1. もっとPRの話をしよう。聴く「PR TALK」by talentbook
  2. #13 PRパーソンはどんなキャ..
2022-06-13 36:30

#13 PRパーソンはどんなキャリアを目指せばいい?-日比谷さんとPRの話をしよう(前編)

聴く「PR TALK」はPR TableのPR/Evangelist クボケイタと、取締役/Founderの大堀航がテーブルを囲み、様々な業界で活躍するゲストをお招きして「もっとPRの話をしよう」という趣旨の番組です。

今回は、PR Table創業メンバーであり、at WIll Workをはじめ様々な取組みでご一緒してきたkipples代表の日比谷尚武さんをゲストにお呼びして、はじめてTwitterスペースで公開収録を実施。

広報・PRパーソンの方にも、非広報の方にも届けたい内容でしたので、対談記事として前編・後編にまとめてみました。ぜひ音声と文字あわせてお楽しみくださいませ!

放送ハイライト

  1. 日比谷さんってどんなひと?(~)
    ・Sansanの広報立ち上げを経て5年前に独立
    ・実はPR Tableの創業メンバーなんです
    ・at Will Work5年間お疲れさまでした
  2. 広報は皆、何に悩んでいるのか(〜)
    ・実務経験があるからこそ伝えられること
    ・BtoB IT広報勉強会を立ち上げた理由
    ・広報に秘伝のタレはあるのか
  3. PRパーソンのキャリアの選択肢(〜)
    ・日比谷さんが独立しようと思ったきっかけ
    ・会社経営もPR経験の一部
    ・PRはCXOキャリアを目指せる?

聞き手:PR Table 取締役/Founder 大堀航、PR/Evangelist 久保圭太
ゲスト:kipples代表 日比谷尚武さん

00:10
今日はですね、この時間から生配信ということで、日比谷さんとPRの話をしようというところで、
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
聴くPR TALKっていうですね、番組なんですけども、もともと僕とですね、PR Tableの久保圭太と大堀幸の2人で、
いろんなゲストをですね、お呼びをして、もっとPRの話をしようという趣旨の番組で、
2月から始めさせていただいて、今12回ほどポッドキャストで配信しているんですけども、
結構続いてますね。
毎週やってるんですけど、今回初めてツイッタースペースで公開収録やってみようということで、日比谷さんを巻き込んでしまいました。
ありがとうございます。
僕、こういうね、よく実験的な取り組みに呼ばれること多いんですよね。
初めてクラブハウスやるんですけどとか、YouTube番組とか、たぶんね、ノリがいいのと、
失敗して、多少イレギュラーあってもなんとかしてくれるでしょう的な感じの。
リカバリしてくれそうな感じですよね。
そういうブランディングが。
ありがとうございます。今回もよろしくお願いします。
今日うまくいったら、この放送も後からポッドキャストでも配信したいなと思ってますので。
そうなんですよ。最近日比谷さん、かなりいろんなメディアで発信されてるなっていうところで。
なんか続いちゃったんですね。
そうですね。たまたま今回もこの配信やりましょうってなった後に、ちょうど今週ですかね、日比谷さんと北野さんと同じやつの一人候補をテーマにした記事が出たんで、
せっかくなんでちょっとその辺りも織り混ぜましょうということでテーマに入れさせてもらったんですけど。
どうします?じゃあ一旦簡単に自己紹介しましょうか。
日比谷さんお願いします。
改めて日比谷といいます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
僕は最近広報をやってる人みたいな発信が多いんですけど、広報のこともやってますけど、他にもいくつかのまちづくり系の社団法人やってみたり、
あとは働き方改革を広める社団法人やってみたり、官僚の方と起業家をつなぐみたいなことをやってみたり。
いろんなことをやってるんですけど、出面によって説明を変えるんですけど、今日は広報の人ということですよね。
広報絡みだと分かりやすいとこだと、名刺管理サービスの330の広報の立ち上げ、広報とかマーケティング部門の立ち上げをもう10年くらい前ですけどやっててですね。
それから味を占めて広報が多すぎて、TRテーブルを大堀さんたちと一緒に立ち上げてみたり。
その話も今日聞きたい方です。
03:03
TR業界っていう業界団体の立ち上げの委員やってみたりとかですね。そういうことをこの手でやってますね。
ありがとう。日比谷さんTRテーブルの創業期から入っていただいてるんですもんね。
そうですよ。創業期っていうか会社設立のときに一緒に。
創業メンバーですよね。
はい。冬季一緒にしてパシャリと冬季の写真と一緒に撮ったりとか。
本当に何もないほぼゼロのときから日比谷さんには僕はもうお世話になっておりまして。
創業してこういうサービスをやるんですよねっていう時とか、結構日比谷さんに営業プレゼンみたいなのをして、フィードバックしてもらうとか。
僕覚えてますよ。初めてその話聞いたとき。
さながれくんの独立イベントかなんかじゃなかったですか?
