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2022-02-11 1:22:57

部活動70 カタシロアナザー Case.あるち

Podcastで繋がった仲間たちと新クトゥルフ神話TRPGを遊んでみました!

シナリオ:カタシロアナザー
シナリオ制作者:むつー様

KP↓
朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu)
プレイヤー↓
あるち(https://twitter.com/aruti_hakidame)
(敬称略)

参考TRPGセッション
【新クトゥルフ神話TRPG】ボケないと死ぬ男の「カタシロ」 #さぱシロ10
https://youtu.be/LBpPxGB7fWs
【エモクロアTRPG】キャラ濃いめでお送りする「オリカミ」
https://youtu.be/6dDgVlbxBPl

PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。
最近、エモクロアTRPGも始めました!
やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください!

メールアドレス podcast.trpg@gmail.com
Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg
ハッシュタグ:#PTRPG部

00:03
はい、お待ちしました。ごめんなさいね、いろいろ迷惑もかけるかもしれませんけれど、よろしくお願いいたします。
はい、さくやさんもね、ツイッターで言ってらっしゃいましたけれども、自分のタクの後、みんながなぜか謝るって言ってましたけれども。
あ、そうなんですね。
さくやさんこそね、一番最初に謝るな、なんだかんだつって。
いや、失礼いたしました。これはね、意味があるので。
なるほど。
はい、今からね、きっとご迷惑かけるかなと思って。
なるほど。はい、わかりました。
はい、カタシロを通過した人のみ参加できる、カタシロアナザーです。
カタシロの世界をさらに楽しんでもらうシナリオです。
来てくれた人とたくさん話をしたい、というのがカタシロのコンセプトですので、今回は私とたくさんおしゃべりをしていただけると嬉しいです。
はい、よろしくお願いします。
はい、今日のお客様はあるちさんです。よろしくお願いします。
はい、じゃあ自己紹介しますね。
はい。
ポッドキャストはきだめラジオというラジオをやっております。あるちと申します。
カタシロの方ではちょっとね、ふざけ倒してしまいましたんで。
さくやさんがツイッターでだいぶ頭を抱えられている様子がね、探検されましたので。
オープニングに乗ったつもりで、いきたいと思いますんで今日は。
どうしよう。
はい、大丈夫です。はい、頑張ります。
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
それではシン・クトゥルフシンはTRPG、カタシロアナザー始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ではシーンを変えます。
はい。
お、いつもの病院だ。
あら、いつものなんですか?
いつものじゃないですね。はい、例の病院ですね。
はい。
まるで俺がいつも改造されているかのような。
あなたは目が覚めると病院のベッドにいました。いえ、正確には手術室です。頭痛がひどい上に、体が思うように動かせず、ぐったりとしています。
シーンを始めてみましょうか。
はい。
これはもう、あるちくんがこの中に入ったっていうようなことでいいんですよね?
そうですね。
あ、はい。
えってってってってって。ここは?どこだ?俺は?確か拾い食いして倒れて。
え?てか、ん?ん?病院?ん?ん?手術、手術、手術、手術、手術、手術室だよな?ここはな?
どうなっているんだろうな?
と言っていると、そこに一人の男性がやってきました。
03:01
よかった、目が覚めたんだね。
えぇ、もうすっかり目覚めましたよ。もう、しゃっきりしゃっきりしゃっきりぽんです。
それはよかった。私は医者だ。君は落雷にあって病院に運ばれてきた。覚えているかい?
いやぁ、それがですねぇ、全く覚えてないんですよね。もう、気がついたらここにいたっていう感じで。どうしちゃったんですかね?車にでも跳ねられたかと思いましたけれども。
はい、ではそこで。
はい、ではそこでアイディアを振ってもらいます。これからアイディアの数値を決めたいと思います。チャットパレットの一番上、2D6たす6かける5を振ってください。
はい、60ですね。
60ですね。では、60以下なら成功です。1D100を振ってください。
はい、15で成功ですね。
素晴らしい大成功ですね。
強い光を浴びた記憶があります。ですが、それ以前の記憶がありません。また、常識などの社会的に生きるための記憶以外、すべて忘れていることに気がつきます。あなた自身に関する記憶がすっぽりと抜け落ちているようです。では、シーンを再開しましょう。
いやー、なんかしないですけどね。あんまりよく覚えてないんですよね。もう落ちてきたことそんなくらいあったかと思うんですけども。まずね、自分が誰だか全然わかんなくってこれがまた。
え?
でしょうね。
名前は?
名前って言われましてもね、覚えてないものはしょうがないんですけれども。
あー、そうか。鏡はね、残念だけどこの部屋にはないんだよ。
あ、まあないんですか。弱ったなあ。多分ね、だいぶいる男だったと思ったんだけどなあ。
そうだね、なかなかにいる男だよ。
やっぱり?思います?お医者さんも。
男の僕から見てもいいね。
やっぱりそう思います?やだなあ、もう困っちゃいますよ。
そっかー、じゃあ君自身に関しての記憶をすっかり失ってしまっているようだね。
そうっぽいですね。なんかね、しょうもないことばっか覚えてるんですよね。
例えば?
例えば、まあ、何でしょうね、阿佐ヶ谷姉妹は姉妹じゃないとか。
そうなんだ。
うーん、なんかツトムのおじいちゃんがなんか暴行事件起こしてたなとか、なんかそんなことは覚えてるんですよ。
あー、なるほどね。社会一般常識とか、自分じゃないことに関しては覚えているって感じかい?
そうですかね。そうだそうだ、自分の名前はわかんないんですけどね。なんかそんなのが断片的に覚えてるというか、なんというか。
なるほど。じゃあ、もう少し詳しい検査が必要だね。体も今のところ本調子ではないかもしれないけど、まあ、見たところをもうしばらくすれば動けるようになるよ。大丈夫だ。
06:12
口ばっか動いちゃっても、体が動かなくてしょうがないですね。
口が動くってことは、頭が動いてるってことだ。大丈夫だよ。
ありがとうございますね。本当にね、こんな治療までしていただいたようで。
そうだね。約束はできないけど、記憶もきっと戻るだろう。大丈夫。きっと良くなるよ。僕が良くするからね。
あらま心強いですね。あれ、先生は何かの先生なんですか?これ僕何かにかかってるんですかね?
緊急で運ばれてきたから何かってことはないんだけど、僕は能下界だよ。
能下界、これはまたご立派なことで。
ありがとう。
そうだね。数日は様子を見た方がいい。3日間はここにいてもらうことになるかな。
逆に3日でいいんですね。
そうだね。体が治れば大丈夫じゃないかな。
いやー、体が治っても記憶内も掘り出されても困っちゃいますよ、私は。
そうだね。じゃあその間に何とか記憶も取り戻せるようにしていこう。
戻んなかったら入院延長してくださいね。
おー、なるほどね。まあその時の状態かな。
そうですね。どうなるか。
それでね、実は他の部屋が全て患者で埋まってしまっていてね。
何だって?
物凄くて申し訳ないんだけど、この手術室で過ごしてもらうことになるんだ。ごめんね。
何だって?いや手術、なんかちょっと背徳的でいいですね、でもね。
背徳的なのかい?
