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2022-01-19 1:21:32

部活動63 LGO3-3

Podcastで繋がった仲間たちとクトゥルフ神話TPRGを遊んでみました!

 シナリオ:『Life Goes On 〜人生は続く〜』
シナリオ制作者:ぱぱびっぷ様
シナリオ公開場所:BOOTH https://galacticafumble.booth.pm/items/712773  

キーパー↓ 朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu)  

プレイヤー↓ みっつぃーのメガネ(https://twitter.com/mitiishi)
キャラクター:大神 四ツ葉 (おおがみ よつば) (https://iachara.com/char/1556044/view)
あるち(https://twitter.com/aruti_hakidame)
キャラクター:キックマスター鬼瓦(おにがわら) (https://iachara.com/char/2296418/view)
オルバ(https://twitter.com/Tynemouth068)
キャラクター:ムナカタ カイドウ (https://iachara.com/char/1754550/view)
 (敬称略) 

 PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。
やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください!  
メールアドレス podcast.trpg@gmail.com
Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg

00:01
浮いてくると、そこは洞窟になっています。
洞窟には空気の流れがあり、生臭い匂いが漂ってきます。
地下水が染み出ているのか、足元はピチャピチャと濡れていて、地面は柔らかいです。
洞窟の中はかなり暗くて、明かりを使わなければ歩くのも難しいでしょう。
えーっと、エレベーター乗ってた時間とかでどんぐらい下ったかとかってわかりますか?
そんなに長くないです。
そんなに長くない。
はい。
何階層分とかってわかんないですよね。
地下1階とかだと思います。
完璧にこれ、地面の下ですよね。
そうだね。
うーん、まあ、どうやら変なところに来てしまったようだけれども。
ここは、まあとりあえず、もう後戻りはできないな。
はい。では、ここから確信部に入りますので、ちょっと休憩を入れたいと思います。
はい。
5分ほど休憩したいです。
何かをすっと探してるような気もしないでもないな。
確かに。
ちょっと探索、もうちょっとしないといけなかったっぽい気はしますけどね。
戻ろうと思えば戻れますよ。
いやでも、本棚取りちゃったんじゃないですか?
内側から開けられるんですか?
それは内側からは多分、開けられる。
まあいいや、ちょっとおトイレ行ってきます。
はい。
ミュートにしてください。
なんか倉庫とかちょっと気になるんだよな。
ねー、確かに。倉庫をちょっと見に行ったほうがよかったかな。
あとなんかこう、何すかね、スタッフルームの奥にも何か何も書いてない部屋が2つあるんですよね。
うーん。
まあいざとなったらキックしよう。
さすが。
最大ダメージ18なんで。
18!?
はい。
1回のキックで最大18まで与えられます。
ちょっとした神話生物のひっかきぐらいの威力はあります。
もう存在が神話生物ですね。
いやまさかでも鬼ヶ原の外人設定がこんなとこで生きるとはな。
03:00
いやまさか読んで正解でしたよな。
なんか出てくると思って読んだのに。
いやー。
インテリ具合が発揮されてしまった。
めっちゃインテリですね。
戻りましたー。
はーい。
めちゃくちゃ風強くてなんか家が揺れてる気がするな。
強いですよね。
うーん。
朝出るときちょっとあったかかったのに。
はーい。
おかえりなさい。
おかえりなさーい。
アレスさんここまでのあらすじやってくださいよ。
あらすじ?
ここまでのあらすじ。
休日公園に出かけた鬼ヶ原一行だったが、そこで不思議な男性とそれに絡まれている女の子を発見。
それを助けると、ななな、なんとその女の子はかの有名な橘財閥の一人お嬢様。
一人お嬢様がいろんなものを見たいということでショッピングモールに連れて行った鬼ヶ原一行だが、そこでなんと爆弾が爆発してしまった。
気がつくと鬼ヶ原一行は病院の中に搬送されており、そこの病院では不思議な噂があるらしい。
それを突き止めるぞ鬼ヶ原一行。
頑張れ鬼ヶ原一行。
君の明日はどうなっている?
お茶拭くかと思った。
すごい。
こんな感じで。
だいたい合ってる。
次休憩挟んだ時オルバさんか俺かどっちかやるんで。
やりましょうやりましょう。
ちょっと覚えとかなかったな。
この洞窟からのまとめじゃないですか。
ここからのまとめですね。
正直さっきの病院パート入る前の休憩の時に一発やろうかなって思ったんですけど。
アイキャッチですね。
そこも含めてまとめてアルティさんにやってくれたし。
無茶振りしたのにやってくれてありがとうございます。
素晴らしい。
コーヒー飲んでるだけかと思った。
BGMでもつけられればよかったんですけれども。
BGMつければよかったですね。
まだちょっと著作権が。
ちょっとずつ音階外しといてね。
YouTubeは若干大丈夫という噂を聞きました。
よかったよかった。
ボーボンガチャで。
06:01
ライフゴーズオンはまだまだ続くのじゃ。
ライフゴーズオン。
CM開けましたかね。
コーヒーを飲んでいた。
ただコーヒー飲んでただけだもんな。
呼んどいてよかった。
じゃあ再開します。
どうしましょうか。
これは進むしかないよな。
なんか明かりとかあった方がいいんじゃないですか。
スマートフォン。
残り充電18パー。
昨日から充電していないからねって言いながら。
自分でも残り11パー。
とりあえずつけましょうかね。
俺も粉チーズしか持ってないですわ。
遠くはよく見えないんですけど、
足元から機械音がしていてそっちを照らすと、
パイプが数本洞窟内を走っていて、
パイプの中から水音がしているということがわかります。
アイディア振ってください。
激高アイディア。
激高を活かせてないんだよな。
アイディアに成功した鬼河原さんとよつばさんは、
地下水をポンプで排出しているのだろうと思いつきます。
パイプ触ってみることできます?
温度とかわかります?
パイプ触ってみます。
冷たいです。
了解です。
それでわかるんですか?
