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2024-04-01 1:08:32

部活動159 『双子の未来』1-1

Podcastで繋がった仲間たちとクトゥルフ神話TPRGを遊んでみました!

・DLがたまに咳き込んでいます。お聞き苦しい点がございますがご容赦ください。


【ご視聴上の注意】TRPGプレイ動画のご視聴にあたって

・本動画には、TRPGをサークル「ょわめまじょ」わらべ 様作シナリオ「双子の未来の」のネタバレが含まれます。

・TRPGの特性上、ご視聴されると初見でプレイ出来なくなります。今後プレイ予定の方はご視聴をお控えください。

・動画サイトのコメント欄でのネタバレ発言にご注意ください。

・SNSで感想などコメントする場合は、「ふせったー」など必ずワンクッション入れるようにしてください。

・シナリオに記載のない範囲についての独自解釈があります。

・一部シナリオを改変させていただいております。

・ハウスルールを適用している場合があります。

・本シナリオは実在する事件・人物・宗教・団体その他一切とは関係ありません。悪しからずご容赦くださるようお願い申し上げます。

※本チャンネルは収益化を行っていないため、金銭は発生しません。 


◆ DL こまる

x: https://twitter.com/komaru_5maru


◆ PL カカ

x: https://twitter.com/kaka71470144

キャラクター:月森 美音梨(つきもり みおり) https://emoklore.charasheet.jp/view/444752


(敬称略)

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「双子の未来」シナリオ作者: わらべ

作品情報:https://booth.pm/ja/items/4338204


お借りした素材:

