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2022-05-19 46:01

部活動86 「Life Goes On」5

Podcastで繋がった仲間たちとクトゥルフ神話TPRGを遊んでみました!

シナリオ:『Life Goes On 〜人生は続く〜』
シナリオ制作者:ぱぱびっぷ様
シナリオ公開場所:BOOTH
https://galacticafumble.booth.pm/items/712773

キーパー↓
朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu)

プレイヤー↓
あしゆ(https://twitter.com/ashiyutech)
キャラクター:村山アシュラ
(https://iachara.com/char/3108937/view)
おにおろし(https://twitter.com/oniorosi361)
キャラクター:央埜 千草(なかの ちぐさ)
(https://iachara.com/char/3094585/view)
カイワレ(https://twitter.com/obake_kaiware)
キャラクター:松本 友馬
(https://iachara.com/char/3113575/view)

(敬称略)

PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。
やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください!

メールアドレス
podcast.trpg@gmail.com
Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg​

◆本シナリオは、「サンディ・ピーターセン」「リン・ウィリス」「中山てい子」「坂本雅之」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する[クトゥルフ神話TRPG]の二次創作物です。
(C)サンディ・ピーターセン/リン・ウィリス/中山てい子/坂本雅之/株式会社KADOKAWA
00:00
スピーカー 1
レア室から入ってきたところとは違うところに出てきた。 しかし、暗くて様子がわからない。といったところから再開します。
地下の技術がありましたね。 精霊を自ら餌を捕食することもできるが、動きが遅く地下水などにより閉じ込められると、窒息して死んでしまう。
伏せ地になっていた何々は暗く狭い場所を好むため、育てるには地下が適している。
それを死液するとかっていう言葉もあるか?
ああ、確かに。このホゲホゲを呼び出し死液するためには、自ら進んで犠牲となる人間を精霊に生かせる力が必要である。
儀式の方法は柿の通りとなるって言って欠損してるっていうことですよね。
人間を犠牲にしたら精霊に…あの子ちはわからないので、とりあえず進むしかないので、スマホのライトを照らしながら進もうかしら。
スピーカー 2
ではスマホのライトを片手に進んでいくんですが、少しだけ広く丸い空間に出ます。
スピーカー 1
そして一つだけポツンと小さな電灯が灯りました。
スピーカー 2
そして電灯の下には渡りがいます。
スピーカー 1
えっ、気づかれてる?
スピーカー 2
お待ちしておりました。
今日一日病院内でいろいろお調べになっていらしたようですね。
スピーカー 1
自分自身のお体のこともお気づきになっていらっしゃるようだ。
やばい、ばれた。
先生、なんで今ここにいらっしゃるんですか?
スピーカー 2
あなたたちを待っていたのです。
お気づきの通り、私はあなたたちに嘘をついていました。
私はあなたたちがショックによる失神でここに運ばれてきたと言いました。
しかし本当はあなたたちがここに運ばれてきたとき、あなたたちの体は爆発によって傷つけられ、大量の湿血によるショック状態でした。
そしてアシュラさんは左腕、チグサさんは右腕、ユーマさんは左腕を失っていました。
03:08
スピーカー 2
このままでは命も危ない。
そこで私はあなたたちを助けるために、とある決断をしたのです。
スピーカー 1
え、精霊ですか?
