00:01
じゃあ、始めていきますか。
はーい。
はーい。
はーい。
はーい。
では、ちょっと病室のシーンから、また始まります。
はーい。
えー、それぞれ、体の検査等が終わり、病室に戻ってきた状態で、今、お昼過ぎですね。
ふんふん。
右足が…右足が…って、ブツブツつぶやいてます。
病室にタヌたちの3人以外のお方はいらっしゃるのだ?
えーっと、お部屋自体はいらっしゃらないですね。
ふんふん。
わかった。はい、ありがとなのだ。
はーい。
ま、そこの病室の描写を挟みましょう。
病室自体はアイ部屋なんですけど、なかなか高級な共同品が揃っている感じです。
室内を見渡すと、サイドテーブルに自分たちの荷物が置いてあり、
メタ的に言うと、あのキャラ紙に書いていただいたものはなくなってない状態ですね。
一通りちゃんと所持品としてあります。
服を改めると、今は病院着を着ている状態で、
自分たちの着ていた服はサイドテーブルにあるんですが、若干汚れている感じですね。
汚れてる?
はい。で、それぞれの失った右足の部分にあたる箇所は焼け焦げていたり、血がうすらついていたりする状態です。
右足が…右足が…右足が…
難しい顔をして、自分の持ち物を確認しています。
小林さんはどんな感じですか?
まだ混乱中っていう感じですかね。
じゃあ、お二方の方に顔を向けて、
えっと…糸用児くん?あ、糸用児くん?ネジくん?
シャッキリなさい!って言います。
おかしいんですよ。俺確かに右足なくなったはずなんですよ。
いや、おかしいんですよ。って言いながらブツブツ言ってます。
えー、そうね。確かにあの時、私の足…あ、俺の足も、糸用児くんの足もネジくんの足も、なくなったはずだったわ。
03:13
それが気づいたら、足はあるし、歩けるし、
服も右足以外は汚れてる程度だし、
それよりも何よりも、生きてるっていうのがもう、何が何やら、
確かにあの時、爆発に巻き込まれましたよね。
私たちはあの爆弾のすぐそばにいた。
俺はあいつを確かに追いかけたはずなんですよ。おかしいんですよ。
でもこうして今、生きてるし。
たぶん二人も見ましたよね。よくわからない。
暗いところで大きいもむし。
兄貴も見たんすか?
私も見たわ、その夢。
姉もっすか?
いや、俺もう右足的になくなってるもんだと思ったんすよ。
おかしいんすよ。
何かおかしなことが起こってるわ。
理解が追いつかなくて、さっきから。
先ほどからお互いに体の様子を見たり、右足をさすったりしているんですが、
何かの傷が治ったような感じもなく、怪我の様子もなく、
何かシミになってるということもなく、普通の足です。
あの距離でいた私たちがこんな軽い傷で済んでいるのはもし、
もしもね、私たちが足を失ったっていうあれがただの幻覚だったとして、
本当にこんな程度の怪我で済むんだとしたら、
ゆずかちゃんは、
亡くならずに済んでてもおかしくないんじゃないかって思ってしまうのよ。
やっぱり姉もっすと思いますか?
そうだよね。そうでないとおかしいよね。
06:02
あの子の小さい体でかばってくれたのはきっとそうなんでしょうけど、
それだけじゃなんだかおかしい気がするのよ、この状態は。
あの夢が何か、これは老人の戯言かもしれないけどね、私聞いたのよ。
あの夢の中でゆずかさんが、私はもうダメだけど皆さんは生きてくださいって言うの。
いや、姉子がそう言うなら間違いないと思いますよ。
ゆずかちゃん、彼女の遺体を見に行きませんか?