そうですね。B&Bかな。
B&Bですね。古い場所に、昔の場所にあった下北のB&B島さんなんですよ。
中川純一郎さんとかあの辺のゲストの人たちが元Aさんの候補だったさながれくんが独立するんで、お祝いパーティーとかイベントとかをやるときに見に行ってたら、終わった後にナンパされて。
2014年ぐらいですね。
日比谷さんでしたよね。
何この人と思って。
声かけて。
その声かけてきたのが大森さん、コウ君だったわけですよね。
はい。そうなんですよ。
どんな印象でした?当時は。日比谷さんから見ると。
当時まさにPRテーブル社の語源になったPRテーブルってブログを大森君たちが運営してて、それで僕もそのブログ見てたんですよね。
あれ書いてる人たちなんだとも思ったけど、それ以上にコウ君の推しというか、マジ広報とかPRのこと変えたいんですよとか、こういう発信したいんですよみたいなという思いがすごすぎて。
なんだかよくわかんないけど、面白そうだからもうちょっと話聞かせてみたいな、そういう感じだったことだけ覚えてます。何話したか覚えてないです。
僕も何話したか覚えてないです。
もうとりあえず、日比谷さんその時は結構記事とか33のコネクターみたいな役割で、それがすごく僕的には新しいPR広報の職種の人の役割だなって思って、すごい共感して記事を読んでて。
あっ、いる、いると思って。
いるじゃんってね。
はい、声が出てきました。
まさかこんなね。
じゃあ当時は日比谷さんは33で働きながらそういう支援とかいろいろやられてたんですか?
一応33はですね、副業NGの会社で、支援所に行ってもアドバイスっていうか相談があったら教えてあげるというかね。
06:03
あれですよ、スタートアップの候補の人たち今でもそうだと思いますけど、やっぱりちょっと半歩先の先輩の会社とかNGの会社の真似したりお手本にするじゃないですか。
そういうことを僕はすごくいっぱいこっちでさせてもらってたんで、逆に相談に来る方いればどんな答えようみたいなこととか。
あと事件をせっかくだから発信しようと思っていろいろセミナー登壇したりとかね、記事書いたりっていうのをペイフォワードしようかなと思ってた頃だったんですよね。
そうですね。
日比谷さんに本当に最初おんぶしてもらってありがたかったのは、僕全然ITとかスタートアップのつながりがなかったので、結構そこで本当にコネクトしてもらって先輩起業家とか。
まさにコネクトでしたよね、あれは今思えば。
あれのおかげで今があると思ってます。
個社名は挙げるとあれですけど、でも当時有名だったPR業界、大池マンみたいな方々とか、あとはいろんなプレスリリース配信の会社とか、PR会社の方々とかに一緒にご挨拶というか、今度これ始めるんですけどみたいな、一緒に回ったような記憶がありますね。
当時から渋谷のロックバーって経営されてたんですか?渋谷でPRテーブル入社した後に何回か遊びに行かせてもらってバーやられてたじゃないですか。
やってましたね、ロックバーを。
あれいつから経営されてたんですか?
