2025-05-02 19:41

#24 今、そういう話がしたいんじゃないんだよ

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その日の予定を聞いたら「今、そういう話がしたいんじゃないんだよ」と。
…え?予定の確認は夫婦のよくある日常会話だと思うんだけど、なんでそんな反応に?
最近参加したとある会の、対話と身体というテーマになぞらえて。

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サマリー

対話と身体に関するプログラムが行われ、お互いの関係性や身体の特性について探求されています。無意識に動く身体の様子や、環境とのつながりについての洞察が共有され、対話の質に身体性がどのように影響を与えるかが考察されています。このエピソードでは、身体性とコミュニケーションの関係について深く掘り下げ、無意識の反応と意識的な対話のギャップについて考察されています。また、エネルギーの受け取り方や対話の構えの重要性についても触れられています。

身体性の探求
みみとも。 今日は少し
涼しい朝ですね。 そうだね。結構ひんやりしてるね。
そんなところから今日もみみともを始めていきたいと思いますが、 最近ね
いろいろこう身体的な
活動をしてたりするんですよ。 身体的な活動ね。
例えば森に入って行ったりとか、ショベルカーの免許を取ってみたりとか、ちょっと運動してみたりとか、そんなことも含むね。
なんかこういろいろあるんだけど、その中で今ね、対話のプログラムっていうのに参加していて、そこのね、第一回がこの間あって
それが身体と対話っていうテーマだったの。
とても興味深いなと思って参加してきたんですよ。
そんな話をちょっとしようかなと、いうふうに思っているんだけど、その話がね
マーボーっていう人がやってるんだけど、すごく今までたくさんの学びとか、あるいは今回の
そのプログラムのために、すごく多分いろんな学びをしたものをギュッと凝縮して
2時間ぐらい話してくれたっていうものだから、このみみともで話すには
話しきれないね。 もちろん話しきれないし、まだもちろんその意味を自分が咀嚼しきれてないっていうところも当然ありえるから
ちょっとここで話すにはややおこがましいんだけど、とはいえちょっとそこから面白いなって思ったところ
ちょっと話してみたいなと思って、対話って日常だからさ、こういう時これなんじゃない?みたいなことを話したいなと思ったのよ。
身体図式っていうのを教えてくれたの。
まあそこの特徴が3つあるという話をしてくれていて、身体と何かってことはね、身体と対話というより
身体とは何か、みたいな話なんだけど、一つが身体の部分って独自に相互に連携してるよね、みたいなところで
何かを思ったからそう身体が動くって要素ってあると思うんだけど、そうじゃなくてもう身体自体が、いわゆる無意識に自転車に乗れるよね、とか
身体が動きを覚えてるとかってあるじゃん。身体の習慣みたいな感じの要素ってあるよね。
何かを考えて動くっていうこともあるし、さっきの自転車の例えで言うと、自転車ってもはや考えてやってるものではなくて
もう身体が覚えちゃってるから、その動くっていうことが思考なしにできるみたいな、そういう話。
無意識的に身体がいろんな部分が統合しながら勝手に動いていくよね、みたいな話が身体の特徴としてあります。
とか、モンテッソーリ文脈で言うと、筋肉記憶みたいな。 そうだね、筋肉記憶っていうワードがあるね。
要は筋肉がその動きを覚えているっていうことだね。
あとはゲシュタルト的な全体把握。 これは言葉で言うと難しいかもしれないんだけど、
どういうことかっていうと、
体の部分、例えば手とかさ、手には体の全体が含まれる、みたいなそういう発想なんだけど、その時に説明してくれたのは、手で机に体重をかけるとするじゃん。
そうしたら手は手だけじゃなくて、その手に体全体が乗ってきているっていう意味かな。
手に部分に全体が含まれるみたいな、そういう感じなんだけどニュアンスで言うと。
例えば声とかも言ってたんだけど、声にはさ、声は声なんだけど、声には今思っている全体が、体の状態とかが声に現れてきたりするわけじゃん。
そうだね。そういうの。 例えばあれでしょ、すごいその
不機嫌な時とかに声に乗っちゃうみたいな、そういうこともその一つなのかな? かもしれないね。体全体の状態が声に乗ってくる。
声は声なんだけど、声には全体が含まれている、みたいな部分に全体が含まれる、みたいな話ね。
2つ目?そうそう。 3つ目が、志向的な体の構え、みたいな話をしてくれて。
どういうことなんだろう、志向的な体の構え。 例から言うと多分わかりやすいかなと思うんだけど、例えば赤ちゃんを抱っこしようって思ったら、自然と体が赤ちゃんを抱っこするような優しく抱っこするとか丁寧に抱っこするとかってことが体って起こるでしょ?