そのことだけど、
ねえ、この病室ちょっとばかり、
そうね、環境がかなり整ってると思うのよ。
急な休館が運び込まれたにしては少しグレードが高いと思うの。
多分、立花のどなたかのご配慮だと思うのね。
全然そんなことは思いませんでしたけど、言われてみるとそうですね。
多分、今回のことをもうすでにご存知なんでしょう。
丸々1日経ってるって言ってましたし。
今気づいたんですけど、
彼女の両親って会ってませんよね、まだ。
ええ。私たちは彼女に助けられて、その最後に立ち会ったから、
そのことをきちんとお話すべきだと思うわ。
その上で、許可がいただけるなら、ゆずかさんにもう一度会わせていただこうとお願いしてみましょう。
いや、姉子、俺まだ、まだあの子が死んだって信じらんないんですよ。
だからそれを確かめに行くんだよ。
というわけで、ここから探索ができるようになります。
この病院は2階建てで、今皆さんは2階の病室にいらっしゃる状態ですね。
状態が悪かったはずなんですけど、スタッフルームのすぐ隣の部屋に入ってた感じですね。
09:05
地図、皆さん見えますか?
見えます。
配信用にすいません、中にも同じ地図を表示している状態です。
では、皆さんどこに向かわれますか?
歩けますか。さっき検査して行って戻っているから。
はい、その時に何も問題はない状態ですね。
さすがに無断で病院のシーン内を歩き回ると後々ちょっと問題ないそうなので、
スタッフルームさんに一声かけてから行くのがいいかなぁと頼むと思うんだけどどうだろう。
それとも黙ってた方が行動の幅は広がるかもしれないけどどうする?
根治的にはどっちかというと犯罪者傾向なんで、
隠密できるのであれば隠密で行動しようとします。
委員長に直接掛け合ってみます。
なるほど。
スタッフルームに行ったところで、仮に遺体を見れるかどうかっていう権限はないでしょうから。
それはそうだね。
しかも彼女のことを知ってるのであれば、委員長に直接掛け合ったほうが早いかもしれないね。
委員長室はどこにあるんだ?
2階の右角、階段横断に。
兄貴動けますか?
委員長室にいるかどうかというか、委員長先生に会いたいっていう話を通してもいい気はするけど、ちょっと安全性限るかなぁ。
もしかしたら委員長室にいないで巡回中とか出かけてるってこともあり得ると思うけど。
ただ、その場合も。
兄貴ぶっこみますよ、委員長室。
俺は兄貴をけしかけます。
やっぱおかしいっすよ、兄貴この状況。
たかべさんはスタッフルームに行ってもらっていいですか。
奥藤ねじ君は直接委員長室に行きます。
12:01
じゃあね、たぶんそこでスタッフを引き付けて、お二人に邪魔入らないようにしようかな。
あーなるほど。
幸いどうからどう見てもおばあちゃんなので、事故でちょっと混乱してるおばあちゃんを装って、時間稼ぎしようかな。
ということで。
木間さん二手に分かれちゃうけど大丈夫?
はいはい。
大丈夫ですよ。
はい。じゃあたのはスタッフルームで、たのはというかたかべさんはスタッフルームに行って、スタッフさんに話しかけてちょっとそこで対応してもらいます。時間を稼ぎます。
はい。ではスタッフルームの処理から始めます。
はい。
スタッフルームに着くと複数の看護師さんがいらっしゃって、近くのカウンター寄りに一人男性の看護師さんがいます。
じゃあその男性の看護師さんはどういう状態というか、手とかつかめる?窓越し越しに。
カウンター越しに段が一段下がったところでパソコンの作業をしている状態ですね。
じゃあその人に向かって、まさしこんなところにいたの?どうして私を一人にしたの?って話しかけます。
患者さんどうされました?たかべさんですかね。
まあ私の顔忘れたの。どうしてそんな他人行儀で話すの?
あら、えっとどなたかとお間違いだと思うんですが。
本当にひどい事故だったのよ。分かり方もなくなったって聞くし、私本当に不安で不安で。
手を伸ばしてつかめる範囲に体があるんだったらつかもうと思うんだけど、いけそうかな?