・いらすと屋

・Photo AC

・freepik

・DOVA-SYNDROME

・龍崎一

・動く!マップピン&スコープマーク ヨイショ卓

https://booth.pm/ja/items/2929502

00:06
みなさん、こんにちは、こんばんは、こまるです。 本日は、TRPGサークル、弱め魔女様、わらべ様のシナリオをお借りして、エモクラーTRPGシナリオ、双子の未来を遊んでいきます。
プレイヤーには、カカさんをお招きしております。 まず初めに、この放送の注意事項についてご案内させていただきます。
本放送には、エモクラーTRPG、双子の未来のネタバレが含まれます。 TRPGの性質上、一度見てしまうと、新鮮な気持ちでこのシナリオをプレイすることができなくなってしまいます。
まだプレイされていない方で、今後遊ぶ予定がある方、遊んでみたいなと思う方は、ぜひプレイした後に改めて本放送をご視聴いただければ幸いです。
コメント欄やツイッターなどへ、感想をご投稿される際は、シナリオのネタバレに触れないよう十分ご注意ください。
リーラーが信仰しやすいように、一部シナリオを改編させていただいております。 あらかじめご了承ください。
続きまして、本シナリオのトレーラー、概要について説明をさせていただきます。
プレイヤー人数は1人、プレイ時間はボイスセッションで1から3時間と想定されておりますが、私、小丸が遊ぶときは想定時間を超えてしまうことが多いのでご容赦ください。
実質技能は霊感となっております。推奨技能は観察眼となっています。 また推奨ステータスが設定されています。
エモクロアではキャラクターにステータスという属性値があるのですが、 このシナリオでは精神のステータスが高めであることを推奨しています。
難易度は5段階中の2となっています。ロスと逸脱率は5段階中の3となっています。 続きまして共鳴者についてのハンドアウトをご紹介します。
共鳴者は双子であり仲の良い同い年の妹がいます。 今回は16から18歳の高校生という設定でキャラクターの作成をお願いしております。
共鳴者は代々恩明寺の家柄です。 現在は恩明寺の恩の寺もないくらいにすっかり忘れ去られてしまっています。
ご先祖様は恩明寺として下位と幕府や朝廷の橋渡し役としてその任に長年ついていました。 このシナリオは双子の誕生日から導入が開始していきます。
双子の共鳴者の妹ユーリと2人で自宅で誕生日パーティーをしている最中に突然妹が意識を失い倒れてしまいます。
共鳴者も救急車に乗って突きそうとしますが、そこで父親に呼び止められて号を告げられます。 ユーリの症状は呪いかもしれない。
03:07
共鳴者は妹の意識を取り戻すため、解決のために奔走していくというところから導入につながっていくという流れとなっております。
それではプレイヤーの加賀さんをお呼びしたいと思います。 加賀さんどうぞ入ってきてください。
こんにちは、加賀です。
よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
はい、ではですね、加賀さんと遊ぶのはこれで2回目となるんですけれども、どうでしょうか?
どんな気分ですか? そうですね、前回は録画とかなかったので、ちょっと今回初めて録画するっていうところでちょっと今緊張しております。
頑張っていきましょう。 頑張ります。
はい、それでは今回遊んでいく共鳴者のご紹介を早速お願いしたいんですけれども、よろしいですか?
はい、大丈夫です。 加賀さんの方から簡単にご紹介をお願いいたします。
はい、名前は木森美織と言います。 年齢は17歳、高校2年生ですね。
性別は女性。 出身は岐阜県になります。
外見的な特徴は黒い髪、それに赤い瞳という形になります。
性格なんですけれども、気は強いです。
見打ちとかに対しては優しい、 根は優しいみたいな性格になっています。
経歴なのですけれども、シナリオの設定にあるような二乱性創成児であり妹がいます。
妹のとの仲はとてもいいです。
本人としては普通の家庭に生まれて、 普通の子として育てられたという認識です。
遠い祖先が御苗字であるということを 早速から話し伝えに聞いているという形ですね。
高校生なんですけれども、 中学の頃からテニスに打ち込んでいまして、
学校の部活でやってまして、県大会などにも出場しているという形です。
関係がある人なんですけれども、 祖父母が既に亡くなっているという形なんですけれども、
06:01
その他に父、母、木織、妹、ゆうりの 現在4人家族で生活しています。
好きなもの嫌いなものなんですけれども、 好きなことは体を動かすこと。
かわいいもの。 それと友達です。
嫌いなものは勉強。 そちらが体を動かすタイプですね。
うるさい先生。 すぐ怒る人という形になります。
その他のメモとしましては、結構脳筋かもしれない。
考えるより体を動くタイプ。 直感は自分では鋭いかなというふうに自負しているんですけれども、