地下水で、
例えば冷やしているところだったらちょっと暖かくなるだろう?
なるほど。
例えば発電とか、
エンジンみたいな動力を冷やしているところだったら、
暖かくなるかな。
そういうラインかと思ったんだけど。
地下でウンノンとか、水で溺れるからウンノンとか書いてある。
この先、おるんですかね?って言いながら。
09:05
行けばわかるんじゃないですか?
行くしかないもんね。
このまま行きます?
最初、地下に着いた時に、床が柔らかいとか何とか言ってたような気がするんで、
足元ちょっとよく見てみてもいいですか?
びちゃびちゃしてます。
どうします?掃除用具とか、長靴か何か拝借してきますか?
戻ったら見つかるかもしれんから、戻らない方がいいかもしれんね。
このまま行こうか。
このまま行こう。
何かあったら謝ろう。
鬼河原さんおるとは心強いな。
そうですね、最悪、俺たちはこの人に脅されましたって言えばいいだけですからね。
ちょっと勘弁してくれよ。
冗談っすよ。
私はただコーヒー飲んでただけなんだよ。
じゃあ進みますか?
はい。
あなたたちが洞窟を少し進むと、少しだけ広く丸い空間に出ました。
すると、そこで一つだけポツンと小さな電灯が灯ります。
その電灯の下には渡りが立っていました。
お待ちしておりました。
今日一日病院内でいろいろお調べになっていらしたようですね。
バラバラ言ってたよ。
自分自身の体のこともお気づきになっていらっしゃるようだ。
彼らがね。
すいませんね、彼らが。
さすがにね、先生、僕らの体ちょっとおかしないですか?
お気づきの通り、私はあなた方に嘘をついていました。
私はあなた方がショックによる失神でここに運ばれてきたと言いました。
しかし本当はあなた方がここに運ばれてきたとき、
あなた方の体は爆発によって傷つけられ、大量の湿血によるショック状態でした。
そして皆さんはそれぞれ左腕を失っていました。
そのままでは命も危ない。
そこで私はあなたたちを助けるためにある決断をしたのです。
12:02
あなたたちの命を助けるために私が何をしたか、お話しさせていただきます。
私は一つでも多くの命を救う、そのために医者になりました。
しかし医師になったことにより、現代医学では救えない患者が大勢いるという現実を突きつけられたのです。
私はより多くの患者の命を救うため、無限の回復力を持つ不死身の精霊を召喚しました。
その精霊の力を医学に応用すれば、現代医学では救えない多くの人々の命を救える、私はそう考えたのです。
渡りが話し始めると背後から数十人の人々のうめき声が、まるで合唱のように聞こえ始めました。
その中に悪夢の中で聞いたゆずかが食べられる時の苦しそうなうめき声が混ざっていることに、あなたたちは気が付きます。
うめき声やあなたたちの言葉を無視して渡りは話を続けました。
私は不死身の精霊の大組織を採取し、あなた方に移植したのです。
あなた方の死死はみるみる再生しました。それは奇跡のような回復でした。
そして、あなた方の今の体、命があるのです。
精霊の魔力が続く限り、あなた方の肉体もまた不死身なのです。
あなたたちの後ろにいる彼女たちが、その精霊です。
あれが精霊か。
あの芋虫。
ゆずかの顔があるな。
この辺りに来ています。
ちなみに、その精霊を生きながらえさせるためには、何が必要なのか。
まず、3チェックが入ります。
そうだね。
成功、1D、8。
失敗、2D、10です。
はい。
15。
よつばくん、同時だな。
はい。
よいしょ。
不定なので、アイディアはいらないですね。
15:00
はい。
わかってらっしゃる。
メモがどっか行った。
3、打ちくださいね。
メモを開くのを忘れておりましたよ。
3、4。
メモが開きませんよ。
えー、だめか。ちょっと待ってください。
うちのルルブちゃんどこ行った?
すいません。あ、やっと来た。
えーと、あれ?
あ、だめだ、反応しない。ちょっと待ってください。
はい、出します。
3ですね。
幻覚です。
幻覚を見るそうです。
何の幻覚でしょうね、この場合。
何の幻覚でしょうね。
どうしましょう。
何にしましょうか。
うーん、何の幻覚、何の幻覚、何の幻覚。
そうですね、もしかしたら。
何かあります?
ゆずかちゃんとあの子が重なるかもしれませんね。
モモカちゃん? モモカちゃんが。
あー、はい。了解です。
はい。
な、な、なんだあれは。
モモカ?
モモカちゃん?
お庭の中にいるの。
あ、あそこに、うちの事務所で休んでるはずのモモカちゃんが。
本当ですか、それ。
あと、あの、ほら、え、あれ?
でも、え、あそこの顔、え?
あそこの顔とさされてみると、
円筒形の胴体に紫色の血管のような気味の悪い模様がたくさんついていて、
そこについたたくさんの顔が、それぞれすすり泣いたり、苦しそうにうめいたり泣いたり、うなり声をあげたりしています。
そして、その顔の中に、橘ゆずかの顔があることに気がつきます。
ゆずかは、夢で見たのと同じ声で苦しそうに、痛そうに泣き、うめいています。
えっと、この精霊は、夢に出てきた精霊と同じだっていうのは?
18:09
はい、わかります。同じです。
なるほど。声が聞こえる。
ちょっと近寄って、ゆずかの顔のところに引っ張ります。
はい、取れません。
取れません。
あれ?これは桃子ちゃん?いや、ゆずかさん?あれ?あれ?
おにがわさん、一回ちょっと落ち着いて離れて。
ちょっとおにがわさんをひっぺがします。
わたりさん、わたり先生。
はい。
これはどういうことですか?