つかむ感じですね。
その前に他の看護師さんが外側に出てきて、たかべさんどうされました?っていう感じで横から来る感じですね。
横から来る感じ。そしたらね、じゃあ知らない人が来てめっちゃ怖いっていう感じで。
あなた、何なのあなたたち?私をどうする気なの?
15:06
取り乱します、さらに。
看護師さん同士でちょっとめくばせをした状態で、隣に来た女性の優しそうな看護師さんが、
たかべさんですね、今大変なことあった後だからかなり混乱されてるみたいだからですね、
一旦ちょっとお部屋に戻りましょうかって言って、もう一人の男性スタッフも付き添ってお部屋に案内するような動きになります。
そしたら、触らないでちょうだい!まさし、まさし、助けて!って受付の男性の人に絡みに行きますね。
あー、まいったなーって言いながら、看護師さん対応してるところで、院長室の描写にちょっと移りましょうか。
はい。がんばれー。
院長室の方ですね、ちょうど階段のところの、すぐ上のところですね。
ノックして。
見た感じのご説明だけ。院長室、かなり最新式の鍵で施錠されてる感じがしますね。
頑丈で、あんまり押したり引いたりしてもガタガタも言わなそうな感じですね。
兄貴、意外と入ってくるっすよ、ここ。
とりあえず、普通にノックしてみます。
返事はないですね。
兄貴、俺、柳葉包丁しか持ってないんすよ。ちょっと形状とかそういう細かい道具がなくて。
嘘だな。
これはちょっと俺、ちょっと肩から行ってみますって言って、肩から行ってみます。
取り掛かりだったらいけるんじゃないかな。サイズが16と13。
兄貴、せーので行きますよ。
やってみようか。
2人で突破しようとしてみます。
はい、あたりですね。
はいはい。じゃあ、お2人とも幸運を振ってください。
はーい。
18:03
俺に幸あれ。
幸あった。
はい。では、2人で頑張って体当たりをした状態ですね。
幸い大きな音が出たりして、ステーションの方に聞こえるなんていうことは全くなかったんですけれども、びくともしないですね。
開くわけじゃないんだ。
兄貴、手強いっすよ、これ。どうします?
直接遺体を見に行こうか。それしかないだろうな。か、院長を探すか。
2人で慰安室に行くっていう流れですね。
そうだね。
もう合流しないまま見に行く感じですか?
たぶんタイミング的にスタッフルームの方でわちゃわちゃしてる間に、たぶん体当たりしてるはずなので。
合流しちゃうと部屋を抜けてることがわかってしまうので。
一応、病室に空室でも他のお手屋で行かれたのかなってあんまり不審がる感じはないと思う。
部屋から出ないでくださいとは言われてないから。
はい。建物から出ないでくださいという指示になります。
押さえてるうちに兄貴行きますか。
そうだね。散歩的なものを装いつつ探そう。
兄貴的には霊安室ですか?
遺体といえば霊安室じゃないかな。
俺は兄貴の言う通りに行ってみますよ。
ということで1階降りまーす。
はい、わかりました。じゃあ1階に移動しますね。
1階に移動してきました。
一旦ですね、ロビーの方からテレビの音がしてる感じです。霊安室はその手前になります。
21:03
テレビの音?