これはお苗字の家系であるという特の影響も あるのかなというところですね。
妹は結構仲が良くて出来合いしています。 何かあったら自分が守りたいというふうに思っています。
将来は看護師を目指そうかなと思っているという設定です。
ただ勉強苦手なのに大丈夫かなといったところですね。 誕生日は6月6日という形になります。
こんなところですかね。 ありがとうございます。
勉強よりも運動で体を動かしていくタイプみたいな感じですかね。
そうですね。
ありがとうございます。 画面の準備をしていきますので、少々お待ちください。
お待たせいたしました。それでは導入シーンから開始していきます。
あなたの家は、鈴岡県深津市にある、歓声な住宅街にあります。 本日はあなたと双子の妹であるユーリの誕生日6月6日となっております。
09:02
毎年の恒例行事となっている自分たちの誕生日パーティーをしようという話になっています。
平日の学校帰り、あなたたちはスーパーやコンビニにお菓子や飲み物の買い出しに出かけた帰り道であるというところからシーンを始めていきたいと思います。
あなたの妹、ユーリちゃんなんですけれども、みおりさんのことはなんて呼びますかね。
みおりって呼び捨てにするか、お姉ちゃんとかお姉さんとか。
そうですね、双子ですし、呼び捨てでいいですかね。
呼び捨てにしますかね。はい、じゃあ、私は呼び捨てでロールプレイしていきますね。
ねえねえみおり、お菓子何買った? 見せてよ。
うん、いいよ、ほら、チョコボール。
おお、すごい。えっと、どこで何個買ったの?
えっとね、棚にあったのは全部。
何個なんだろう。 あれ、あれかな、エンゼル狙い?
そうだね、今見たらいいな。 銀のエンゼルって何個まで集めてたんだっけ?
えっとね、3つ。
あ、そんなに溜まってるの? うん。
菓子からずっと溜めたからね。 銀は5個集めればいいんだっけ?
確かそうだったと思う。 うんうんうん。
あれってさ、集めて送ると何がもらえるのかな。
えっと、おもちゃの缶詰じゃなかったかな。
銀が5枚で、金が1枚でいいんだっけ?
そうだね、うん。確かそうだったと思う。
あれ、金ってさ、どのぐらいの確率で当たるんだろうね。
私、一度見たことないよ。 見たことないね。
100個に1個入ってるのかな。 ふと少ないんじゃないかな。
1000個に1個? 1万個に1個くらい?
ひょっとしたらそれぐらいかも。
これじゃなかなか当たらないよねー。
一度でいいから見てみたいな、本物。 ねえねえ、そうだよねー。
12:01
あなたたちが仲良く談笑している最中、 ゆうりの顔が苦痛に歪んだ気がしました。
ゆうりは手に顔を当て、少しうつむいているようです。
ゆうり、どうしたの?
あー、ごめんね。 ちょっとフラって立ちくらみしちゃって。
うーん、部活で疲れてるのかな。
そっか。 あまり無理しないでね。
うーん、最近練習きつかったから、 ちょっと頑張りすぎちゃったかな。
そっかそっか。 一生懸命やってたもんね。
はい、そんな感じであなたがですね、 ゆうりに声をかけると、
彼女は苦笑いしながら、 そんなことを言ってくるんですけれども、
そういうゆうりはですね、あなたを見ると、 驚いたように目を見開きます。
そして目をこすり、再びあなたを見つめています。 観察眼を振ってください。
おっ、いいですね、トリプル。 すごいすごいすごい。
じゃあ、情報を出していきますね。
彼女の瞳が深い緑色に揺らめき、
奥底に渦を巻いているような模様が 見えたような気があなたにはします。
あ、ごめんね、なんでもないよ。 ちょっと疲れが出てるだけだと思うんだけど。
そっか。 家帰ったら少し休もう。
そうだね。
そんな感じで、あなたたちはキロへと着きます。
今回ですね、ダウゴの姉妹だから、 部屋は同じだったりするかな?
別々かな? どうしましょう?
方向性ぐらいになると、なんか別々の部屋になってそうな気もしますね。
はい、わかりました。 じゃあ、別々の部屋を持ってるんですけれども、
今回はですね、今日は妹のゆうりの部屋で 誕生日パーティーを2人で始めようという話になっていますので、
ゆうりの部屋へとやっていきます。
よいしょ、じゃあ私、コップ持ってくるね。
うん、お願い。
15:00
うん、みおり、ちょっと部屋片付けといてくれる?
うん、わかった。
しばらくすると、ゆうりがお盆とコップとですね、
お皿とか持ってきてくれるかな? よし、じゃあ準備この辺でいいかな?
そうだね。お菓子も広げたし。
そうそうそうそう、私ね、これ持って、買ってきちゃったんだ。
ジャジャーンって言って、クラッカーを取り出してきます。
あ、クラッカー。 借り忘れた。
さっきコンビニで買ってきちゃった。
さすが。
じゃあこれ、みおりの分ね。
うん、ありがとう。
うん、準備はいいかな?
オッケー。
よし、じゃあせーので、タイミングちゃんと合わせてよ。
うん。
じゃあいくよ、せーの、パーン。
お誕生日おめでとう。
おめでとう。
17歳になっちゃったね。
ね。