あれは実はPRテーブルの創業とほぼ同じタイミングでスタートしてるんですけど。
そうなのか。
ただ当時はまだ渋谷じゃなくて恵比寿で民家の車庫を改造したところで運営していた時代で、それこそ恵比寿ですね。
PRテーブルを創業するための作戦会議とか、初期のサービスの仕様をどうするかっていうのを飲みながら、プロジェクターで映しながら相談するみたいなことをやったりしてた記憶がありますね。
本当の中はスティーブ・ジョブスの部屋のガレージで始まった的な始まりですよ。
伝説的な始まりです。
ガレージから始まった。
懐かしい。
僕も覚えてるのは最初の恵比寿の印象で、2018年だったんですけどPR3.0コンファレンサーに入りましたね。
僕はまだ入社前だったんですけど、ボランティアスタッフとしてコンファレンスの企画に携わって、パブリックアフェアのセッションを企画してたんです。
やりましたね。
その時に渋谷さんを紹介してもらって、一回ご挨拶言ってもらった感じになって、渋谷の元々、渋谷にあったガレージのバーの上にある屋根裏みたいな部屋に通してもらって、そこで30分くらい話させていただいて。
09:01
何やってる方なんだろうって、すごい謎の印象が立ち上がりますね。
そこでパブリックアフェアの企画とか、どんなテーマに、別所さんとか富士山呼ぼうみたいなやつを出してたんですけど。
怪しいですね。ロックバーグやネグラヴェアとかパブリックアフェアの話をして。
そうなんです。ギャップがすごいですよね。話してるな今。
確かに。
その後も渋谷さんとかAt Will Workのお取り組みをご挨拶させていただく中で、結構何度も挨拶してもらったり、
昨年は一緒にセミナーとかも何回かやらせてもらったりっていうので、めちゃくちゃお世話になってる。
そうですね。これイントロのまだ部門だと思うんで、もうちょっとだけ話させてもらうと。
At Will WorkはやっぱりかなりPRテーブルには助けられたと思っていて。
本当にお疲れ様でした。
知らない方も聞いてる方にいらっしゃると思うので、一応話しておくと。
新しい働き方を啓発しようっていうAt Will Workっていう集団補助を、私理事をやってたんですけど。
そこの発信の一環で、
ワークストリーアワードっていうプログラムをやってたのかな。
日本中からいろんな組織の働き方を応募してもらって、そこからいろんな賞を与えて表彰するみたいなことをやったんだけど、
応募いただいた働き方に関するストーリーを全部ちゃんと読めるような形でストーリーに起こそうってことでやったんですね。
自分たちで書き起こすというか、ストーリーにするのは難しいものだから、
そこの制作を全部PRテーブルさん一緒にやりましょうってお願いさせてもらったっていうのは、6年前ですかねあれは。
そうですね。
最初の年ですかね。
ほぼ最初の年ですかね。
僕らとしてもすごい良いチャンスと思ってやらさせてもらって。
5年って聞いてたので、だいぶ先だな、まだまだだなと思って始めたものの、もう終わりかっていう寂しさが込み上げてきてます。
去年か、去年終わって今年つい先日ね、最後の感謝祭ありましたね。
解散パーティー的な感じでやらせてもらいましたけど、これで終了ですね活動は。
その付き合いでもずっと一緒にご一緒してきたって。
そうですね、いろんなフェーズでご一緒させていただきましたね。
ありがとうございます。
そんな今度はですね、今日せっかくなんでいくつかテーマを用意して。
ここから本編ですね、長いイントロでPRの話をしよう。
今日はテーマで一人候補の仕事、PRパーソンのキャリアを見ているんですけど、
一つ目、一人候補カルナルみたいなところで、この前の記事ですね。
せっかくなんで、先日出た記事についてちょっと触れ合っていきたいなと思ってるんですけど、
これ一応固定ツイートの二つ目かな、つけてるんですけど。
本田さんたちでやった、一人候補なんですね。
12:00
本田哲也さんと沢崎坂さんとの対談記事ですね。
これマーケジンで既に出たんですけど、一人候補の国分副党状態がどう改善する原因とできることを考えたっていう記事が出てたんですけど、
どうですか、この辺りの相談ってやっぱり結構ひべやさんよく来られるテーマっていうことですか?