あなた方とゆずかさんがここに運ばれてきた時、あなた方の命は風前の灯火でした。
放っておけばいずれ死ぬ状態でした。
特にゆずかさんは命のあるままここに運ばれてきたのが奇跡といっていい状態でした。
もはやどのような治療をもってしてもゆずかさんを救うことはできませんでした。
しかし、あなた方には可能性があった。
私はこの精霊の大組織をあなた方に移植しました。
そして、あなた方は助かったのです。
彼女たち、この多くの顔を持つ精霊の魔力を保つためには、一定の期間ごとに生きた人間を捧げることが必要なのです。
ゆずかさんは多くの人を、あなたたちも含まれますが、多くの人たちを助けるための糧となったのです。
うーん。
で、先生はこの秘密を知ってしまった私たちをどうしようっていうのかい?
私の考えに基づき、私が選択した結果がこれです。
しかし、あなた方がどうするかはあなた方の選択です。
随分と苦しそうに見えるがね、私は。
助け出してやりたいよ。
ちなみに、この虫はどうやって生きてる?
こういう人たちを食べて生きてるってこと?
そうです。
で、この虫の体の一部が、俺らに入って、俺らに助かってるってこと?
はい。
この虫が死んだら、俺たちの体はどうなるんですか?
21:02
この精霊の大組織を移植したのは、あなた方が初めてです。どうなるかは、私にも分かりません。
ん?先生。
はい。
ちなみに、僕ら以外に入院してる腎臓か何か悪い人が、おじいちゃんがいたと思うんですけど、あの人はどうやって治したんですか?
あの時は、精霊の大組織と彼らの大組織とを混ぜ、攪拌し、その液体を塗布するだけで済みました。
ただし、死死を元に戻す、そのような大きい仕事はできないのです。
精霊の魔力が断たれた場合に再生した部位や、あなたたちの体がどうなるかについては、はっきりしたことは分かりませんが、あなたたちの肉体は、今、精霊の魔力によって不死身です。
精霊がいなくなり、魔力が断たれれば、あなたたちの肉体にも何かしらの影響があるのかもしれません。
おそらく、再生した部位は保てないのではないでしょうか。
命を落とす可能性もあります。
なるほどね。
先生はこれからもこういう風な治療を続けていくのか?
私はそのつもりですが、あなたたちの選択によっては…。
先生の部屋にあった本を拝見させてもらったんだけれども。
はい。
最初の精霊を生きながら得るには、自分の命を犠牲にしてでも他人を助けたい、そんな痛恨な人間を食べさせるとあったが。
最初の精霊を召喚するときは、そのような犠牲が必要でした。
その後は、生きている人間さえ食べさせれば。
まさかとは思うが、君の娘さんや奥さんも似たような境遇になったのかい?
その質問には答えず、精霊の一番真ん中についている顔に渡りはそっと手を振れます。
その顔は渡りの妻の顔です。
24:01
先生、あんた勝手だよな。
自分が助けたいっていうのに、これからをどうするかっていうのを俺たちに選ばせるの?
そうです。あなた方の人生はあなた方が選択して歩むべきです。私はその邪魔はいたします。
そうなんだけど、この治療を続けるかっていうことを聞いたときに、俺たちに任せるって言ったよね?
ええ。
やるんだったら最後まで自分で責任を持たなきゃ、それはずるくないですか?
そうしろというのならば、そうします。
人の意見じゃなくて、先生の意思はどうなんだって聞きたいんですよ、俺は。
私はこうやって、精霊を使って人々の命を多く救いたい。それが望みです。
他の人を助けるために、一人を犠牲にしていいっていうのはなんか違うと思うんですけど。
もしこの精霊に一人人間を食べさせたら、それで何人の命を救うことができる?先生。
いや、鬼河原さん、数の問題じゃないんですよ。
いや、私はね、どちらかといえば先生よりの考えだな。
もし一人が犠牲になることで10人が救えるんだとしたら、私はそっちの方がいいと思うんだけどな。
違うかな。
もし、私たちが心を知っていて、私たちの大切な人が、もしそういう状況になったとき、
ここを頼れるっていうのも分かる。ここは頼れるっていうのもそれも一個なんじゃないかなと、私は思うんだけれど。
正直わかんないんですけど。
でも、その人がもし、生きていて懸命に懸命に生きて命を落とすっていうんだったら、
俺はそれが一番だと思うんですけど、こんな生きてるか死んでるかもわからない状態のまま時を過ごさせるのは、
そしてそのことがあっての俺たちっていうのは、なんか、俺は辛いっす。
それこそ、普通に言い方をしてみれば君のエゴなんじゃないのかな。
27:06
そう言われちゃったらそうなんですけど。
渡辺先生がそういうふうに人を助けたいって思ったのは、奥さんと娘さんを助けられなかったからですか?
その質問には渡辺は答えません。黙っています。
もし、奥さんとお子さんがまだ生きているときにこの虫がいたら、
あなたは奥さんと娘さんに迷わず使って治療したでしょうけど、それは奥さんと娘さんがあなたにとって大事な人だから。
でも、あなたが治療している人たちは奥さんでも娘さんでもない。
あなたは関係ない人を巻き込んで、それで自己満足しているだけ。
今あなたがやっていることは、そこにいっぱい顔が出ている人、それを全部食べさせていっぱい助けたのかもしれんけど、
でもそこにいる人たちのことは何も考えていない。
ほっといたら死んだかもしれんけど。
でも、もしかしたら治る道もあったかもしれへんし、何よりそのまま死んだ方が良かったかもしれん。
それをあなたが決める立場ではないやろ。
先生には聞こえねえの?