なんかこう、当然ここの中でご飯食べたりだとか、生活をするわけじゃないですか。
そうだね。
こんな手術室なんてね、めった入れる、意識がある状態でめった入れるとこでもないですからね。
確かにね。
うーん、なかなかちょっとこう、何て言うんでしょうね、いけないことしてるみたいでちょっとテンション上がりますけどね。
君はなかなか面白い人のようだね。
君はなかなか面白い人のようだね。
いやいやいや、それはね、素直なこと言ったまでですよ。
なるほどね。
学校とかでほら、たまにね、校長先生とかに呼び寄せられて校長室とか行ったりするとちょっと楽しいでしょう。
あれと一緒ですよ。
そうかい、僕は校長室って怖かったけどな。
うーん、そうですか。まあまあそんな子供なのかどうかは知らないですけどね。
なるほどね。
こうやっておしゃべりをしていると、それで思い出すこともあると思う。
君の記憶を取り戻す手伝いをしたいんだ。僕の専門分野だからね。
なるほど、農技会ってそんなこともされるんで。
09:00
ご立派なことですね。
君のパーソナルに迫るような質問をして、記憶を取り戻すトリガーになればいいんだけど、どうだい?
どうだいってのは、やってみましょうってことですかね。
僕とおしゃべりをしてくれるかい?
ぜひぜひ、それはもう、一人でこんなところにいるとね、もう怖くなっちゃうから。
そうだね。じゃあさ、君はカルネアデスの船板という試行実験を知っているかな?つまりは覚えているかな?
カルネアデスの船板ですよね。
たぶん知っていると思うんですけどね、ちょっと記憶がなくてね、ごめんなさいね。
たぶん知っているんだよな。
なるほどね。じゃあこれを見たら思い出すかな?
あー、なんか、ね、うん、あ、うーん、そう、そうですね、うーん。
この話はね、一隻の船が沈んでしまってね、乗っていた人たちがみんな海に放り出されてしまったんだ。
そのうちの一人の男は死を覚悟したが、幸運にも一枚の船板が浮いているのを見つけて、それにしがみついた。
するとそこにもう一人、その板に捕まろうとする別の男が払われる。
しかし、二人捕まると板そのものが沈んでしまうと考えた最初の男は、後から来た男を突き飛ばして水死させてしまったんだ。
はいはいはい。
これは果たして許されざる行為なのだろうか、ということだね。
実話をベースにした話なんだけど、君はこの話をどう思うかい?
いや、まあ仕方ないことだと思いますけどね、私は。
仕方ない。
だって自分助からなきゃ仕方ないですからね。
仮にどんな方がね、落っこっちゃってるのか知らないですけども。
二人捕まったら落ちちゃうかもしれないなんて。
そんなもん、自分で探せっていう気もしますけどね。
なるほどね。
これは仕方ない。
君が最初の男の立場だったら?
それは溺れかけてると。
そう。
それはもう殺してでも奪い取るまでですよ。
最初に自分が板を持っていて、相手が来た場合。
あ、そっかそっか。ごめんなさい、今逆で考えちゃってましたけれども。
それはもうね、男が自分の板に掴もうとしてきたら払いのけて、
俺が溺れてる方だったら、殺してでもその板を奪い取ると。
なるほどね。
どちらの立場としても、君は自分が生き残る術を考えてそれを実行する。
そうですよ、もちろんですとも。命あっての物種ですから。
12:00
素晴らしいね。僕も同じ考えなんだけどさ、生きてないとね。
そうですよね。そうですとも、特にあなたはお医者さんなんだからね、生きてもらわなきゃ困りますよ。
ほんとだよ。
じゃあ、君が生きているとか、性に対してなかなか執着があったり、
真摯にそれを考えていて行動に移すことができるっていう人だってことが、僕には分かったよ。
それはもう生きるのに必死ですからね。
そうだね、生きていてこそだ。
こういうのって、あれじゃないですか、パーソナルな質問って言ったら、
名前とか、生まれたあれとか、そういうの聞かないですかね。
なんでこんなの聞かれるんだろうな。
パーソナルな質問って言ってもさ、名前とか、あと生まれた場所とかっていうのは君の記号だろう。
なるほど。
だけど、君自身のことに関して喋っていれば、君の記憶が戻ってくるかなって思ってる。
なるほどね、そういうことなんですね。
ただ、人間っていうのはね、その記号とかそういうのが割り当てられて、
それが、なんて言うんでしょうね、それが人間を作っていきますから、いきましょうからっつっちゃった。
だから、そういう記号の積み重ねだと僕は思いますけどね、人間なんて。
そうか。
君自身のことというか、君自身の考えよりも、記号、名前とか、これまでのこととか、積み重ねが君自身を作っているって考えているんだね。
おそらくそうですよ。
多分ね、同じ環境に2人放り込まれて、全く同じ経験していったら、全く同じような人間になるんじゃないかなと、僕は思いますけど。
なるほど。君はなかなか視野が広いね。
そうでございますか。
どうなんでしょうね、実際のところ。そういう実験かなんかした人でもいるんですかね。
どうなんだろうね。もしかしたら調べたら出てくるかもね。
怖い怖い。
怖いのかい?
そりゃ怖いでしょ、そんな人間をね、そんな実験台にするなんて。
なるほどね。
ちょっと興味はありますよね。例えば、人間の赤ちゃんを全く白い部屋の中に閉じ込めた状態で、栄養だけを与え続けて、それで何にも刺激を与えないで育ったら、果たしてどんな生物になるんだろうみたいな。
おー、なるほど。
気になるけど、やったら怖いですよね。
そうだね。君はなかなか好奇心も強いんだな。
15:01
かもしれないですね。
そしてそれを実際にはやらないという良識もある。
やってる資料だけ読んでたいですね。
人任せかい?
自分の手は汚したくないですから。
正直でいいね。
これが知的好奇心に負けてやっちゃったら、もうそれこそあれなんでしょうね。いろんなニュースに載っちゃうんでしょうね。
なるほどね。それはニュースには載らないでほしいかな。
そうですね。
まあ、こんなたわいのない話がきっかけで思い出していくこともあるだろうし、この調子でいこう。無理は禁物だけどね。
そうですね。時期に思い出してくるといいですね。
そうだね。君の体もまだ本調子じゃないだろうし、ゆっくり休んだ方がいい。
僕は外来の患者のところに行かなきゃいけない時間だから、そろそろ行くね。
はい、お願いしますね。ただ、あれですよ。ちゃんと時々見に来てくださいよ。
もちろんもちろん。
こんな手術室で取り残されたりしたら大変なんだから。何して活かすかわかったもんじゃない?
壊さないでおくれよ。
そのお約束はね、ちょっとね、好奇心に負けるとできないかもしれないですね。
まあ、何かやらかしちゃったら、すぐに呼んでくれよ。
わかりました。
そう言って、医者は出て行きました。
あなたは今、手術室のベッドの上にいます。頭痛は少しずつ収まってきました。
しかし、体は相変わらず重たく動かせません。
その場から手に届く範囲のものであれば、気になったものを調べることができるでしょう。
はい。
そうですね。じゃあ、台ですかね、この器具台。
はい。では、全体公開でお願いします。
はい。えー、何を?
右クリック、ハテナを右クリックして、全体公開というのを押してください。
はい。はいはいはい。機械台、台の上には何もない。
機械台、台の上には何もない。
はい。
これ、機械台って言うんだ。
そうですね。
なるほど。おー、何もない。まあ、それはそうですよね。
100歩譲って、手術室で寝かせるのはいいとして、
メスとか刃物とか置いといたら危ないですもんね。
そうですね。何されるか分かりませんからね。
何されるか分かりませんからね、特にこんなやつ。
じゃあ、パソコンの方も見てみていいですか?