一人候補の方からの相談ってことですか?
一人候補みたいな。
そうですね。一人候補だからっていう相談ってわけじゃないんですけど、
いろんな相談を受ける中でよくよく聞くと一人でやってましたとか、
後はその候補の方というよりは経営者の方からの相談を受けることなんですけど、
新しく社員、候補の方を雇ったとか、もしくは社内で抜擢したけど経験者がいないみたいな。
そういう相談はやっぱり最近多いですよね。
候補を立ち上げたらまずひべやさんに聞いた方がいいよっていうのはめちゃくちゃ多いですよね。
多いです。多いです。
僕もひべやさんに聞いた方がいいですよって何回もたまに言ったことがありますし。
ありがとうございますっていいのかわかんないけど。
たぶん誰に聞いてもいいと思うんですけど、たぶんいわゆる広報の実務の何ですかね、
パートパートのカウント、例えばリリースの書き方とか、ネタの作り方とか、
謝罪会見の仕方とか、パーツのノウハウはいろんなところに定型化してあるんだけども、
部門立ち上げましょうって時に浅く広くかつでも優先度決めてやるみたいな、
ぶっちゃけ現実的にはどうすりゃいいのみたいな話ってあんまりコンテンツが多くなかった。
最近増えてるかもしれないですけどね。
実務寄りの話が多くなかったと思ってて、
そういう意味で程よく専門家すぎずに実務寄りの話をできる人っていうのはあんまりいなかったのかもしれないですね、今までは。
そうですね。実務、333でしっかり実務を習えてやっていかれてるっていうのがあるから、
やっぱり結構具体的ですごく納得感あります。
分かりやすいんですよ、日比谷さんの話って。
そこがありがたいです。それはね、僕は自分で自覚はないんで大きなびっくりなんですけど、
やっぱり、小堀さんとかもそうだけど、PR会社出身の方とか、たくさんコンサル経験のある方ってやっぱり僕よりもっといると思ってるんですよね。
やっぱりそれぞれのエキスパートの方はいるんだけど、いると思ってるから、そこは敵わない、勝負すると思うんですけど。
ただそういう方々がスタートアップの仕事の仕方とか、ゼロから立ち上げるとか、
セオリー通りじゃないけど、とりあえずやらなきゃいけないみたいなところの話ができるかっていうと、そうでない場合もあるのかなと思って。
そういう時に程よく出番があるんじゃないかなとは思ってましたよね。
15:01
このB2BIT広報勉強会って、コミュニティもやられてるんですか?
2013年からやられてるんですか?
そうですね。
前ですね。
10年、9年間。
その広報勉強会、僕がB2BIT広報勉強会っていうのをやってるんですけど、それも僕自身が33で広報になった時に、やり方が分かんないんで教わり、僕は1人広報だったんですね。
厳密に伊沢山さんという方と2年間やってたんですけど。
周りのサイボーズさんとか、オラクルさんとか、当時のB2BITで選挙者的にやってた人たちにいろんなお話を聞いてくると、結構いいこと教えてくれて、せっかくだったらそういう話をみんなで聞こうぜって言うんで立ち上げたんですけどね。
自分が困ってたから立ち上げたけど、意外とそれがみんなも役に立ったんで、じゃあ続けようかなって感じですよね。
これ記事にも書かれてますけど、参加されてる方たちの求めてることってちょっと変化してきてるんですか?