ここにいる人たちのこの声が。
でもなあ、君らも考えてくれよ。
もし大切な人がいたときに、私がこいつに食われればその大切な人を助けられるとしたら、
果たしてそうも言ってられるかなとも私は思うんだよな。
気持ちはすごい分かる。
はずの問題じゃないって言うけど、
もし1人で10人助けられる、いや100人助けられるんだとしたら、
すごいことだと思うんだよな私は。
いや、鬼河原さんの言うことも分かるけどさ、
その助けられた側の気持ちって考えてあげなきゃダメだと思うんだ俺。
今こうやってこれを知ってるからそう思うのかもしれないがな。
ただしかし、助けたかった人の気持ちも考えてあげるべきなのじゃないかなと私は思うんだけど。
30:03
例えばな、これがこういうことだからそうなってるかもしれないけども、
例えば、何でもいい、心臓を移植しなきゃいけないとなって、
私が死んで、例えば四葉くんが私の心臓を移植されて生き残ったという状況に置き換えたら、
果たして同じことが言えるのかな。
鬼河原さんの言うことはもっともない。もっともないけど、
やっぱりちょっと手段が上記を失ってるっていうか。
こいつが安全で、これから未来英語ずっとこういうふうにできるとは限らん。
それはもう、見てればなんとなくそんなのは分かるけれども。
この精霊を生きながら得る方法として、生きている人間を食わせなきゃいけないんですよ。
そうだ、それは分かる。
でもその生きた人間っていうのは、必ずしもゆずかちゃんみたいに死にそうだった命とは限らないんですよ。
健康でまだ全然寿命としても生きていけるっていう人が食われることもあるんじゃないんですか?
私はそのようにはいたしません。確実にもう命がなくなりそうだ。そんな人だけを食わせてきたのです。
私の目標は一人でも多くの命を救うためですから。
私は先生側だな。
俺はその人の人生はちゃんとその人の人生として終わらせてあげるのが、人として生きるってことだと思うんですよ。
こんな悲しい普通な叫びさせたまま、こんなふうにするなんて酷いと思います。
本当にそうでしょうか。
世の中のすべてはトレードオフです。
何かを得れば何かを失うのです。何の犠牲もなく得られるものはありません。
例えば今、世界中に自動車がたくさん走っています。
その自動車があることで、多くの人は便利な生活をしています。
一方その便利さのかげで、日本国内ですら年間数千人もの命が交通事故でなくなるのです。
それは便利さのために数千人の命を犠牲にしていると思いませんか?
33:01
それら多くの犠牲の上に、今の我々の生活は成り立っているのです。
我々の社会は多数の幸せのために少数の犠牲を許容する選択をすでにしているのではありませんか?
したがって、我々の成すべきことは、犠牲を出さない世界を作ることではなく、
犠牲をなるべく少なくして、そして少数の犠牲を無駄にせず、より多数の幸せを作り出すことです。
私はすべての命を救いたいが、どうしても救えない、それでも死んでしまう命があります。
ゆずかさんもそうでした。
その無意に失われる命に、生命の生贄となってもらえば、多数の命が救われるのです。
わずかな犠牲の下に、救われないはずの命を多数救えば、犠牲になった命も報われると思いませんか?
頭でもわかってても、心じゃわかんねえよ。
救われる…
これからも死んでいく人たちだったら、いないものといったら言葉が悪いけれども、
難しい問題だとは思うが、私はこれを生かすべきだと思う。
でもこれが生きている限り、あそこに張り付いている人たちは、ずっと苦しい声を上げ続けるんですよ。
君らがもし大怪我をして死にかけて、私がこの生き物に食べられなきゃいけないとしたら、私は食べられるね。
私はその覚悟ができる。
鬼瓦さんのような人がいっぱいだったらいいんですけどね。
ただ、ここに入っている人たちは、果たして今まで助かった人たちを助けたいと思ったんでしょうかね。
それは聞いてみなきゃわからないだろうけどな。
自分の大事な人も助けたいでしょうけど、そうじゃない自分の知らない人、無関係な人、
もしかしたら知ってない、助けたくもないような人の助けにもなっているかもしれない。
そのために、死んで安らかに眠るところを、こうやっていつまで続くかわからない苦しみをずっと続いている。
そんな状況になるっていうのはちょっと、僕は耐えられないし、この人たちを解放してあげたいと思う。
鬼瓦さんがここの顔になったとして、ずっとこんな叫びを桃子ちゃんが知ったらどう思うと思ってるんですか。
36:03
それでも私は助けたいね。
桃子ちゃんの気持ちは無視ですか?
そんなもん。あの子が生きてくれればそれでいいよ、私は。
例えば、桃子ちゃんが大きくか大病か患ったときに100億円必要だと言われたら、私はどこかに強盗してでもそれを用意してるね。
そう、気持ちはすごくわかる。ただ鬼瓦さんが言ってる助けるっていうのは、体のことだけなんですよ。
もしそれで桃子ちゃんを助けても、桃子ちゃんがこのことを知ったら、多分心が許さないでしょ。
生きてればそういうこともあるだろう。でも生きてないとそういうこともないんだよ。
ただその、自分が今生きてる理由を知ったときに、その先に生きたいと思うかどうか。
それはやっぱり鬼瓦さんのように強い人ばっかりじゃないんですよ。
それだったらもう生きてもらわないと逆に失礼だと思うけどね、私は。
犠牲になってくださった人たちがいるんだったら、その重みを受け止めて背負って生きていくっていうのが、生きてる人間の責任だと私は思うけど、どうだろうか。
ただ鬼瓦さんのように思ってくれてる人たちばっかりだったら、それはいいんですよ。
でもここにいる人たちはみんなそうじゃないです。それが問題なんですよ。
この化け物を呼び出すときに一番最初は鬼瓦さんみたいに人の助けになりたいとか、純粋にそういう思いを持った人がこういう化け物を呼び出したのかもしれないですけど、