もう大人って感じ?
ね、セブンティーンだね。
いや、なんか英語で言うと急に色っぽいね。
あははは、色っぽいって何?
え?いや、なんか艶っぽいっていうか?
そうだね。雑誌にもあるしね、セブンティーンって。
みおり、読んでるんだっけ?
うん、してるよ。
うーん、私ファッション誌あんまり読まないからな。
そうだね。
ゆうり読まなくても結構おしゃれだもんね。
うーん、そうかなぁ。
いつもなんか素っ気ない服が多いと思うけど。
そういう素っ気ない服に見えておしゃれなんだよ。
ゆうりは。
まあ似合ってるならいいかな。
うんうん。
じゃあさ、プレゼント交換タイムといきましょうか。
うん、そうしよう。
私からのね、今回のプレゼントはこれだよ。
ジャジャーンと言って、あなたにプレゼントを渡してくれます。
さあさ、開けてください。
はい、では、シュルシュルシュルって開けます。
18:03
はい、放送紙を開けると、そこからはですね、
イタチのような、キツネのような、動物を模したぬいぐるみが出てきます。
可愛いでしょ。
この前お出かけした時にさ、偶然見かけて衝動買いしちゃったんだ。
へぇー。
すごい、見たことないけど、なんか懐かしいような不思議なぬいぐるみだね。
そう、この動物何なんだろうね。
まあプレゼントしといてね、分かんないとか言うのも私も変なんだけどさ。
まあ可愛いから、いいっしょこれで。
うん、可愛いの大好き。ありがとう。
どういたしまして。
じゃあ次は渡す。
はい、そうそう、私のプレゼントは、早く早く。
うん、ちょっと待ってね。
と言って、放送されたプレゼントを渡します。
はい、わしゃわしゃ開けます。
何が出るのかな?
表紙にヘッドフォンの書かれた箱が出てきます。
おっ、これってちょっとお高いやつじゃないの?
開けていい?
そう、いいよ。
じゃあ箱を開けます。
じゃーん、ユリが欲しいって言ってたやつ。
え、これ先月出たばっかのやつじゃないの?
うん、そうそう、こっそり買ってたんだ。
え、だってこれ結構お高いやつだよね。
本当にもらっちゃっていいの?
うん、年に一度の誕生日だからね。
奮発しちゃった。
いやー、なんかありがたしありがたしって感じだね。
お互いにありがたしありがたしだね。
じゃあ、来年は私が奮発するからね。
楽しみにしててよ。
本当に?ありがとう。楽しみにしてる。
あ、それはそうとさ、とふと思い出したようにユリが言ってきます。
そういえば覚えてる?
昔おじいちゃんがしてくれた御苗字の話の中でね、
双子は、とそこで妹の話が途切れた。
ユリを見ると顔を手のひらで覆って苦しそうに埋めている。
ユリ、どうしたの?
21:04
あなたが心配になり妹に近づくと驚くべき力であなたの首を掴んできた。
そして鬼のような形相であなたを睨みつけています。
観察眼を振ってください。
はい。
成功ですね。
その瞳は果てのない負の感情を具現化したように濃く深い緑色をしています。
そして突然、あなたの首が解放されます。
あなたは尻餅をつき思わず咳き込みます。
ユリ、痛いの何?
妹はブツブツと単語の羅列を繰り返す。
痛い、痛い、痛い、苦しい、苦しい、愛しい、苦しい、
憎い、愛しい、憎い、憎い、憎い、愛しい、だから、
そしてあなたの名前を呟くと電池が切れたようにその場で崩れ落ちる。
ユリ、ユリ、どうしたの?
妹を抱き起こすと振り絞るようにして、
おじいちゃんの家、物置に、と告げて、
彼女は意識を手放した。
ユリ、ユリ、
これは過去と未来、夢と現実を紡ぐ物語。
エモクロアTRPG、双子の未来。
セッションを開始いたします。
共鳴判定が発生します。
強度4、上昇1、共鳴感情は嫉妬情念、劣等感、傷です。
えーと、あなたの共鳴感情は一致していませんので、
チャットパレットの一番上の共鳴判定を振ってください。
1DM4っていいですかね。
えーと、そうですね、はい。
はい。
お、触れてないかな。
あれ?
えーと、スペースが、
24:20
あ、スペースが入ってないかな。
4と、4の後ろにスペースを入れないとダメだ。
あー。
これで大丈夫かな。
お、入れました。
あ、ハンブルー。
いいですね。
はい。
失敗したので共鳴値の上昇はありません。
騒ぎを聞きつけて、両親が妹の部屋にやってくる。
両親は急いで救急車を呼ぶ。
妹が救急車に乗せられ、母も乗り込み同行する。
あなたも母に続こうとした時に父に呼び止められる。
父はあなたに言う。
ユーリが倒れた原因が貧血とか病気とか、
そういったものならまだいいんだが、
嫌な予感がするんだ。
病院につき届いたい気持ちは十分わかるんだが、
すまない。
ユーリのことは一旦母さんに任せて、
一緒におじいちゃんの家に行って調べ物を手伝ってくれないか。
おじいちゃんの家?
ああ。
わかった。心配だけど。
詳しい話は車の中でするから。
すまないな。
うん。
車の中で父親と会話をすることができます。
何か聞きたいことがあれば聞いてみてください。
ユーリが倒れる前に、
おじいちゃんの家って言ってたんだけど、
