1. もっとPRの話をしよう。聴く「PR TALK」by talentbook
  2. #26 広報は“親バカ”になって..
2023-08-16 33:39

#26 広報は“親バカ”になってはいけない。お茶の間にもリーチする「先読み広報術」──ゲスト:長沼史宏さん

聴く「PR TALK」は、PRを実践するさまざまなゲストとテーブルを囲み、膝を突き合わせて「もっとPRの話をしよう」という趣旨の番組です。

今回のゲストは、2017年より「広報勉強会@イフラボ」を主催し、そこで1500人以上が学んだPRメソッドをまとめた「先読み広報術」という書籍を7月18日に発売された長沼史宏さん。

長沼さんは本業でIT企業のインハウス広報として従事しながら、副業で国立大学の特任准教授(客員)も務めています。本編では書籍の内容にも触れながら、イフラボ立ち上げや書籍発売に至った背景や、メディアの関心を「先読み」する考え方、“あざとい”という表現の真意などを本人の口からたっぷり語っていただきました。



長沼 史宏 さん

アステリア株式会社 執行役員コミュニケーション本部長
東北大学特任准教授(客員)・コミュニケーションアドバイザー
広報勉強会@イフラボ主催者

大手メーカーで 10 年以上、広報・IR 担当としてのキャリアを積んだ後、2015 年に新興 IT 業界へ転身。テレワーク、LGBT、FinTech など旬の話題に絡め た PR を通じて“お茶の間”にリーチする話題づくりで実績を重ねる。最近で は、技術の普及・生態系の保全・働き方改革に取り組む各種団体で理事などを 務め、社会啓発につながる PR 活動も展開中。2017 年 1 月に開講した広報勉 強会@イフラボでは自らが講師として 200 回以上の講義を行い、約 1,500 人の 広報担当に、“お茶の間にリーチする露出戦略から逆算した話題づくり”の極 意を伝えている。2023 年 4 月から、東北大学のコミュニケーションアドバイ ザーを務める。/ Twitter


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サマリー

番組では、最近出版された書籍『先読み広報術』の著者である長沼史宏さんをゲストに招き、広報勉強会フラボの活動や書籍出版の背景について話しています。広報は“親バカ”になってはいけないという広報術について、報道価値の高まりや先読み戦略、メディアへのアプローチ方法などがまとめられています。また、長沼史宏さんは広報活動を持続的に困難なものとならないよう、社内の納得度を高めることが重要であり、広報レジェンドを築くべきだと話しています。長沼史宏さんが解説する広報活動の視野の広げ方も、一緒に考えていくべきと説明しています。

00:05
スピーカー 2
皆さん、こんにちは。聴くPR TALKパーソナリティの久保圭太です。この番組は、パブリックリレーションズを実践する様々なゲストとテーブルを囲み、膝を突き合わせてもっとPRの話をしようという種の番組でございます。
長沼史宏さんの活動と書籍出版
スピーカー 2
それでは早速、本日のゲストのご紹介です。広報勉強会フラボを主催し、先読み広報術という書籍を最近ご出版されました──
アテリア執行役員コミュニケーション本部長の長沼史宏さんにお越しいただきました。長沼さん、よろしくお願いします。
スピーカー 1
長沼でございます。どうぞよろしくお願いします。
スピーカー 2
先日、長沼さんとは、書籍の出版記念記者会見にお邪魔させていただきまして、すごい盛り上がってましたね。たくさんいらっしゃって。
スピーカー 1
ご来場ありがとうございました。おかげさまで入場制限かけるぐらいの参加ブロックをいただきましてですね、何とか3日回帰しながら何とか完成できたというところでございました。
スピーカー 2
そうですよね。すごいメディアの方とかPRパーソンとかみんな集まってて非常に、ああいう書籍発売されて、ああいう発表会みたいなのをやるのもPRパーソンらしい取り組みだなと思って見てたんですけど。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。実はそこでリアルでは初対面だったんですけども、宣伝会議の神代さんのご縁もあってですね、ちょっと今日お越しいただけることになりましてありがとうございます。
今日はゆっくりとお話できるのを楽しみにしております。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
はい。ではですね、ちょっと簡単に視聴いただいているPRパーソンの方向けに簡単にご紹介まずいただけませんでしょうか。
スピーカー 1