その結果そうじゃない人たちが多分この中のどれだけいると思ってるんですか。
鬼瓦さんみたいに鬼瓦さんみたいに思える人じゃない人たちがいっぱい混じってるはずなんですよ。
そうかもしれないけれども。
そしてもうそれを確認する術がないんですよ。
そうだ術はないし、何ならここの人たちが苦しいだとか解放されないとかを確認する術もないじゃないか。
だったら今これを何とかして、僕らの体がどうなるかやってみてもいいんじゃないですか。
振り返しはしかないぞ、こいつらを殺した時。
ただこのままこいつを生かしてたら多分ここにつく顔はもっともっと増えていくんでしょうし。
そうだと思う。
それが続けば続くほど多分ここにいる人たちよりも助かった人たちは多くなるんでしょうけど、
助かった人たちの中には多分助からない方がいいような人間も含まれていくんですよ。
39:03
助からない方がいい命なんてものはないだろうな。
全部助かった方がいいはいい。
逆に考える。これを殺したこと、これを例えば殺すとしただろう。
そうしたらこれのおかげで助かったであろう、例えば100人とか1000人とかを君らは殺すことになるんだぞ。
その覚悟はできているのか。
少なくとも今これを見た時に、これのせいで生かされていると思うと僕はちょっとヘドが出ますね。
そうか。
これ俺のエゴになっちゃうんですけど、ゆずかちゃんは俺たちを助けたくて生きてほしくて結果こうなっちゃってるじゃないですか。
うん、そうだな。
でも俺こんな苦しんでるゆずかちゃん見てるの耐えらんないっす。
そうか。
でもなぁ、正直私は他人がどうなろうが自分の身近の人間が生きてくれればそれでいい。
君らだってそうだよ。
身近の人間を助けたいのはわかるんだよ。
知らない人間が一人死ぬ代わりに君らの命が助かるのであれば、私はその見ず知らずの人間を殺すね。
殺して終わりやったらいいかもしれないですよ。だからやっぱりその方法の問題なんですよ。
俺は…
殺して助かるんだったら殺すかもしれないですけど、その先にこれが待ってるってなったらちょっと…
精霊の力なんか頼らずに、人の命の、人のできることで助けていくのが医学っていうことなんじゃないですか。
例えばな、現代医学の発展とかにかの悪名高きナチスとかなんかそういうのがかなり寄与してると聞くけれども、それでも君らはその治療受け入れるだろ?
ただそれは、絶対になった人たちがもうこの世にはいないからですよ。
だからそんだけ重みがなくなるけど、ここに死んだ人はいるじゃないですか。しかもまだ声まで上げて。
それは死んだって言えないでしょ。
たったしてこれは自分の意思で埋めてるものなのかな?
42:04
それも含めて確認する術はないですけど。
ないだろ?
だったらもうないものとして扱っても、私は構わないと思う。
渡辺先生。
はい。
橘さんの五日月を確認はなんて説明したんですか?
別の遺体を渡しました。
別の遺体。
じゃあその元の遺体のご遺族の方には?
ゆずかさんの状態は酷かったですから。
PRPG?
なんでもないです。
残された人間にそういう欺きっていうか、
まあ、所詮骨ですよ。骨だから元の人間がどうなってたかなんかわからない。
けど、まやかしのものを渡すっていうのは、
残された人間が知ったら、その痛みは計り知れないと思うんです。
そんなことをずっと続けていくんですか?これから先も。
私はそのつもりです。
あなたたちの選択の邪魔はしません。
エレベーターに乗って上に上がってください。
そして、そこのものを見ると全てがわかります。
あとは、あなた方が決めてください。
鬼河原さんすいません。俺は考えられないです。
君の顔も、君のその考えもわかるんだけれどもな。
ただし、これはすごいことなんだよ。
もし、見た目がこうで、こういうな、
うめき声も上げてるからそうなるんだとしたら、
45:03
それは例えば、こういうふうにうめき声を上げてるからそう思うのか。
それとも、例えばこれが無機質なただの機械なのであれば何も思わないのか。
多分、無機質な機械なんだとしたら、君はその機械を壊そうとはしなかったはずだよ。
さっき、残された方はどう思うかと言ったね。
大切な人に先立たれて、残された我々の…
元々残される…
なんて言ったらいいんだろう。
大切な人に先立たれてしまって残った方の気持ちも
君はわかるのかな。
私は、そういう大切な人がもし死んでしまうんだとしたら、
私はそれを助けたい。
もしこれがただのテレビゲームとかだったら、
こういうのは殺してしまった方がいいのかもしれないけれどもな。
私は生かすべきだと思う。
小倉さん。
多分なんですけど、
人間って、どんどんどんどん病気を克服して、
いろんなことをやってきましたけど、そのたんびに新しい病気ができたりして、
それとのいたちごっこだったと思うんですよ。
それって、結局、人間っていうのは生まれて、
飯食って、寝て、文句を出して、
それを繰り返して最後は死ぬのが人間だと思うんですよ。
大事な人に先立たれたりね。
そういうこともいっぱい悲しいこともあったでしょうけど、
それも含めて人間なんですよ。
そういう悲しい思いをしてきたから、今まで人間っていうのを生きてきたわけで。
この化け物が、どんどんどんどん人をそういう苦しみから解放していったら、
多分人間が人間じゃなくなるんですよ。
悲しい思いをしなくても、そしたら人間って、どんどんどんどん思い上がっていくと思うんですよ。
だから、この化け物を使って治療したり、何かをするっていうのは、
やっぱり、僕らが人間をどんどんやめてしまうことになると思うんです。
例えば、50年前まで、天然痘という病気があって、
それが根絶されたのは、いろんな天然痘に亡くなった方たちからいろんなデータを得て、
48:01
それで特効薬ができて、人間はその病気を克服してきたんだけれども、
それを間違ってるとでも言いたいのかな?