なんでお父さんはおじいちゃんの家に行こうと思ってるの?
ユーリがそんなことを言っていたのか?
はっきり言ってた。
そうか。
いや、お前たちが生まれた時に、
おじいちゃんに言われたことを思い出したんだ。
双子は忌み子だって。
十七歳で死ぬ運命にあるんだって、
おじいちゃんがそんなことを言ってたんだ。
その時はもうおじいちゃんもボケ始めていたし、
なんて不吉なことを言うんだって、
私も怒ってしまって、
今の今まで忘れていたんだが。
27:03
忌み子、十七歳で死んだ?
俺も別にそんな話信じちゃいなかった。
だがまさに、ピンポイントでお前たちの十七歳の誕生日に、
ユーリが倒れたとならば、さすがに気がかりだろ。
そうだね。
でも、おじいちゃん家に行って何をするの?
ああ、うちの家境は昔、おんみおじの名家だったらしい。
千八百年くらいに没落したらしいけどな。
没落した後に生まれた双子は、みんな十七歳で亡くなっているそうなんだ。
そういった話に興味がなかったから、
俺もそれ以上あまり詳しくは知らないんだが。
それで、おじいちゃんの家は、
戦後に先祖が代々住んでいたから、いた家だからな。
何か調べるとしたら、あそこしか考えられない。
だったんだ。
それから二時間ほどして祖父の家へと到着します。
探索箇所を情報に流していきます。
探索できる箇所は、書庫・祖父の部屋・物置の3箇所となっています。
マップを表示していきます。
よいしょ。
はい、どうぞ。
いいと、そしたら祖父の部屋でお願いします。
祖父の部屋、はい。
はい、祖父の部屋です。
祖父の死後、遺品整理をした際に、
多くの物を処分したことを覚えています。
この部屋に残っているのは、
部屋の隅に置いてある引き出し式の書物机のみである。
観察眼、または調査を振ることができます。
そしたら観察眼を振ります。
はい、どうぞ振ってください。
はい、いきます。
お、抵抗。
抵抗ですね。
いいですね。
はい、あなたが机を調べてみると、
引き出しの中に家計図と小さな鍵が入っているのを見つけます。
どうしたみおり、何かあったか?
30:03
おっさん、引き出しの中にこんなものが。
と言って、中のものが。
どれどれ?
あれは家計図と、あとなんだ?
鍵か、これは。
そうみたい。
どこかで使えるのかな?
鍵を見てみると小さな鍵です。
鍵の持ち手部分に立派な装飾が施された小さな鍵です。
どこの鍵かはわかりません。
観察眼、もしくは自情通を振ると情報が出るかもしれません。
情通はないので、観察眼を振りたいと思います。
はい、どうぞ。
はい、いきます。
いいですね、はい。
いわばあなたはその装飾に見覚えがあります。
装飾はあなたの家の家紋であることが、あなたにはわかるでしょう。
お父さん、この模様ってうちの家の家紋じゃない?
ああ、確かにそうだな。
こんな鍵があったのか。
私も初めて見たな。
とりあえず持っていくか。
うん、どうしましょう。
もう一つの家計図の方も見ていきますか。
はい。
家計図の情報を出していきます。
家計図を見ると、昔は宗家と文家に分かれていたが、ある時を境に交わっているようです。
それ以降、双子が生まれると、片方は17歳で必ず亡くなっているようです。
そして現在はあなたの家族しか残っていないことがわかります。
お父さん、こうして見ると、うちは末裔ってことになるんかな?
そうだな。お前たちの代が末裔になるな。
双子が必ず17歳で亡くなっているみたいだけど。
もしかしたら、有利もってことになっちゃうのかな。
33:19
ここで調べられるのはこのぐらいですね。
はい。そしたら、2つから選択する感じですかね。
そうですね。書庫か物置に行きますね。
隣の書庫に行きます。
はい。書庫へと移動していきましょう。
はい。
本棚には膨大な量の書類や本が格納されている。
祖父が亡くなってから、特に手入れなどもされていないため、本棚には埃が目立ちます。
何か振り返りなどとかありますか?
あー、ロールプレイでもいいですよ。
ずいぶん埃がかぶってるな。
まあ、久しぶりに来たから。
ここは処分しなかったの?
あー、古い本とかもたくさんあるからな。
簡単に処分できるものでもないんだ。
まずは観察側でどんな本があるか見るっていうことをしてもいいですか?
はい。では振ってみてください。
はい。振りまーす。
あ、失敗。
あ、失敗しちゃいましたね。
どうだ、みおり。何か変わったものはあるか?
特にまだ何も?
あ、そっち蜘蛛の巣張ってるから気をつけろよ。
ありがとう。
そうだな。
あー、これは歴代当初の式か?
ずいぶんたくさんあるな。
ほら、ここここ。
どれどれ?
あなたも一緒に覗いてみると、歴代の当初が書いたであろう式がずらーっと何冊も並んでいますね。
36:10
確認してみると、初代当初から60代当初までの式が残されているようです。
ほい、60代もある。
そうだな。
うちの家系は音名字だって言っただろ。
ずいぶん昔から地筋はつながっているんだよ。
どれか見てみたりする?
そうだな。
