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2024-03-28 1:07:33

部活動158 『Life Goes On』6-4

Podcastで繋がった仲間たちとクトゥルフ神話TPRGを遊んでみました!

シナリオ:『Life Goes On 〜人生は続く〜』 シナリオ制作者:ぱぱびっぷ様 シナリオ公開場所:BOOTH https://galacticafumble.booth.pm/items/712773 キーパー↓ 黒柳小鉄(https://twitter.com/kurotetsu3) サブキーパー↓ 朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu) プレイヤー↓ 泉水みずい (https://twitter.com/ashiyutech) キャラクター:小林 誠也 (https://iachara.com/view/7778146) たぬー、(https://twitter.com/ausdertiefen) キャラクター:タカベ (https://iachara.com/view/7741026) 沙風プラス(https://twitter.com/sakaze_aqua) キャラクター:皇 螺旋 (https://iachara.com/view/7758348) (敬称略) ■■■お世話になっているサイトの皆様■■■ ■CSS表示■ 紅坂柚月様 OBSでココフォリアを表示させる時のカスタムCSSについて | U7D05 BAR https://ydk.vc/obs-ccfolia-css/ ■立ち絵■ Picrew 宅配肉球様 https://picrew.me/ja/image_maker/2734 お母さんメーカー https://picrew.me/share?cd=8DgYG27wYZ PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。 やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください! メールアドレス podcast.trpg@gmail.com Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg​ ◆本シナリオは、「サンディ・ピーターセン」「リン・ウィリス」「中山てい子」「坂本雅之」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する[クトゥルフ神話TRPG]の二次創作物です。 (C)サンディ・ピーターセン/リン・ウィリス/中山てい子/坂本雅之/株式会社KADOKAWA

00:01
はい、大丈夫ですか? オッケーです。
はい、では、4人は地下洞窟まで降りてきました。
地下を降りると、洞窟内が空気の流れがあり、
生臭い匂いが漂ってくる。 地下水が染み出しているのか、足元はビチャビチャと濡れていて、地面は柔らかい状態です。
洞窟の中はかなり暗くて、明かりを使わなければ歩くのも難しい状態です。
ですよね。 持ち物は何か、ライト的なものはありますか?
僕の携帯のフラッシュライトで明かり代わりかな。
スマホとか皆さんお持ちですよね。 スマホは持ち物に入れているのだ。
マヤは用意周到に明るいライトを持っているようです。 助かるー。
マヤさん、さっきからめっちゃ有能なのだ。 ただその結構明るいライトを持ってしても、
なかなか奥の方が暗くて、よく見えない感じですね。
足元からちょっと機械の音がしてて、
見るとパイプが数本、洞窟内を走っている状態で、
パイプの中からちょっと水音がしているような状態ですね。 何か液体が通っているようです。
ローインの中とは思えない景色ですね。 そうだねー。
これは何なのかしら。 アイディアとか知識、何か振りたいのがあれば。
じゃあ知識振りまーす。 アイディア振りまーす。
同じく知識振りまーす。 あ、スペシャルだ。
カードもスペシャルー。 みんな何かいろいろ分かった。
そのパイプ自体は中に多分、この地面とした洞窟で地下水とかも出てるんで、
それを水が溢れてしまわないようにポンプで出してるんだろうなっていう配管だと思いました。
03:07
スペシャルなので、どっちからどっちに水が流れてるみたい。 うーんとそれがいいな。
なるほど。多分奥から手前で間違いないでしょうね。 そうですね。奥から手前で。
で、上方のパイプに向かってどんどんポンプが吸い上げてるっていうことですね。
ちなみに見える範囲にポンプ施設は見当たらない?
ぱっと見た感じ、特別それは見えないですね。
おそらくポンプの施設自体が濡れそうなところにあると、そこが濡れたときに壊れてしまうので、
吸い上げるような機械とかはもっと違う場所に置いてありそうなと気づきます。
なるほど。はい。
気をつけて進みましょう。
そうね。うっかりこんなのにつまづいて転んじゃったら大変ですもんね。
では、先に進んでいきましょうか。
いい。
先に進んでいくと、少しだけ広く丸い空間にたどり着きます。
するとそこで一つだけポツンと小さな電灯が灯っています。
そして電灯の下には渡り先生が佇んでいました。
渡り先生だっていうのはもう認識していいってことですね。
はい。渡り自体が探索者たちに気づいている状態で、はっきり視線が合ってるような状態ですね。
ちなみにガイドに照らされている範囲に見当たるものは渡り先生だけ?
そうですね。電灯の明かりの近くで渡り先生がいる感じですね。
なるほど。
先生、何やってるんですか、こんなとこで。
いやー、お待ちしておりました。
今日一日、病院内でいろいろお調べになっていらしたようですね。
お待ちしていました?
