年パスの利点
(音楽)
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
カベンヨワです。
ちょっと、声が…声が…声が死んでますね、だいぶね。
あのー、僕、毎年これぐらいの時期にですね、
花粉症からの一連の流れでですね、あのー、
鼻水が喉の奥に垂れてきて、で、それがこうへばりついて、声に影響が出るっていう風な症状がありまして、
今別にこれ、喉痛かったりとかはないんですけど、ただ声が出づらくなるという風な状況になっております。
いやー、ちょっとねー、この状態であの、南朝のおばあちゃんとか相手にするのが結構しんどいんだよなー。
(笑)
コロナ前世紀の時とかはね、あの、こういう声してるとちょっとあの人コロナなんじゃないみたいに疑われたりとか、
ちょっと嫌な目で見られたりとかしたんですけども、
最近皆さんだいぶ慣れてきてね、あのー、特に抵抗なく受け入れられております。
ありがたいことですね。
で、まあちょっとこんな声でなんなんですけど、
喋りたい話があったので、喋ろうかなと思います。
この前の週末にですね、あのー、水族館に行ったんです。
我が家の水族館の年発を持っておりましてですね、
皆様の近所のところかどうかはわかりませんけど、
少なくともうちの近場にある水族館というのは、
だいたい入場料2回分払ったら、1年間の中に何回来てもいいよっていう風な感じの料金設定なんですね。
で、ちょっとこれは本筋じゃないんですけど、
あのー、子供がいる家庭はね、やっぱ年発を買うべきですね。
間違いなく。
それはその水族館に限らず、動物園とかね、
まあ、距離感にもよるけど、ディズニーランドとかも場合によっちゃ年発買った方がいいんだろうなっていう風に思いました。
ここ数年で。
子供を水族館とか動物園とかそういうレジャー施設に連れて行く時って、
なんていうかね、
心の中で、
やっぱある程度、元を取りたいなみたいな気持ちがどうしても映えてしまうわけですよ。
我々大人はね。
なんで、朝開園時間から行って、
で、一通りアトラクションを全部回って、
その水族館なら水族館の中を一通り回って、
ショーも見て、あーたっぷり楽しんだ。
一日遊び尽くしたね。帰ろう。
っていう風な、そういう感じのイメージなんですよ。
我々大人が考える、そういうレジャー施設というのは。
ただ、子供というのは大変気まぐれなものでしてですね、
その、もう、
その前日の夜とかにね、
明日はじゃあ水族館行こうねっていうお話をしてると、
もうウキウキなわけ。
彼らは。水族館行く。
今日は早く寝るみたいな感じで、
ちょっと早くいつもよりも寝かせつきが終わったりするわけ。
なんだけど翌朝になったら、
あの、いつも通りにこう、家の中にあるプラレールとかトミカとかで遊んでね。
お外行かない。お家で遊ぶとか言い出すわけ。
ふふふ。
いや、それでまず出発が遅れるし、
なんか行ったら行ったでさ、
水族館まだ半分もめぐってねえのに、
もう帰る。お家で遊ぶとか言い出すわけですよ。
奴らはね。
お前せっかくこっちが連れてきとんのになんじゃいその態度は。
っていう風に、最初は思ったんだけど、
ふふふ。
それは、結局その年発じゃなくて、
その時その時のチケットを買ってるから、
そういう風にこの回の1回でも音を取ろうという風な考えが芽生えてしまうわけですよね。
そこで、年発を買っているとですよ。
まあ、今日はじゃあそういう風に言うんだったら帰ろっか。
残りはまた今度見に行こうね。みたいな気持ちでね。
ふふふふ。
何回かに分けてきて、
その時に子供が楽しみたい分だけ楽しんで、
ああよかったね。
子供も楽しい。我々も楽しい。
めでたしめでたし。みたいなことになるわけですよ。
そういうことで、その親の心の安定のためにも、
絶対年発は買った方がいいんじゃないかなっていう風に、
ここ数年思いました。
気まぐれな子供たち
他の方々にも是非進めていきたいなという風に思っております。
特にですね、
そういうところって、
ちょっと本筋じゃない話をどんどん広げていくようであれなんですけど、
そういうところってね、
まあ、子供がいてなんぼみたいな施設じゃないですか。
もちろんね、カップルのデートとかにも使われますけれども、
でも、その子供がいることに、
なんらこう不思議でない施設ですよね。