ひとまず、初代から軽く見てみるか。
あなたが一冊取り出して見てみると、平安時代の万葉仮名や江戸時代の藤筋で書かれているようです。
あなたは古い日本語の文字を読める知識はありますか、三織さん。
ないです。
はい。
じゃあ、日本語、平仮名と仮名漢字で書かれてはいるものの、あまりに字が崩れていて、あなたはほとんど読めないですね。
すんさん、これ全然読めない。何書いてあるのかわからない。
あー、そうだな。
じゃあ、私が読むか。
と言って、あなたのお父さんは古文書の知識があるようで、あなたの代わりに読んでくれます。
じゃあ、情報を読み上げていきますね。
長文のため、しばらくご静聴ください。
情報タブに流していきます。
鍵の情報と掛け図の情報も。
794年平安時代初期。
初代当主。
当家は下位を従え、現世に悪影響を及ぼす下位を退治する御名字を祖とする流派に属する。
39:04
従えた下位は下宝である継承の担当を用いて厚杉に継承し、より多くの下位を従えて力を蓄え。
えーと、続いて。
あ、ごめんなさい。
順番間違えました。
こちら。
はい。
1170年平安後期。
十八代当主。
おそらく近い未来に転換期を迎える。
今後は下位を従えるのではなく、良き隣人として共存する方針に変えることに。
続いて。
1183年平安末期。
十八代当主。
多くの御名字は衰退していく中、皇家は下位と朝廷の橋渡し役として地位を確立することができた。
続いて。
1791年12月3日。
五十八代目当主。
桃家は没落した。
夫婦は契約している下位、伊豆永、家のためを思い入所してくれた絶縁儀である。
しかし絶縁儀は下位を問答無用で捉え、縛り付ける樹仏であった。
忌避した下位たちは桃家に寄りつかなくなった。
続いて。
1972年1月15日。
五十八代当主。
伊豆縄相馬に残ったが下位との関係性が崩壊し、桃家の役割を果たすことが難しくなり没落した。
震動で体調を崩した妻が亡くなった。
1802年2月5日。
五十八代目当主。
双子の春と雪の様子がおかしい。仲が良かったはずだ。
2月6日。
雪の体調が悪そうだ。
春は人が変わったようによくわからぬことを言い始めた。
2月8日。
春はどこかに出かけているようだ。雪は体調が悪いままで寝たきり状態だ。
目を覚ましたかと思うと、狂ったように春の名前を呼ぶことがある。
一体どうなっているのか。
明日は都に行く必要がある。二人を置いていくのは心配だが仕方がない。
今のままではお苗字の仕事を剥奪されない。
かねない。幕府に何とかして交渉しなければ。
2月10日。
都から帰ってくると春がいない。雪に尋ねたが知らないようだ。
ひどく顔色が悪い。まだ体調が戻らないのだろうか。
それと、家宝である軽少の担当が亡くなっている。
42:02
今の時代には不要なものではあるが。
1803年1月2日。
雪が子供を産んで死んだ。生まれたのは双子だ。
60代目当主。
1873年5月18日。
双子が産まれると、17歳で必ずどちらかが死ぬ。対策を打たなければ。
1873年12月1日。
60代目当主。
ついに天日江からご夫と預言をいただいた。
双子ではない私には実行する資格がないようだ。
ここから先主旗が一部破り取られています。
1890年1月3日。
60代目当主。
金着とご夫を受け継ぐこと。双子は忌み子だ。
双子は双子にしか救えない。
木更木の9日に元凶を討て。
以降、主旗を書く習慣が失われたのか記載がありません。
読み終えると主旗から紙切れが落ちてきます。
どうしましょうか。
この紙切れを拾います。
では紙切れを手に取ると、
そこにも主旗の切れ端なのか書かれていますね。
読み上げていきます。
主旗から落ちた紙切れである。
劣化しており、紙が黄色く変色している。
1802年2月10日。
嫌な夢を見た。
私が春を殺す夢だ。
あの夢を見てから頭痛は治ったが、代わりに嫌な予感が残った。
父に春がどこに行ったか尋ねられたが、
とっさに知らないと答えてしまった。
でも、もしかして私が。
ここで観察眼または動作を振ることができます。
動作はないので観察眼を振ります。
はい。
成功です。
歴代の当主の主旗とは明らかに筆跡が異なっていることがあなたにはわかるでしょう。
45:01
その切れ端だけですね。
書いた人物が明らかに違うということがあなたにはわかって良いでしょう。
情報は以上です。
とんさん、なんかこれだけちょっと他の主旗と違うね。
ああ、そうだな。
書かれている内容も、
うーん、これだけちょっと様子が違うよな。
他に何か気になったことはあるか?
過去である継承の担当というのはどんなものなのかな。
さあな。
とんさん、なんか聞いてない?
私も初めて目にしたな。
うん、今までおじいちゃんにも聞いたことはないな。
もう一つ、アマピエからゴフと予言を頂いた。
書いてあるけど。
金着とゴフを受け継ぐことって書いてあるけど、これについても何か聞いたことない?
うーん、すまないな。
全く覚えがないな。
わかった。
他のところも調べてみるか。
うん、どうしましょう。