起こるね。 それは意識的にも無意識的にもあり得るんだけど、何かをしようっていうことがあった時にそれに応じて体って動くのね、と。
っていうのがあって、まあそれを構え、志向的な構えって言ってるんだけど、ちょっと説明全然しきれてないことはわかってるんだけど、そんな感じで置いた時に、
赤ちゃんのさっきの例、なんかこう繊細なものを持とうとした繊細な体の動きになるんじゃない、みたいな話がある時に、それは身体性というものなんだけど、
それって対話でも起こるよね。
今のって体の1個体の中だけの話な感じがするかもしれないんだけど、そうではなくて、体の中の心臓と同じように環境の中に個人がいるという考え方があるのね。
個人は、さっきこれ言うと個人が心臓になるわけだけど、環境と繋がっているわけ。
いう感じになっているから、そこに身体性っていうのは個人の中だけにあるわけではなくて、環境の中にあるっていうのかな、という感じ。
例えばさっきの自転車に乗れるみたいな話も、自転車と人の関係性の中にあるみたいなこともそうだし、
例えばさっきの部分に全体が含まれるみたいな話であれば、自分は環境の中に含まれていることも言えるし、
仕事構えみたいな話で言えば、まさに対話とか近いかなと思うんだけど、どういう意識、無意識によって人と接するかによって、そこで変わってくるわけじゃん。
対話の質とかさ、対話の仕方とかさ、身体とかさ、なんかそういうふうに個人の中だけにあるものが身体性ではなくて、外の環境との関係性の中に身体性っていうものはあるというイメージ?
対話の質と身体性
どう?ここまで。
難しい。
そうだね、だから、そうそう、こんな話もしていて、身体は世界と精神の媒介。
それはわかる。
そうそう、それさっきの近くみたいな話。世界が環境としてさ、それが身体を通して自分が何かを思うとか、
あと何かが逆のもあるよね、何かを思ったことが自分の身体を通して世界に表現されていくとか、
もうちょっと服装的な意味合いがあると思うけど、そういうものが身体なんだというところがあったときに、それだとなんとなくわかるかな。
そうすると、対話とかにもそれって表れてくるよね、みたいな話があったときに、
例えば対話とはいえ、人と人が会って言葉を交わしてなくても、そこにはさ、
さっきの3つの考え方みたいなのが含まれたりするわけよ。
どういう心持ちでその場に例えば行くかとか、それがその部分にどういうふうに表現されていくか。
あー、なるほどね。
とか、表現されつつも身体としては自動的に、ある意味自動的に動いていくみたいなときに、対話を交わしてなくても、
じゃあふっと歩いてきて、誰かとこう、じゃあうちで言えばその子どもを送って行ったときに、そこでいろんな人と会うわけなんだけど、
そこでこう言葉を交わしてなくても、その中にこういろんな要素が含まれている。
反応してるわけじゃん。なんか体として表情に現れるかもしれないし、
仕草に現れるかもしれないし、みたいな感じで、なんかそれはもはや身体で対話しているみたいなこととも言えるかなと。
この説明もわかりづらいかしら。
いや、でもね、体は精神と、なんだっけ、世界の媒介っていう話は理解できて、
かつその対話というところにおいても、さっきその身体で3つの考え方を教えてくれたと思うんだけど、
それをその対話っていうところでも、その3つがどういう表現が正しいかわかんないんだけど、
当てはまるっていうことは、なんとなく理解したのよね。
だからその人とのその対話ということにおいても、なんだっけ、最初の例で言えばその思考があって、その身体みたいな話と、
思考の前に、もうその筋肉記憶みたいな話で、体が動いちゃうみたいな話があったと思うんだけど、
要はその思考を起点に、その言葉として表出されるみたいなものもあるかもしれないし、
思考を通さずに、わかんないけど反射的に出ちゃうみたいな言葉もあるかもしれないな、みたいなことを想像したりとか、
あとはさっきのゲシュタルトの話でいくと、そのことについてゆうくんが話してくれたときに私が言ったと思うんだけど、