ええ。
スピーカー 2
私は一つでも多くの命を救う、そのために医師になりました。
しかし、医師になったことにより、現代医学では救えない患者が大勢いるという現実を突きつけられたのです。
私は、より多くの患者の命を救うため、無限の回復力を持つ不死身の精霊を召喚しました。
スピーカー 1
その精霊の力を医学に応用すれば、現代医学では救えない多くの人々の命を救える、私はそう考えたのです。
スピーカー 2
渡りが話し始めると、背後から数十人の人々のうめき声が、まるで合唱のように折り重なって聞こえてきます。
その中に、悪夢の中で聞いた、ゆずかが食べられる時の苦しそうなうめき声が混ざっていることに、あなたたちは気づきます。
私は、不死身の精霊の体組織を採取し、あなたたちに移植したのです。
あなたたちの死死は、みるみる再生しました。
それは奇跡のような回復でした。
そうして、あなたたちの今の体、命があるのです。
精霊の魔力が続く限り、あなたたちの体も、また不死身なのです。
あなたたちの後ろにいる彼女たちが、その不死身の精霊です。
そう言って渡りは、背後を指さします。
あなたたちが背後を見ると、暗闇の中で、わずかな明かりを反射した無数の目が、ぎょろりとあなたたちを見ています。
スピーカー 2
あなたたちの背後にいたのは、太い円筒形の芋虫のような肉塊に、何十個もの人間の顔がついた化け物でした。
円筒形の胴体には、紫色の血管のような、気味の悪い模様がついています。
そこについたたくさんの顔は、それぞれすすり泣いたり、苦しそうにうめいたり、泣いたり、うなり声をあげたりしています。
そして、あなたたちはその顔の中に、あなたたちの見知った少女、橘ゆずかの顔があることに気がつきます。
ゆずかは、夢で見たのと同じ声で、苦しそうに、痛そうに泣き、うめいています。
そして、その両目からは、涙があふれています。
正規ドロールを行います。
06:02
スピーカー 2
成功1D8、失敗2D10です。
スピーカー 1
3チェックを振ってください。
スピーカー 2
ちぐささんとあしらさんが1D8、ゆうまさん2D10を振ってください。
スピーカー 1
3D10
スピーカー 2
全員が一気に5以上の算値が削れてしまいましたので、一時的凶器の危機に陥っています。
アイデアロールに成功すると、一時的に凶器状態に陥ってしまいます。
アイデア、成功すると発狂です。
スピーカー 1
絶対成功するやん、これ。
決定的成功。
スピーカー 2
成功しました。
みんな成功。みんな狂った。
ちょっと待ってくださいね。
凶器のロールが開かない。
スピーカー 1
これだって、これやばいでしょ、この見た目。
スピーカー 2
1D10で決めるので。
たんのくん。
なんでたんのくん。
スピーカー 1
1D10を振ってもらっていいですか。
スピーカー 2
たんのくんの方がかわいいですね。
あれ、どこ行った。
スピーカー 1
ここの調子が悪い。
ちょっとお待ちください。
精霊を食べたみたいですね。
スピーカー 1
精霊を残ったときに。
失礼しました。
スピーカー 2
ゆうまさんが5。
あれ、これ違う。ちょっと待ってください。
スピーカー 1
これじゃない。
09:08
スピーカー 2
こんなときにメモが開かない。
ちょっと待ってくださいね。
わたわた。
メモが開かない。
スピーカー 1
オークの顔を持つ精霊って名前なのか。
スピーカー 2
ありました。すいませんでした。
ゆうまさんが5でしたので、
探索者をその場に釘付けにしてしまうかもしれない極度の恐怖症。
動けなくなりますね。その場から。
スピーカー 1
怖い怖い怖い。動けない。
スピーカー 2
それからあしらさん。2です。
パニック症状で逃げ出したいです。
それからちぐささん。3です。
肉体的なヒステリーあるいは感情の紛失。大笑いしたり大泣きしたり急に怒ったり。
というロールをしてもらいます。
スピーカー 1
まやさん。まやさん。逃げましょう。
まやさん。今すぐ逃げましょう。
なんでこんなことになってるの。全然言い訳分かんないんだけど。
まやさん。逃げましょう。もう。
もうこれだけは地獄なんで。
逃げましょう。
まやさんは正気なのか。
まやも振ります。
スピーカー 2
まやね。ないんですよね。
スピーカー 1
ずっとグスグス鳴いてます。
スピーカー 2
62。成功した。
スピーカー 1
いいよじゃあ。
1D。8。
動けないユーマを叩いてます。動けよ。