はい。いやー、院長室、皆さん入られましたよね?
06:05
ええ。ごまかしても無駄だと思うし、エレベーターからこちらに来るためには、あなたの院長室に入る必要がある。そうでしょ?
そうですね。実際に電灯が自動的に点いたと思いますが、
診察室の通知もいきますので、あなた方がおそらく入られたということはわかりました。
そう、それでここで待っていたのね。
そうですね。今日の外来の患者さんも終わりましたので、こちらでお待ちしていました。
それで、ここは何ですか?
そうですね。そもそも皆さん、ご自分の体のことにもお気づきなのではないでしょうか。
そうなんですよ、先生。おかしいですよ。さっきから壁殴ったりとかいろいろ怪我してもすぐ治っちゃうんですよ。
そうですよね。皆さんもお気づきの通り、私はあなた方に嘘をついていました。
私はあなたたちがショックによる失神でここに運ばれてきたと説明していました。
しかし本当はあなたたちがここに運ばれてきた時、あなたたちの体は爆発によって傷つけられ、大量の湿血によるショック状態でした。
そして皆さんは、たまたま偶然かもしれませんが、右足を失ってしまっていました。
そのままでは湿血によって命も危ない。そこで私はあなたたちを助けるためにある決断をしたのです。
私は一つでも多くの命を救う、そのために医師になりました。
しかし医師になったことにより、現代医学では救えない患者が大勢いるという現実を突きつけられたのです。
私はより多くの患者の命を救うため、無限の回復力を持つ不死身の精霊を召喚しました。
その精霊の力を医学に応用すれば、現代医学では救えない多くの人々の命を救える、私はそう考えたのです。
渡りが話し始めると、背後から数十人の人々のうめき声が、まるで合唱のように折り重なって聞こえてくる。
09:01
その中に、悪夢の中で弾いたゆずかが食べられる時の苦しそうなうめき声が混ざっていることに、3人は気づく。
うめき声や探索者の言葉を無視して渡りは話を続けます。
私は不死身の精霊の大組織を採取し、あなた方に移植したのです。
あなた方の死死はみるみる再生しました。それは奇跡のような回復でした。
そうしてあなた方の今の体が、命があるのです。
精霊の魔力が続く限り、あなた方の肉体もまた不死身なのです。
あなたたちの後ろにいる彼女たちが、その不死身の精霊です。
どうしよう? と言って振り返ります。
そうして渡りは背後を指すと、暗闇の中でわずかな明かりを反射した無数の目がぎょろりと3人を見ている。
3人の背後にいたのは、太い円筒形の芋虫のような肉体に、何十個もの人間の顔がついた化け物だった。
円筒形の胴体には紫色の血管のような、意味の悪い模様がついている。
そこについたたくさんの顔は、それぞれすすり泣いたり、苦しそうにうめいたり、泣いたり、うなり声をあげたりしている。
そして3人はその顔の中に、3人の見知った少女、橘ゆずかの顔があることに気づく。
ゆずかは夢で見たのと同じ声で苦しそうに、痛そうに泣き、うめいている。
そしてその両目からは涙があふれている。
3チェックです。 成功1D8、失敗2D10です。
おー
あぶねー
成功です。
成功なのだ。
はい、えーっと、みなさん成功なので1D8ですね。
おー、7
補給
下げて、ゆずかー!
5以上のアイディアお願いします。
12:00
ん?
5以上減った人はアイディアを振るのだ。
あー、成功。
おー、成功しちゃったか。
しちゃいましたね。
あのー、えーっとですね。
これ、これって誰から言ったらいいの?
タヌが言っちゃっていい?
あのー、クトゥルフ神話にあんまりご縁のない方のためにお話をしますと、
3値が一度に5以上減って、かつその状態でアイディアに成功してしまうと、
その3値が減ったことに対して、正しい認識をしてしまったということで、
ひどい、なんていうかな、宇宙的恐怖に震えてしまったということで、
発狂ということになります。
ありがとうございます。
なるほど。
はい、一時的発狂になります。
アイディア成功してしまいましたので、1D10をお願いします。
10。
本命、胎児のような姿勢をとる、物事を忘れる、あるいは緊張症、我慢することはできるが、意思も興味もない。
強制的に単純な行動をとらせることはできるが、自発的に行動することはない。
行動についてはお任せいたします。
どういった行動がとられますか?
その場にしゃがみ込んで、頭がかいて、うーって言ってますね。
兄貴に書き下ります。
糸用児さん、小部屋さんの前に立って芋虫と対峙します。
かばうように立って対峙するってことだね。
兄貴、支配してください。
あれ?誰か精神分析持ってたっけ?
