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こんにちは。今回、この深堀の場に素晴らしい資料を送ってくださった方、今一緒に聞いてくれていますよね。本当にありがとうございます。
こんにちは。一緒に楽しんでいきましょう。
いただいた資料、私も夢中になって読み込んでしまいまして、テーマが地域でやってみたいことなんですが、ただの思いつきじゃなくて、すごく壮大で、でも個人的な熱量にあふれているんですよね。
本当に地域の未来を語る上で、非常にユニークで、視差に富んだアプローチでした。
そうなんです。ちいラジチャットの高道絵さんが企画された、地域系ポッドキャストの日の2月のテーマへの参加テキストということですが、このワクワクする計画を早速一緒に読み解いていきましょうか。
そうですね。
まず、資料の中で私が一番グッときたフレーズがあって。
はい。どの部分ですか?
子供がおもちゃ屋のショーケースを見る目で見ましたってところなんですよ。
ああ、岩手県のコミック岩手ウェブを見た時の衝撃を表現された部分ですね。
そう、そうなんです。漫画ってただの娯楽じゃなくて、地域をアピールする強力な武器になるんだって気づいた瞬間の興奮が、もう手に取るように伝わってきませんか。
伝わります。その直感は非常に鋭いですね。
というのも、周辺の県に目を向けてみると、新潟や宮城、あとは秋田などでは、すでに行政が主導して立派な漫画関連の施設を作ったりですね、文化として強力に打ち出したりしているんです。
なるほど。確か福島県って、菅川氏が特撮文化ですごく盛り上がっていますよね。
ええ、円谷英二監督の出身地ですからね。
送ってくださった方のテキストを読んで、ハッとしたんですが、特撮があれだけ熱いのに、福島県の漫画文化全体の動きって意外と静かな気がします。
まさにそこがこのプロジェクトの出発点なんですよ。特撮という素晴らしい成功例がある一方で、
…のブルーオーシャン状態だという、そこに目をつけた視点が素晴らしいです。
そこで、じゃあネット上に福島県のオタク博物館を作っちゃおうとなるのがすごく大会で、
はい。
しかも行政に頼るんじゃなくて、民間というか、ご自身たった一人で作るという。
ご本人は地域貢献の顔をかぶった完全な趣味案件なんて謙遜していますけど。
いやでもその、一人でやるという選択こそが、実は極めて理にかなっているんですよ。
と言いますと?
地方創生でよく陥りがちな罠に、いわゆる箱物行政というものがあります。
立派な物理的施設を建てた灰物の、その後の莫大な維持費や電気代で。
首が回らなくなるというやつですね。資料の中にも人生が積むという生々しい言葉がありました。
ええ。維持費って本当に恐ろしいですから。だからこそ土地も不要、固定資産税もゼロ。
はい。
資金もなしで始められる、データベース型の文化拠点をネット上に作るというアプローチが光るんです。
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なるほど。予算がないからネットを選ぶという消極的な理由じゃなくて。
そうです。ニッチな地域文化を保存するには、行政の予算や承認を待つよりも、制約のないデジタル空間で構築する方が圧倒的に身軽ですよね。
確かに。制約を逆手に取って、圧倒的な自由を手に入れるための最強の選択肢なんですね。
その通りです。実際、最近ではこうした個人の熱量で作られた超ローカルなデジタルコミュニティが、一般的な観光サイトよりも深い魅力を発信しているケースも多いですしね。
誰の許可もいらず、自分の好きなように展示できる。これこそが完全セルフ文化事業の醍醐味です。
ただ、この壮大な空想、最初は漫画から始めて、ゆくゆくはアニメ、映画、小説と広げていく予定らしいんですが、
ここで最大の難関が発覚して、私思わず吹き出しちゃいまして。
発案者の健康寿命ですね。
そうなんです。完成するまで長生きできるかどうかが一番の壁って。
そうですね。
体力は少なく、老化と戦いながら進めるというリアルなオチが最高すぎます。
でも、だからこそ胸を打つんですよね。
ここで、この素晴らしいアイデアを送ってくださった方にぜひ問いかけてみたいんですが。
はい。
行政や大きな予算に頼らず、私個人の熱量だけで小さく始められる文化の保存や発信の形。
これって他の分野でも無限に応用できると思いませんか?
それはすごく考えさせられますね。
個人の趣味や情熱が結果的に地域の大切なアーカイブになっていく。
夢は大きく、進みは小さくですね。
それでは今回の深掘りはここまでです。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。
さようなら。