はい。
よいしょ。えー、ベッドサイドモニター、心拍数などを表示する機械だろうか。
画面は暗転しており、何も映っていないとありますね。
はい。
18:01
なるほど。これ、心拍数とか表示してくれないのね。
ちょっとウキウキしてたけれども。
これあれですよね。あれだよ。ん?一人言か今。一人言だから。
これあれだよな。ピー、ピー、ピー、ピーってなるいつものあれだよな。
動いてるの見てんだけどな。緑色のあれなんだろうな。線が出るんだろうな。
実物全然見たことないけど、これはこれで悪くないかな。
はい、ということを考えていると、声がかかります。
あ、あのー、誰かいらっしゃいますか?
お、いますよー。
なんと入院患者がいます。ここに。
あー、入院されるんですね。私も今日から入院することになりまして。
隣の部屋です。一人で入院するってなんとなく心細くて声かけちゃいました。
物音がしたので。
あー、なるほどなるほど。
君も手術室に寝泊まりしてるのかい?
そうなんです。え?もしかしてお隣さんもですか?
そうなんですよ。よくぞ聞いてくれました。私も手術室に寝泊まりすることになっちゃいましてね。
びっくりですよね。
いや、本当にどんだけ病床が足りないのかと今のご時世を表すような気もしないこともないですけども、記憶がないのでいかんせんわかりませんが。
本当ですね。
お隣さん、お名前聞いてもいいですか?
私、片山真代って言うみたいです。
片山真代さんね。ところが私ね、ちょっとね、記憶がなくて。
え?記憶が?
記憶がないから。
お隣さんも?
お隣さんも?
あなたもない?
そうなんです。
雷に撃たれたって聞かされました。
あらま、あらま、私と一緒だ。
え?一緒?
え?一緒?
いやね、雷に撃たれたら死んだけれども、気がついたらここにいたってことで。
なんかね、自分の名前とかそういうのは一切覚えてないんだけれども、なんかもうどうでもいい情報ばっか覚えててね。
思っちゃいますよ。
そう、それも一緒です。
私も名前覚えてなくて、先生に聞かされたんですけど。
あらま、だからって言うみたいですって言ったの?
そうなんです。
ああ、奇遇ですね。そんなこともあるんだ。
じゃあ、もしかしたらあれかな?同じ雷に撃たれてたのかな?
ああ、そうかもしれませんね。
あらま、で一緒に運ばれてきて。
はい。
すごいことがあったもんだ。
21:01
記憶なくなるタイプの雷ね。
本当ですね。
でも、一緒だと安心してる場合じゃないんですけど、ちょっと安心しますね。
まあ、そうですよね。自分だけじゃないってね、だいぶ違いますからね、こうなんて言うんでしょう、安心感?
それ違いますよね。
例えて言うなら、大宮駅で待ち合わせするときに豆の木集合ねっていうぐらいの安心感はありますよね。
大宮駅?
まあ、忘れてください。
あ、わかりました。
はいはいはい。
この例えをね、なんか言いたくなっちゃったんですよね。
そういう印がある駅があるんですね。
あったはずなんですよね。私のね、このどうでもいいことばっかり覚えてる脳みそからすると。
なんか退院したらそこ行ってみたくなりますね。
行ってみてくださいね。多分何もないと思うんで。
無理ですか?
うーん、なんかよくわかんないのがうねっとあるだけのような気がするんで、行ってみてください、ぜひ。
えー、じゃあお隣さん連れてってください。
ぜひぜひぜひぜひ。よければ連れて行きますよ。
なんもないから。
そうなんですね。
なんか3日後には退院できるのでは?って言われたんですけど。
それ、それ、それ、俺も同じこと言われて。
え、それもですか?
3日で治るんかいなーって。びっくりしちゃったよね。
思いますよね。
だって3日で記憶戻ってない状態でね、今だって体、私動かないですから。
私もです。体が重たく膨ったりして。
あらまー、あらまー。
いやー、ね、そんな状態で3日後に、はい退院ねなんて言われてもね。
もう肺ずり回りながら病院後にするようになっちゃいますよ。
そうだったら入院延長ですね。
そうですね。それお願いしたんですけどね、なんか逃げ切れないような感じでね、言われちゃいましたから。
やっぱり手術室が2つも塞がってると病院も大変なんでしょうね。
うーん、なんかもっと先に退院させるべき人はいないのかというふうな気持ちはあるんですけどね。
ほんとだ。
よっぽど重症よ。うちら。
ほんとですよね。
生き残りすら感じるね。
でも先生変な人でしたね。
おー、なんか、あ、そうそうそうそう。なんか変なこと聞かれなかったですか?
聞かれました。
あー、聞かれたやっぱり。
囚人のジレンマ?とか。
囚人のジレンマ?
えー、なんかゲームの話。
はいはいはい。あーね、私はね、なんかこう、なんか生き残るためだったら毛落とせみたいなそんな話を聞かされましてね。
え?じゃあお話が違うんですね。
24:02
うーん、なんか囚人ではなさそうでしたね。
へー、なんだか難しくって。お医者さんってそういう話が好きなんですかね。
いやー、まあ賢すぎるとね、人はもう変になっちゃうって言いますからね。
中途半端にバカなぐらいが一番ちょうどいいですよね。
うーん、お隣さんがちょうどいいって言おうと思ったんですけど、バカって言われると言いづらくなっちゃいました。
まあまあまあまあ、ちょっとバカぐらいが一番過ごしやすいですよ。
そんなね、いろんなこと考えてあーじゃねえ、こうじゃねえって言ってるよりは、割とアッパラパーでいた方が楽しめる気はしますよね。
そうですね、お隣さんと喋ってる方が楽しいです。
そうですよね、囚人のジレンマなんだかよくわからないですけども。
ほんとですよ。
そんな話をしていると抗いがたく眠たくなってきて、あなたは意識を手放してしまいました。
じゃあすいません寝ますわ。
あ、あ、はい。
あなたは昨日と同じ手術室のベッドの上にいます。
目が覚めて間もなく、男性がやってきました。
入るよ。
どうぞ。
おはよ、調子はどうだい?
いや、調子はね、まあまあまあ、なんかちょっとぼやっとするけど、調子はいいと思いますよ。
ぼやっと?
ぼやっとなんかこう、起きると頭が重たくて、体を動かしたくなくて、このまま布団の中にずっといたいという。
朝だからね、それはわかるよ。
今朝なんですか?
朝だよ。
いやーそうなりますよね、やっぱ先生もそういうふうに思われるんですね。
そりゃあそうさ、人間だからね。
なんなんでしょうね、この起きたくないという気持ちは。
それもまあ、生きてるってことじゃないかな。
やっぱりそうですか。
こういうので性を実感するんだな、お医者さんってのは。
そうだね。
体の重さとか、他には調子の悪そうなところはないかい?
まあ、大丈夫そうなんじゃないですかね、もう至っても気の通りですよ。
気の通りかい?耳の聞こえ方とか目の見え方とかも大丈夫かい?
なんかちょっと全体的にこう、寝起きなのかなんなのかわかんないですけど、目はなんかちょっと全体的に黄色がかってるというか。
黄色がかってる?
なんかそんな感じがちょっとしましていいですかね。
27:02
なるほど、そうだね、セピア色みたいな感じかい?
ああ、そうそう、それそれそれ。
つきかくの調子がおかしいってことかな。なるほど、そうか、大丈夫だよ。後でしっかり検査して対処しよう。今はちょっと検査機器を他で使っているから。
心強いのかな、それはな。
なんかこの手術室もなんもないですけどね。
なんか、こんなこと言ったら失礼にあたるかもしれませんけども、病院設備足りなさすぎでは?
まあ、だってここに人を止めるのにいろんなものを置いておいたらダメだろう?