はい、私長沼と申しまして、会社はアステリアという会社に属してるんですが、先ほどあったように広報勉強会フラボというのを2017年から運営しています。
スピーカー 2
これからこの4月から、今年の4月からなんですけれども、東北大学の特任準教授としてもですね、大学のコミュニケーションアドバイザーと役名を拝命して、大学の広報活動にも関わりながらこういうPRに関わっていると、そんな立場で活動させてもらっています。
ありがとうございます。いろいろやられてますね。もともとは最初は本当に広報の一企業の担当から始まったって感じですよね。
スピーカー 1
2004年からですね、私は最初は電子部品メーカー、産業用ロボットとかモーターを作っているB2Bの会社で広報しながら、あとたまたまその会社にはオリンピックのアスリートがいてですね、オリンピックでメダルを取ったりすることがたまにあるものですから、
その時は選手のマネージャーとしてテレビ局に連れて行ったりとかですね、そんな仕事もしていました。その後はファスナーとか住宅建材を作るメーカーの方に転職しまして、それぞれ大手の製造業で6年ずつぐらい経験を積んで、2015年から今のアステリアに転席したというようなキャリアになります。
スピーカー 2
いくつかの会社でピアノ経験を得て今の立場があると思うんですけど、広報勉強会フラボーというのが立ち上げられたというのが2017年からですかね。
スピーカー 1
はい、そうです。
スピーカー 2
これはどういった背景から立ち上げられていったんですか。
スピーカー 1
ちょうど私が今の時点で大体20年ぐらいインファースの広報としての経験があるんですけれども、当時ですね2016年頃なんですが、ブロックチェーン推進協会という業界団体の事務局をやることになってですね、今も事務局長として活動してるんですけども、この時にブロックチェーンの団体なのでスタートアップがたくさん入ってきてくださったんですね。
そこで今まであまり接点なかったんですが、初めてですねスタートアップの方々とたくさん触れる機会がどっと増えたんですけれども、この時に多くのスタートアップの企業の皆さんがですね、広報のやり方がわからなくて困ってると、そういうお声をたくさん頂戴してちょこちょこお伝えしてたんですね。
広報勉強会フラボの立ち上げ
スピーカー 1
こういうふうに記者クラブを使えばいいんですよとか、プレスリリースはこう出すんですよという機会があまりにも増えたもので、結構勉強会開いた方がお互い効率いいんじゃないかということで、2017年の1月にですね、もう半分思いつきです。
もう私のワンオーペの勉強会がスタートしたと、そんな流れですね。
スピーカー 2
そうなんですね。当時だと、当時はPRテーブルも結構コミュニティとかイベントやり始めたのが2017、18年ぐらいなんですけど、まだあんまりなかったですかね。いくつかそういうコミュニティとかはありました?
スピーカー 1
私が記憶している中ではそんなになくてですね、そもそも私の活動はどちらかというと勉強会というかコミュニティみたいな形でしていて、1年半ぐらいの間は参加費も無料でですね、来るものをどんどん拒まずで、毎回100人ぐらいの参加者がいるような勉強会で、インフラ語でつながっていただいたという方々もたくさんいるかなと思ってます。
だからそういう意味ではあんまりこう、よそでそういう活動があるっていうのは当時私自身も聞いたことがなくてですね、逆にそういう流れというか、皆さんこう一人広報ということも最近あるように孤独で悩んでいる方が多かったので、何かこう勇気を皆さんで共有する場にできたらなという思いで立ち上げた力がありますね。
スピーカー 2
なるほどですね。すごいですね。ご自身は独学でやられてたわけですよね。
スピーカー 1
もうインハウスの広報としてですね、いろいろ寄り道しながらですね、今考えるともうちょっとショートカットできたんじゃないかなと思うことも多々あるんですが、やっぱり身近に先輩も男にいない中でやってきたので、せっかく私とこうつながることのできた方がいらっしゃるのであれば、ちょっとねショートカットというか、あまりこう余計な苦労はしないでですね。
私よりもさらに高い次元で最終的には広報していただければなという気持ちでこの勉強会を立ち上げたという感じです。
スピーカー 2
すごいですね。自分がやってきた苦労は同じ苦労はせずにショートカットしてほしいという、社会に還元したいという思いってことですね。
スピーカー 1
やっぱり広報職全体の底上げみたいなところも一つ、こういう年寄りのミッションかなと思っておりまして、まだまだ広報職の立場も組織の中で低いというところもあると思いますので、