物置に行けばまた何かあるかもしれんからな。
うん、そうね。
徒歩の死後、遺品整理の時に用途不明のものをまとめて押し込んだ場所である。
分類されているわけではなく、棚に無造作に詰めてあったり、床に箱が詰まれてあったりと、ごちゃごちゃしています。
どうしましょう。
そうですね。
何か目につくものがないか、観察状でチェックしています。
48:00
はい、振ってください。
はい、成功です。
はい、そうするとあなたは錠前がついた木箱を見つけます。
情報を出していきますね。
情報を出します。漆喰で塗装された大きな長方形の木箱である。
長く使用されていないようで、埃が積もっている。
また、正面に錠前がついています。
ん?どうした?何か見つけたのか?
お父さん、ここになんか木箱がある。錠前がついてるみたいなんだけど。
なんかずいぶん立派そうな箱だな。
鍵がかかっているのか?
ひょっとして、さっきおじいちゃんの部屋であった鍵が使えたりしないかな?
ああ、ちょっと合わせてみてくれるか?
うん、と言って、鍵を使ってみます。
はい、鍵がパチャリと開きます。
開いた!
おお、ここの鍵だったのか。
何か大切なものでも入っているのかな?
じゃあ、蓋を開けてみるね。
では、情報を出していきます。
木箱の中には次のものが入っています。
木製の四角柱、大きな袋、何かの姿へ、メモです。
なんかいろいろ出てきたな。
一つずつ見ていくことはできますか?
できますよ。どれから見ますか?
木製の四角柱から。
はい、わかりました。
木製の四角柱の情報を出していきます。
お札が巻かれた長さ1メートル強ある四角柱の棒である。
お札は経年劣化しており、積みが隠れていて文字が読むことができません。
こんな感じです。
あっ、この模様はお札のもの?
そうですね。ただ、古いもので文字もかずれているので、調べようはなさそうですね。
51:10
わかりました。
はい、続いてどれを見ますか?
大きな袋、何かの姿へ、メモ。
大きな袋でお願いします。
はい、情報を出します。
大きな袋には紐でつながれた一対の巾着が入っている。
それは古びた綿布でできており、巾着の外面には積みがかずれていて読みづらいが一つにオウロ、一つに袋と書かれています。
お札、何だろうこれ。二つあるよ。
ん?巾着か。巾着ってさっき式に何か書いてなかったか?
うん、確か巾着と母符を受け継ぐことって書いてあったと思う。
ここに厳重に鍵をかけてまでしまっていたから、それがこの巾着ってことなのかな。
だとすると母符もあるのか?
何かの姿絵を見てみます。
はい、では情報を出していきます。
手で書かれた絵姿である。星から上は人間、星から下は足ではなく、鱗に覆われた魚のような見た目をしている。
霊感を振ってください。
ダブル霊。
いいですね。
まるで怪異そのものがそこに存在しているかのような強い力をあなたは感じます。
びっくりするかもしれないですね。
どんさん、なんかこの絵すごい不思議な感覚がする。
どれだ?
ああ、これはアマービエか?
なんかテレビのニュース番組で見た覚えがあるぞ。
でも不思議な感じってなんだ?
特に変わった様子はなさそうだが。
なんかただの絵と思えないような不思議な感覚がしてるの。
54:03
私だけかな。
私にはそういう感じはないんだがな。
では次のメモに行っていいですか。
はい、では情報を出していきます。
破り取られた歴代党首の四季の一部のようです。
情報を出します。
1873年12月2日。
アマービエの絵姿は豪富としての力を持つ。
忌み子を呪縛から解き放つ道には苦難が待ち受けるだろう。
しかし残された道はこれしかない。
未来を紡ぐ資格があるのは双子のみ。
せめて実行するための準備は整えておこう。
党家の未来を思想に託す。
1876年3月16日。
アマービエとの契約で予言内容を記すことはできないが、
実行するために必要なものを用意した。
覚悟を決めた者はゴフを手に持ち呪われた現状を否定し、
巾着の中身を斧が瞼に塗れ道が開くであろう。
と書かれています。
お父さん、この姿絵がゴフって書いてある。
どれどれ。
ああ、確かにそうだな。
ってことはこの巾着とゴフを受け継ぎたかったっていうことでいいのか?
そうなんじゃないかな。
忌み子を呪縛から解き放つ道。
忌み子っていうのは双子のことを指しているんだろうな。
呪縛から解き放つっていうのは、
17歳で死んじゃうってことの意味してるのかな。
呪縛っていうのは。
呪いみたいなものか?
本当にそんなものがあるのか。
うーん。
でも道っていうのはどんなことなんだろう。
さっきの巾着に何か書かれてなかったか?
57:03
うん。
オオロとフクロって一つずつ書いてある。
オオロフクロ。これにも道っていう字がついてるよな。
うんうん。なんで?
これを何か使うってことなのか?
下の方にゴフを手に持ち、呪われた現状を否定し、
巾着の中身を己のまぶたに塗れって書いてある。
巾着の中に何か入ってるってことか。
そうみたい。
ちょっと見てみる。
