ロイドの過去編の重要性
こんにちは。さて今回はですね、送ってくれた方が注目されている アニメスパイファミリーの第3期
特にロイドの過去編についてちょっと深く見ていきたいなと。 なんかトーンの変化に驚かれたということなんですけども
そうなんですよね。本当大人気シリーズで待望の新シーズンですけど、まず第38話がアニメオリジナルでしたね。
キャラクター紹介みたいな感じで。その内容が明るめだったんで、送ってくれた方のメモによると
あれちょっとお子様向けに方向転換したのかなって少し感じられたみたいで。 そういう感想もわかりますね。
でもそのなんていうか心配はすぐになくなったと。続く39話40話でガラッと雰囲気が変わったわけですから。
そうなんですよ。そこが今回のポイントですよね。 まさにですから今回のテーマとしてはこのロイドの過去編がなぜこのタイミングでこの作品にとって重要だと送ってくれた方が感じたのか
その考察を中心に掘り下げていく感じですかね。 えーお願いします。まずその38話ですけど
フォージャ家3人と一筆の能力紹介というかおさらい会みたいな。 そうですね楽しいエピソードでした。ここで送ってくれた方はちょっと無難で楽しいオリジナル会かなっていう
まあそんな印象を持たれたと。 まあそう見えますよね最初は。ただ本当にその直後
39話の後半から一気に空気が変わるんですよね。 変わりましたね。ロイドつまりあの黄昏の少年時代の話が始まる
戦争ごっこしてた少年がいきなりこう本物の戦争っていう地獄に直面してしまって。 いやーあれはきつかったですね。
年齢をにせって軍に入ってスパイになるまでが描かれる。 かなりヘビーな内容です。送ってくれた方のメモにも
即直にいやー暗くてつらいって書いてありました。 でしょうね。
だからこそ今のロイドがより深く理解できたと。 彼があの偽ノリの家族であっても必死であの日常を守ろうとしている
その意味がこうじわーっと染みてくるっていう風に。 なるほどその重さが逆に作品に深みを与えているとそういうふうに感じられたわけですね。
それで送ってくれた方はここでちょっと昔のアニメ体験を思い出したと書かれてますね。 へーどんな体験でしょう。
巨人の星とか真お化けの九太郎マジンガーZとか あの頃のアニメって作り手の方に戦争を直接体験された世代が多かったからか
作品の中に自然と戦争のリアルな視点が入ってたんじゃないかと。 あーなるほど確かにそうかもしれませんね。単なる完全張博じゃないというか。
で今回のロイドの過去編になんかその頃の感覚に近いものを感じ取られたと。 最近のアニメで戦争を描く場合って
作品のテーマとメッセージ
どっちかというとファンタジー要素が強かったり あるいはもっと抽象的な悪との戦いみたいな構図になりがちかなって思うんですけど
今回のこのなんていうか生々しさっていうのはある意味ちょっと異質に感じるくらい直接的でしたよね。
そうですねでここが重要だと思うんですけどこの過去編って物語の本筋 例えばオペレーション白雄の進行だけを考えれば
もしかしたらあの省略することもできたかもしれないじゃないですか。 あーまあ確かにテンポだけ考えたら。
それでも送ってくれた方はいやだからこそこれを入れてくれてよかったんだとすごく強調されてるんです。
ほうそれはどうしてでしょう。 やはりこのエピソードがあることでロイドが守ろうとしている平和とか
子供たちが普通に笑って過ごせる日常っていうのがいかにむろわしくて そしてかけがえのないものなのかっていうそのテーマ性にものすごく強いリアリティ
説得力が生まれると。 なるほど普段のあのコミカルでドタバタな放置への描写があるからこそ
そのギャップでより一層そのテーマが際立つということですかね。 まさにそういうことだと思いますその対比が見事なんですよね。
エンディングテーマについても印象的だったと書かれてましたね。 スピッツさんの火を守る。
これはもうタイトルからしてまさにロイドの生き方を表しているみたいだと。 そうですねすごく作品に寄り添ってますよね。
それに加えてもう一つのエンディング、イクタリダさんのアクターでしたっけ。 その曲とともに流れる少年時代のロイドの映像
これがまた何とも言えず過去の痛みと現在のその守るための決意みたいなものが静かに伝わってきて 胸に迫るものがあったと。
分かります。あの演出は効いてましたね。 ですからこれだけ世界中の多くの子供たちも見るであろう作品でこういうエンターテイメントの中に
あえてその現実の痛みを描いたこと、これにはすごく大きな意義があったんだと。 作って正解だったというのが送ってくれた方の結論なんですね。
いや本当にそう思いますね。 だからこそ多くの人が楽しむエンターテイメント作品の中でこういうふうにキャラクターの背景を通して
ちょっと重いけれども大切な現実の痛みとか歴史みたいなものに触れる機会があること その意義とか影響とか送ってくれた方はこれからさらにそういったことを深く考えていかれるのかもしれないですね。
エンターテイメントが持つ力ってやっぱり大きいなと改めて考えさせられます。 いや本当に今回はスパイファミリーという人気作を通して本当に視差に富んだ深い考察に触れることができました。
非常に興味深いお話でしたね。 次回の配信もお楽しみに。さようなら。