作品の紹介
ピョン吉 こんにちは。えっとですね、今回は送ってくれた方が見つけてくれたレビューがありまして、三星めがねさんの漫画『雪の新妻は僕と溶け合いたい』について、こう、一緒に掘り下げていければなと。
ピョン吉 雪の新妻、面白そうですね。
ピョン吉 何でもAmazon Kindleのおすすめに出てきたらしいんですよ。
ピョン吉 なるほど、そういう出会い方もあるんですね。
ピョン吉 まず作家の三星めがねさん、漢字で三つの星にひらがなでめがねって書く方ですね。
ピョン吉 ええ、存じてます。
ピョン吉 福島県のご出身らしいんですけど、2009年から活動されてるみたいなんですが、なんか詳しいプロフィールはあまり公開されてないみたいで。
ピョン吉 ああ、そうなんですか。ちょっとミステリアスな感じなんですね。
ピョン吉 そうなんです。
ピョン吉 まあでも、代表作といえば、やっぱり恋愛暴君ですよね。全14巻。
ピョン吉 ですね。
ピョン吉 2017年にアニメにもなりましたし、すごくテンポの良いラブコメで人気でしたよね。
ピョン吉 うん。
ピョン吉 ウェイクアップガールズのオープニング曲も、あれすごく評判良かった記憶があります。
ピョン吉 ああ、ありましたね。この番組でも前にちょっと触れましたっけ。シャープ538で。
ピョン吉 あ、そうでしたね。
ピョン吉 さて、その三星めがめさんの作品で、今回の本題、雪の新妻は僕と溶け合いたい。
ピョン吉 はい。
ピョン吉 これは竹書房のウェブコミックガンマプラスで連載されて、全8巻で完結してるんですね。
ピョン吉 ええ、完結済みなんですね。
ピョン吉 で、レビューによりますと、最終巻が出たのが去年の12月?
ピョン吉 ほうほう。わりと最近。
ピョン吉 したもなんと、キンドルアンリミテッドで全巻読み放題になってると。
ピョン吉 えっ、それはすごい全巻ですか?
ピョン吉 そうみたいなんですよ。これは嬉しい情報ですよね。
ピョン吉 いやあ、太っ腹ですね。
ピョン吉 じゃあ、ちょっと内容本の方に。
物語の展開
ピョン吉 ええ、お願いします。
ピョン吉 主人公はフリターの青年で坂乃井雄介。
ピョン吉 彼がある日、熱中症で倒れちゃって、そこを謎の美女銀花に助けられるんです。
ピョン吉 うーん、王道な出会いかと思いきや。
ピョン吉 で、なんとそのまま彼女と結婚することになるっていう。
ピョン吉 えっと、いきなりすごい展開ですね。
ピョン吉 そうなんですよ。急展開で始まるんですが、ここからがポイントで。
ピョン吉 実はこの銀花さん、ただの美人じゃなくて雪女なんですよ。
ピョン吉 おお、ファンタジー要素、なるほど。
ピョン吉 さらにですね、特殊な体質を持っていて、発情すると小さくなってしまう。
ピョン吉 へえ、小さくなる?
ピョン吉 ええ、最初は子供くらいのサイズになって、さらに発情が進むと、なんと赤ちゃんサイズにまで縮んじゃうと。
ピョン吉 ええ、それは斬新な設定ですね。
ピョン吉 ですよね。レビューでも、この設定も発想勝ちですよねって書かれてましたけど。
ピョン吉 いや、確かにすごいフックだ。
ピョン吉 初夜を迎えたくても迎えられないというか、迎えたらなんかこう消えちゃいそうというか。
ピョン吉 ああ、なるほど。それが物語の肝になってるわけですね。
ピョン吉 そうみたいです。ここからが本当に面白いところらしいんですが。
ピョン吉 ふんふん。
ピョン吉 レビューによると、恋愛暴君の時より絵も綺麗になってると。
ピョン吉 ああ、それは期待できますね。
ピョン吉 で、テンポは少し落ち着いてる感じらしいです。
ピョン吉 なるほど、恋愛暴君は結構ハイテンションでしたもんね。
ピョン吉 で、まあ18禁のお咳用要素もあるらしいんですけど、不思議といやらしくなくて。
ピョン吉 むしろ、銀貨の可愛さがすごく前面に出てるって。
ピョン吉 ああ、可愛さですか。
ピョン吉 表情がいちいち反則級に可愛いみたいな書かれ方をしてましたね。
ピョン吉 なるほどな。そう、小さくなるっていう設定がむしろ可愛さを引き立ててるのかもしれないですね。
ピョン吉 ああ、そうかもしれないですね。
ピョン吉 そのなんていうか、性的な感じよりも守ってあげたくなるような。
ピョン吉 ふんふん。
ピョン吉 物語としては、全八巻を通して夫婦が本当の初夜を迎えるまでを描いてるってことなんですね。
ピョン吉 そういうことみたいです。
ピョン吉 たんなる念外ものじゃなくて、不思議であったかい新婚ラブコメっていう表現がレビューにあったようですが、すごくしっくりきますね。
ピョン吉 ですね。送ってくれた方のレビューにも、ラブコメに癒しを求めてる人には特におすすめできそうだって。
ピョン吉 ああ、癒し系ラブコメ。なるほど。ファンタジー設定を生かして、その心温まる関係性をじっくり描いてるんでしょうね。
ピョン吉 ええ、だからレビューはの方も三星眼鏡さんの次回作に期待してるって書いてましたね。
ピョン吉 うんうん、それはわかりますね。
ピョン吉 つまりこう、ファンタジーと日常、それからユーモアと温かさがうまくミックスされた作品と言えそうですね。
ピョン吉 まさにユニークなラブコメですね、これは。
ピョン吉 というわけで、今回送ってくれた方のレビューをもとに三星眼鏡さんの雪野に言いずまは僕と溶け合いたいを産休してきました。
ピョン吉 いやー、面白いそうな作品でしたね。恋愛暴君の作者さんが描く、発情すると小さくなる雪の娘との新婚生活。
ピョン吉 うーん、一風変わってるけど、なんか心温まる感じがしました。
ピョン吉 そうですね。このレビューが教えてくれるのは、やっぱり発情すると小さくなるっていう、一見とっきな設定。
ピョン吉 たった一つの、でもすごくユニークなもしもの設定が、これだけ発火に渡る物語を引っ張っていける力があるんだなーっていう点ですよね。
ピョン吉 確かにその発想がすごい。
ピョン吉 そこでですね、ちょっと送ってくれた方にも考えてみてほしい問いが浮かぶんですよ。
ピョン吉 なんでしょう?ファンタジーに限らなくてもいいんですけど、他にどんなシンプルなもしもの設定が、これみたいに魅力的な、そして深い人間関係をえだき出す物語を生み出す可能性がありますか?
ピョン吉 あー、なるほど。もしも〇〇だったらっていうシンプルな設定から広がる物語。
ピョン吉 えー、ちょっと考えてみるのも面白いんじゃないかなと。
ピョン吉 面白いですね。皆さんもぜひ考えてみてください。さて、今回はこの辺で次回の配信もお楽しみに。
ピョン吉 さようならー。