例えば直前になんかすごく嫌な出来事があって、不機嫌な状態だったみたいなものが、
その言葉のところにもう、その後ろ側のものが全体として乗っちゃうとかは、
なんかまさにそれなのかなぁ、みたいなことを思ったりとか、
それが思考的な構えとゲシュタルトが合わさってる感じだよね、今ね、そうだよね。
とか、あとまぁなんか構えの話も、どういう状態でその対話だったら、対話の場に自分が望むのか、
自分のスタンスっぽい感じなのかな、
そうだね、そういう意識的なものと無意識的なものがあるから、
あれなんだけど、それも我々の今までの学びで言うと、メタスキルみたいな話、
どういう状態でそこに入っていくかみたいな話と、もう関連するかな、みたいな。
みたいなことをイメージしているという感じです。
いいですね。 私の今の理解。
ナイス理解。 この10分ぐらいの話。
素晴らしくちゃんと理解できるから、マーボーの話聞いたら、聞いてほしいんだけど、ごめんって感じなんだけど。
ここから本題なの。 話したいのは。
無意識的な構えにちょっと興味があるなと思っていて、
意識的に構えた状態とか、志向的、志向っていうのは目的があった状態から、
行く時っていうのはいいんだけど、
不意に訪れる時ってあるじゃん。対話とかさ。
あるね。 それは身体的な対話も、実際の対話もあってさ。
この間さ、けいちゃんとの間の対話の話でさ、
面白いなって思ったことがあるんだけど、
朝、僕はもう起きていて、けいちゃんが寝室から出てきて、
で、何て言ったんだっけな。
おはようって言った後に、
今日何時ぐらいからランニングするの?って聞いた。
で、聞かれて、それに対して僕は、今それじゃないんだよな、みたいな。
そんな反応だったね。
今そういう話がしたいんじゃないんだよ、みたいな、そんな感じだった。
で、これって何で起こるのかなって思ったわけね。
で、けいちゃんからすると、シンプルに、おはようで、なんか走るみたいな話してたから、
何時に走るの?みたいな話でしょ。
で、僕は無意識だったけど、突然寝室から出てきて声をかけられたっていうか、無意識の状態でそこに立ちあったわけなんだけど、
その時に、おそらくまだちょっとこう、朝のホワホワした、ゆるやかな時間、
身体とコミュニケーションの関係
顕在的なものと潜在的なものがまだ混ざってるような、柔らかい時間だったから、柔らかい感じの構えだったんだよ。
おそらくけいちゃんが起きてきたとしても、そういう対話をしたかった、無意識的だと思っていて、
で、その構えに対して違う構えの刺激が来た時に、
なんかこう、そこにこう、体が反応したんだなって思った。
そうだね、なんか柔らかな感じというよりは、すごく現実的な今日の予定を尋ねるみたいな、そういう質問だからね。
いうふうになって、まさにそれは、その構えというものが影響し、言葉にそれが乗っていき、
みたいな話とか、勝手に体が反応しているみたいなところもあるから、なんかその身体図式と結構近いな、みたいなことをちょっと思ったんだよね。
っていうのが面白いなと思って。
そうだね、すごい不思議な現象だったね。
そうそう、不思議な現象でしょ。
たぶん、そういうことが起きてたんだっていうのは、今聞いてわかったんだけど、
そんなに嫌な質問をしてないはずなのに、ちょっとこう、嫌そうな反応が返ってきたのは、
なんか変なこと聞いてないつもりだけど、なんでだろうってすごい思ってたから。
それはごめんねなんだけど、
なんかそういうふうに起こるんだなって思ったな。
その身体とね、対話の関係って面白いなとか、いうふうに思ったわけです。
それはでも今のってことは、身体性、いわゆる出会うみたいな身体性がないと、
ないとじゃないかもしれないけど、あると起こりやすい話だな、みたいな。
要は生身の人間が会った時の交わされるエネルギーというかもそうだし、
お互いの構えみたいなことをそこで感じるわけじゃん、リアルに。
そんなことが面白いなって思ったっていう話だけど、なんかこう、不思議な表情してますが大丈夫ですか?
