。
3万、それはすごいですね。
ですよね。かなり思い切った試みだと思うんですが、この図書館がどんな魅力を持っているのか、地域にとってどういう意味があるのか、探っていきましょう。
ぜひ。
まずやっぱりこの3万冊超のマンガコレクションですよね。公共の図書館としては、かなり珍しい規模じゃないですか。
そうですね。普通はなかなか。
情報によると、2階にまとめておいてあるみたいで、作家の相植えを順、新しいのとか古いのとか、ジャンルも関係なく並んでいるそうです。
へえ、それは徹底してますね。
で、マンガの描き方とか、歴史に関する本、あと若者向けの小説なんかも近くにあるらしくて、自然と読み読書の幅が広がるような工夫もされているみたいなんですよ。
うーん、なるほど。その規模もそうですけど、その意図が興味深いですね。
意図ですか?
マンガっていう多くの人が関心を持ちやすい入り口ですよね。そこから図書館っていう空間に人を呼び込もうとしている。
ああ、なるほど。
ただ置いてるだけじゃなくて、その周辺に関連書を置くっていうのが戦略的というか。
確かに、菅川氏のテッテっていう図書館の特撮コレクションみたいな例もありますけど。
ええ、ありますね。
リブランはその、ある意味先駆けみたいな感じなんですかね。
そう言えるかもしれませんね。専門的なコレクション、あるいは多くの人が興味を持つものをいわば画にしている。
これによって図書館が、ただ本を貸すだけじゃなくて、地域の交流拠点みたいな役割を再定義しようとしている。
これは公共施設の新しい可能性を示す動きだと思いますね。
なるほど、アクセス面も結構考えられているみたいですよ。
あ、そうですか。
送ってくれた方のメモだと、車だと往復800円くらいのガソリン代で、一日中漫画読み放題みたいな。
ははは、それはコストパフォーマンスいいですね。
ネットカフェとかと比べても何かお得感ありますよね。
確かに。
電車でも白川駅から歩いて5分から7分くらいだそうですし。
駅からも近いんですね。
無料の駐車場も広いっていうのも、時間を気にせず使えるポイントかなと。
平日の夜8時まで空いてるっていうのも利用者にとっては嬉しいですよね。
それは大きいですね。仕事帰りとか学校帰りとかにも寄れますもんね。
そうなんです。あとちょっと面白いのが、入口の自販機がご当地ヒーローと声でしゃべるらしいんですよ。
そういう遊び心も。
そういうのが施設の印象をちょっと和らげているのかなと思いました。
まさに文化とか娯楽への物理的なハードルだけじゃなくて、心理的なハードルも下げてるってことでしょうね。
建物自体も築14年だそうですけど、木のぬくもりがある開放的なデザインで。
写真見ると綺麗ですよね。
エレベーターもちゃんとあるし、東日本大震災を乗り越えて開館したっていう経緯もあるみたいで。
そうなんですね。
建物の堅牢さというか、そういうのも示しているのかもしれませんね。
居心地の良さっていうのもポイントみたいです。
送ってくれた方の話だと、勉強用の固い机だけじゃなくて、ソファーも結構たくさんあるって。
ほう。
なんかつい長いしたくなっちゃう空間だと。
その居心地の良さっていうのがまた多機能性と結びついてる感じがしますね。
多機能性ですか。
例えば2月なら飲み物OKだったり。
それは嬉しい。
多目的室で展示とかイベントもやってるし、さらにボードゲームまで貸し出してると。29種類もあるそうです。
ボードゲームまで。
つまり本を読むだけじゃない、いろんな過ごし方ができる。
まさにコミュニティスペースとしての機能が強い。
ソファーが多いっていうのもその考え方の表れかもしれないですね。
そう考えると単に本が多いとか便利だとか、そういうことだけじゃなくて空間全体の設計思想みたいなものが一貫してる感じがしますね。
そこがすごく重要だと思います。
ではこれらの情報が送ってくれた方にとって何を意味するのかちょっとまとめてみましょうか。
はい。
地域活性化の可能性
このリブランの事例っていうのは公共施設が時代の変化とか多様なニーズにどう応えて革新していけるか、その力強いモデルケースだと思うんですよ。
いわゆる図書館とはこうあるべきみたいな固定観念をちょっと壊してるというか、人々が集まるもっとダイナミックな地域の今みたいな可能性を感じさせますね。
まさに。で、その漫画みたいなポピュラーカルチャーの取り入れ方も単にお客さんを呼ぶためっていうだけじゃなくて、関連書籍とかイベントとか他の活動とうまく結びつけてる。文化への入り口をいろんな角度から作ってる感じがします。
その通りですね。非常に巧みだと思います。では最後に送ってくれた方に一つ考えてみてほしい問いかけを。
はい。
このリブランみたいに他の公共空間、例えば公民館とか博物館あるいは公園なんかでも人々がすごく関心を持ってる何かをもっと大胆に取り入れることで従来の役割を超えて地域を活性化させる。そういうことって他にどんな方法が考えられるでしょうか。
なるほど。
どんなちょっと意外なコレクションとか活動か、私たちの身近な施設に新しい命を吹き込む可能性があると思いますかという問いですね。
面白い視点ですね。ぜひ考えてみてほしいです。
というわけで今回はこの辺で。次回の配信もお楽しみに。さようなら。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。