まあ、そりゃそうですけどね。
飲み込んでおきましょう。
ごめんね、ちょっとの辛抱だ。気分が悪いようだったら寝てしまっていいからね。
なんかお隣さんもいらっしゃるとかって。
お喋りしたのかい?
そうそう、ちょっとね、壁もどうやら薄いみたいでね。聞こえちゃうんですよね、お隣さんのお声が。
なるほどね。
素晴らしいお声が聞こえるのはいいんですけれども。
なんかお隣さんもね、ほら手術室で寝てらっしゃるとかって。
そうだね、君たち同じぐらいの時間に運ばれてきたから。
あらま、じゃあ同じ雷なんですかね。
ああ、そうかもしれないね。
やだやだ、もうそんな、お外出たくないじゃないの、これじゃあ。
本当だね。
ところで、あれですかね、この雷に撃たれた人って体のところやけどしたりとかなんかそういうのがね、あるんだろうなんだろう噂で聞きましたけども。
今私の体はそういう風になってるんですかね。
そうだね、やけどとか。
服をはだけたりとか。
そういう人は多いんだけど、君は大丈夫だったみたいだよ、無傷だ。
あらま、無傷、雷に撃たれて無傷っていうのもすごい話ですけどね。
本当だよね、なかなか傷つく気だよ。
お隣さんはどんな具合なんですか。
ああ、片山さんかい。
彼女も無傷だ、荷物は焼けちゃってたけどね。
あらま、でもそんな無傷あるんですね、そんなことね。びっくりですよ。
びっくりですよ。
本当だよ。
なかなか元気そうだし、今日も少しおしゃべりをしようか。
ああ、そりゃあもうそりゃあもう。
じゃあね、君は水槽の脳という試行実験を知っているかな、つまりは覚えているかな。
水槽の脳、まあまあまあ、お話ししてごらんなさいよ。
よしよし、じゃあお話しするね。
この試行実験はこういう話でね、今僕とか君とかは現実をこうして普通に生きているというのを疑ってないけれど、
実はもう脳みそだけの存在になって水槽の中に入れられているの。
30:04
そこに超すごいコンピューターがつなげられてて、なんかもうバーチャルな現実を体験しているだけかもしれないんじゃないっていう話。
ああ、なるほどね。
はいはいはいはい。
いやこれね、そりゃあもう誰よりも一度は通る妄想だと思いますよ、これは。
そうかい?
だってね、なんかこうでもこういうの考えたらキリがないですよね。
そうだよね。
なんかね、自分が実は蝶々で寝てる時に見てる夢が現実なんじゃないかみたいなお話もね、あったと思いますけども。
君はなかなか知識も深いんだね。
いやいやいやいや、なんかね、そんな今これパッとこういうの思いついたんですけれども、これなんかこうすごいこと言ったりとかしてます?
俺こういう哲学的なことみたいなね。
哲学っていうか古典だよね。古朝の夢だっけ。
じゃあ先人がいるのか、残念。
そうだね。
それを覚えていったのかもしれないよ。
なるほどなるほど。
でね、この思考実験と本来の人とは違うんだけど、ちょっと僕気になることがあるんだよね。
なんでしょうかね、この満たしてる液体化なんかですか?
この思考実験って前提として、自分イコール脳みそなんだよね。
自分という言葉が指し示すのが脳みそっていう部位だってことさ。
この思考実験は水槽の脳っていうタイトルだけど、本当は水槽の人体でも水槽の腕でもよかったはずなんだ。
だけど水槽の脳なんだよ。
つまりこの思考実験を考えた人は、前提として自分という個人が作られるのは脳であると無意識に思っているはずなんだ。
そこで君に聞きたい。自分って一体なんだと思う?どれが自分なんだと思う?
何を指し示して自分なんだろう?
また難しいこと聞きますね。
自分ね、考えたこともなかったですけれども。
首から上でも繋げときゃそれっぽくなるんじゃないですかね。
首から上かい。
首から上と言いますか、多分脳なんでしょうね。
自分の脳をカピラいたことないですけれども。
脳みそを別の誰かに移植すればその人になるんじゃないかなみたいな。外形そういう人で自分はそのままでみたいな。
そんな気はするんですけれども。
でもいかんせん。
フルセット揃っての、やっぱり私ですから。
33:04
例えば私が事故かなんかで足を失っちゃったとしても、足の欠けた自分みたいな。
なんて言えばいいんでしょうね。
要は自分が自分と認識すれば自分なんですよ。
難しいこと聞きますね、こんなお日がけの人にね。
すまないね。
多分脳みそなんじゃないですか、私は。
なるほどね。
自分が自分だと思っているから自分。
そうですよ。
そんな哲学もあったね。
これももう2匹目の土生か。
で、脳科学の先生からするとどうなんですかね。
人間のこの意識とかってどこにあるんですかね。
そうだね。脳科学から言えば脳だって答えたいところだよね。
でも心臓移植をして心臓の記憶をちょっと持ってるっていう人もいる。
心臓の記憶をちょっと持っている。
心臓を移植したのに。
その心臓を移植した人のふるさとの景色を覚えているとかさ。
時々ね、前世の記憶じゃないですけれども。
その人は体感しえないであろうことを記憶として持っているみたいな。
そういうことはありますけれども。
体感とかってどうなんですかね、実際のところ。
人体の不思議だよね。
よくわかりませんよね。
でもまあ、君は脳が自分だ、考えることが自分だって思っているんだね。
まあ、かっぴらいたことないんでわかんないですけどね。
まあ、かっぴらいてもわかんないけどね。
まあ、1回そういう機会があったら体感してみたいもんですけどね。
そっかそっか、なるほどね。
それはそれでなかなか楽しいんでしょうけど。
君の話からちょっと思ったんだけどさ。
体に甚大なダメージを受けて脳が無事なAさんと、脳に甚大なダメージを受けたが体は無事なBさん2人がいる。
このままでは2人とも命が危ないから、Aさんの無事な脳とBさんの無事な体をそれぞれ移植しあったところ手術が成功した。
目を覚ました1人は果たしてAさんだろうかBさんだろうか。
これは簡単ですよ。旗から見たらAさんで、自分の認識はBさんなんでしょうけれども旗から見たらAさんだから。
36:06
その2つの立場で別個で考えれば問題ないじゃないですか。
体が無事なのがBさん。
旗から見たらその人はBさんなんだから。周りの人はBさんとして認識するでしょうけども。
脳みそに記憶が宿ってるんだとしたらAさんがね、自分はAさんだとそういう認識するでしょうけども。旗から見たらBさんだから。
じゃあ君がAさん、脳が無事だった人の場合、君はどっちだい?
自分はその自分だと認識するんで、私は私だと認識するでしょうね。周りの人はどうだか知りませんけども。
周りの人がどうあれ自分が認識していれば自分だということかい?
そういうことですね。
なるほどね。君は本当に答えが明確でいいね。
いやそうですか。もうこういうのね、もう考えちゃうんですよね。
普段からこういうことを考えるのが好きかい?
いや多分スポしたときに考えるんでしょうね。寝る前とかなんかこういうの。
なんかこうあるじゃないですか、もう生産性もないことを考えたりして、結局12時に寝ようと思ったら、気がついたら2時だったとか。
あるある。僕も好きなんだよ、こういうの。
いいね。
で、この話で何が分かるんですか?
君が答えがパキッと明確に出せる人だっていうことが僕には分かった。
あーなるほどね。
そして知識も深い。
いやー、どうなんでしょうね。
そうかー、哲学とか古典とか、割と自分でぐるぐる考えることが好きな人っぽいかな。
多分そうですね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
自分でぐるぐる考えることが好きな人っぽいかな。
多分そうですね。
さてじゃあ、君の目については夜隅々まで検査させてもらうとして、そろそろ外来の患者を見なければならない時間だ。何かあったらすぐに呼んでほしい。
先生大丈夫なんですか?なんかもうずっと働き詰めじゃないですか?これ先生の病院なんですか?