スピーカー 2
動けよ。2。2しか減らなかったので。
狂気にはまやは正気です。
スピーカー 1
すげえな。
スピーカー 2
みなさん大丈夫ですか。大丈夫ですか。って言ってます。
スピーカー 1
エレベーターないですか。
エレベーターはちょっと遠いですね。
四つん這いになって走ってます。
はい。
それ見てゲラゲラ笑ってます。
早く早く。
12:01
スピーカー 1
ユーマさん動けませんね。
顔が、顔があんなにいっぱい。
僕らのこと助けてくれた。ゆずかちゃんが。
でも、タンノ君みたいな。助けて。
男の方が可愛いって言ってるでしょって怒ってます。
あれ、なんか走ってます。
スピーカー 2
そうですね。渡りに質問とかはできますね。
スピーカー 1
逃げながら質問っていう器用な。
あの、渡りさん。
あの、えっと、えっとってことはあれですか。
ゆず、ゆず、えっと、ゆずは、ゆずか、ゆずはちゃんは。
えっと、犠牲になって僕らを助けてくれたってことですか。
スピーカー 2
ええ、そうです。
あなたたちのゆずかさんがここに運ばれてきた時、あなたたちの命は風前の灯火でした。
放っておけばいずれ死ぬ状態でした。
特にゆずかさんは命のあるままここに運ばれてきたのが奇跡と言っていい状態でした。
もはやどのような治療をもってしてもゆずかさんを救うことはできなかった。
しかしあなたたちには可能性があった。
私はこの精霊の大組織をあなたたちに移植した。
そしてあなたたちは助かったのです。
彼女たち、多くの花を持つこの精霊の魔力を保つためには、一定の期間ごとに生きた人間を捧げることが必要なのです。
ゆずかさんは多くの人を、そう、あなたたちも含まれますが、多くの人たちを助けるための糧となったのです。
スピーカー 1
ゆずかさんって精霊?じゃなくて人間?精霊?
スピーカー 2
ゆずかさんがギリギリ生きている状態でここに来ました。
もう助からないと渡りが判断し、精霊に食べさせました。
そういうことか。
そのゆずかさんの命をもって精霊は生き続けています。
スピーカー 1
そしてあなたたちは精霊の力で助かりました。
この精霊が発狂して、僕らが逃げ惑っているこの、いっぱい顔を持っているのが精霊?
スピーカー 2
そうです。
スピーカー 1
ああ、そっか。
勝てっていうのはあなたのエゴじゃないですかってめっちゃ怒ってます。
スピーカー 2
そうです。私は一人でも多くの命を助けるそのためにそういう選択をしました。
エゴと言われてもその選択なのです。
15:00
スピーカー 2
しかしこれは私の考えのもとに私が選択した結果です。
しかしあなた方がどうするかはあなた方の選択です。
スピーカー 1
ちなみにこれ、あの逃げたいんですけど、あの僕のエゴなんですけど、
ゆずかさんが顔面、いっぱい集まっているところから助けることってできるんですか?
スピーカー 2
それはできません。
スピーカー 1
できないんだ。
え、これはどんどん顔が増えていくってことですか?
ええ、食わせれば食わせるほどここに顔が増えていきます。
食べさせる人はどこから持ってきているんですか?
病院に運ばれてきた、もう命が絶対に助からない、そういう人に限りここで犠牲となってもらっています。
逃げたい。
そうですね、会話を結構長くしているので、一時的狂気は解除で大丈夫です。
見慣れてきたな。
本当に先生は宇宙人、宇宙人ではないのか、宇宙人なんですか?
スピーカー 2
いいえ、私は人間です。
スピーカー 1
ああ、人間か。
この精霊パワーで僕たちは助かったんだじゃあ。
え、ちなみにね、あのさっき見ちゃったんですよ。
本みたいなやつ。
スピーカー 2
これによるとあれなんですかね、移植されたってことですね、僕らは。
スピーカー 1
ええ、そういうことです。
スピーカー 2
無限のパワーみたいなのを得るってことですか、魔力の注入が続く限りみたいな。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
え、つまり死なない?
スピーカー 1
ええ。
マジで?不老不死?
不老不死になってしまった?
スピーカー 2
追いはするでしょう。
スピーカー 1
あ、てことはこの精霊が死ななければ、なんか結構長生きするし、多少怪我しても治るみたいな感じですか。
そうですね。あなたたち怪我をしたけれど治ったのではありませんか。
え、じゃあこの精霊大事じゃん。
18:05
スピーカー 1
精霊って何?