精神分析ないですね。
他のもないね。
ないです。
どうしようかな。
とりあえず姉子の後ろで男2人がしゃがみ込んでる状態です。
はい。
何?
えーっと、えーっと、どうしようかな。
15:10
ちょっと考える時間をいただけると、30秒くらいでもいいんだけど。
はいはい。
小林さんをかばって行動のまま続けるのは悪手だと思う?
時間経過によって多分治る…
ターン数ってあったっけ?兄貴の。
そうですね。あるのはあるので、1D10プラス4振ってもらいましょうか。
おお、4本か。
お願いします。
あ、俺?
1D10プラス4。
はい。期間を決めます。
はーい。
そんなことも知らずに俺兄貴にも掛け合ってるみたいだな。
リアルタイム5分くらいですかね。
リアルタイム5分くらい。
50分が解除と。
はい。
誰も精神分析を持ってないので、えーっと、どうしようかな。
どうしたらいいと思う?
とりあえず兄貴しっかりしてくださいっていうので、今掛け合ってる状態なので。
うんうん。
芋虫の声を聞きながら、あのー聞き…
芋虫の中に知ってる顔があるとは分かってるんですけども。
残念ながら兄貴優先ですね。
じゃあまず渡りが話を続けます。
はい。
はい。
あなた方とゆずかさんがここに運ばれてきた時、あなた方の命は風前の灯火でした。
放っておけばいずれ亡くなる運命でした。
特にゆずかさんは命のあるままここに運ばれてきたのが奇跡と言っていい状態でした。
もはやどのような治療をもってしてもゆずかさんを救うことができないことは、医者の私には日の目を見るより明らかでした。
しかし、あなた方にはまだ可能性がありました。
私はこの精霊の大組織をあなた方に移植しました。
そしてあなた方は助かったのです。
彼女たち多くの顔を持つこの精霊の魔力を保つためには一定の期間ごとに生きた人間を捧げることが必要なのです。
ゆずかさんは多くの人を、そうあなたたちも含まれますが、多くの人たちを助けるための糧となったのです。
大勢そんなことは納得いかねえよ俺は。
18:05
今しゃべっている院長の声と、高部さんが気絶する寸前に聞き耳成功して聞き取った声って一緒の声かな?
あ、つまり院長の声かなということなんだけど。
ああ、そうですね。
つまり人を救うためには犠牲になる人間がいても認まないってことかい。
そうですね。
どうしても助からない方を犠牲にして、他の要因に助けることができない方を助けているということですね。
そうね。あなたの言っていることはずっと一貫していまるわ。
なるべく多くの命を助ける。それをお医者様として、確かにそういう考え方も必要だとは思います。
でも、だからといって死者の安寧を汚すことが許されるとは私は思いません。
それもきっと同じ意見ですよ。
そうですね。確かに、まだ命のある段階でその人の命が尽きる前に私が人体実験をしたことには変わりはないと思います。
これは私の考えの下に私が選択した結果です。しかしあなた方がどうするかはあなた方の選択です。
そうね。あなたの治療を拒めは私たちは多分足を失っていたでしょうし、もしかしたら命を失っていたかもしれない。
でもね、だからといってそのために、もしかしたら今安らかに天国に行っていたかもしれないあの子がここでずっと産まき続けるということを許すことは、それは私が生きていると言えるのかしら?
そうですね。実際に犠牲となっている方がいらっしゃいます。
ただその方は命がどうしても失われる状態だった、とても冒涜的な行為かもしれませんが、それによって私の医療技術が届かず亡くなってしまう方を助ける、多くの方の涙を止めることができる、そのことに私は信念を持って続けてきています。
21:22
そうでしょうね。この多くの顔を見れば、あなたがどれだけ長くこのことを続けてきたかはわかるわ。
そうですね。
ねえ先生。
はい。
これはね、ただのおばあさんのかんぐりかもしれないけど。
はい。
あなたがそうして助けたかったのは、そうして助けたかったあなたのお嬢さんは、どれだけ多くの人を救ってももう戻ってこないのよ。
そうですね。しかし世の中のすべてはトレードオフです。何かを得れば何かを失うのです。何の犠牲もなく得られるものはありません。
例えば今、世界中に自動車がたくさん走っています。そして自動車があることで多くの人は便利な生活をしています。
一方その便利さの陰で、国内で年間数千人もの人が事故で亡くなっています。
それは便利さのために数千人の命を犠牲にしていると思いませんか。
それら多くの犠牲の上に、今の我々の生活は成り立っているのです。
我々の社会は多数の幸せのために少数の犠牲を許容する選択を既にしているのではありませんか。
したがって我々の成すべきことは、犠牲を出さない世界を作ることではなく、なるべくそれを少なくし、そして少数の犠牲を無駄にせず、より多数の幸せを作り出すことです。
私はすべての命を救いたいが、どうしても救えない、それでも死んでしまう命があります。
もちろん、今回のゆずかさんもそうでした。
その無意に失われる命に、生命の生贄となってもらえれば、多数の命が救われるのです。
わずかな犠牲の下に、救われないはずの命を多数救えば、犠牲になった命も報われると思いませんか。
先生よ。
24:04
はい。
後、工場をあげます。
はい。
俺が先生に何か救ってくれって一言でも頼んだっけか?