そうですね。もともとはある程度、ベテランというか経験がある方が広報職に就いてるような印象があって、職種が変わったから対応するメディアが変わったんで、メディアのリレーションが必要だとか。
当時はクリエイションメディアとかニュースのシートが出てきたばっかりだったんで、そういうことの知見を知りたいねみたいな。クロートの方がより濃い情報を交換しに来るみたいなところが強かったんですけど、最近はもっと手前というか本当に初心者の方が多かったり、
あとは身を見真似でやってるけど、体系的にもうちょっとやりたいとか、戦略を学びたいみたいな話が増えてきているかなっていう印象はありますよね。戦略の話はあれですね。この5年ぐらいですかね、VRテーブルなんか先駆けだったと思うんですけど、いわゆる広報実務のノウハウとかスタンスみたいなものを発信するコンテンツが増えてると思うんですよね。
あんまり他社の名前出してもらいたいけど、VRタイムさんのコンテンツなんか最初は僕ちょっとどうなのかなと思ったけど、この数年やっぱり実用的だし面白いもの増えてきてるなっていう印象もあるし、徐々に上がってきてる。
だけど、やっぱり全体感とか戦略とか経営とのつなぎとか、その辺はまだ弱いのかなと思うんで。その辺の生の話聞きたいですみたいな話やっぱり増えてるかな。
今日も広報案のコミュニケーション関係の記事一覧というのを。結構いろんなノウハウだったり、記事とかね、読んだらめちゃくちゃ今情報ってあると思うんですけど、それプラス生の話を聞いて、通知もつなげたいみたいなことなんですかね。
18:09
そうですね。ちょっとまだコンテンツにしてないですけど、最近、副業とかフリーランスで広報の支援やってる方々にアンケート取ったんですよ。70人くらい聞いたかな。
70〜80人くらいの方からお答えいただいたんですけど、そのなんで副業しようとしてるんですかっていう質問の上位に、他の現場のことを知ってみたいとか腕試ししたいみたいな話があってね。つまり自分のいる会社とか業界とかでは通用するけど、それって多分特殊だからニッチだから他のところでちょっと環境を変えて腕を上げたいみたいなニーズはあると思うんですよね。
それって何かっていうと、広報の実務って会社とか業界によって全然おさほや身につけたことが特殊で、他で通用しないかもしれないってみんな思ってる。汎用的かどうかみんな自信がなくて。
ちょっと中小化した形で自分のスキルを見える化したり確認してみたいっていうニーズがあるんだろうなーって感じますよね。
そうですよね。マシン向け、ビーム向けでも付いてますし、業界によっても。
PR会社の方とかはね、それこそいっぺんにたくさんの会社見たりいろんな業種見て、それで自分の中で中小化してスキルを体系化しやすいと思うんですけど、事業会社でやってる方だと経験者数少ないとやっぱり知見が偏ってるんじゃないかって自分で認知する問題意識を持つ方が多いみたいですよね。
事業会社でやっててPR会社に転職するって結構あるんですかね。逆は今すごい増えてきてるじゃないですか。
PR会社から事業会社が多い。
多い人ですよね。配信していただいてありがたい。
逆ってあんま聞かないなーと思ってるんですけど。
話は聞きますよ。それこそ僕もそうしたい、それでちょっと知見を広げたいって言って選択肢に考えてる。
転職相談。キャリアアップのためとか転職の相談でPR会社に数年行ってちょっと幅を広げたいですみたいな話をよく聞くんですけど。僕もそうでしたよ。
あの方、井上仲之さんって聞いてました。
今聞いてる中にも。
元の人いる。そこの方は割とすごい仲良くしていただいたんで、教わってる中でちょっと1,2年修行に行きたいんで引き受けてくれませんかって半分本気で言ったんですけど、冗談と思って相手にしてもらわなかったんですよ。
確かに日比谷さんから来たので。
21:01
扱いづらいと思ったんですよね。