でも犠牲が必要なんですよね。
そうです。
ご質問いいですか。
どうぞ。
この精霊のおかげで怪我が治った私たちは、今後また精霊の体液なり組織なりをもらい続けることによっての副作用というか、
そういうのがあるってさっき言ってましたっけ。
いえ。
スピーカー 2
体液の塗布はこれまでの患者にもしてきていましたが、組織を移植したのはあなたたちが初めてです。
どんな影響があるか、そして精霊が死んでしまったときにあなたたちにどんな影響が出るのかはわからないのです。
スピーカー 1
ちなみに先生は無敵のパワーを得てないんですか。
スピーカー 2
私は何もしていないです。
スピーカー 1
個人的なことをお伺いしたいんですけれども、さっき院長室に入っちゃったんですけど、そのときに写真を見ちゃったんですね。
はい。
そこに映っていらした奥様とかお娘さんは今どうされてるんですか。
スピーカー 2
その質問には渡りは答えず、精霊の顔の真ん中についている顔にそっと手を当てます。
スピーカー 1
その顔は渡りの妻の顔です。
ゆずかちゃんの両親がいないって言ってたのも関係あります?
スピーカー 2
それは別の話です。
スピーカー 1
はい、大丈夫です。
奥様の召喚にはどんな儀式が必要なんですか。
スピーカー 2
その召喚については詳しくは答えてはくれませんが。
スピーカー 1
長生きしてるんですか、この精霊は。
スピーカー 2
いえ、まだ15年くらいでしょうか。
21:07
スピーカー 1
ちなみに僕たちは死死というか、僕は左腕を失ってみたいな感じの状態だったんですよね、瀕死の。
そうです。
死んでもおかしくないみたいな。
はい。
じゃあ生かされたっちゃ生かされたんだな。
まやなさん、何か聞きたいことありますか。
スピーカー 2
俺は大ニュースってさっきからメモしてるんですけどね。
スピーカー 1
え、なんすかなんすか。
スピーカー 2
いや、いいネタだなって。
スピーカー 1
ああ、そっか。宇宙人じゃなかったですけどね。
まあまあ、ちょっとびっくりですけどね。これはこれで面白いですね。
いやでもね、これ場所バレたら僕たち死ぬかもしれないからさ。
そこはふわっとさせといてね。
ああ。
奥さんが一番初めに精霊。あれ?
奥さんがなんか多分、犠牲になって誰か助けたんでしょう。
切ないな。
スピーカー 2
では渡りがあなたたちに言ってきます。
あなたたちの人生はあなたたちが選択して歩むべきです。
スピーカー 1
私はその邪魔はしません。どうか後悔しない選択をしてください。
そうですね。
スピーカー 2
この先のエレベーターから院長室に戻れば一切を無に帰す用意だけはできています。
スピーカー 1
何もなかったように。
スピーカー 2
質問は何でしょうか。
スピーカー 1
別に僕が精霊になったわけじゃないですよね。
精霊化したわけじゃないですよね。
スピーカー 2
あなたは精霊にはなっていません。
スピーカー 1
ただの不死身満ってことか。
そうです。
本当になっちゃったよ。
戻りたいな。
お腹が空いてきた。
スピーカー 2
助けてもらったのはそうなんだけど、ちょっと戻ろう。
24:00
スピーカー 2
エレベーターで戻ってみるということでいいですか。
スピーカー 1
そうですね。戻ります。
渡りはついてきません。
マヤはもちろんついてきます。
スピーカー 2
間違えた。
スピーカー 1
なんでお前そんなについてきたがるんだ。
スピーカー 2
エレベーターで院長室に上がるとそこは2畳ほどの狭い空間でした。
スピーカー 1
エレベーター以外の出入り口はないようです。
スピーカー 2
エレベーターを降りると左側の壁に小さな棚があり、
一冊のファイルと電子部品を組み合わせて作られた手製のリモコンのような機械が隠してあるのがわかります。
またその隣には小さな丸いボタンがあります。
スピーカー 1
ファイルには実験メモと書いてあります。
実験メモを見ます。
実験メモを見ます。
スピーカー 2