その辺にも貢献できたらなと思っています。
スピーカー 2
実際に僕、ワイスターPRパーソンとかで、イフラボさん出身ですみたいな方いますよ。
広報の基礎はイフラボで学びましたみたいな。
スピーカー 1
ありがたいですね。
ありがとうございます。
スピーカー 2
社会貢献してるなっていうのすごく思いますし、僕自身はね、イフラボにはちょっと参加してなかったんですけど、
中沼さんがやられてるツイッタースペースとかで、日経新聞で読み方みたいにやられてるじゃないですか。
それにちょっと何度か拝聴させてもらったことがあって、めちゃくちゃ深く読んでというか、
これはどういうふうにこれが露出されたのかとかっていうのを解説されてるんで、この切り口の解説のされてる方っていらっしゃらなかったなと思ったんで。
スピーカー 1
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
大和でも話題になってて、あの、読んだよって声もよく聞くんですけど、これはあのちょっとここのね書籍について今日はいろいろとお伺いしていければなと思ったんですけど
先読み広報術の書籍出版
スピーカー 2
こちらは出版の背景と言いますか、もともといろんな活動されてた中で、どんなきっかけでこれまず出版されることになったんですか。
スピーカー 1
やはりこの広報勉強会イフラボっていう活動についてですね、出版社の方々も見ててくださって。
でまあ 広報会議さんですね宣伝会議さんで出されている広報会議さんで毎年1回か2回ぐらい
飛行させていただくようになってですねその中でいつか中田さんも本行きましょうね っていう話をいただいて具体的には今から2年前ですね
やりましょうということでスタートしてしてまずは私のイフラボで抗議をしている 資料ですね全部出版社の宣伝会議さんに渡して
この内容でどんな本ができるかなっていうディスカッションを 1年間ぐらいかけてじっくりしてきたというところです
その1年ちょうど1年ぐらい前からですね健康版出品し始めてなんとか 今月の18日にですね発売することができたというところですね
スピーカー 2
結構じっくりことごと煮込んだ内容なんですね 2年間
スピーカー 1
はいもうどうしようかとかですねどうも最近他のところでも広報の関する書籍が出 てるので
どういうところとのポジショニングっていうところも出版社の方と議論していきながらですね まあその結果として今の先読み広報術というタイトルで
どちらかというとこのインハウスで長年やってきた 知見が詰まってますよとかですね
スピーカー 2
またその報道機関の行動パターンを先読みしましょうというようなところに主題を置いた テーマで作り上げていったというところです
さっきちょっとこうねいろんな本がね世の中出てきてるとは言ってましたけど確かに 何かウォッチしてるからかわかるんですが広報系の本数を増えてきたなぁと思っていて
その中でも結構こう長沼さんがこうこういう人に読んでほしいなぁとか何かこう狙った ターゲットみたいなものとかってあったりするんですか
スピーカー 1
はいその今書籍がたくさん出てるってところからも言えると思うんですが今非常にこう 広報に対する熱量がですね今までに何か熱くなっているかなぁと
昔は本当に知る人と知るような触手だったわけなんですけれども そういう面では広報の担当者はもちろんなんですけれどもやっぱりその広報ですねどう活用
すればいいのかっていうところについての試験ももう少し高まっていけばいいかなと 思っています
ですのでこの私の書籍自体は初心者からベテランまでですね まずは広報の方に読んでいただきたいというのは一つあるんですけれども
やっぱりその広報を活用しようとしているし何か事業企画の方とか マーケティング担当の方とか
ただには経営者の方といった方にもちょっとこの書籍のエッセンスをご理解いただくとですね まあこんなタイミングで広報を使えばいいだなぁとかですね
あのそもそもメディアにのハートを射抜くというのはこういうことなんだなってことが ちょっとでも分かっていただくと少し
会社全体としての発信力も強化できるんじゃないかなとそういう思いも込めて内容自体もですね そういう方にもご理解いただけるような内容に仕上げているというところが特徴です
広報の機能と啓発
スピーカー 2
あーなるほどですね 結構じゃあ幅広く読んでほしいなっていう思いで書かれたってことですね
スピーカー 1
やはりですねその広報という機能への啓発ですね どうしても広告と広報をちょっと混在させてしまっている
混同させてしまってるって方もまだまだいらっしゃると思いますし その報道してもらうためにはどういう
そうですねあの話題である必要があるのかと 何があれば報道価値が高まるのかっていうところ