僕は雇われだよ。
雇われ、雇われでもそんな一日中働いてらっしゃって。
うん。
身体気をつけてくださいよ。
優しいね、ありがとう。
いやいやいや、先生に倒れられちゃうね。私も困りますから。
そうだね。気をつけるとするよ。
ちなみに隣の人にどんなお話するつもりなんですか?
39:01
隣の人かい?そうだな、今日はどんなお話をしようかちょっと楽しみにしてるんだよね。
ああ、なるほど、なるほど。先生も人が悪い。
そうだね、よく意地悪って言われるよ。
いやいやいや、なるほど、なるほど。
じゃあ行ってくるね。
はーい。
そう言って医者は出て行きました。
あなたは相変わらずずっしりとした体の重さは感じるものの、少しくらいなら歩いて動けそうです。
今日はこちらを調べることができます。
はいはいはい。
じゃあどうせなら、あれかな、この、なんて言ったらいいんだろう。
あの、空気清浄機みたいなやつ。
はい、どうぞ。
片白の時も確かこっちから見たからな。
えー、過温装置。温風で体温を適温に維持するための装置。生ぬるい温風が吹き出している。
とありますね。
ああ、あったかいねって。
そうですね。
ボーリングやる時に手に風を送るあれみたいでいいね。
なるほど、なるほど。
で、こっちは何があるかな。
で、本棚の方行きますね。
本棚の方行きますね。
資料、患者の名前と思わしきものが収められている。
読むの大変なので大丈夫です。
なんか、私の記憶をくすぐる人が何人かいますね。
覚えてないはずなんですけどね。
いやいやいやいや、覚えてないんですけどもね。
なんかこう、なんかちょっと引っかかるものを感じますね。
覚えてないはずなんですけども。
すごいな、パーセント書かれてるけど、このchoptappeさんって人すごいな。
98%、97%。
これは何の数字なんだろうかな。適正率って書かれてるけどな。
おそらくこの流れで言うとchoptappeさんって本名なんだろうな。
すごい名前だな。
親バカなんじゃねえの?
はい、親バカなんじゃねえのって考えていると隣から声がかかります。
はいはいはい。
お隣さーん。
おー、元気だ元気だ。
科学者は方向音痴、実材闘争の境界線がボーイッシュなんです。
そうだな、そうだ、そうに違いない。
PCは分解する前、私は同じアイドルのCDで、誕生日はピンクのマンモスですよね。
あー、もうそうだ、そうに違いないと思う。
じゃ、聞いちゃえば双子の弟。
42:04
電子ケトル。
耐えられない今、11時45分14秒ですか?
耐えられない今、11時45分14秒ですか?
うーん、君のハートにロックオン。隣のあなたも、えー、ズームイン。
で、どうしたんだい?
方向音痴な非科学理論だと思いますが、
改札機でサーモンの三つ編みもしくはドス黒い怪談が警察で拷問を受ける気がします。
うーん、リポテ、ん?リポビタンデーの匂いを嗅ぐとちょっと不思議な気持ちになる。
非常口は縛られたカップをひめに上げる鎖は繋がれたまま電気屋の正体を暴いたらしくって、
専門家によれば、ムツダはホットケーキを内蔵したキツネを所有しているんですって。
なるほど、なるほど。細菌学者のカニバリズムか。
ってことは、そうだな、えーと、タバコのビール瓶は、えー、愛を育むということか。
ブルドーザーの身代わりである百花寺田の兄弟は鎌切りを搭載しており、
警察官は百花と呼ばれる黒船に変身することもあるんじゃないでしょうか。
うーん、なるほど、なるほど。
ノートに書かれた、こう、ん?ノートに書かれた灰皿に、えー、うーん、ダメだ。
キーボードを叩きつけたら、目玉が飛び散るということだな。
はい。ごめんなさい、笑っちゃった。
どうしたんだい?なんか、面白いことになってるよ。
はい、ではここでキッキミミを振ります。
まずは値を決めましょう。1D100を振ってください。
はい。60。
お、60。高いですね。
それでは、もう一回1D100を振ってください。
47。
47。成功です。
解き放たれた父親は酔った双子を用意するのかな。
陸の家庭用ゲーム機がマンジュを搭載したエンドマメのサポートを打ち切ると指定しているみたい。
そんな声と、誰かが歩いてくる音、隣の部屋の扉が開く音、あなたを担当している医者の声がかすかに混じって聞こえます。
それとは別に、片山の声も聞こえます。
たくせん、ためて、ためて、たくせん、たくせん、ためて、ためて、
どうしたんだい?
百葉箱。百葉箱?百葉箱。ため、ためて、百葉箱。
そういう音を最後に、辺りは静かになりました。
ジャングルジム、ジャングルジム、ジャングルジム。
45:08
うーん、何も返事が返ってこないな。
昨日まで普通に話をしていた人が全く話が通じなくなってしまったこと、隣の部屋で何かが起こったこと、
2つがあなたの精神を確実に蝕みます。
小気度ロールを行います。まずは3値を決めましょう。
3D6×5を振ってください。
65。初期が65です。では、1D100を振ってください。
失敗。1D6の小気度減少です。
4。ギリギリセーフ。
うーん、なるほどね。
うーん、そう見ると1D20とかそんなものがある。まあまあいいや。
3値残61で行きます。
はい。いやー、なるほど。うーん、なるほどな。
これは、まあ、順当に考えるんだったら発狂したかな。
ちなみに、お部屋の外に出て行こうとできます?
いえ、まだね、体が重たいです。
ああ、じゃあ声だけ出して、「どうしたんだい?どうしたんだい?」と大声で梨のつぶてですか。
そうですね。
うーん、なるほどね。何かあったんだな。
ナースコール的なものってあります?
あります。
お、じゃあそれ連打します。
はい。ナースコールを連打していると、それを上回る抗いがたい強烈な眠気があなたを襲います。
体力が戻りきっていないということもあるのでしょう。あなたはいつの間にか意識を手放してしまいました。
あなたは目を覚まします。相変わらず手術室のベッドの上にいます。
視界はかなりクリーンになっています。体の調子も昨日よりさらに良くなっていて、ノックの音と男性の声がしました。
おはよう。入っていい?
入ってまーす。
お、入っちゃった。どう?調子。
いやー、調子はね、悪くないですけどね。
うん。
なんかお隣さんの調子がえらい悪そうで。
お隣さん?
お隣さんがね、なんかね、ほら、昨日ね、ちょっと元気に話しかけてくれたんだけども、なんかこう聞き迫るものというか、なんかそんなことがあったんですけど、なんかお隣なんかあったんですか?
あー、記憶喪失の人ってさ、時々脳の言語屋っていうところに障害が残ることがあってね、何を言ってるかわかんなくなっちゃうことがあるんだよ。
48:04
はー、なるほど。
いやいや、なんか百葉箱が好きなみたいで。
そう、百葉箱、百葉箱って、あんなもんね、小学校ぐらいの頃しか見なかったから、懐かしい言葉が聞けてね、そんなノスタルジーな思いに浸れたような気がしますね。
君はなかなか冷静だね。
いやいやいや、百葉箱って言葉好きなんですよね、私ね。
そうかい?
うん、漢字で書いても百の葉っぱの箱でしょう?