実験メモ。
また患者が死んだ。
さやかが死んで以来、一人でも多くの患者を救おうと努力してきたが、現代医学の限界を感じている。
私は自分の患者の命を一人残らず救いたい。
そのために悪魔に心を打っても構わない。
文献で見た不死身の精霊の力が手に入れば。
しかし、そのためには私の目的に賛同し、自ら生贄となるものが必要となる。
このレポート用紙は以降破れていて読めません。
以降十数枚にわたり、レポート用紙に意味不明の文字が書き殴られていて、反読不明です。
犠牲を無駄にしないことだけが私にできる唯一のことだ。
起きてしまったことを受け入れ、一つでも多くの命を救うことを考えることにしよう。
精霊の回復力は素晴らしい。
あの精霊の無限の回復力を人間に使えれば、どんな怪我だろうと、そう、たとえ手足を失っても治せるはずだ。
成功だ。
魔術的な手法を使い、精霊の体液と被験者の体組織を攪拌し生成した溶液を塗布すれば、どの部位であっても欠損した組織が再生することがわかった。
27:02
スピーカー 2
精霊の力の届く範囲であれば、少しくらいの怪我は瞬時に回復するようだ。
なんということだ。私のミスで患者を殺してしまった。
どうやら大きな機関になると、溶液の塗布では再生が追いつかないようだ。
精霊の組織を直接移植すれば、もっと大きな組織も再生できるかもしれないが、精霊の影響も大きくなる。
危険性は溶液の塗布とは比べ物にならない。
続きます。死死を失った患者が運ばれてきた。放っておけば全員が死ぬ運命だ。
危険性はあるが、精霊の組織の移植を試すべきだろう。
スピーカー 1
あの少女がもはや精霊と一体となる他に生きる道はないが、他の患者たちの命は助けることができる。
スピーカー 2
実験は成功した。
そう、私のしたことは人体実験に他ならない。
彼らは私の選択をどう思うだろう。
いずれ全てを話さなければなるまい。
彼らの人生は、彼ら自身に選択権があるのだ。
被験者ファイル。探索者とゆずかの身体的特徴及び爆発時の怪我の様子が書かれている。
その次のファイルには、それぞれの怪我、死死の欠損状態の写真が貼られている。
精霊の創造。
この魔力とたくさんの火を持つ精霊は、自ら進んで最初の犠牲になろうという人間が必要である。
以下に儀式の詳細な手順が書かれている。
この儀式によって呼び出された精霊を育てるには、生きた人間を生贄として捧げる必要がある。
さらに魔力を保つためには定期的に人間を捧げ続けなければならない。
命を救うために他の命を犠牲にする。
その罪は私が背負うほかはない。
それでも一人でも多くの命を救っていくことが私の使命だ。
しかし万が一のために全てを無に帰す準備だけはしておこう。
あの地下室に地下水を入れれば全ては終わる。
パスワード
S図BD
スピーカー 1
メモは以上となります。
だいたい何かわかりましたね。
え、で、何かある?
ボタン?
スピーカー 2
あとボタンがありますね。
リモコン?
はい、リモコンボタンがあります。
スピーカー 1
リモコンは何ですかね。
30:00
スピーカー 2
手製の1から9までが書かれた数字のボタンと赤い決定ボタンのようなものがあります。
スピーカー 1
え、何かさっき地下水とか言ってたやつ?
まあそういうことですね。
あれ、あれやったら何、どうなるんだっけ。
スピーカー 2
えっと、たぶん地下水を排出していたパイプが下にあったんですけど、
それを壊してしまえば地下に水が満たされて精霊が死んでしまう。
スピーカー 1
おお、ダメじゃん。
死んだらダメじゃん。
え、じゃあいつでもこれを捨てるってこと?
はい。
これちょっともっと金庫とかに入れといてもらわないと。
確かに。
パクっていきたいですけどね、これ。
私たちに選べってことだよね。
ああ、そっか。
え、ほんでこの左のボタンはまた違うやつなのかな、これ。
スピーカー 2
左のボタンはたぶん電気のボタンだと思います。
スピーカー 1
あ、これ、え、どうします?なんか誰か持っておきます?