でもやっぱり事業会社に言うと、自分の知ってる知見がどれくらい通じるかとかね、ちょっと繰り返しになってますけど、なんか他の秘伝の何かがある、PR会社さんは持ってるんじゃないかと思ったりするかもしれませんね。
どうですか、こうさん。
初心者として。
いじめてない気がしてるんですよね。
とにかくPR会社のときって、お客さんの広報活動の提案して実行するっていうのを何回も何回もやるんですけど、
基本的に年間の広報活動って、やることってどんな業界も変わらないし、
書いた戦略と実行する上では、市場戦のところで差がつく。市場戦っていうのはリレーションとか、一瞬の企画力とか、記者の方と話してる中での切り返しとか、そこのスキルがあればいかようにPRの人のキャリアって広がる気がしますよね。
もうちょっと事業会社に踏み込むと、経営層と話すときの共通言語とか、企業のフェーズによっても経営層の見てるところと違うとかもするので。
それはないものねだりかもしれないですね。お互いによって見えないとか。
分からないですよね。
見えないですからね。おっしゃるようにPR会社から事業会社に来た方の悩みを聞くこともあるんですけど、やっぱり社内での調整とか、そもそも広報とかPRのこと分かってない人たちを社内で説得しなきゃいけないとか、独特の社内ルールとかカルチャーがあるとかね。
なかなか綺麗な、理想通りにいかないみたいな話で対象を噂をするっていう声を聞きますよね。
これ社内に至って苦労するんですけど。ただ僕がこの数年、クライアントワークというか、いろんな会社の広報を外からお手伝いする機会が増えて思うのは、確かにやったらやったで、さっき小堀さん言ったような、特に秘伝のたれはないし、基本は変わんないってことはやってみると分かるんですけど、でもやっぱり経験をしないと分かんないところで、そこのなんていうのかな。
テキストやらPR取らんない試験を勉強しただけじゃ分かんない。こういう漢字ねっていう、こういう漢字をつかむのにやっぱりバカずる必要で、もちろんバカずずっと踏んずるわけにいかないと知見が得られないのが困るから、本とか人の話をうまく自分に創作するっていう能力も、急所の高い認知力も必要なんだけど、やっぱり現場見ないとこういう漢字がつかめるっていうのは正直悪いよね。
24:12
それをいかに短縮してつかむかとか、人の話から推察してキャッチアップできるかっていう力も、これはどんな職種でもそうかもしれないけどやっぱり求められるんだなって思います。
ひでやさん独立されたのは5年前でしたっけ?
そうです。約5年、5年半くらいですかね。
5年前。
その独立されようと思ったきっかけって何だったんですか?
きっかけはそうだな。もともとさっき言ったようにファンさんは副業禁止だったんですけど、僕はいろんなNPOとかの手伝いをしたり、PLテーブルの創業に関わったりっていうパラレル活動を実質やってたんですよね。
信用得ない形でね。
だけどもやっぱり外から見たときに、あの人いろんな難則の罠に入ってるじゃんって言われる中で、いやいや一応社員ですからっていうのにちょっと無理が出てきて、自分の中でもね、ちょっとお手伝いなんでってコミットしてるのにお手伝いなんでって誤魔化しながらやるのがもうちょっと耐えきれなくなっちゃったっていうのは正直なところですかね。
堂々と。
じゃあ周りがどんどん広がってって結果創生せざるを得なくなったってことですね。
まあ関わるプロジェクトどれも本気でというか、腰掛けじゃないつもりでやってるのに腰掛けなんですよねって言わなきゃいけないその歯がゆさが気持ち悪くなって、もう全部本気ですっていう状態にするためには独立するしかないって感じでしたもんね。
今日のもう一つのテーマでPRパーソンどんなキャリアを目指せばいいのかみたいなところもテーマにしたくて、聞いてる方とかもそういう方悩まれてる方もいるかなと思ったんですけど、秀吉さんは最初からそういうのってイメージしながら相まれてきたのか、結果そうなったっていう感じなのかどう考えられてきたんですか。