なんか、どうするんだろうな、そういう時っていうのをちょっと考えてた。
あ、そうだね、それはそうそう。
なんか意識的な、お互いが意識的だったらいいんだけど、その無意識に訪れ、自分と違うその、例えば構えで、
相手がやってきて、対話がスタートするみたいなことって、
あるから、普通に。
そこはね、実はマーボーの話を聞いた後に、自分が探求したいなって思って、一番のポイント。
能動的な時っていいんだけど、突然訪れることがあるじゃない?
そう、で、その構えが自分と、要は今回みたいなことだと思うんだけどさ、
自分の持ってたその無意識の構えと、相手がやってきた構えがあまりにも違いすぎて、みたいな時にどうするんだろう?
っていうのはちょっと思っていて、で、結構今気になるポイントを出すと、
一つ目の意味合いのさ、要は体が覚えているみたいな感じの話とさ、
三つ目のさ、意図みたいな話から二つ目のゲシュタルトみたいな話にこう、
転換されていくみたいな話があるじゃん?
が、どういう順番で起こるのかな?みたいなこととかが結構気になってるんだよね。
まあ多分連動してるんだと思うんだけど、いろんなものが。
だけど例えば、そういう変な話だけど、
そういう無意識的な突発的なものが起こった時に、体がそこへの反応を何かしら覚えていたとするならば、
望ましいね、自分と。そっちが先に出うるって思ったわけ。
そうだね。 そうするとなんかほら今の一つの答えになりうると思わない?
そうだね。 し、なんかそれがもしそういうものがあるんだとしたら、
あのほら私たちが学んだ中にさ、ストラテジーっていうのがあったじゃん?
要はこういう順序で反応まで例えばこう起きていくみたいなのが、
ストラテジーをちょっと入れ替えるみたいなことでさ、
その違う構えの人が現れた時にから、自分がその最後、なんか全然違う感じのがやってきて、
ちょっとわかんないけどこう不愉快な感じの反応を返してしまうまでのプロセスを、
あー、より細分化してね。そうそうそうそう。なるほど。
細分化して、要は良いプロセスに書き換えるっていうか、
なんかそういう行動が取れるかなみたいなことも思ったりとか。
それもなんかそうだね。そうだし、なんかその今話をしながら、
ちょっとこう合気道とか、まあ合気道に詳しいわけでは全然ないんだけど、
こうエネルギーをこう受けながらさ、そのエネルギーを生かしていくみたいなことってあるじゃない?
そういうことにつながって生きるなって思ってるんだよね。
エネルギーを受け取ってそれを生かすね。そう。
でも受け取れるっていう構えが普通じゃん。そうなんだよね。だから結局、
さっきのパターンで言うと、その柔らかいという構えに固執している自分がいるから、
異物的なものが来た時に反応しちゃう自分がいるわけで、
むしろ違う構えをも受け入れられるような構えだったら、
メタ構えみたいな。そうそうそう。そうするともうちょっとこう違うことが起きてたかもしれないよね。そうだね。
そうかもしれない。ということを話していくと面白いね。
対話の重要性と構え
ね、そういうのはちょっと話したいなと思って。
それはまだ続いていくんだよね?
1回目はレクチャー会があって、2回目は今度は対話会みたいなのがあって、
っていうのが全12回あるのよ。だから一つのテーマで2回。
レクチャー会と対話会があって。そのテーマが変わっていくのも面白いね。そうそう面白い。
またじゃあなんかそこで刺激を受けたものを、実体験でこういうことかっていうね。
実体験をみみともで話すのちょっと面白いなと思って。そうかもね。
次も楽しみにしています。
では今日はこんなところで。はい、ありがとうございました。
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