いやまあこれはここに置いといていいとは思うけれど。
どうするかな。
あ、これは生きるかどうかの選択肢みたいなこと。
最終的な決定は3人でしっかりお話し合いをして方向を決めていただければいいかと思います。
どうする?
うーわー。
柱君はやっぱり生き続けたいよね。
そうだよね、俺もそれはもちろんあるんだけれども。
定期的に犠牲が必要となるのは、
さっき委員長先生が言ってた、もう助からない人をしょうがなく使ってるっていうのはまあ、よしとしよう。
わかる。
ただ、助からない人を犠牲にしてその人が死ぬわけじゃなくて、
33:05
スピーカー 1
精霊の中で苦しみ続けてるんだよね。
そこの部分をどうするか。
どう思う?
そうかそういうことか。悩むなそれ、言われると。
そんな人たちが今後どんどん増え続けていってしまう。
頭の中で言ってたもんね、ゆずかちゃんが。
私の分も生きてって言って。でも苦しそうだったもんね。
あの状態でもう意識があるのかどうかは疑わしいけどね。
いつ死ぬかも正直わからないし、僕らも。
それはそうなんだよね。でも言うとみんなそうなんだよね。
あの年頃もね、あんだけぷくぷく太ってたけど、明日死ぬかもしれないし。
だからといってあの精霊を殺したとしても、
別に院長先生はただ別の精霊を呼び出すだけなんだよね。
だから今、俺らがあの精霊を殺してもあんまり意味がない気がする。
僕は院長先生に感化されてしまったのもあって、すげえ異術だと思っちゃった。
そんなやり方見たことないからさ。
一番注目するところは、ゆずかちゃんが苦しみ続けるかどうかっていうところだね。
なんか抽出してとかできなさそうだからさ。
確かにさ、ゆずかちゃんが今回の件で一番関わってるから、そこがすごくネックだと思うんだけど。
いやでもこれは俺個人だけじゃなくて、他二人にも関係あることだから。
36:09
スピーカー 1
二人には生きててほしいからね。
ということで結論が出ました。無視します。
このままなかったことにして。
僕は最初からスイッチをパクろうとしてたしね。
そうだなあ。
考えた結果、ゆずかちゃんが苦しむのはとても悲しいことだけれども、
だからといって二人を死なせる手にはいかない。
私とはそうカップラー、あの精霊を殺したら死ぬのって僕らだけだもんね、今多分。
他の人は影響はあるかもしれない。
これもあるというと納得する材料にもなるんだけど。
でもまあちょっといきたい。
ゆずかちゃんに助けてもらった命でもいるのも考えられるか。
いきましょう。
スピーカー 2
では確認します。
スピーカー 1
3人ともがこのまま見過ごすという答えでよろしいですか?
僕は大丈夫です。
スピーカー 2
何件か言っておかなければと思ったことがあるので言っておきます。
スピーカー 1
ファイルにも書いてあったんですけど、これはですね、精霊を呼び出したのは奥さんです。
スピーカー 2
ゆうこがと書いてあってそこから破れていて読めない状態だったのはですね、
娘さんの死によって二人ともちょっと狂気状態になっていたんですけれども、
奥さんが私が犠牲になって医学が発達するのであれば、
渡り先生の心が癒されるのであればということで、勝手に精霊を召喚してしまいました。
スピーカー 1
渡りとしては精霊を作り直す気は一切ないです。
スピーカー 2
奥さんがやってしまったので、その犠牲を無駄にしないことだけが私にできる唯一のことだと言っています。
39:15
スピーカー 1
そしてあなたたちの状態ですが、渡りも言っていましたけれども初めてのことなので、何がどうなるかはわかりません。
だから、明日死んでてもおかしくないよね、そういう意味では。
とはいえ、俺の中では結論は変わらないかな。
何があるかわからないとはいえ、リスクがある以上は手は出せない。
そうだね。僕も変わんないかな。
では、その結論でよろしいですか。
では、あなたたちはそのまま病院を去ることとしました。
そうするとですね、あなたたちはこのまま不死身なまま生き続けます。
不死身だ。
スピーカー 2
渡りはこのまま医療を続けていきますので、犠牲者はどんどんと増えていくこととなります。
助かる人も増える。
渡り院ではこれからも奇跡の治療が続けられていくことでしょう。
渡りと精霊がいる限り、奇跡に助けられる患者は増え続けます。
あなたたちは精霊のいる限り、不死身の肉体を持ち、そしてそれぞれの人生を歩んでいくのです。