動物園とか水族館ってね。
なんで、子供が多少走り回ってたりとか、
ワーキャー言ってても、
みんな文句を言わないでいてくれる。
変な目を向けないでいてくれるのが、
親目線からすると大変ありがたかったりとか。
特に夏場とかね、最近だともう外は猛暑で遊べない。
でも屋内で無料で開放されている遊び場とかは、
コロナ禍に入って以降、未だに封鎖されているところとかも結構多かったりしてですね。
なので、年発さえ払っていれば、
まあまあまあ、最小限の負担で、
子供がある程度動き回っても安心安全、
家族で楽しめるレジャー施設
しかも涼しい場所が確保できるっていうのは、
やっぱり大きいなというふうに感じていたりとかします。
皆様、もしくは皆様の知人友人の方で、
お子さんいらっしゃる方がいらっしゃいましたら、
年発いいらしいよと勧めてあげてください。
ぜひぜひお勧めです。
でね、本題に戻りまして、
水族館に行ったんですよ。
諸々の流れがあって、
パートナーと上の子がアトラクションに乗りに行って、
下の子と僕が水族館を回るっていう風な戦力配分になったんですね。
上の子がアトラクションに乗れる身長に、
この前ギリギリ到達したんですよ。
なので、上の子は「じゃあアトラクションに乗りに行こうか」って言って、
そのパートナーと一緒にそちらに向かって、
下の子はアトラクションまだ乗れない身長なんで、
「じゃあパパと一緒に水族館を回ろう」っていう風な話になったんです。
で、その水族館とか動物園とか、
そういう子供が行く類のレジャー施設にね、
メダルを売る機械が置いてあるのってご存知ですかね?
勝手に一般的なもんだと思ってるんですけど、
楕円形の1円玉を横に2枚並べたぐらいのサイズ感でね、
で、そういうサイズ感のメダルの上に、
その水族館の施設の名前と、
イルカの絵が載ったりとか、
ラッコの絵が載ったりとかして、
動物園だと例えばライオンの絵が載ったりとかして、
その施設ごとに特色のある刻印がなされるメダルを売る機械みたいなのがあるんですね。
僕がこの前行ったところは、
200円出したらそのメダルが1枚買えますよっていうふうなやつなんですけど、
それで、下の子が欲しかったんですよ。
このメダル欲しい、キラキラ欲しい、みたいな感じで。
まだ3歳なりたてなので、
語彙がそんなに多くないんですけど、
それでも欲しい欲しいって言われてね。
で、上の子がね、
アトラクションに乗るっていう明らかに楽しいことをやりに行ってるわけじゃないですか。
だから、下の子に今下の子で、
ちょっと特別に楽しいことを与えてあげたいなって思って、
だから、じゃあいいよ買おうかって言って、
イルカの刻印がされているメダルを買ってあげたんです。
失われたメダル
体操を気に入ってですね。
もうずっとその後、キラキラメダルを手に持ちながらね、
手に持ちながら、
英雄を見たりとか、イルカを見たりとか、魚を見たりとか、
こう色々して水族館を回って行ったんですよ。
で、水族館一通りに終わって、
上の子がまだアトラクションの方から帰ってきてなかったんで、
じゃあちょっと乗り物乗りに行こうかって言って、
ちょっと移動して、3歳児4歳児向けくらいの、
乗り物が乗れるアトラクションのところに行って、
それで何個か遊んでたんですね。
で、それも遊び終わって、
「あー楽しかったよかったね」
「そろそろ2位にアトラクション終わったかな」とか、
こう色々話をしている時にね、
「あれ、メダル持ってる?」
聞いたら、
「持ってない」
「あれ、どっか上で来ちゃったの?」
「ポッケにしまったの?」
「ポッケ、ない」
って言われて、
なくしちゃったんですよね。
あれだけ大切に握りしめていたメダルを。
アトラクションの最中も、ずっと片手で握りしめて、
ちゃんと持ってるなっていうのは途中まで確認してたんですけど、
何個か巡ってるうちに、どっかでなくしちゃったみたいなんですよ。
で、もうどのアトラクションで落としたのかもわからないし、
お客さんもそれなりに言うから、
再び手に入ったメダル
わざわざ声かけてアトラクション止めるのも申し訳ないし。
で、その下の子もだんだん、
「あ、どうやら自分メダルなくちゃったらしい」ってことに気づいたようで、
じわりじわりと泣き出すんですね。
そういう時にうちの下の子は。
最初はなんかもう全然、