これをあえてですねあまりこう専門的な言葉も使わずに 幅広い方にご理解いただけるような形でちょっとこうメカニズムをご紹介しております
なのでその辺をご理解いただくとだいぶですね 広報以外の方にとっても役に立ちますし話題のちょっと作り方あと広報のからに広報との
絡み方っていうところについても ご理解いただけるんじゃないかなと思っています
スピーカー 2
なるほど確かに あの僕思ったのは一章二章あたりに社内と世の中のギャップっていうのを図が
照りされていて 非常にあれがもしかしたらその社内とか経営の方からするドキッとする
内容なんじゃないかなと思ったんですよね 確かにそうですね
あそっかと自分たちはこれを伝えたかったけど実は世の中こう見えてるんだってそれを広報は その視点で見てるんだなってことにあの内容で気づかれるんじゃないかなとも思いましたし
あの非常になのでなんかこう具体的実践的な内容だったなと いわゆるノウハウ本みたいなようながたくさんありますけど
スピーカー 1
冗談抜き一番本格派な内容なんじゃないかなって ありがとうございます
まあやっぱりこう人間まあ会社にいてもそうですけど自分が一番可愛くなってしまう ので
まあたまに私も抗議で使うとかなり共感されるんですが私たちで基本的に親バカなんです よね
はいなのでその親バカの気持ちでメディアにもさらには承認欲求を満たそうとしてしまうと たちまち失敗してしまうと逆にそういうことは広告であればいいわけですよね
お金を払って折り込みチラシだったりこういう全面広告で売ったというわけであって やっぱりその親バカっていう気持ちを一旦捨ててですね
スピーカー 2
どうメディアの気持ちに寄り添うかっていうことを考えるっていうところができるか できないかによってだいぶ結果が変わってきますね
わかりやすいですね確かに親バカになっちゃいけないんだっていうことですね 実際どうですかこれ結構出版されてみていろんな方たちに生まれて反響もあったと思うん
ですけど なんか届いてる人に届いてるなっていう実感とかあります
スピーカー 1
届けたいやっぱりですねきちんとこう 読んで理解してくださった方からはこれは自分の会社の社長にも呼ばせたいとかですね
あとは広報以外の方にもぜひ読んでほしいという声が結構届いてますし あと面白かったのが意外とメディアの方も読んでくださっていましてですね
広報の皆さんとか長沼さんは私たちはこういうふうに見てるんですねってことで 背筋が伸びましたっていう声もあったりしてですねあの逆にメディアの方もそんなに意識して
ないようなことを少しこう形式化したりもできたのかなというふうに思っていて お互いの仕事をこういう書籍を通じて理解を深めていただければいいのかなというふうに
スピーカー 2
思いました そうですね確かにお互いの職種理解を深めるっていうのはすごく大事ですよね
スピーカー 1
そうですね何をすればメディアの方々もハッピーなのかとかですね 逆に広報の人たちも何に困ってるのかってことがメディアの方にも伝わればですね
スピーカー 2
それはそれでちょっと今までにないような価値というか効果があったりもするのかなと思って 結構メディアの方がそうおっしゃってくださるのはすごくありがたいなと思ってるところですね
いいですね あのちなみにちょっと内容のところもう少し触れられればなと思ったんですけど
あの なんかメディアの人だけじゃなくて例えば第5章とかでは温度や sns 活用手法とかにもしっかり触れられているなと思ってまして
あの私たちピアテーブルも温度メディアを軸にその採用候補においてこうペースを回していくみたいな支援をしてるんですけど
この辺がそのプレイスリリースとかそのだけじゃなくてそういった手法にも触れられてるじゃないですか
なんかこう結構幅広くあの解説もされてるなと思ったんですけど特にこの中の中でこう 力を入れられた賞とかこのあの部分は特に読んでほしいなぁみたいなポイントとかがもし
あればちょっと書籍の内にも触れて何点か解説いただければなと思うんですけど いかがでしょ
スピーカー 1
ありがとうございますおっしゃったように5章のところの温度メディアはかなりですね kpi にも繋がる話として結構深掘りしてまとめてみたところだったんですが
やはりこの書籍の中で一番のポイントとなるのは 先ほどの2章の部分とあと3章のところですね
3章には何があるかというとその報道の事例をお見せしながらですね うーん
参照の重要性とアプローチ方法
スピーカー 1
ちょっとそこを因数分解してどういう世の中の木が関わっていたのでこれは報道されたのかって いうことであの大きく3つの事例を紹介しています