スピーカー 1
毎晩、あの悪夢にうなされながら。
スピーカー 2
シナリオ、エンドです。
スピーカー 1
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
いいですね。納得のいくエンディングでした。
ずっと助かりたいと思ってましたし。
私よりはすぐ助かりたいと思う。
不死身だしね。
でも、危うい不死身みたいな感じでしょ。
スピーカー 2
そうなんです。実はですね、毎晩、あの悪夢にうなされるんです。
スピーカー 1
いや、嫌だよ。
42:00
スピーカー 2
ということは、毎晩サンチェック入るんですよ。
スピーカー 1
サンチが下がっちゃう。
死ぬじゃん。
スピーカー 2
いつか発狂して死ぬ運命です。
スピーカー 1
しょうがないね、それは。
しょうがないかも。
スピーカー 2
ということで、この場ではロストとなりませんが、このキャラは使えないキャラになってしまいます。
スピーカー 1
そうなんだ。
これ終わったから質問していいですか。
スピーカー 2
はい、どうぞ。
スピーカー 1
こういう状況にならないためには、秋葉原をぶっ倒してというか、あそこで、助かる方向あるんですか?
なかったんです。
ないんだ。
そうしないと、ちょっと話が。
なんかそのまんま、なんていうんですか、あの、4人でショッピングモール楽しく帰れるみたいな、ないんですか?
スピーカー 2
ないんです。すいません。
スピーカー 1
そこは知らないのか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
いや、面白かったですね。
面白い、あの、やっぱあのマヤさんが出てきてすごく楽しくなったんで、あれないとちょっと沈む話だったんだと思うんですけど。
スピーカー 2
そうですね。
面白かった。
じゃあ、あしゆさんが感想を言ってくださっているので、そのまま感想をいただいて終わりにしたいと思います。
もう深い時間ですのでね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
あしゆさん、他には感想はないですか?
スピーカー 1
好きな、大好物な要素ばかりで、非常に楽しかったです、僕は。
はい。
はい。
ありがとうございます。
スピーカー 2
はい、ありがとうございます。
では、鬼原さんお願いします。
スピーカー 1
はい、お疲れ様でした。
スピーカー 2
お疲れ様でした。
スピーカー 1
あの、まず一個軽い、すごいしょうもないことなんですけど。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
マヤさんが指切った時に指切ったすって言ったのがちょっと面白くなったです。
指切ったすとか言ってなくなったので、すごいしょうもないところで、くすっときておりました。
はい。
あと、内容についてはそうですね。
でも考え方としては、私はいずれやっぱりどんな形であれ、亡くなってしまうんだろうなーっていうのは、なんとなく経験上としてあるので、そのあたりは割と自分の気持ちに素直にプレイできたかなと思っております。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
はい、ありがとうございました。
スピーカー 2
はい、ありがとうございました。
では、最後貝割れさんお願いします。
45:05
スピーカー 1
あれ?
はい。
そうですね。最初ちょっと自分だったら絶対動かないだろうなと思ってたので、動かなかったんですけど。
これじゃ進まないなと思って、途中は、途中から動いていきました。
最後の選択肢が自分だったらどうするかなーって、結構ちゃんと考えたのが面白かったですね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
やっぱその後、毎晩悪夢を見て惨事が下がるような状況だったら、僕はまたあそこに行って精霊を殺しちゃうかもしれないです。
確かにね。
面白かったです。ありがとうございました。
スピーカー 2
はい、ありがとうございました。
はい、では今日はこれで配信を終わりたいと思います。お疲れ様でした。
スピーカー 1
お疲れ様でした。
46:01

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