ニュースでやってるかもしれないね。
俺今姉子の電波をキャッチした気がするんで、テレビにメイクバスします。
一旦ロビー行って、受付で院長がどこにいるか聞いてみようということでロビー行きます。
ロビーではテレビがついていて、昨日の爆発事故についての報道が流れています。
気になる。
見ます。
続いてのニュースです。
昨日14時頃、横須のショッピングセンターで起きた爆発で、私立中学1年生橘優塚さんが死亡した件についての続報です。
爆発の容疑者は警察により現行犯逮捕されました。
容疑者の秋葉原希望32歳はアルコール及び不法薬物を摂取していて、犯行前に自身のTwitterに
あいつらさえいなければうまくいってたのに、僕のことをバカにした奴は絶対許さない、思い知らせてやる、などと投稿していました。
警察はストーカー犯罪と薬物中毒の両面で捜査を続けています。
続いてはお天気です。と言って、違うニュースに切り替わってしまいました。
明日の天気も気になるけれども、ちょっとここはどうします兄貴。
実際にテレビに映っていた犯人の顔は、公園でゆずかが絡んでいたひもいオタクだということがわかります。
だろうね。黙って受付の方に行きます。
受付の方に。
受付で、すいません、委員長ってどちらにいらっしゃいますかと聞いてみます。
受付の医療事務さんが答えますね。
委員長、ただいま診察中でございます。
お2階のご入院の患者様でいらっしゃいますね。
そうです。
2階のスタッフの方からご連絡があったんですけど、ご一緒のご入院中の方ですね。
24:06
ちょっと今、調子が悪いみたいでと言っているところに、看護師さんが下に連れてきます。
多分身体的には問題がないと思うので、お連れ様と一緒にいらっしゃった方が安心されると思うので、お連れしました。
すいません。ありがとうございます。
とりあえずぼんやりした感じを装っておくのだ。
ちっちゃくイトヨウジ君とネジ君にウィンクします。
どうしたんですか。こっちですよって言って、近くに引き入れます。
小声で、委員長室どうだった?って聞いてみます。
だめです。全然セキュリティ固くて。
じゃあこれでいいです。
そう、残念ね。
受付にもう一つ聞きます。
はい。
すいません。亡くなられた千葉のゆずくかさんの体はどちらに今あるんですかね。
それでしたらと言っているところに連れてきた看護師さんが説明してくれます。
ゆずくかさんご対面されますか。
1階が霊案室になっておりますので、
よろしければ先ほどちょっと奥様、具合悪かったようなんですけれども、
特に大変でなければお線香をあげていただいたりしても大丈夫なんですが、
ちょっと体調を気遣う様子ですね。
もう姉子は大丈夫です。
大丈夫ですか。
はい。
かなり先ほど混乱されてたようなので。
いやーもうね、我々も本当混乱してるんですけどね。
そうですね。
恥ずかしい話だけど、2人の顔を見てほっとしたら、なんだか私ったらすごく迷惑をかけてしまったようで申し訳ないわね。
ああ、いいえ。
どなたでも大変なことがあればびっくりされますから。
27:00
特にこちらのことは気にされないでください。
結構バタバタされた時、どっか引っ掛けたりされてないですか。大丈夫ですか。
もう大丈夫そうですね、姉子。
どうですか。お線香をあげていいっていうことですけど、ちょっと行ってみませんか。
そうね。
そのおかげで助かったって聞いたものね。
ではお願いします。
わかりました。ではこちらです、どうぞ。と言って、1階の霊暗室の方にご案内されますね。
はーい。
心穏やかでいられないな、これ。
霊暗室の中に入ると室内はあまり飾り気のない四角い部屋になっている。
入って右側に簡易な祭壇が設けられていて、ここで照光をすることができるようです。
祭壇の反対側の壁にはステンレス製の扉が3つあって、おそらくこれが遺体アンチの部屋ですね。
この中で腐敗が進まないように冷やしているところですね。
引き出しみたいになってるんですね。
はい。で、部屋の正面奥にも扉が1つついているような感じですね。
そんな部屋です。
実際に祭壇の方にはゆずかちゃんの笑顔の写真が飾られていて、たくさんのお花があったり、バイオリン、リボン、ヘアピン、また同級生が描いたと思われる寄せ書きなどが置いてあります。
火のついたロウソクと照光台、お線香も置いてあり、ただ祭壇の前に棺が置かれていない状態です。
え?いないってこと?
看護師さんってまだそこにいますよね?
もちろんです。話聞いてますよ。
すいません。彼女の棺ってどちらにあるんですか?