それは間違ってはないと思います。
助けられる命があって助けないというのも、おかしな話だと思うけどな、私は。
ただ、そこで助かった人たちっていうのは、犠牲になった人たち。
悲しみがあって初めて助かってるんです。
この化け物が世の中に普及していったら、その土台になる悲しみが何もなくなるんです。
それはもう人間じゃないですよ、そんなの。
悲しい思いをしたくないっていうのも、大事な人を守りたいっていうのもすごくよくわかるし、その通りだと思います。
そんなことはなくなったらいいと思うんですけど。
そういう思いがなくなってしまったら、人間って人間じゃなくなると思うんですよ。
だから人間は人間の力で道を切り開いていくべきで、こんな化け物に頼ったような生き方をしちゃダメなんですよ。
だから今は、少なくとも、こいつは世の中に今放ってはいけないと思うんです。
もっと人間が賢くなって、もっともっとできることが増えて、もっと自分たちで道を切り開けるようになってから、こういうのが出てきたらまた違う道があるのかもしれないですけど。
少なくとも今、この世界にこういうのが必要ないと思うんです。
今この世界にこれがあったら、きっと人間は人間をやめてしまいますよ。
悲しい思いをするから人間の心があるんですよ。心があるから人間は生きてるんです。
あなたが家族の家で待ってくれてる人たちのことを大事に思ってる。
それはいつその人たちが死んでしまうか、消えてしまうかわからない。だから大事にしたいんです。
何かあっても絶対死なない。絶対助かる。そんな人たちを大事に思えるようになるでしょうか。
いや、それでも死んでほしくはないな、私は。
死んでほしくないのはわかるけど、本当に死なない。絶対に何があっても助かる。
そんな状況になったら、恥ずかしい人でもそんな大事に思えるようになるんでしょうか、この先。
さあな、未来のことは未来になってみないとわからないけれども。
まあいい。
今だからね。
君らがそういうのであれば、徹底に従おう。
51:01
すいません、鬼がるさんの言うことも悲しいんですけど、すごくよくわかるんですけど、これは今じゃないと思うんですよ。
まあ、その今か今じゃないかを判断するのが我々っていうのもな。
もしこいつの存在が公になって、世界中でこいつが正式な医療として認められるのであれば、どう思うかな。
認められるわけないじゃないですか。
例えばだよ。今、薬を作るのに大量のモルモットだとか、そういうのが犠牲になってるじゃないか。
それはどうなんだい。
モルモットだからいいのかい。
そういう話じゃないんすよ。
今、ここにいる人たちが苦しんでる状況をどう思うんすか。
モルモットだからいいっていう人もいれば、モルモットはかわいそうだからやめろっていう人もいる。
その2つがあるから、人間というのはいろんなことを学んで発展していくんです。
後戻りはできないからこそ、その犠牲の重さを受け止めて生きていくのが、残された者の役割だと私は思うけどね。
ただ、この化け物が世の中に普及したら、その思いを多分感じなくなりますよ、人間は。
大事なものは大事だと思わなくなる。
さっきやって、僕手を怪我しましたけど、すぐ治りました。
じゃあすぐ治る体で、怪我を気にしますか。
それは気にしないだろうな。
それがどんどんどんどんエスカレートしていったらどう思うでしょう。
ただ、ゆずかちゃんみたいな感じに、死なないっていうことはないんだろう。
ゆずかちゃんは助からないと判断された。
この生き物の力を使っても助からないと判断されたから、今こうなっているわけで。
死なないっていうことはないだろうな。
それをこれの糧にして、また別の人を助けるっていうのは、
死ぬべきだった人、死ぬべきはずだった人、冒涜していることにはならないですか。
私は残された人間の方が大切だと思う。
だから鬼河原さんみたいな人ばっかりだったらそれでいいんですよ。
そうじゃない人がいる限りやっぱり認めちゃならないんですよ。
54:02
これはお互いに譲れない部分だな。
マヤが助け舟を出しますね。
はい。
なんか上に資料があるっていうし、それを見てからでもいいんじゃないですかね。
見てみようか、資料。
とりあえず行ってみましょうか。
じゃあ大神はとりあえずゆずかちゃんのところに頭を撫でて、
ごめんな何もしてやれなくてって言って、上に上がります。
はい。ではエレベーターで上に上がります。
おお、ついてきちゃった。
渡りも2人残ってます。
はい。
エレベーターで院長室に上がると、そこは2畳ほどの狭い空間でした。
エレベーター以外の出入り口はないようです。
エレベーターを降りると左側の壁に小さな棚があり、
一冊のファイルと電子部品を組み合わせて作られた
手製のリモコンのような機械が隠してあるのがわかります。
またその隣には小さな丸いボタンもあります。
ファイルには実験メモと書いてあります。
とりあえず実験メモちゃんと書いていきましょうね。
では実験メモを読み上げます。
また患者が死んだ。
さやかが死んで以来、一人でも多くの患者を救おうと努力してきたが、
現代医学の限界を感じている。
私は自分の患者の命を一人残らず救いたい。
そのために悪魔に心を打っても構わない。
文献で見た不死身の精霊の力が手に入れば。
しかしそのためには私の目的に賛同し、
自ら生贄となるものが必要となる。
ゆうこが。
このレポート用紙は以降破れていて読めません。
以降十数枚にわたりレポート用紙には意味不明の文字が書き殴られていて
反読不明です。
犠牲を無駄にしないことだけが私にできる唯一のことだ。
起きてしまったことを受け入れ、
一つでも多くの命を救うことを考えることにしよう。
精霊の回復力は素晴らしい。
あの精霊の無限の回復力を人間に使えれば、
どんな怪我であろうと、そう、たとえ手足を失っても治せるはずだ。
成功だ。
魔術的な手法を使い、精霊の体液と被験者の体組織を攪拌し、
57:02
生成した溶液を塗布すれば、
どの部位であっても欠損した組織が再生することがわかった。
精霊の力の届く範囲であれば、少しぐらいの怪我は瞬時に回復するようだ。
なんということだ。私のミスで患者を殺してしまった。
どうやら大きな機関になると、溶液の塗布では再生が追いつかないようだ。
精霊の組織を直接移植すれば、もっと大きな組織も再生できるのかもしれないが、
危険性は溶液の塗布とは比べ物にならない。