うんうん。
なんか、最初その文字面だけ見たときにね、いろいろと草詰まってんだなーって思ったんですけれども。
中には何も、何もじゃないけど、風通しはよくしてるはずだけどね。
なんて葉っぱなんでしょうね、あれがね。
確かにね。
君はなかなか言語学的なことに関して興味があるんだね。
うん、なんでも興味持っちゃうんでしょうね。
うん、いいことだ。
あ、そうそう、視界は?視界は大丈夫かい?
視界はね、おかげさまで大丈夫なんですよ。
おお、よかった。
いやね、先生ね、あんまりこういうこと言ってはいけないのかもしれないですけどね。
私ね、昨日ね、隣があまりにもけたたましいもんで、なんかあったんじゃないかと思ってナースコール連打したんですよ。
誰もいらっしゃらなかったんですよね。
いやいや、僕来たんだよ。すごい連打だったもん。
来て、起こしてもしなかったんですか?私は。
起こしたさ。
あらまー、じゃあスヤスヤと寝ちゃってたわけだ。
うん、とてもスヤーって感じだったよ。
いやね、こういうのもなんだけど、記憶失った人がナースコール連打してその後寝てたんだから、それは僕寝てるねんじゃないでしょう?
なんでもなかったからいいんだけど。
ついでに言うとさ、寝てる間に視覚の検査もしといたんだけど。
うわー。
なるほど。先生、あなたなかなかやりますね。やり手の方だ。
いや、名医だからね。
名医って言ったってなー。メモ見てもらったから、これじゃあ名医だってね。
なるほどね。迷うほうって言おうと思ったけど負けちゃったな。
いやいやいやいや。
先生、今日はなんかあれなんですか?様子見に来てもらって。
まさか何もお話がないなんてそんなことはないですよね。
そりゃあもちろんさ、あとは記憶だけだ。体は順調そうだしね。
ここまで見てもらったんですか?
じゃあ今日もおしゃべりをしようか。
51:01
はいはいはい。
ちょっと知らないですね。
あ、そうかい。初めて知らないことが出てきたな。
ちょっと知らないんですけども。
これはね、実際に19世紀のイギリスで起きた事件なんだよ。
展示で試行実験にもなっているような話。
今回は客観ではなくて主観として話そう。
君を含めた3人を乗せた船が遭難した。
なんとか救命艇で脱出して20日間。
助けはいつ来るか分からない。
持ってきた食べ物もそこをついちゃったし、限界が近づいている。
その時、3人のうちの1人が渇きをしのぐために海水を一気に飲んでしまって体が衰弱した。
海水を飲むと逆に脱水症状を起こしちゃうからね。
それを見たもう1人が、この人を殺して血を飲み肉を食べれば
2人だけでも生き延びられるだろうと提案してきた。
それを聞いた君はどう答える?っていう試行実験だ。
それは果たして良いことか悪いことかというようなね。
許されることかどう思うかっていうことですよね。
良いこと悪いこともあるし、君がその肉を食べるか食べないかっていう問題もある。
それはいずれにしても食べるでしょうね、私は。
だってね、それしかもうないんだから道が。
ただ、そうなるにしたって、もうちょっと待って。
死ぬんだったら、死んでもらってから食べたいですよね。
どうせ食べるのであれば。
生きてるうちは食べないと。
生きてるうちはちょっと、なんかちょっと嫌じゃないですか。
そこについてはどうだい?
だってよ、殺してでしょ。
もし殺してる現場をね、その時ちょうどまさしく救助に来られちゃったら、
死んでも死にきれないというかもう、すごい後悔するんでしょうね。
だから、手を打たないで、死なすようなことはするでしょうけれども。
見殺しには多分して、何も手は施さないんだけど殺しはしないかなっていう。
自分で手は下さないけどってことか。
ああ、しゃあないな、しゃあないなって言いながら、結局見殺しにして食べると思いますね。
54:06
君は1日目の質問から一貫して、自分が生きることに関して本当に真摯だね。
だってね、命あっての物種ですから。
美味しいかまずいかどうなのかはさておき、多分そうするでしょうね。
なるほどね。いやあ、いいことだと僕は思うよ。
そうですか、よかったよかった。
実際の時期も食べたんだって。
ああ、なるほど。
じゃあ、どんな味だったんでしょうね。
どうだろうね。食べて1週間後に助けが来た。
ここで大事なのは殺したか殺してないかだとね、私は思うんですけども。どうなんでしょうね。
そうなんだよね。
で、本国に帰って裁判にかけられた。
でもセロンに押されて刑務所からは出されたんだって。
なるほど。
そうやって生きることが大事だってセロンも思ったってことだろうね。
なるほどね。じゃあ、まあ、社会がね、それを良しとしてるんだったらいいんじゃないですか。
結局決まりを作るのは人々ですから、人々が良いって、みんながそう言うんだったら、それは罪じゃないんだから、社会的には良いということで。
間違ったことはしていない。
君自身もそうかい。
そりゃそうですよ。倫理なんて、結局教え込まれたもんですからね。
なるほどね。
本当に生きることに信じていいなあ。
多分みんなそうすると思いますよ、これに関しても。
そうだね。
なるほどなあ、放り出されるのか俺は。
せめてどこの誰だか分かってから放り出されたいもんですけどね、身寄りがないんじゃ。
そうだね、まあ、なんとかなるとは思うんだけどね。
なんとかなるのかなあ。
先生、なんとかしてくださいよ。
そうだなあ、僕の一存で入院させてあげられるんだったらいいんだけど。
最悪戦線地に走路するからね、私は。
僕の家来るかい、いいよ。
大きめのペットだとして、可愛がってください。
大きめのペットだとして、可愛がってください。
でかいなあ。
大丈夫です、トイレは自分でできますんで。
それは素晴らしいことだ。
57:00
僕はそろそろ外来の患者を見なければいけないから行くね。
何かあったらまた連打しないで呼んでくれよ。
はーい、分かりました。
笑いながら医者は出て行ってしまいました。
あれ、出て行かない。
ちょっと待ってくださいね。
ミニオネット号ね。
おかしなこともあるもんだ。
あなたはかなり体力が戻って歩けるようになっていますので、
こちらに行くことができます。
ああ、なるほど。
この部屋か。
ちょっと病院散歩するくらいいいだろう。
別に寝てなくたって。
つってガチャリと。
では、ガチャリと行こうとしてベッドから降りた瞬間、
あなたは、あそこ開けてみてください。
開けちゃっていいですか?
あなたはベッドから降りた途端に何かに当たってつまづきました。
何かが足元で倒れました。
これは見ないとですね。
はてなはてなはてなと出ますね。
何だこれは。
何で壊しちゃった?