すいません。ご遺体は痛まないように、一旦こちらの遺体安置室の中に安置している状態ですので。
俺ちょっと納得いってないですよ。
もちろん最後のお別れでお望みですかね。
顔だけでも見れないかしら。
30:02
分かりました。一番奥の扉の方に看護師さんはいって、簡易なロックを解除した状態で、車輪のついたストレッチャーを棺ごと引き出してくる感じですね。
はいはいはい。
ここで聞き耳をお願いします。
はーい。
聞き耳、聞いちゃえ。
スペシャル。
失敗したのだ。間違った。ごめんなさい。
失敗してます。
はい、失敗ですね。
失敗です。
失敗。
糸幼児はスペシャル。
糸幼児さんスペシャルですね。
スペシャルで成功した糸幼児さん。
棺が置いてあったアンチスからゆずかのうめき声が聞こえたような気がします。
ゆずかーって言いながら私は引き出された棺に近づいていきます。何も気づいていないからね。
そうだね。
他の方は。
立ち位置がちょっと分からないけど離れてるんだったら鎮痛のももちで近寄るかな。
棺の方にですね。
僕は高嶋さんに寄り添いながらストレッチャーに近づくって形ですね。
はい、わかりました。
看護師さんが声をかけてくださいます。
大丈夫ですか。ゆずかさんの姿をご覧になっても大丈夫そうですかね。
いやもう俺はね、一回顔見ないと納得できないですよ。
ねじくん落ち着いて。
私も大丈夫かどうかわからないけど、でも顔を見てきちんとお礼を言いたいの。
お詫びとね。
わかりました。ではどうぞと言って棺の扉を開けてみますが、そこにゆずかの姿がありません。
いないじゃねえか。どういうことだよ。看護師さんおい。
あれ、おかしいですね。もうご遺体の搬送に来たか。
いやいやいやおかしいだろ。どうなってんだこれ。
33:03
変ねえ。少なくとも遺体の引き取りがあったなら、ストレッチャーの上に空の看護気だけ置いたりなんかしないでしょ。
そうですね。ちょっと私2階のスタッフなので確認してきますねと言って。
おっと待てよお前。
叫びます。
看護師さんはバタバタと姿を消して、霊案室の中は探索者たちだけになりました。
とりあえず霊案室のカビを拳から血が出るのも意図わずに殴ります。
どうなってんだおれ。
それを抑えつけます。
ネイジ君落ち着いて。
ネイジ君気持ちはわかるけど落ち着いて。
背中をなでなでします。
ちょっと落ち着きます。
壁を殴ったネイジさん、怪我を少ししますのでヒットポイント1減ります。
はーい。
今減らしましたこちらで。
落ち着いてるのおかしくないですか。
兄貴なんか知ってるみたいな顔してますけど、
俺には理解できないですよ。
神妙な顔のまましばらく黙った後に、
ノックを聞き間違えれなければ聞こえたんだよ。
彼女の声が。
声ってどこから?
この看護師から。
生きてるんですか兄貴。
いや、わからない。ただうなり声だと思う。
いや、俺も夢で聞いたんですよ。彼女の声は本当に聞いたんですよ。
生きてるってことですよね。
キーパーちょっとやりたいことがあるんだけど。
はいはい。
あの、空になった棺に顔を突っ込んで、
血の匂いとかそういう傷んだ遺体がそこに入ってたかどうか、
聞き耳を判定してみたいんだけどどうかな。
あー。
目星聞き耳と何か調べたい技能で調べていいですよ。
ありがとうございます。
ちょっとじゃあ聞き耳打ってみます。
はーい。
失敗。
そしたら俺、姉子の体を引き寄せて、
姉子!
36:01
棺の中に二酸化炭素が入ってるんで、
顔を寄せてぶっ倒れる人いっぱいいるんで。
突然引っ張ります。
あー、そうだったそうだった。
ちなみにドライアイス入ってる?
棺の中ですか?