続きます。
死死を失った患者が運ばれてきた。放っておけば全員が死ぬ運命だ。
危険性はあるが、精霊の組織の移植を試すべきだろう。
あの少女は、もはや精霊と一体となるほかに生きる道はない。
しかし、他の患者たちの命を助けることはできる。
実験は成功した。
そう、私のしたことは人体実験にほかならない。
彼らは私の選択をどう思うだろう。
いずれ、全てを話さなければならない。
彼らの人生は、彼ら自身に選択権があるのだ。
被験者ファイル
探索者とゆずかの身体的特徴及び爆発時の怪我の様子が描かれていて、
次のファイルに、それぞれの死士の欠損状態の写真が貼られています。
この魔力とたくさんの火を持つ精霊は、
自ら進んで最初の犠牲になろうという人間が必要である。
以下に、儀式の詳細な手順が描かれています。
この儀式によって呼び出された精霊を育てるには、
生きた人間を生贄として捧げる必要がある。
さらに、魔力を保つためには、定期的に人間を捧げ続けなければならない。
命を救うために、他の命を犠牲にする。
その命は、私が背負う他はない。
それでも、一人でも多くの命を救っていくことが私の使命だ。
しかし、万一のために、
すべてを無に帰す用意だけはしておこう。
あの地下室に、地下水を入れれば、すべては終わる。
パスワードSBD
内容は以上です。
うーん、ああでしょうね。
ミラーに任せるよ。
1:00:11
ほんとそうなんですよ、鬼ヶ原さん。
うん。
鬼ヶ原さんがやってることは、よくわかるんです。
ゆずかちゃん、楽にしてあげましょうよ。
他の人たちも。
やってくれ。
ただし、あの先生は、上に来てもらおう。
そうですね。
石原しく、渡り先生の手で救える命を、救ってもらいましょう。
救ってもらおう。
うん。
では、もう一度下に降りますか。
はい。
はい。
いや、いたいたいた。
戻ってこられたのですか。
先生。
上のファイルを読みました。
今からここに水を流そうと思いますので、先生も上へ上がってきてください。
私が上へ?
先生には、先生の救える命を救ってほしいんです。
この精霊の力を使わずに。
先生を助けたいって言ったのは、その気持ちは本物なんでしょ。
本物だったら、こんなに頼らずに、先生の力で救ってあげてください。
女のに頼らず。
女のって言うと、犠牲になってくださった人に失礼だよ。
そうですね。
うん。
先生、多分、これは人間にはまだ早いんですよ。
人間はもっと自分で、もっと努力しないといけない。
人間が人間の手で、今救える人たちを頑張って救っていかないといけないのです。
1:03:00
先生はお医者さんでしょ。
それができる人だと思う。
それから、一緒に上に来てください。
それが、あなたたちの選択ということですか。
はい。
こればっかりは私もね、先生に従うんだけで先生の方がいいと思うんだが。
言ってはっこに従えと言うからね。
我々のような年寄りは、若い人の選択に従おう。
鬼河さん、ほんのごめんな。
うん、大丈夫だよ。
では、渡りは、精霊の真ん中についている顔に両手を添え、
何か口の中でつぶやいた後、あなたたちの後ろについてくるでしょう。
はい。
上に上がりましょうか。
はい。
先生、このメモを書いてあったのを見たんですけど、
このパスワードを入れたら、下に水が流れるっていうことでいいんですかね。
その通りです。
じゃあ、これ、僕がパスワードを入れてもいいですか。
僕と八葉くんが言ったんで、僕の手でやらせてもらってもいいですか。
頼むよ。
じゃあ、俺も機械の近くに行きます。
パスワードを入れます。
はい。
あとは、ボタンを押したらいいんでしたっけ。
そうです。
鬼河さんすいません、落としてもらいます。
うん。
後悔するなよ。
しょうがないです。
どっちにしても多分後悔すると思いますんで。
そうですね。この後悔を忘れないようにいきなきゃですよね。
うん。
そしたら、ボタンを押します。
1:06:29
精霊からの魔力が途絶えようとしているのです。
しばらくすると、地面の揺れは収まってきて、
それと共に、あなたたちの体の痛みも収まってきます。
どうやら、あなたたちの体の部位は、そのまま残ったようです。
そして、あなたたちの地面に倒れた時に、
体のそころ中をすりむいていることに気がつきます。
その傷からは赤い血が滲み、そしてその傷は治らず、
あなたたちはすり傷の痛みを感じるでしょう。
もはや、あなたたちの肉体は不死身ではありません。
普通の人間として、それぞれの人生を歩んでいくのです。
シナリオクリアです。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
粘ってすみませんでした。
いえいえ、とんでもない。
そこも含めてなんで。
そうか。
これはでも直言したらダイヤモンやろうな。
オルバさんのロールが聞き惚れてしまいました。
ありがとうございます。
正直ね、残された人、救われた人はどうでもよくて、
助けられればっていうんで、あれだったんですよね。
苦しそうとかはあんまり響かなかったんですけれども。
でもその通りだと思います。
あれが機械とかやったら、多分感じなかったようだって思いましたね。
これも考えさせられますね。
じゃあエピローグいきましょうや。
自由にロールをお願いします。後悔のないように。
ほら、そんな暗い顔してねえで。後悔するなと私は言っただろう。
1:09:04
胸張って歩け。
ありがとうございます。鬼河原さん。
鬼河原さんが全部受け止めてくれたから、
この結果で良かったんだって思えるし、
自分の選択は正しかったかどうかは分からないですけど、
でも亡くなった方に対して、
ちゃんと忘れずに生きていくことが大事なんだなって。
そうだね。いつ死ぬかも分からんから。
私の葬式にはちゃんと来てくれよ。
もちろん、ちゃんと骨になって骨壺入れて墓まで。
ちゃんと愛に行ける状態になってくださいね。
順番から言うと一番最初は私だからな。その時は頼んだよ。
鬼河原さんでも殺しても死ななさそう。
確かに。
でもいつ死ぬか分からんからこうやって一生懸命生きれるんですよ。
そうですね。
死ななくなったら人間一生懸命生きないんですよ。
人として人らしく生きるのは、こうやって痛みを感じられるのがあってこそ生きる。
まあね、鬼河原さんにいろいろ教えてもらった。
とりあえず普通の体に戻ったっぽいね。
なんかうまいもん食いに行ってません?