いや、直接は頼まれていませんね。
俺はゆずかちゃんの犠牲の上で成り立っているような幸せなんて、一つも望んでいないんだよ。
それが少しでもゆずかちゃんの幸せが可能性として残っているのであれば、俺の右足なんか、それこそなくたって別に困りはしないんだよ。
それを先生はさ、確かに俺の右足がここに立派に残っているのは先生のおかげかもしれないけれどもよ。
ゆずかちゃんのその困っている顔がそこに張り付いているっていうのは、俺にはどうにも我慢できないんだよ。
はい。
やっぱり俺は先生が正しいとはとても思えねえよ。
そうですね。
そのように、あなたは考えてしまうのわかります。
お前さんもたぶんそろそろ何か喋って大丈夫なのだ。
もういいのかな?
時間的にオッケーじゃないかな?
はい、時間的にオッケーです。
オッケーでしょうけど、たぶんすぐには言葉が出ないとは思うので、もうちょっと聞いてます。
はい。
じゃあ、他のも喋ろうかな。
はい。
先生、先生はお医者様だから、生きているというのは、それが生命活動をしていることだと思ってらっしゃるのね。
そうですね。
私はね、こう見えて一応ちょっとした巫女みたいなものなのよ。
はい。
だからね、こう思うの。
命は魂だって。
精霊に捧げられた方々は、肉体的な命はもう失ってるかもしれないけど、
でもあそこでああやって魂が傷ついて、ずっとうめいてる声があなたにも聞こえてるのでしょ?
そうですね。
あなたは私たちの肉体を生かすために、あそこでずっと魂を殺し続けている、そのことに本当は気づいてらっしゃるのね。
27:08
そうですね。
そしてあそこにある顔の分だけ、その秘密をずっと抱えてきてらっしゃったのね。
そうですね。
お一人で、そう、あなたのしたことは、私の感覚からいくと決して褒められたことではないけど、
でも、よく頑張ってきたわね。
辛かったでしょう。
そうですね。
ただ、私がこうやって救っている人たちのことで、もう少しで命が失われて、もう二度と会えないと思っていたご家族さんや友達、
そういった方の涙を止めることができた。
悲劇を起こす数を減らせたことは、私は私の成したことだと思っています。
あそこでずっと泣いているのは悲劇じゃないのかしら。
立花さんのお父さんとお母さんは、一人の娘をあなたと同じように失って、体ごとなくして二度と会えない。
それは百人の涙より軽い気持ちかしら。
そうですね。
普通は比べることができないものだと思います。
なるべく手は尽くして、遺体のない場合、もちろんこの精霊に捧げた場合には遺体が残りませんので、
他の方の遺体などを都合をつけてご家族様にお渡ししたこともあります。
きっとあなたはこれをずっと続けていくでしょう。
一度始めてしまって、もし途中で気持ちを変えてやめてしまったら、それまで犠牲になってきた人たちは報われませんものね。
そうですね。
私にはこの行為を止めることはできません。
30:03
一度決めて信念を持って続けていることですから。
ただ、これはあくまで私の考えのもとに私が選択した結果です。
あなた方がどう感じ、どうするかはあなた方の選択です。
姉子。
ええ。
やっぱり俺には納得できないよ。
それでいいのよ。それがネジ君じゃない。ねえ、糸用実君。
そうですね。先生は、
はい。
この医療は楽しいですか?嬉しいですか?
楽しさですか?あなた方はお仕事をされるときに楽しいと考えてされるお仕事もあるでしょうが、
多くの場合、そういった感情抜きに課せられた使命を、役割を果たすのではないでしょうか。
私はそのようにやっているだけです。
さあ、もういいでしょって言ってパンって手を叩いて大丈夫?小部さんもうちょっと何か喋る?
いや、うーん。
もうちょっと言いたいことあるかもしれない。
ごめんごめんごめんなのだ。
タイミング難しいですよね。
難しいのだ。いやいや、すみません。なかったことにリテイクリテイク。
もう一つ聞きたいです。
はい。
先生が死んだら誰がこれを引き継ぐんですか?