えーと、特にドライアイスの感じはないですね。
あ、ないんだ。
え、おかしいよね。
そうね。
俺は反射的に引っ張っちゃいましたけど、
入ってるはずだよ。入ってるはずですよね。
そうよね。
私もうっかりしてたけどありがとう。
でも、なんで入ってないのかしら。
そもそも、ドライアイス自体はもちろんないんですけれども、
一度も底にご遺体が入ったような形跡自体がそもそもないことがわかります。
パッと見た感じでも新品感がありますね。
なるほど。
兄貴、これおかしいっすよ。やっぱり納得いかないっす、俺。
そうね。私も納得してないわ。
そこでネジさんは気づきます。
先ほど壁を殴った毛が右手ですかね。
何も傷がありません。
おっと。
まじか。
でもさっき俺、壁殴りましたよね。
ずいぶん血が出てたみたいだから、病室に戻ったらちょっと治療しましょうね。
いや、おかしいですよ。
俺、ちょっと今、錯乱したところもあるんですけど、
断ち直人なんで、右手は命なんですよ。
前もそう言ってたわね。
今これ見ると傷ないんですよ。
あら、ほんと。
俺、さっき結構殴りましたよね。
壁の方にいるけど、壁の方についた血のシミはどうなってるのだ?
はい、痕跡があります。
なんならちょっと凹んでます。
兄貴もさっき見てましたよね、俺殴ったの。
見た。
俺、この右手、正直もう骨、南米でいろいろあったんで、
骨砕けてもおかしくないぐらいの威力で殴ったはずなんですけど、
おかしいんですよ。
なんもないんですよ。
39:02
でもこれ…
じゃあ、どうなってんだ。
足、そうよ。
足よ。
足と同じことが起きてるんだわ、きっと。
いや、そうっすよね。
俺、右足なくなったはずなんですよ。
私の足もなくなったはずだった。
でも右足、右手の怪我もなくなってるんですよ。
やっぱりちょっとここおかしいっすよ、姉子、姉貴。
ねえ、これはちょっとおかしな考えかもしれないけど、あの夢覚えてる?
芋虫に食べられた夢ですか?
俺は覚えました。
私は右足が食べられたの。
俺もっす。
僕もです。
その後、ゆずかさんが、たぶん全身を食べられたんだと思うんだけど、
遺体がないのと何か関係があるような気がしてしまったのよ。
そんなことあるはずないわよね。
いやー、わけわかんないですよ。なんなんすか、これ。
しゃがみ込みます。
それぞれ体の異常に気づいて、なんとなく雰囲気を感じてしまった3人は、
3チェックをお願いします。
はい。
抵抗ゼロ、失敗1Dさんです。
振りまーす。
成功。
やった、失敗。
間違えた、失敗だ。
失敗です。
1Dさん。
はい、1Dさんです。
あれ、失敗は?
失敗1Dさん。
失敗1Dさんです。成功ゼロです。
中部成功してますよ。
あれ?
いやいや、うーんと、あれ?
