二大分類について話した回があったと思うんですね。
ありましたっけ?
はい。その時は、なんか二大分類つまみぐいっていうようなタイトルをとりあえずつけて、
いいですね。
最初にその二大分類っていうのがあるんだよって言って、なぜか壺の、壺パズルの話をしたというね。
壺、はい。
その後、織るパズル、いわゆるフォールディング系の話をして、
織る。
それっきりです。
はい。
なので、久々にやろうかと。
はい。まだあるんですね。
いっぱいあるんですよね。で、何をやってもいいんですが、今日は、いわゆる知恵の輪っていうんですかね。
いいですね。
の類が出てくるものを、二大分類の中でやっていこうかなと思うんですけど、
念のためちょっと簡単に言うと、二大分類っていうのは、パズルおもちゃっていうんですかね。
メカニカルパズルの類を分類する方法があるんだと。
はい。
ということで、一方がスローカムって人がやってるスローカム分類と、
もう一つがダルゲティ砲弾分類っていうものなんですよね。
そうですね。はい。
はい。で、知恵の輪っていう方は日本語なんですけど、
このほうでは、ディセンタングルメントとかタングルメントパズルとか、そんなふうに呼ぶ。
みたいですね。
けども、絡んでいるとか絡みをほどくパズルっていう。
絡んでいると絡みをほどくか。
そんな言い方になってますね。
一般にちょっと見ていますけど、これ参考資料としてはどうしたらいいのかな。
一番ざっくりとしたものだけでおければ、パズルラボ長の4ですかね。
はいはいはい。そっちでも。
コレクターを話題にしたとき、コレクターの秘密っていう特集になってますけど、
その中にまさにこのジェームス・ダルゲティとジェリー・スローカムって二人のコレクターに取材した中で、
その分類名というか。
なるほど。
かなりざっくりと書いてあります。
こちらを参照ください。
そうですね。もうちょっと突っ込んだ内容っていうので、しかも日本語で読めるものとしては、
今手に入るかわかりませんが、ザ・メカニカルパズル130って本があるので、
そこの中にメカニカルパズルの二大分類法っていうのをまとめてありますね。
そうですね。
そういうのは少し細かめですけどもね。
で、ちょっと順にどうしましょうね。スローカム分類の方いきましょうか。
はい。
スローカム分類の方は何でしょうね。いろいろ遊び方によって分かれてる感じですけど、
表現としたディセンターゴルメントパズル、絡みをほどくパズルっていう言い方になってまして、
小分類が4つぐらいに分かれてるんですかね。
そうですね。
で、全体としてはどういうものかっていうのは、
メカニカルパズル130見てもね、書いてあると思うんですけど、
スローカム分類の方は部品の一部を取り外してまた元に戻すパズル、知恵の輪など。
知恵の輪などってことは知恵の輪じゃないのも入るのかなとかちょっと思っちゃいますけどね。
そうですね。
で、1個目は鋳造品ですかね。
そうですね。
鋳造品とか金属版のパズルということですね。
で、右側の具体例は書いてないんですけど、
これは昨今で言うところのキャストパズルなんかまさにそうですね。
そうですね。いわゆるキャストパズルはまさにここに当てはまりますよね。
で、金属版のパズルって言うとどういうのがあるのかなとちょっと思ったりはするんですけど。
金属版ね。
金属版に輪っかが付いてるのがありますよね。シーカーみたいな。
どうなんですかね。
穴が開いてて。
ああいうのは古典的なのもありましたね、確か。
そうですね。
あとワンチャンのやつとか。
いきなりワンチャンって。
犬の格好してて犬に首輪が付いてて首輪を外そうみたいな。あれ金属版じゃなかったですかね、確か。
そうですね。板を打ち抜いてね。
打ち抜いて外せる。
なるほど。
なんかそういうのかな。
まあまあ製造技術としては鋳造するかね、金属打ち抜くか、ワイヤー状のものかですもんね。
切るところですかね。
で、ショーブルの2個目がワイヤーパズルとか、いわゆるワイヤー、なんて言うんでしょうね、針金ですか?
ここでは針金と書いてます。まあそうですね。
で、具体でこれちゃんと書いてあるとこれはチャイニーズリングス。
まあチャイニーズリングとか旧レンカンですか、日本語で言うところの。
これはなんて説明したらいいのかな。まあ調べろっていう話なんですけどね。
あの旧レンじゃなくてもいいんだけど輪っかがね、順番に引っかかってるっていう。
そうですね。
ちょっと言いようがないですね。
まあでもあれはなんだろう、二進法的な解き方をする。
そうですね。
いわゆる知恵の輪の中でもちょっと特殊なロジックパズルみたいなところはありますよね。
結構システマティックに対応できるっていう感じですか。
これの編集っていうのかな、構造は本質的に同じっていうので、スライドさせていくのがありましたね。
スピンアウトだったかな。
スピンアウトでいいんですかね。
赤と黒。
バイナリーアーツとかがね。
そうそう、昔のね、今の進法なんですけどね。
それのまたスピンアウトをもうちょっと可愛くして、ゾウさんのエレファントスピンアウトみたいなのがあってね。
可愛いのがありましたし、さらにそれの影響で多分三進法にした個人の、あれはドイツのワルクスウォッツだったと思いますけど、
こっちだったかな、なんかつけてましたね。三進法のゾウさんパズル。
つけましたね。
ありますよね。
割とはいう変化系はいろいろあるんですけど、ただワイヤーもはやそれはもうワイヤーじゃないですかね。
ワイヤーじゃなくなってるけど、使ってるシステムは同じみたいな感じの発展したものですよね。
あれはだから指に入れてると動かないというか解けないというか、指から外しちゃうとたちまちバラバラってなっちゃってなかなか動かない。
指以外はキーになってるのが面白いですね。
そうか、パズルリングって考えたことないけど、指が実は最後のロックになってるって考え方もできますね。
そうなんですよ。だから指がないと成り立たないみたいなところも。
これ指の柔軟性って考えると実は硬いものと柔らかいものから成り立ってる?