まず、私が死ぬ生きるという前に、あなた方にはお気づきのように他の患者さんとは違う処置を行っています。
通常の場合は、精霊から採取できる薬液のみを使用し、穏やかに症状、怪我、病気などを改善していきます。
33:09
ただ、今回は通常運び込まれる方より重症度が異なりました。
なので、細胞を直接あなた方に埋め込んでおり、明らかに日常生活に影響を及ぼす状態で、通常の人では起こらない再生能力を得ている状態です。
そうね。
じゃあ先生、こいつをやってみたら、この人たちはどうなるんだ?
そうですね。あなた方以外の患者には大きな影響はないでしょう。
彼らは回復速度の問題だけで、いずれ退院ができると思います。
しかし、あなたたちは精霊の体組織を直接移植したというのは、あなたたちが初めてになります。
実際に精霊の魔力が断たれた場合に、再生した部位、皆さん右足ですね。
その体がどうなるかについては、私にもはっきりとしたことは分かりません。
あなたたちは、肉体が今、精霊の魔力によって不死身の状態です。
この精霊がいなくなり、魔力が断たれれば、あなたたちの肉体にも何かしらの影響があると思います。
おそらく再生した部位は保てないのではないでしょうか。
命を落とす可能性もあります。
なので、そのために、私がここでこの芋虫をそのまま見ておくことはできます。
もちろん、あなた方の道義に反するというのであれば、殺すことも私は止めることはないでしょう。
アネキー、アネゴー。
私はこの右足がどうなったって別にかまわない。
ただ、あの子があの状態で張り付いているのはどうしたってやっぱり、耐えられない。
わかってもらえるかな?
わかるわ。
36:05
ごめんな、アネゴー。
いいのよ。
私たち友達じゃない。
もちろん、あの子だって友達よ。
アネキーはどうだい?
答えは一緒だよ。
やっぱりあいつをあのままにしたらできないんじゃないかなと思うよ。
そうね。
苦にしてあげよう。
先生、答えはそういうことだよ。
まあ、先生からしたらせざっぱりわからないとは思うけど、
俺はどうしたってあんたは許せねえよ。
そうですね。
皆さんがそういった決断をするのであれば、私は止めません。
この先にエレベーターがあります。
エレベーターに乗ればすべてがわかります。
あとはあなた方が決めてください。
私はまだここにいます。
洞窟の奥にはエレベーターがある。
3人はエレベーターに乗って院長室へと上がることができます。
来た道を戻るってこと?
そうですね。
振り返ってこれがいたので、来た道に現れているので。
えっと、いもむしさんの横を通ってエレベーターまで行くっていうことかな?
そういうことですね。
あ、そうか。逆側だ。ごめんなさい。
大丈夫?
逆です。逆です。
来た道戻るだね。
来た道戻って行くんだよね。院長室が2つあるわけじゃないよね。
そうですね。
わかったわかった。
そしたら記者さんにちょっと声かけていい?
はい、どうぞ。
っていうことなんだけど、あなたどうする?
連れてってください。こんな化け物と一緒にいたいわけじゃさすがにないです。
あらそう。てっきり独占インタビューっていうかと思ってたんだけど。
あれにすか?
いや、院長先生に。お話したかったんでしょ?
39:02
話はしたかったんですけど、ちょっと宇宙人と違うっぽくて。
まあそうよね。じゃあせっかくだから真実を一緒に見に行きましょう。
はい、お願いします。
ではエレベーターに移動で大丈夫ですか?
なんかはそれで良いのだ。
もう姉御についてきます。
ついていく間際にじゃあねって声をかけていきます。
わかりました。
芋虫ね。
ではエレベーターへ移動し上がっていくと、そこは2畳ほどの狭い空間です。
エレベーター以外の出入り口はありません。
エレベーターを降りると左側の壁に小さな棚があり、
一冊のファイルと電子部品を組み合わせて作られた手製のリモコンのような機械が隠してあるのがわかる。
またその隣には小さな丸いボタンがある。
ファイルの方には実験メモと書かれている。
つまり上がってきたのこれ、本棚が一旦開いてエレベーターを降りて閉じた状態ですので、その裏側が見えたということですね。
タカメさん、ボタンを見ると押そうとするので止めてください。
ちょっと待ちましょうか。
何かしらこのボタン、押さない方がいいの?
先に読んでからにしましょう。
そうね、うっかりしてたわ。
何て書いてありますか?