一つが金融関係の話題である金融商品ですね 外貨料金が伸びているという記事が出ましたねという時に何で出たかというとその当時
日本とアメリカの金利産によってその金融商品 ある銀行の金融商品が売れているという報道事例をご紹介しているんですが
これはその金利産というマクロ環境に関係する話題がきっかけになっているので大きな 報道になってますねあとはサンゴパパ一級制度に絡めた
ちょっとした近代アプリのマイナーチェンジとかですね ということであのよく多くあるリリースの場合には自分たちの会社ではこんな新商品出しましたよ
っていうことだけが書かれたリリースだったりということが多いんですが やっぱりメディアはですね
のマクロ環境とかミクロ環境さらには一時的な例えばサウナブームとか モーションとかですねそういったものに絡む話題を探してるんだよというところをちょっと
こう図式化してですね中田にわかりやすくご紹介していれば参照になります ここでコンメディアの仕事というか
スピーカー 2
行動パターンがご理解いただければあの次の章にもどんどんと入っていけるかなという ところで一番参照のところにはですね力を入れたというところですね
ありがとうございます参照が結構やっぱり 紐になってくるというかそこはしないような聞いたことですよね
ですねやっぱりご自身としてもそういった部分をできなかったとかその視点が欠けて いた時期ってやっぱりあったってことですか
スピーカー 1
おっしゃる通りですね私も若かりし頃はいくらメディアのところに行って行ってつしても ですね
ノートすら取られるんですね めぐりされていこうはそうですかっていう感じでもう20分も持たないような15分も
持たないような時もあったんですけれども ある時ですね別に何か戦略があったわけではないんですが
最近ちょっと天候の変化でこういうものが何%販売が伸びてるんですとかですね 何倍に増えてるんですっていう感じでまずはその数字を絡めて説明しだしたら
急にメディアの方がメモを取り出してですね この人たちは数字がないと仕事にならないんだってことに初めて気がついたというところが
私の若い頃の最初の経験でですね その中で今暑いからとか寒いからとかですね
日本の国民の皆さんが何か影響してるようなことに絡めた部分もちょっと絡めることで 一気に報道されやすくなるってことにその時
まあだいぶ苦労してから気がついたんで ここがかなり寄り道したところでもあるんですが
スピーカー 2
そういうところも今回の書籍ではご紹介しているので 何度もですねそういうショートカットをしてですね
スピーカー 1
成長していっていただければなぁという思いで 私もそんな失敗談も惜しみもなく書いております
スピーカー 2
なるほど いやでもめちゃくちゃあるあるだと思います あのショーとかは多分皆さん経験あるだろうなと思いますし
確かになみたいなすごく想像できるところなので それをまあそれをね実際にやっぱり実践していく
スピーカー 1
行ってあの肌勘で掴んでいくみたいなも大事ですよね やっぱり私も知らず知らずの親バカだったんですね
単純にうちの商品すごいですよって話してる人もメディアは興味ないわけですよね そういう気づきをですね皆さんにもこの方を見て感じていただければなぁと思います
スピーカー 2
結構の書籍の中でこうよくあざといっていう言葉が何度も出てくるんじゃないですか これ結構いい的だなぁと思ってて前もあの出版記念パーティーでもおっしゃってたかと思ったん
ですけど これはやっぱり褒め言葉みたいな候補にとってはポジティブに働くわけですかねそのいわゆる先読みして
スピーカー 1
いく戦略的にちゃんと伝えていくことがあざといっていうことになるんですかね あの聞いてくださってありがとうございます実はこの言葉を使うか使わないかかなり議論を重ねて
ですね なるほどもあざといというのはいい意味じゃないと言うところでどうしようかという議論を出版社の方とも
したんですが やっぱりこの私の先ほどの親バカじゃないとかですねそういうところを表す上でもあの
言葉は使うべきだという結論になってですね 実は初めにのイントロのところであのこの書籍ではあざといという言葉が出てきますが悪い
意味で当たっていませんと定義付けもしているぐらいなんです 要はですね私たちというのがあのやっぱりこう相手にとって仕事がしやすいとか相手に
とって受け入れやすいっていうところがないといくら力説しても受け止めてもらえない というところではこの先ほどのような例えば法改正に関する要素をちょっと埋め込むとか
ですね それをフックにしながら自分たちが言いたいことを書いてもらうというようなことでそこが
ちょうどあの本来はね最近ですと恋愛の舞台なんかで出てくる言葉ではあるんです けれどもちょっとしたあざとさっていうのがある意味