では、あなたが巾着の中を確認してみると、
そこには粘り気のある黒く酸化した泥状のものが入っています。
かつかにですね、甘い匂いがしますね。
なんかよくわからないけど、確かに塗れるようなものみたい。
あー、ちょっとドロッとしてるものかな。
思い伝えに信じるなら、私がこれをまぶたに、ゴフを手に持ってまぶたに塗れば、
有利が助かる方法があるってことなのかな。
どの方法が道ってことか。
うーん。
父さん、私やってみる。
大丈夫か?
わからない。
でも、有利が倒れる前すごい苦しそうにしてたの。
あんな苦しそうな顔してる有利を放っておけない。
だからやってみる。
式には確か、双子は双子にしか救えないと書いてあったよな。
1:00:03
うん。
だから多分、有利を救えるのは私だけなんだと思う。
そうか。
わかった。
有利のことを頼めるか?
うん。
じゃあ、ゴフを手に持ち、金着の中身をまぶたに、
火を消して塗ってみます。
はい。金着の中から泥状の何かをすくい取る。
あなたは木箱に同封されていたメモの通りに覚悟を決め、
ゴフを手に持ち、呪われた現状を否定し、
金着の中身を己のまぶたに塗るだろう。
ロールプレイがあればどうぞ。
有利、待ってて。今助けに行くからね。
瞬間、あなたはスイマに襲われる。
ここで憑依判定が発生します。
判定の仕方は共鳴判定と同じです。
強度8、上昇1です。
共鳴感情は、逃避欲望、生計理想、本能欲望となっております。
ここでのハウリングは発生しません。
あなたの共鳴感情は1するのはなし。
ハウリングというのは何でしたっけ?
ハウリングというのはトリプル以上で成功してしまうと、
ハウリングカードを引くというルールがあります。
今回はこのハウリングは発生しません。
普通にチャットパレットの一番上で共鳴判定を振ってください。
はい、わかりました。
失敗、いいですね。
上昇はありません。
すごいな、強度8なのにMが9だってすごい。
あ、ギリギリだったんですね。
やりますね。
ここで字がを振ってください。
1:03:10
こうです。
半人半魚の姿をしている存在が、あなたにこう告げます。
夢で改変し、現実となす。
あなたのぼやけた頭の中に映像が流れ込んでくる。
顔の似ている二人が向き合って立っており、
片方が片方に刃物を突き立てていた。
そしてそれを遠まきに眺める存在がいた。
それは深く淀んだ緑色の瞳を、
奇色、喜び、喜びの色ですね、奇色に歪めていた。
あなたの意識はそこで暗転する。
はい、というところで前半のシーンが終了となります。
すごい気になるところで終わっちゃいましたね。
はい、こんな感じですね。
はい、お疲れ様でした。
これでちょうど半分な感じです。
そうですね、半分、半分よりちょっと手前ぐらいですかね。
はい、ありがとうございました。お疲れ様でした。
3分の1ぐらいかな。
はい、どうでしたか?
そうですね、やっぱり一人だと二人でやってる感覚とは違いますね。
ああ、そうですか。
はい、なんか進行と一対一だとテンポ感がすごい良い気がしました。
ああ、はいはいはいはい。
人数が少ない方が、いわゆる茶碗みたいなものは少なくなるので、
そうですね。
テンポとしては速くなりますよね。
どうしてもプレイヤー人数多いと、ロールプレイが盛り上がっちゃうので、
話が本筋とずれてたりするので。
話なめられることもなかったですね。
やはりもうなんかすごい気になるところで終わっちゃったんで。
ねえ、気になりますよね。
はい、これからどうなるのか全く想像がつかないです。
1:06:01
これからね、これからまた面白くなりますからね。
ここまでが導入みたいなもんですからね、ある意味ね。
またアマビエっていう、なんかすごいコロナの時に話題になったやつが出てきましたもんね。
どうなるのか楽しみ。
はい、共鳴判定結構降ってるんですけど、まだ一つも上がってないっていうね。偉い。
そうですね。
強いですね。
なんとか、ロスト率3って結構危ないって感じですか。
そうですよね。
1個前のロスト率覚えてないんですけど。
どうにかなるものじゃないです。
これは特にエモクラのシステムで、何段階中いくつっていうふうに書くようなことはないので、
これはこのシナリオを書いた作者さんの感覚でですね。
ご自身の経験とか。
5段階中の3ぐらいじゃないかなっていうのでつけていただいているんだと思います。
なるほど。でも決して低くはないですよね、そう考えても。
低くはないですよね。
なんとか低い値でとどめたいですね。
ね。
はい。
リーダーとしては頑張ってくださいとしか言えないんですけど。
そうですよね。
はい、ということで、前半戦はこんなところで一旦終了していきたいと思います。
はい。
はい、一旦録画切っていきますね。お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
01:08:32

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