あ、そっかそっか。
ほんとだ。
あ、よかった。ごめんなさい。ちょっと下のところを見間違えちゃった。
普通に減らさないだけで大丈夫です。
はーい。
1。
大きいですね。
って言いながら、その場にへたり込みます。
そうこうしているうちに、看護師さんが戻ってきます。
42:01
はい。
はい。
すいません、お待たせいたしました。
すでにご両親さんが葬儀屋さんとご遺体の搬送に来られたということで、
お渡ししたそうですいません、入れ違いになってしまって、
そのようにちょっと委員長から申し送りがありました。
あら、そうだったのね。
私は納得いかずにへたり込んだままです。
ちょっと他の仕事もありますんで、御聴講終わられたらまたお部屋に戻られたり、
委員長の診察までまた過ごされてくださいと言って、外に出ていきました。
ありがとうございます。
おかしいですよ、ここ。
この病院が変なのか、それとも病院以外でも何かが働いているのかしら。
いや、俺こぶし殴ってこの傷が全然ないってところを考えるとやっぱり納得いかないですよ。
そうね。
我々含めておかしな状況になっている
っていうのだけは間違いない。
どうすればいいですか、ここの状況。
ここ、部屋に戻ってとても寝てられるような状況じゃないですよ、俺。
とはいえ、ここにずっといるわけにもいかないだろうから、一度部屋に戻りましょう。
お線香だけあげていきましょうか。
そうしましょう。
はい、では3人は症候を済ませます。
ただ症候の作法がわかってないので、お症候若干口に含んじゃったりしてます。
高部さん見ようぜっていう。
さすがにそれをしようとしたら、高部さん一応神社の人なので見れるかな。
でもありがとうございます。
いい?こういう時はねって一応教えて、むしゃむしゃはやめといてもらいます。
終わりました、症候が。
症候チェックはないんですね。
症候チェックは大丈夫です。
では3名とも、もうこちらは出られてっていう感じですかね。
45:05
そうですね。
じゃあ一旦廊下に出ると、先ほど話をした受付の方が少し賑やかな感じになってますね。
あら何かしら、ちょっと見に行ってみましょう。
行きましょう。
探索者たちが近づいていくと、受付で30代くらいの男性が揉めている様子ですね。
見覚えのある人ですか?
いやないですね。
黙ってその様子を見てみます。
委員長先生に合わせてくださいよ。僕だって何もありませんでしたじゃん。
帰れないんですよ。子供の使いじゃないんだから。
こうやって探索者たちがその居酒屋を見ていると、男性自体が探索者たちに気づきます。
分かりました分かりました。大人しくしてますよ。
そう言って受付を離れた男は3人に近寄ってきます。
こんにちは。僕はマヤ文明。こういう仕事をしています。
と言ってあなたたちに名刺を渡します。
ありがとうございます。
あらあらご丁寧に。
名刺にはアトランティック平和堂出版月刊ムユ編集部ライターマヤ文明と書いてあります。
よろしければ一冊どうぞ。月刊ムユの最新号を渡します。
懐かしいな。南米にいた時にこういう遺跡結構見たんですよ。パラパラ見ます。
見出しなんかを見ると、雲峰の八着城下、南極に古代ピラミッドを発見。
富士の樹海に地底世界の入り口が、地底人と本氏記者が接触。
九州の地震は中国の地震兵器の仕業か、科学的に検証するなどの怪しい記事が並んでいます。
そうしているとマヤは3人に話しかけてきます。
この病院に隠されたドクター渡りの陰謀をご存知ですか。
ま、初めて聞いたわ。なーにそれ。
この病院はね、実は宇宙人の秘密実験場なんですよ。
で、ドクター渡りは宇宙人で、渡りは地下でアンデッドの軍隊を併成しようとしてるんですよ。
それは何のために?
48:01
いやー、この病院についていくつかの情報を掴んでるんです。
その情報の差し示す意味を考えると、必然的にその結論になるんですよ。
と言って、小林さんの方に万年筆を受けてブンブン振ってます。
いやー、いい人出てきたなこれ。
言いながら、あのー、私はあのー、パラパラと私を眺めます。
困惑してます。
いいですか。
目をキラキラ輝かせてます。
まず、噂1、霊案室から死んだ人の泣き声が聞こえる。
これは、死んだ人が生きてるってことです。
つまり、アンデッドを作り出してるんです。
その2、この病院は乱病の治癒率が高すぎる。
人間の常識を超えた超科学的技術が使われている。
つまりは、宇宙人です。
3つ目、院長がテレポートしているという証拠があります。
院長が院長室に入った後、部屋から出てこないのに診察室に現れたり、
霊案室から消えて病院内に現れたりしてるんです。
おそらく、霊案室には地下施設への入り口があるはず。
院長室にはテレポート装置とか、宇宙人の言葉で書かれた技術資料があるかもしれません。
いやー、これ兄貴見てくださいよ、これ。
さっきあの霊案室、なんか兄貴聞こえたって言ったじゃないですか。
ページを見せます。
はぁー。
と言って、さらに困惑をする。
いやー、ちょっと、これは、これは間違いないんじゃないですか、兄貴。
とはいえ、突飛すぎじゃないかな。
ねえ、ぜっ…
あっ。
あっ。
私を…
どうぞどうぞ。
せっかくだから、ちょっとゆっくりお話を聞きたいから、
よかったらあなた、私たちの病室でそのお話聞かせていただけない?