キャリアの話も結果論ですけど、ただよくよく思い出すと学生時代からそういうパラレルというか、そういうプロジェクト掛け持ちでいろんな名刺持って活動するっていうのをやっていたんですよね。
その時もプログラムも書くし、フォトショーでバナーも作るし、営業もするし、振興管理もするしみたいな。一人で何でもやるような感じだったから。たまたまそのフィールドが今度はマーケット化、開発とか、また広報とか、ちょっと守備範囲がより広がってきた感じだけど。
スタンスは変わんないつもりなんですけど。
じゃあ別に独立しようって思ってたわけじゃないってことですか、最初から。
どうでしょうね。今思えば、一人になっても食っていけるよなっていうか、食っていかなきゃいけないなとはずっと学生時代から思ってたという意味では、独立しなきゃするって気持ちあったんでしょうね。
27:07
起業してやるぞとか、会社作って大きくするぞとか、そういうふうに思ってなかったですけど。
でも結構PRパーソンに関して、日部屋さんみたいな動き方もすごく憧れてる人多いんじゃないかな。
そうなのかな。
企業会社で勝手に結果出して、いろんなとこ支援しながら、今独立されてるみたいな。
でも広報の方はそういう動きをしやすいと思うんですよね。
コンサルというか、会社の機能としてもある程度外部に切り出しやすいというかね。最初だけ中にしてもいいと思いますけど、外部のコンサルも成り立つフィールドですよね。
そうですよね。
広報さんみたいに、エージェンシーから事業会社の候補に行ってっていうキャリアも多いじゃないですか。
そっから、でも独立してPRのプロダクトの会社作った人ってあんまりいないと思うんですけど。
最初は僕PRの、すごいPRキャリアを歩みたいと思ってPR会社行ってアタップ編集して上場して思ったんですけど、
レアチューブ時代に上場経験したら、自分も上場したいと思っちゃって。
しかもPRで何かこう、物をちまちま作るとか、一個の製品を売るとかがすごい憧れだったので、
クラフトマンシップじゃないですけど、やっぱりそれを物作りをしたかったので、
その製品をみんなで、チームみんなで売るみたいな、使ってもらうと。
ってやったら、やっぱりもう起業しかなくて。
だから全然起業しようとは思ってなかったですし、やりたいことをやってたら起業してしまったと。
PRっていうのは一個軸があったので、当時ニュースフィックスの記事で佐々木さんが言ってましたけど、
ニュースフィックスの佐々木さんが言ってて、PRパーソンは経営者であるみたいな話ってよくあると思うんですけど、
でも思いっきり創業して思いっきり経営してっていうところで、
でもやっぱりPRパーソンとしての経験を積んでるって未だに思ってますけどね。
経営してること自体もPRパーソンみたいな経験してる。
確かにでも久保さん言うように、PR領域で独立してコンサルになる方はすごいいっぱいいらっしゃるけども、
ツールを作るぐらいはいるんですよね。
いわゆる起業して会社を作っていくとか、価値を作ろうみたいなことでやる方はそんなに多くはない。
日本の独立系のPR会社の方々はマインド的に近いというか、日本のPR業界の例年期作ってるような方々。
30:04
プロダクトってものじゃないかもしれないけど、新しいものを作っていこうとか、新しい価値観でPRってものを広めていこうっていうような気概の方が多い印象はありますかね。
そうですね。確かに。
結構創業期とかコンサルの仕事受けないみたいなこだわりも持ってましたよね。
そうなんですよ。コンサルで絶対お金は取らないっていう。
食えなくてもなんとかしのり出す。
アルバイトしてたね。
夢を目指してる芸人みたいですよね。芸人事以外はしないみたい。
でもあれ?