私押さえてるんで。
実験メモを手に取って開いてあります。
わかりました。
実験メモですね。
開くと丁寧な細かい字で書かれたレポート用紙が束ねられています。
読みますね。
また患者が死んだ。
さやかが死んで以来、一人でも多くの患者を救おうと努力してきたが、現代の医学の限界を感じている。
私は自分の患者の命を一人残らず救いたい。
そのために悪魔に心を打っても構わない。
42:01
文献で見た不死身の精霊の力が手に入れば、
しかしそのためには私の目的に賛同し、自ら生け贄となるものが必要となる。
次のメモです。
ゆうこが…と書いてありますが、そのレポート用紙以降、破れていて読めないです。
以降十数枚にわたり、レポート用紙に意味不明の文字が書き殴られていて、
反読ができない状態です。
その続きです。
犠牲を無駄にしないことだけが、私にできる唯一のことだ。
起きてしまったことを受け入れ、一つでも多くの命を救うことを考えることにしよう。
精霊の回復力は素晴らしい。
あの精霊の無限の回復力を人間に使えば、どんな怪我だろうと、そうたとえ手足を失っても治せるはずだ。
次のメモ。
成功だ。魔術的な手法を使い精霊の体液と被験者の体組織を攪拌し生成した溶液を塗布すれば、
どの部位であっても欠損した組織が再生することがわかった。
精霊の力の届く範囲であれば、少しくらいの怪我は瞬時に回復するようだ。
次のメモです。
なんということだ。私のミスで患者を殺してしまった。
どうやら大きな機関になると、溶液の塗布では再生が追いつかないようだ。
精霊の組織を直接移植すれば、もっと大きな組織も再生できるかもしれないが、現世は溶液の塗布とは比べ物にならない。
次のメモ。
死死を失った患者が運ばれてきた。放っておけば全員が死ぬ運命だ。危険性はあるが、精霊の組織の移植を試すべきだろう。
あの少女はもはや精霊と一体となる他に生きる道はないが、他の患者たちの命を助けることができる。
次のメモ。
実験は成功した。そう、私のしたことは人体実験にほかならない。彼らは私の選択をどう思うだろう。いずれは全てを離さなければならない。
彼らの人生は彼ら自身に選択権がある。それは間違いない。
次に被験者ファイル。探索者とゆずかの身体的特徴及び爆発時の怪我の様子が書かれており、次のファイルにそれぞれの死死欠損状態の写真が貼られている。
そして精霊の創造。
院長室にあった本の書けていた部分です。この魔力とたくさんの花を持つ精霊は、自ら進んで最初の犠牲になろうという人間が必要である。
45:07
以下に儀式の詳細な手順が書かれている。
この儀式によって呼び出された精霊を育てるには、生きた人間を生贄として捧げる必要がある。
さらに魔力を保つためには定期的に人間を捧げ続けなければならない。
最後のメモ。
命を救うために他の命を犠牲にする。その罪は私が背負う他はない。それでも一人でも多くの命が救っていけることが私の使命である。
しかし万一のために全てを無に帰す用意だけはしておかねば。
あの地下地質に地下水を入れれば全ては終わる。
最後に英文でpswd-sbdと書いてあります。
以上がメモです。
それをGと何かを噛み締めるような顔で読みました。
はい。
そう。そうなのね。
リモコンはどうなってますか?
はい。リモコン自体はキーがあって文字や数字が入力できるようなものになっています。
なるほど。
やりますか。
その前に委員長を、多分あの人は望んでないでしょうけど、上に連れてこないと一緒に溺れるんじゃないかしら。
多分そうなりたいんでしょうけどね。
難しいですね。生きるって。
そうよ。
生きるのは難しい。だからこそ生きなきゃいけないのよ。
彼もね、安易に奥さんと侵入させるわけにはいかないわ。
ということで、私は戻って彼をちょっと上まで引っ張ってこようと思うんだけどどうかしら。
お任せします。
ありがとね。
あ、そうそう。記者さんも人手は多いほうがいいのよ。ちょっといらっしゃい。
48:01
オイス、引きずりに行きます。
聞き分けのいい子は好きよ。さ、行きましょ。
はい。では2人だけ下に降りる感じですね。
2人?
あ、4人で?
うんうん。んーと、あ、じゃあまずタヌは降ります。あと記者さんも連れて行きます。お2人はどうされますか?
あ、ついて行きますよ。
じゃあ全員で。
はい、全員で行きまーす。
はい、わかりました。ではまたエレベーターを稼働させて元の場所に降ります。
さ、多分まだそこにいると思うけどとかな。
はい、すいません。皆さん戻られたんですね。
ええ。あなたの告白も読んできたわ。
そうですか。
で、どうされますか?
行きましょ、一緒に。
行きましょ。
私を上にっていうことですか?