指を柔らかいものとして使ってるかというとそうでもないですね。
ただ中に棒を入れてホールができるっていう種類の知恵なんですよね。
全部で見ると本当にこれだけなのですごくボリュームが小さいんですが、
ただ中に入ってくる舞台例とか、物の数っていう意味で言うとこれはかなり多い分野ですよね。
知恵の輪ってものすごくあるっていうか。
ものすごくあるし、日本語で知恵の輪ってこれいい名前だなと思うんですけど、
すごいメカニカルパズルの代表的なものって知恵の輪って皆さん知ってる単語だし、
知恵の輪って誰しもちょっと触ったことあるものだなっていうのはありますよね。
しかもいまだに手に入りやすいパズルの代表でもあると思うんですよね。
他のものはちょっと特殊だなとかあんまり見たことないなって人がいる中で、
知恵の輪は確かに見たことあるし実際手に入るしっていう意味でいくと、
一番意外と馴染み深い分野なのかなと思いましたけどね。
そうですね。
2大分類としてはこういうスローガン分類の方は材料で分けてるって感じですかね。
硬さとかどうかっていうよりなんとなく。
そうですね。
ダルメティ方段分類の方はその硬さプラス何せか指輪っていうそういう分け方をしてるっていうね。
これはしまうときもその方がいいんですかね。
よく考えてみると硬いものと柔らかいもの、
なんかそのあんまり違うものにしてしまうとごちゃごちゃになりそうなんで、
そういう硬さとかなんかで分けるって一つの手かなと思うんですけどね。
あともう一個ちょっと余談なんですが、
さっきのダルメティのデビルズハローっていうパズルがあるって言って、
あのページのリンクをやってる。
そのページの一番下の方に行くと、
デビルズハローの似たような作例がいっぱい棚の上に置いてある写真が載ってるんですよ。
これ見てわかる通り、置き方を間違えるとそれ自体が絡みやすいっていうか、
なんか結構収納も大変ですよね。
いろんなパズルがありますけど、
千枝の輪も結構収納大変そうだなとこういうの見ると。
そうだパズルの記念日の話は確かに過去にしてるんですね。
その時そこに出たかもしれないですね。
なるほどね。いろいろ絡んでくるけど。
まあこんな感じですかね。
今日はだからいわゆる知恵の輪の類を2大分類っていう観点から見るとどうなってるかというお話でした。
このメカニカルパズル130の本でも知恵の輪っぽいページがあるはずなんですけど、
今の出てきてないような舞台でもっとあるような気もしたんですけど、
ボタンホールとかもそうなんですね。
それって何ページ目ぐらい?
孤独パズル45ページからですね。
まず最初にキャストパズルが出てきて、針金が出てきてという感じで。
針金。
ネイルパズルみたいなのもありますよね。釘を曲げたようなタイプっていうのがありますよね。
まあまあそっか。針金ではなくちょっと太い。
キャストパズルみたいな一つの分野みたいなのもやってるような気もしますけど。
ボタンホールはなかなか面白い。ちょっとトリッキーな感じですね。
そうですね。柔らかさというところができてるんですね。
柔らかさと紐の長さとか棒の長さとかこの辺が見事にできてて、
あとはこの洋服のボタンの穴を使うっていうところ。
この柔軟性も実は使うっていうところがよくできている。
この本だと9連観って分類の別の回になると思うんですけど、
シクエンシャルな一連の動きのパズルの方に入るんですね。
ちょっと別のページに載ってますね。
スライディングとかああいう類のものの中に出てくるんですね。
これで見るとちょっと面白い分け方というか。
でも確かにそれはそれで理由があるかなって気がしますね。
知恵の輪っていう時の9連観っていうのはこっちに来るとちょっと面白いというか、
新鮮な感じもしますね。
あとちょっとずれるというか違うと思うんですけど、
リングキャッチャーもすごいチェーンと輪っかっていう意味ではそうなんだけど、
これはまた全然知恵とは違うものですよね。
これも別な分類になりますけど、
手先のパズルに入るのかな、手先の強さとかデキステリティの。
そっちですよね。
剣玉っていうのがデキステリティパズルに入るっていう話があって、
そうすると剣玉に近いのかなって気持ちするんですよね。
そうですよね。なるほど。
チェーンと輪っかを使っててもやっぱり違うものですよね。
そうですね。
これがなかなか難しいところなんですけど、面白いところだと思いますよね。
面白いところですね。分類としてね。
しかもまたちょっと話変わりますけど、パズルリングってあるじゃないですか、パズルの指輪。