あなたはつまづいた見たことのないものを拾い上げます。
見たことのないものを拾い上げます。
両手で抱えられるような大きさです。
抱えてみましょう。
では、抱えてみました。
筒の上部と下部には大げさな機械がついていますが、
そんな機器にまじって、今やだいぶ見なくなった
公衆電話の受話器が垂れ下がっているのはなんとも不気味です。
一体何に使う機械なのでしょうか。
心臓が大きく跳ねるのを感じます。
うーん、何に使う機械なんでしょうね。
何だこれは。
これ、けっつまづくってこんぐらいのサイズ感で。
シリンダーが光を反射して、自分の顔が映り込む。
はい。
ちょっと待ちくださいね。
こんなBGMが流れて。
1:00:00
あれ?ちょっとお待ちくださいね。
はいはいはい。
おやおや、あー、まずい。
なんで公衆電話ってこの色だったんだろうな。
何色か選べって言って、緑色を選ぶっていうのもなかなかにセンスあふれると思うんだけれども。
確かに。あ、つないでくださってありがとうございます。
いやいやいやいや。
何でしょうね、このシリンダー。
筒に電話。
まあ、見たことないけどなあ。
このコードが垂れ下がってるのがすっげえ気になるなあ、これ。
ちょっと弱いとくとか、なんかそんな。
これじゃあね、なんか引っ張っちゃったりして故障になっちゃうからね。
はい、申し訳ありませんでした。
はい、自分の顔が映り込む。その映った顔は何でしょう。
あー、何という色男でしょうか。
記憶がないからと言ってしまえばそれまでですが、見たことのない顔に感じます。
でも、そういうものだったろうと思えば、そうだったような気持ちもどこかにあります。
あなたは大切な何かを思い出さなきゃいけない気がする。
あなたは大切な何かを思い出してはいけない気がする。
あなたは大切な何かを思い出さなきゃいけない気がする。
あなたの本能が、これは自分の今後の人生を決めるほど重要な決断だと警鐘を鳴らしています。
自分は、私は、僕は、うちは、俺は、大切な何かを思い出すべきだろうか。
今、考えて決めてください。決まったら教えてください。
それはもう思い出しますよ。
あなたはその瞬間に、まさに稲妻に撃たれたかのように思い出します。
この顔は自分の顔では決してないこと。
あなたは重大な交通事故にあって目は見えなくなり、体が動かせなくなって長い間入院していたこと。
今、この声帯から出るこの声は、同じ入院患者で、あなたの話し相手になってくれていたチョップ・タッペイさんと同じ声であること。
この記憶は正しい。正しいはずだ。しかし、だとするとこの状況に説明がつかない。
なぜチョップ・タッペイさんの声が自分の口から漏れているのか。一体自分はどうしてしまっているのか。
1:03:00
正規ドロールを行います。成功1D4失敗1D20です。
あなたは自分の名前を思い出します。何でしょう。今、決めてください。
イギハヤミ・コハクヌシ。
打ってもらっていいですか。
イギハヤミ・コハクヌシ。どこまでが声で、どこまでが名前でしょうか。
コハクヌシが名前で。
本当によろしいですか。
良くない気もしますね。
直すなら今のうちですけど。
名前か名前か。キックマスター鬼瓦らしか出てない。
これはちゃんとしたお名前の方がよろしかったりするんでしょうね。
お任せします。
私の名前は。
これは確かにマジ。
まあいいか。
良くないな。これはやめとこう。
こういうアドリブに弱いんで、こういうのがね。
今まで散々アドリブで対応しておいて何をおっしゃいますやら。
いやいやいや。
ボケていいのかボケちゃダメなのかの判断がつかないんですけどね。
1:06:13
アルコールチャーナル、略してアルチだ。
なるほど。
アルチさんとお呼びして大丈夫ですね。
分かりました。
また、あなたを担当してくれていた男はどうして忘れていたのでしょう。
自分の父親であることも思い出します。
開けるよ。
大きな音がしたけど大丈夫かい。
どうした。
パパ。
そうか。
思い出してしまったんだね。
思い出したよ。
もう二度と思い出すことはないかもしれないと思っていた。
喜んでいいのか悲しんでいいのか。
パパ、どうしてそんな顔をするんだい。
僕だよ。
アルコールチャーナルだよ。
そう、君は。
いや、アルチ。
僕の大事な大事な息子。
君はひな事故にあった。
体は見るも無残な姿になって脳だけで生きながら得る存在になってしまった。
その筒はアルチの脳が入っていた筒だよ。
信じられないかもしれないけどね。
なるほど。
脳だけの存在になったのか。
あんな感じか。
あんな感じ?
いやいやいや。
そうだったんでしょう。
脳だけの存在になったらどうなるのかなっていう思いはずっと昔からあったから。
なるほどなるほど。
こうなるんですね。
そうだね。
だから僕はまず機械の体に君の脳を入れようとした。
だけどアルチの脳が機械の体になじまなかった。
だから君の脳と機械の体、両方に合う人を探した。
本当に探し続けたんだ。
たくさんたくさん探した。
やっと見つけたのがチョップタブー。
たくさん探した。
やっと見つけたのがチョップタブーさんだったんだ。
なるほどな。
チョップタブーという人物か。
いや、より良いよってよ。
あなた、もう、
親父バカって、名付けたやつバカって、
言った、ディスった人の子供になっちゃったじゃないの。
これ、
これしかなかったのよね、お父さんね。
1:09:02
そうだね。
名前で選んだわけではない。
いや、ひとまず、
助けてくれてありがとう。
ありがとうって言ってくれるんだね。
いやー、なるほどね。
で、
俺はこれから、
どうすればいいの?
これで、
いけるの?
もちろんだ。
体は、適正率がバッチリ合っている。
なるほど。
じゃあ、これから、
えっと、じゃあ、
アルチとして生きればいいの?
チョップタッペーとして生きればいいの?
水槽の脳の時にも、話をしただろう。
うん。
だから、周りが、
周りは、俺のことチョップタッペーだと思って接するけど、
私は、アルチだと思って暮らすの?
で、いいの?
そうだよ。
ややこしいね。
どんな外見であろうと、僕の大事な息子だ。
アルチ。
なるほどね。
まあ、
まあ、戻せとも言えないしね。
戻りたいのかい?
いやー、
くれた人には悪いよね。
その、承諾もらって帰ったの?
お父さんは。
そうだよ。
ああ。
彼はね、君を見て、
僕の体が使えるならって、譲ってくれたんだ。
なるほどねー。
うーん。
なるほど。
なるほど。
じゃあ、ありがたく受け取っとこう。
え、その人は今何してる人?
彼かい?
はい。
彼も、彼はね、機械の体が、ちゃんと適成率があったんだ。
だから、すんぶん他側の体にして、
彼の脳を入れて、彼はとっくに退院している。
なるほどねー。
じゃあ、じゃあ、じゃあ、
いっか。
じゃあ、いいや。
いいのかい?
いいのかい?大丈夫かい?
だって、
ねえ、
うん、いいでしょ、そりゃあ。
ちょっと見た目違う人になったけど、
まあまあまあまあ、
いいんじゃないですか?
いいと思いますよ、私は。
そうかい。
実はね、アルチ。
うん。
この話をアルチにするのは二度目なんだ。
ほう。
一度目はこの話を聞くと、
君はとても動揺し、混乱し、憔悴しきっていた。
1:12:02
突然の拍子もない話を聞いたせいもあるだろう。
僕の伝え方や順序も悪かったんだと思う。
アルチはこの移植手術に強く反対して、
筒に戻せと言って聞かなかった。
はあ。
俺が?