そうよ。
先生にはまだまだ救ってもらわなきゃいけない命があるからな。
ただ、私がやっていること自体は皆さんご存知なわけです。私をどうするか。
あなたはさばいて欲しいのよね。
私は、はい。
あ、そうね。私たちがここに来るのを待っていたというのは、意思として患者に説明義務があると思った。もちろんそれもあるでしょう。
でも、自分のやっていることをずっと抱え続けて秘密のままにしていくのはとてもとても辛いものよ。
そうです。
いや、あなたの場合は、その過程で失ったもの、失うはずではなかったけれども失ってしまったこの奥様ね、おそらくあの中にいらっしゃるんでしょう。
51:00
メモの通りです。
あなたとしては、さばかれて奥様と一緒にここで楽になるのも一つの選択でしょうけど、行きましょう。私たちと。
分かりました。と言ってついていきます。
じゃあもう上に上がりますか?
うーん、せいでて暴れたりしない?
そうですね。そこに佇んで、同じようにまだ声、うめき声などは聞こえている状態です。
ゆずかさんとお話、言葉が通じるかは別ですが、ゆずかさんとお話するなら今が最後だと思うけど。
うめき声を上げているという姿を見ると、私の中では早く楽にしてあげたいという気持ちが強いです。
じゃあ、いいかな?
兄貴、兄貴どうですか?
うーん、取り向かずに行くかな。
ということで、はい、戻ります。
はい、分かりました。少しずつうめき声や聞こえる声が小さくなり、エレベーターに乗って上に上がってしまうと何も聞こえなくなります。上に戻ってきました。
じゃあリモコン。
先生に渡して。
あれを押したがっていたボタンをどうするか。
ボタン自体は本棚の付属物だなということはなんとなくわかります。
なるほど。
本棚を開けて外に出るためのボタンなので、今は押さないほうがいいかな。
リモコンを委員長に渡して、押してもらってもらいましょうか。
54:06
委員長に渡せるんだ、なるほどな。
先生、分かってますよね。
そうですね。もちろん私が設定したものですから。
お願いします。
手元のリモコンを見つめたまま、唇を噛みしめて数字を入力します。
では私が押すということでよろしいですね。
黙ってうなずきます。
横でうなずきます。
では渡りが静かにリモコンのボタンを押すと、ズーンという重い地響きが聞こえる。
周囲の地面が小刻みに揺れ始める。
探索者たちは失った体の部位、右足から鈍い痛みを感じ始める。
もう一度ズーンという重い地響きがあり、探索者の痛みがどんどん強くなっていき、倒れ込んでしまう。
精霊が断末魔を迎えて、精霊からの魔力が途絶えようとしているのだ。
しばらくすると地面の揺れは収まってきて、それと共に探索者の体の痛みも収まってくる。
どうやら探索者の体の部位はそのまま残ったようだ。
そして探索者は地面に倒れた時に体のそこら中をぶつけたりすりむいたりしていることに気づく。
その傷からは赤い血が滲み、そしてその傷は治らず。
探索者たちは傷の痛みを感じる。
もはや探索者たちの肉体は不死身ではない。
普通の人間としてそれぞれの人生を歩んでいくのだ。
やっと帰ってきましたね。
57:00
そうね。
私たちも、犠牲になった人たちも帰ってきたわ。
そうですね。
そこで渡りが話し始めます。
それで私はこれからどうしましょうか。
どうしましょうね。
おばあさんを見るのだ。
え?
いや、あの、僕に異論がなければ生きるんだよっていう話になるし、
何かしたいな、何か。
ここはもう姉子にお任せしましょう。
そう。うーん、じゃあ、記者さんを見て。
えっと、マヤさん?
はい、そうですよ。
今回のことって何か宇宙人の関係している話だったかしら。
あー、宇宙人、帰っていっちゃったみたいですね。
そうね。ちょっと記事にはなりにくいわよね。残念だけど。
そうっすね。いないもんは記事にできませんね。
そうよね。ところで私たち、病院に運ばれたみたいだけど、怪我の調子はだいぶ良くなったわよね。
そうですね。
うん。何か問題あったかしら?
そういう…。
問題ありましたっけ?
そういうことですね。
わかりました。
皆さんの退院の手続きなどはこちらで済ませておきます。
お荷物もちょっと今からご準備しますので、私はまた病院に戻ります。
え、あなたを待って、あなたを信頼している患者さん達もいるし。
わかりました。これからも人の命を救う、一人でも多くの命を助けることを続けていきます。
1:00:07
あら、それじゃ前と変わらないわ。
そうじゃなくて、あなたのお嬢さんが誇りに思うようなお父さんでいてちょうだい。
私が望むのはそれだけ。
わかりました。
生きるって大変ね。
そうですね。とても大変ですね。
それじゃ、戻りましょうか。
そうね。ランちゃんも見損ねちゃったわ。
あの情報もね、正しい情報だったかどうだか、何とも言えない部分ありましたからね。
俺にはもうしばらく生きる理由ができてしまったんで、まだ流しの痛まれを続けていきますよ。
頑張ってね。
楽しみだわ。お寿司握ってほしいのよ。
もちろん姉もダメだったら握りますね。
楽しみ。
はい。ではそのように、それぞれの選択した人生が続いていくことでしょう。
クトゥルフ神話TRPGライフゴーズオン。
これにて終了です。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
すごい。
パチパチパチ。聞こえる?