いやー、入りたいのは山々なんですけどね。
そして、僕は院長室を調べて、ドクター渡りの陰謀の全容を突き止めたいんですよ。
なのに、あの受付が中に通してくれません。
先ほどから会話している様子は、受付の人は会話内容は聞こえないようなんですが、様子を見ており、
あまりそれ以上病院内に入るようでしたら、止めるような様子を見せています。
だから病院の中に入れませんよね。
いやー、これなんか、いやー、なんか、わざわざすいませんでお見舞い来てもらっちゃって、
51:03
ちょっと俺の見失しなんですよーっていうふうに、
言いながら肩組みながら中に入っていこうとします。
おおー、そうそう見舞いに来たんだよー。
見舞いに来たんだから、受付のところに面会の名前を書いてこないとダメなんじゃないかしら?
姉子の言う通りです。
ということで、この方と一緒に私たち病室で少しお喋りしたいんだけども、よろしいかしら?
って、あの、にっこり話しかけます。
もし説得とか必要だったら振るけれども。
はい、その状況をいぶかしんでいるので、説得などの技能で説得をしてください。
説得を持ってたっけ?
どうしようかな。
南米外理は信用で振っていいですか?
あ、大丈夫ですよ。
はーい。南米外理は詐欺がお得意。失敗です。
失敗でいいです。
姉子お願いします。
えーと、そしたら、雑誌を今受け取ってるんだよね?
そうですね。
そしたら、その雑誌を見せながら、まず自分がその雑誌の熱心な読者だというお話を受け付けの人に熱く語ってみたいんだけど、いいかな?
はい、大丈夫です。
今お話聞いたんだけどね、この雑誌もちろんご存知でしょう?
で、あの、当然知ってるよね?っていうテンションで話しかけます。
え、この雑誌ですか?なんか本屋で見たような…
そうなのよ。私の近くの本屋にも置いてあってね。
私これを読んでからずっとファンで、妄想看護をも取り寄せてね。
それなのに今日本当に、ほら、あちらの記者さんのこの記事、これ私何度も読み返してね、もう本当に大好きなのよ。わかるでしょ?
かなり受け付けの人を押されています。
この記事のね、読むたびに本当にワクワクしちゃって、それで今日ね、来てるって、記者さんが来てるって聞いて本当にね、私もうじっとしてられなくて、話を聞いてみたいんだけど、どうぞお願い。
ほら、私みたいな押先短いね、老人の頼み事だと思ってどうか聞いてちょうだい。
54:02
本当に他の人には迷惑をかけないから、生でお話聞いてみたかったのよ。
で、押し押します。
ただ、受付の人はかなり押されてる状態で、
ちょっと手続き上、ちゃんと記録は残していただかないといけないので、個々の面会の手続きだけは必ずしていただかないといけないので、と言って書いてもらいます。
張り切って自分のマネーしてガガガって書きます。
はい。
では、あまり長時間のあいざいはすいません。お気を付けください。他の患者さんのこともありますので。
大丈夫、大丈夫だよ、本当にね。堅苦しいこと言わないでって堅く言いながら、ゴーサキンと。
あっ、あっ、あっと言って、そのまま見送る形になります。
ありがとねー。
で、両手を胸の前でパタパタってめっちゃ嬉しそうな感じで振って、からクルッと振り返って、さ、行きましょって言います。
えー、とりあえず無言でお辞儀をして、後からついていきます。
小林さん常識人だから大変だな。はい。
はい。というわけで、渡りと一緒に1階のフロアに入った状態ですね。どちらに向かおうかっていうところなんですけれども。