「持ってない」
「ポッケ、入ってない」
って、なんかあっけからんとしてたんですけど、
なんかじわじわなくしてしまった。
今自分の手元にメダルはないという事実に気が付いて、
それでこう、一通りね、
わんわんわんわん、泣いて。
で、泣いてそのまま泣き疲れて寝ちゃったんですね。
その下の子が。
いやぁ、どうしようかなぁと思って。
で、一応そのね、泣いてる我がこう連れて、
周辺を歩き回って探したんですけど、やっぱりもう置いてなくて。
「いやぁ、さすがにちょっとかわいそうだし、まあまあ200円だし、
新しいの買ったるか」と思って、寝てる子供を連れて。
ちょうど時を同じくして、
パートナーと上の子がアトラクション終わったので帰ってきて、
「アトラクションめちゃめちゃ楽しかった」っていう風な話を聞いて、
「いやぁ、実はこれこれこれ、メダル買ってあげたんだけどなくしちゃったんだよね」って言って。
「また、さっき買ったのと同じやつを買ってあげようと思ってるんだ」という風な話をして。
当然のように上の子も食いついて、「僕もメダル欲しい」って話になって。
まあまあ、しょうがねえかと思って。
上の子にメダルを買ってあげてね。
で、下の子にもさっき買ったのと同じメダルを買ってあげて。
大事に自分のポケットに入れて温めてたわけ。
「俺はもう、下の子が目が覚めたら、このメダルを渡してあげて、そしたらきっと喜んでくれるに違いない」と思ってね。
ワクワクしながら時を待ったわけですよ。
で、それから30分40分くらい経って、下の子がようやく目を覚ましたんですね。
多分、泣いて寝たことはもうその瞬間には多分忘れていたっぽくて、
ただなんか呆然と周りを見渡してたんだけど。
「ほら見て、メダルあげるよ」って言って、改めてその子の手にメダルを渡してあげたんです。
親心の空振り
そしたらしばらくその手に持ったメダルをね、じーっと見て、
「パパ持ってたじゃん」って言われたの。
「ふざけんじゃねえよこいつ」って思って。
こっちがさ、どれだけお前が寝てる間に、
必死こいて探してさ、
それでも見つかんねえからしょうがねえからまた買い直してやったのに。
こいつほんと、親の顔見てみたいなって思ったんですけど。
まあまあでもそうだよね。
子供からしてはさ、新しく買ってもらったかどうかなんてわかんないからさ、
まあ、その、俺がポケットに持って忘れてたとか、俺がカバンに入れて忘れてたって思うよね。そりゃね。
まあまあ、しょうがないと思うんだけど。
子供って純粋だなって思った話でした。
おもろかったなあ。
これ、僕ね、たぶんしばらくこう、誰かと話す機会があった時に鉄板のエピソードになるなと思って、
内心ちょっと今ホクホクしてるところなんですけど。
まあまあ、そういうね、親の心こしらずというか、なんというか。
まあ報われないことばっかりですよね。ほんと子育てってね、しょうがないですけどね。
しょうがないって言っちゃいけないんだけれども、報われないことばっかりですよ。ほんとに。
知ったこっちゃねえんだからこっちの気持ちなんで。
結局その後にね、あの「いやこれは違うよ、結局あのメダルはなくなっちゃってるんだけど、君がかわいそうだなと思って新しいの買ったんだよ」って言って、
ふーんって。
ありがとうとかもなくね。
まあ結局それは今でもなくさずに、あの大事に持ってくれているんですけど。
っていう話をどうしても、こう、僕の熱が冷めないうちに、あの僕の気をくぐらせれないうちに外に出しておきたかったという話でした。
このダメダメな声をしてでも、外に出しておきたいなというふうに思いまして話した次第でございます。
番組紹介
まあちょっと本調子でもないので、ぐだぐだ長くせず今日はこんぐらいにしようかと思います。
えーと、この番組は大体週に1回から話したいなと思ったことがあったタイミングで、喉の調子が悪かろうとも、極力熱が冷めないうちに配信をしております。
番組概要欄にお便りフォームがありますので、質問意見、感想などなど送っていただけるととても嬉しいです。
また、Twitterで感想などを呟いてくださる際には、#カタカナでパピで、パパだPTでリアリストの頭文字を取って、#パピでで呟いてくださいますと、
こちらも大体チェックしておりますのでとても喜びます。
よろしくお願いします。
ではまた。ありがとうございました。
♪~