行こう行こう。
生きてるもんの特権ですよ。
そうだね。先生も退院していいのかな?
一応の精密検査をしてから、何もなければ退院してください。
そうだね。精密検査受けて、さっそく帰ろうか。
そう?
うん。
先生もね、この体の症状知ってるから、なんかあったら見てくれるでしょ?
うん。
そうでしょ先生。
もちろんです。ぜひ家へ。
ということで先生も一緒に飯行きますよ。
1:12:03
そうですね。
一人でそんな暗い顔しとっても、患者さん安心しないですよ。
ありがとうございます。
じゃあ、まやさん、ここは仕事の費用っていうところで一つよろしくお願いしますね。
どういうことですか?
いや、こんだけ依頼しといて、俺らに取材料なしっていうのはフェアじゃないですから。
そうそう。
おごりやで、おごり。
頼んだよ。
かけなさそうじゃないっすか。
うーん、そうだな。
だっていつも雑誌、あれ、迷妻なことばっかり書いてるんで客食すればいいじゃないですか。
失礼ですね。さっきからずっと俺空気だったんですけど、最後これですか?
まあまあまあ、とりあえず行きましょう。
まあまあまあ、とりあえずご飯でも食べに行こうじゃないか。
おごりおごり、おごりのご飯はいくらでも食える。
納得いかねえんすけど、分かりましたよ。
まあ肉食ってな、怪我治そう。
肉食って怪我治るの鬼河津さんだけですよ。
隊員祝いということで一つ、行きましょう。
行きましょう。
BGMがいいところで終わったかなと思って。
そうですね。
遅い時間になってしまいましたので、感想をいただいて終わりたいと思います。
では、めがねさんお願いします。
はい、いやー、今回もエモかったですね。
正直プレイヤー同士のバチバチになるっていう風には予想してなかったんで、
最後のシーンであそこまで意見を戦わせることになるとは、ほとんど鬼河津VS村方になってました。
よつばくんは本当に、すずかちゃんで会ってるよね。
ゆずかです。
ゆずかちゃん。
1:15:01
すいません、最後の最後でやらかした。
ゆずかちゃんの本当に助けてくれたっていう風な気持ちは嬉しかったんですけど、
ちゃんと苦しんでるのを見ちゃって、そこからはずっと開放してあげたいっていう気持ちでの一心だったので、
結果としてはよつばくんのエゴにすがるロールになったんですけど、
でもそれでも、こういう結果になって、生きてくっていろいろ考えなきゃいけないんだなっていうのを改めて、
プレイヤー自身も考えさせられたシナリオでした。
ありがとうございました。これがあってのきっと片城だったんですね。
なるほど。
ありがとうございました。
アルキさんお願いします。
はい。もし自分がこうなったときも、たぶん鬼ヶ原と同じこと言うだろうなっていう感じではあるんですけれども、正直なところ言うと。
たぶん正論と正論同士の戦いなんで、どっかしらの妥協点を見つけなきゃいけないところだったんですけれども、ちょっとあれでしたね。難しい問題だと思います。
ただ、もし俺はそういう機会になったら、たぶん食わせますね。化け物に体。知らない誰かのやつでも。そうなるとな。もしかしたら裏でそういうことあんのかもしんねえけども。この世の中には。
考えられましたね。
俺がアルキさんがあそこの芋虫の中の顔一つにアルキさんがあったら俺はやっすよ。
引きずり出しますよ。
すみません、割り込んじゃいました。
すみません。
じゃあオルバさんですかね。
オルバさんお願いします。
いやー、どうなることかと思いましたけども。
本当にね、さっきもアルキさんおっしゃいましたけど、正論対正論で落とし所なんてないんですよね。本当に。
人によっても違うでしょうし、環境によっても変わってくるでしょうし。
1:18:01
実際そういう目にあったら多分考え方も変わるでしょうし。
そこは本当に落とし所のないところで話ができたっていうのは逆に良かったかなって思いましたね。
自分の考えてることもそこまで深く自分で考えたことがないところまで出てきたりとか。
逆にアルキさんが喋ってる方も引き出せたかなという気はするんです。
だから難しい問題ですけど、人間は生まれて飯食ってクソして寝て死ぬんですよ。
それで初めて人間やと思うんで。
おいしいものを食べに行きましょうね、みんな。
おいしいもの食べに行きましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本当に長い時間たくさんのことを考えさせてくださいました。
本当にありがとうございました。
たくさんの皆さん方も見に来てくださっていたので、また後でコメントも見返してみてください。
はい。ありがとうございました。
キーパーからはないですか?
キーパーからはないですか?
ちょっともう今心が死んでおります。
じゃあ簡単にキーパーにあらすじを説明してもらおうかな、ここから来た人に。
あのですね、お気づきだとは思うんですけれども、渡り先生の娘さんが先に亡くなっていて、
それで心を病んでしまって、奥さんが勝手に儀式をしてしまったんですよ。
奥さんがやったんですね。
渡りの許可を得ず奥さんが勝手にやってしまったので、渡りとしてはもう人に委ねるしか止める方法がないんです。
なるほど。板挟みになっちゃってるんすもんね。
そうなんです。
つれー。
私は毎回毎回この後は胃がキリキリして。
渡り先生もうまいもん食えよ。
そうですね。
でもそうですね。
笑って泣いてうまいもん食って寝て。
ちなみにその時計、何の意味があったんですか?時計を送ることって。
一番最初に秋葉くんが。
私にも分かりません。
でもなんかその相手を縛るとか相手の時間を自分が持つとかそういう意図だったんじゃなかったかなと確かパパミッドさんがおっしゃっていたような気がします。
1:21:09
武蔵は無事ですか?
武蔵は無事です。
ありがとうございます。
はい、では配信を閉じたいと思います。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
01:21:32

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