いぶやさんに会ったんで。
いや、多分PRのコンサルやってるような方々って食っていこうと思えば食っていけるというか、最近やっぱり需要多いと思いますし、
もちろん取っていく仕事の取り方とか、コンサルとしてPRのことは分かったとしても、コンサルとして動くとか営業的な側面とかまた別の悩みだと思うんですけど、
でもその専門スキルはまだ時給のバランスからいったらニーズあると思うんで、ちゃんと持てれば。
食っていこうと思えば食っていけるって話になるっちゃなりますし、それが故に新しい選択肢選びにくいっていうか、
なかなかそっちに広がりにくいっていうのもあるのかな。そういういろいろな方のお話を聞いてて思いましたけどね。
PR会社にいる方のキャリア相談をお聞きするとそういう話もありますよね。
素朴な議論なんですけど、フリーランスとかで支援側でこうやってると、やっぱりインプットが足りなくなっちゃったなとか、
新しいこと身につけられてないなみたいな課題とかっていうのもあるんですかね、個人でやってると。どうなんですかね。
やっぱりさっきのアンケートの話ですけど、そういう方多いですよね。
中堅軍以上の方が割と多いですよ。例えば仕事を取っていくとか、売り上げを安定させるとかね。
そういう山をちょっと越えて、ふと終わりに帰った時に、あれなんか同じことをこの2,3年やってないみたいな。
切り売りというか、繰り返しになっちゃってて、これって私レベル的観的に大丈夫とか、新しいことを学ばなきゃってふっと思って、
さてどうしようって。それで横のつながり作りたいとか、勉強したいとかね。最近だと大学院に行くとかいうのもありますし、
MBAというかビジネスクール行ってみようとかいう話も聞きますし。
いわゆるPRパーソナルの実務の部分だけやってたり、ちょっとしたアドバイスをやってるだけだとちょっと限界があるかもね。
これでよかったんだっけみたいなふうに思い立つという話は本当によく聞きますよね。
33:00
うんうんうん。そうか。
どうですかね。それこそ大井さんの昔PRの話だっけ。
たぶんその一世代、一回りぐらい上の方々とかだとね、残ってる方も独立した方もいい歳で、ずっと同じ業務の中でやってていいんだっけみたいな声はたぶんあるんじゃないかと思うし。
業界この道20年30年みたいなPR会社にいたときもテレビにパブリシティを取るのが仕事をもう30年くらいやってるみたいな方もいらっしゃるんで。
そっかそっか、その道の方もいらっしゃるか。
その道の方もいるんだなっていうのはすごい、そのとき思ってましたね、僕もPRのときは。
そこだけを極めてるからね。
そこだけずっとやってる。
それももちろん強みというか、その人の思考なんで全然いい。専門特化でいくもよし、ジェネラリストもよし、掛け算でいろんな職種を星ずつ重ねて強みにするもよし。
いろんな、自分にとって何が合うか次第だと僕は思いますけど、候補に限らないですけどね。
最終的に事業会社の役員になっていくみたいなケースとかって、例えば役員とかCHROとかCMOとかはあってもCPROとかまだまだたまないじゃないですか。
この辺りはひめさん的には今後増えていくと思いますか。
クボさんも一緒にしてるけど、日本PR協会ってね、パブリックリレーションズ協会っていう業界団体ではCPRを増やしましょうという話をしてますよね。
PRパーソンがもっと経営とかマネジメントのことに目を向けて、そういう話もできる人であれっていうのもあるし、経営人とか会社の運営に関わる人たちにもっとPRのことを取り組んでほしいって話でもあって、両方の歩み寄りというか融合だって話だと思うんですよね。
っていう観点で言えば、教科書通りだけど、増えていくべきだし増えていくと思っているんですね。その広報的な知見とか物の見方とか。ただその広報の人が役員になるのかというとまた別かもしれないですけど。
だからその広報的な、なんでもその経営に大事だって言ったらCHROも今大事とかね。昔はCMOってなかったのがこの15年ぐらいですかね。CMOが大事だって言われてきたりとか。いろんなものが大事だってなって、全部取り込むのかってなって。
だけど広報的な知見が決してその賄賞化されるもんじゃないよっていうのは思うし。スタートアップにおいては最近CPRが確かスペースマーとかリッチャーはどこだっけ。
テニスさん。PRの方が役員に対応されるなんてことは増えてますけど、スタートアップにおいては新しい概念とか価値観を広めるところがすごい大事だと思って。そういうトライをしているところでは経営の観点も大事な役割として投与されるのはそれはまあいいんじゃないかと思って。
36:30

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