うん。
だから、だからね、アルチ。
僕は君の記憶を一度消したんだ。
もう一度考え直してもらうために。
うんうんうん。
僕はね、アルチの幸せだけを願っている。
そのためなら、嫌われても感動されても、
僕のことを忘れられてしまったって構わない。
アルチが幸せでいることだけを望んでいる。
うーん。
なるほどなあ。
いやまあまあまあね、それはありがたいよ、俺としては。
うん。
まあ、で、ちゃんと承諾して渡してくれたのよね。
後で返せって言われないよね、この体。
そうだね、大丈夫だ。
彼はね、機械の体の方がチョップが強いかもしれないって、
ちょっと笑っていた。
変な人がいるもんだなあ。
そしてね、自分の人生、チョップに賭けた人生、
この手に人の手が握られることはないと思っていたけど、
この子の見えない手なら握れるんじゃないかなって、
そう言って笑ったんだ。
なるほどねえ。
不思議な人がいるもんだね、世の中には。
まあまあまあ、気得な方がくださったんだから、
大事にしましょうよね。
せっかくね、いただいたもんだから、
それは仕方ないとして、
その人にも悪いし、大事に使うしかないよね。
本当にそう思ってくれるんだね。
うーん、まあまあね。
だって、戻して脳みそになったってねえ。
ねえ、なんもできないし、
いいじゃないですか?チョップ練習。
そうか。
じゃあ、君はこの体で生きていってくれるんだね。
まあまあまあ、もうそれしかないでしょ。
うん。
では、シーンをここで切ります。
はい。
では、ここからは後日談ということになります。
やりたいシーンがありましたらおっしゃってください。
直後の話でも、数日後でも、数年後でも構いません。
父親とどういう関係を築くかを考えると、
やりやすいかもしれません。
うーん、まあそうですね、
1:15:04
父親とは、まあまあまあ、よろしくやるんじゃないですかね。
うーん、後日談。
とりあえず、チョップさんのところに行ってみたいな。
はい。
もう、チョップさんがね、どんなふうに思うのか。
せっかく体をね、いただいたわけだから、
それはもう、お礼の一つでも言いに行かなきゃ、
ね、筋が通らないってもんだし。
はい。
うーん。
じゃあ、会いに行かれますか?
会いに行きましょうかね。
はい。どうしましょう?二役やりますか?
そうなるのか。
まあ、仕方ない。
やりますか?大丈夫ですか?
ええ、大丈夫ですよ。
はい。
もう会っちゃっていいですか?
はい、どうぞ。
お前、俺じゃねえか。
ああ、あ、てことはお前、あの、あ、脳のやつ?
いや、どうやらそうみたいですよね。
いやね、この度は体もらったみたいでね。
やったよ、そりゃあもう。
だって脳だけでね、チョップの一つもできないなんて。
そんなん、気の毒じゃないですかね。
うーん。
いやね、ほんとにね、もう。
もしね、チョップさんがね、もう、何でしょうね。
うんうん、こう。
私にね、もう、父親がね、なんか嘘ついてんじゃないかと思って。
もうなんか、無理矢理なんか取ったとかだったら、なんかもう。
本当に申し訳ないなと思ってね。
こんないい体をね、していただいて。
大事にしろよな、それ。
本当にな、あの、チョップすることに関しては。
まあ、他のことはあんまできねえけど。
チョップすることに対しては、他の追随を許さない。
辛者どもが夢のあとみたいな。
そんなところあるからな。
ああ、いやまあ、ほんと、ほんとですよね。
うんうん。
なんかね、この体になってからね、瓶とか切って開けられるようになったんですよ。
やっぱりお前まだその段階からもっとね、修練すればね、コンクリートグレーだったらいけるからね。
やっぱそうですか。
ちょっと修練はしてみますね。
うーん。
まあ、何でしょうね。
どうやって鍛えてます?
やっぱり肝になるのはな、足の小指なんだよな、そこに力を入れるとなって。
スパッといくんだよ、スパッと。
ああ、やっぱそうですか。
いやね、体の使い方なんてね、うーん、聞いてみなきゃ分かんないもんですからね。
うーん。
まあでもね、うーん。
やっぱり、いいですね、この体。
だから、こう、訓練しがいがあるというか、
あなたのようなね、こう素晴らしいチョップをお持ちの方とね、
こう、行き合いますとね、なんかこう、励みになるというか、
どちらが強くなれるのかね、切磋琢磨してみたいですよね。
負けねえぞ!
はっはっはっはっは。
へっへっへっへっへ。
1:18:01
というような感じですかね。
素晴らしい。
はい、じゃあ、やり切りましたかね。
はい。
では、シンクトルフシーマDRPG、はたしろアナザー、これにて終了です。
お疲れ様でした。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
大変申し訳ありません。
どうしたんですか。
いや、なんで謝ってるんですか。
え、謝るなって言っといて謝るんですか。
あ、すみません。
あのね、やっぱり人のキャラを勝手に使ってますからね。
いやいやいや、大丈夫ですよ。
これで、こいつで良ければ、何本でも使ってください。
フリー素材なんで、チョップカッペは。
フリー素材。
いや、あの、どうしても、あの、チョップさんが私の中に降りてこなくて。
はっはっはっはっは。
やれって言われたらどうしようかなって、ずっとね、胃が痛かったんですけど。
あー。
もう素晴らしい役を。
タクヤさんにやらせることもできたのか。
そうですね。結構他の人はやりました。
あー。
ちょっとだけ聞きてーなー。
おう、お前何してんだよー。
あ、チョップさんじゃないですか。
え、どうしたんですか。
こんなところで。
またあれですか、ティッシュとかに。
またティッシュとかに。
あー、よかった。自分でやらないで。
はっはっはっはっは。
はい。
ありがとうございます。いかがでしたか。
殺すぐらいだったら大丈夫なんで、チョップカッペは。
ほんとですか。
はい。
いかがでしたでしょうか。
いやー、楽しかったですね。
いや、なんか、こう、別視点なんですよね、要は。
そうですね。あきら君の視点の方ですね。
はいはいはいはいはい。
いやー、いいと思います。
うーん。
うーん。
まあなんか、視点変わるとやっぱこうなるんですね。
あのー、2日目のなんか騒がし、これあれですかね、そのー。
はい。
結局その隣から聞こえてた声は、
あのー、シリンダーの受話器の中から聞こえてた声。
なんですか。
いえ、違います。
あ、そうかそうかそうか。
えっとー、あきら君が2日目に、
はいはいはい。
できなくなる人が多くなるって言ってたと思います。
あー、はいはいはい。
はい。ああいう状態になっていたということですね。
あー。
なるほどなー。
いや、まあ単純にそれだけなんだ。
なんか、やめてやめてみたいなことしてたから。
え、え。
なんかトラブったのかなーって思ってたら。
1:21:00
あ、あれはあのー、先生が迫ってきてるので。
あー、抵抗してた。
はいはい。
はー。
えー、感想をいただいて終わりにしたいと思いますが。
はい。
えー、まあ楽しかったです。
でー、なんでしょうねー。
うーん、まあこの、何?
もう視点が変わったからなんか、
ちょっとだいぶ見方みたいなのが変わったんですけれども。
はい。
うーん、なんつったらいいんでしょうねー。
もうこういう言葉が全然出てこないで、
あれなんですけれども。
はい。
なんかこう、なんていうんでしょうねー。
さくやさんのあれだったから。
はい。
なんかこう、何?ツイッターとか拝見してて。
はい。
あのー、下ろすのに苦労してるとかって言ってたから。
はい。
まあ、あのー、
アルフォンス・チャーチルが出てくるんだなーってシナリオの中にいて思って。
え、え、え。
うん。
だからその渡した後のストーリーみたいな、
なんかそんな感じのあれなのかなーって思ってたら。
まあ現在進行形だったんで。
え。
あのー、
やっぱり、うーん、
ちょっと考えさせられるものはやっぱりありますねー。
あー、どのあたりが。
いやー、だからこのストーリー全体の、
なんていうんでしょうねー、
人間の脳のうんたらかんたらとか。
え、え。
どったらこったらみたいな、うーん、
なんかそういう、ちょっとねー、
なんかいろんな妄想がはかどりますねー。
あはは。
悶々と考えちゃいます。
あー、あのー、寝られるようにしてくださいね。
はい。
寝られるようにします。
ほんとです、そうです。
はい、ではありがとうございました。
はい。
はい、じゃあ録画を切りたいと思います。
はい、ありがとうございました。
01:22:57

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