終わった。
終わったね。
長丁場のセッションどうもお疲れ様でした。
ありがとうございました。
お疲れ様なのだ。
いえいえいえいえ。
片白じゃないですかこれ。
そうですね。どうしても試されるシナリオではありますね。
時間も押しているので、それぞれの簡単なご感想など伺って締めていこうと思いますので、先ほどの順番で水井さんからお願いします。
いやもう複数人で片白ですねこれ。
1:03:02
途中重かった。
いやその、ぶっちゃけ途中で展開がなんとなく読めた時点で、プレイヤーとしての発言をしないように気づけていたので、言葉少なかったのは申し訳ない。
どうしても考えちゃいますね。
そうですね。そこがちょっと辛かったなと。キャラ自体があんまり固まりきれてなかったのもあって、大人しい感じにはなっちゃいましたけど。
いやでも、やってよかったわこれ。
楽しかったです。
ありがとうございます。
続いてタヌーさんお願いします。
今回もめっちゃ喋りました。タヌーなのだ。
今更ながらちょっと喋りすぎたってなってるのだ。
でもね、このメンバーじゃないとできないセッションだったと思うので、小鉄さんのキーパーも含めてね。
なので、おかげさまでめちゃくちゃ面白かったし、気持ちにもむちゃくちゃエモかったというか、響いたというか、ヘビーだったというか。
はー、ありがとうございますなのだー。
はい、お疲れ様でした。最後ですね、坂瀬プラスさん。
はい、こんなに熱いキャラではなかったはずなんですけど、勝手に熱いキャラにさせられてしまったっていうこのシナリオの妙だと思いました。
もっとひょうひょうと生きていきたかったんですけど、すごい熱いキャラになっちゃって、いいシナリオだったと思います。
よかったんじゃない?見た目に反していい兄ちゃんになってて。
ね、経歴を超えた熱いキャラクターで輝いてましたね。
輝いてたねー。
ネジくんじゃないとならなかったと思うし、ネジくんのおかげでずいぶん引っ張ってもらったの。
いやいやいや、姉子に引っ張っていただいたところはあると思うんですけど、なんかこう、変に熱血感。結局人間性出ますね、キャラ作っても。
やっぱ最後許せないんだと思って、自分の中で。
はい、すごい感じるとこがありました。ありがとうございました。
はーい、ありがとうございました。
えー、どうします?サブキーパー何か一言ございますか。
はい。えー、とても良い映画を一番近くで見せて、しかも楽して見せていただいたような気に入ってて。
いやいやいやいやいやいや。そんなことはないと思います。
はい。
フォローありがとうございました。
ありがとうございました。えー、ゆず。
あ、あの、最後にアリさん、初キーパーの感想を。
1:06:03
そうそうそうそう。
あー、初キーパーですか。
いやー、まあ、あのー。
デビューとして。
えー、やることが多すぎるって、あのー、近代倶の犯人のあの漫画のコマが。
わかるわかる。
やることが多すぎるって。
えー、だいぶね、省いていただいてたというか、そのね、さくやさんになっていただいてたんですけども、結構あれだったので。
こう、全体を回しながら、出すものを出しながら、情報の提示し忘れを気をつけながら、それでも漏れつつ、なんとかこう、ゴロゴロ転がっていったような気がします。
みなさんありがとうございました。
ありがとうございました。頑張りましたー。
頑張りましたー。
いえーい。
いえーい。
いえーい。
いえーい。
おめでとう。デビューおめでとうなのだー。
いやー、ありがとうございます。
すいません、YouTubeの方でご覧いただいてた方もどうもありがとうございました。
結構長いシナリオになってしまいましたが、ここまでお付き合いいただいた方も、途中でお休みになった方も、
またアーカイブ動向はちょっとまた検討させていただきますので、お楽しみにしていただければというところですね。
それでは締めたいと思います。どうもここまでありがとうございましたー。おやすみなさーい。
おやすみなさーい。
おやすみなさーい。
お疲れ様でした。
お疲れ様でしたー。
お疲れ様なのだー。
お疲れしたー。
01:07:33

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