スピーカー 2
メディアのハートを射抜くということになるのでさりげない演出という意味でですね 良い意味であざといという言葉を対応しているところです
スピーカー 1
あとはもう一つですねこれも書籍の中でちょっとだけ触れたんですけれども やっぱり我々人間っていうのはその人欲求がちょっと大きい
すぎる大きすぎてしまうって時がたまにあるので まあ若い頃も皆さん経験あると思いますがちょっとこう
あのカッコつけたりとかですね可愛く振る舞ったりって言っても大体それだけで逆効果 なんですよね
なのでまあそういうところも含めて私たちはその変にこう カッコつけようと思っても自分本位でカッコつけようと思ってもダメであって相手本位で
スピーカー 2
カッコつけるという意味であざといって言葉が一番好きしてるかなと思って使われて もらいました
広報活動の納得度を高める
スピーカー 2
なるほどなるほど確かに本当に持てようと思ったら相手本位にカッコつけないと持てない ですもんね
はいそうですねそれが確かにあざあざといってまあやる意味こう持てるみたいな感じも しますけどなんか企業も持てる気になるためには私のあざとさやっぱないと
スピーカー 1
いけないのかもしれないなってことですね そうですねということがさりげなくできたらいいんじゃないかなっていうところでいろいろ
スピーカー 2
書かせていただきました でもなんかすごいスパイスになってってそういう印象に残ってこれは僕はすごい好きでしたこの
表現 ありがとうございますなんかでも全体を通して読むとちゃんとそれがポジティブに伝わって
くるようになってたので あったなぁと思いますし僕もあのしなやかにしたたかにみたいな結構モットーだったりする
んですごい強化しましたはいいいですねそういう言葉も私も共感します うーん
ありがとうございますぜひちょっとこれみなさん書籍読んであざあざといの真意をちゃんと いただければと思います
はい最後はもうちょっともう一つですねあの僕すごくこう聞きたいなと思ったことがあって あの後半のとこですかねあのことはまあこう
広報レジェンドって言葉が出てくるんですけど こうやはりそのまあこれも皆さんあるだろうと思うけど社内のやっぱりこう理解を得て
いったりとか広報活動を持続的に困していくやっていくために あのやっぱり子社内の納得度を高めるとか
社内に理解してもらうことが重要だと思うんですけどそのために広報レジェンド というものを作るべきだっていうことを長野さんおっしゃって本の中でもおっしゃってるんですけど
こちらあのすごい僕共感して腑に落ちたんですよね こちらあのちょっと広報レジェンドとはみたいな簡単にちょっと解説いただけます
スピーカー 1
はいありがとうございます広報レジェンドはですね 私も長年やってる中でここに行き着いたわけなんですが
やっぱりこの社内の人たちに広報って大事なんだよっていくらですね 力説してもですねなかなかこう腑に落ちないわけですよね
私の実体験としましてはあのまああるショールームを立ち上げるという時に今まで 記者会見とか内覧会をしたことがない会社だったんですが
もう騙されたと思って今回は私に任せて社会県と内覧会をやらせてくださいという話を したらば今まではこう新聞の織り込み広告とかですね
あのそういう広告だけでそこの pr をしてたようなんですけれども 初めて会見をしてニュースでですねそのショールームができますということを地元のメディアに
大体的に報じてもらったら最初の土日の2日間だけで1ヶ月分の目標人数の客さん来て しまったとそんなことが起こったんですね
なのでまぁこんな形でまずはその会社のフェーズにもよるんですけれども そもそも報道されることによる価値っていうのをですねまたには候補がいろいろこう
あの企画することの価値っていうのを密的でもってこう見せられれば一番いいかなと 成果はでもってですね
たくさん注文が来るとかですねそういうような機会を組織の中で共有できれば 実際にこの後はですね
あの他の支社でも私の話が共有されてしまってですね 見知らぬ人から北海道は札幌から南谷中からですね
電話がガンガン鳴り始めてですねそうの営業会議で長沼さんの活動を聞きましたと うちの取り組みも候補してくださいっていう電話がかかってくるんですね
なのでまぁぜひいいや初の候補の方っていうのはこういう悩みってあると思うので まずはこういうレジェンドをしっかり
繰り上げることによって一番効果的に自分の候補の評判がですね広がっていけば 次元の違った広報活動ができるし
インハウス候補としてのステージも高まるんではないかなというのは一つです まあとはですねそのメディアに出るとかですねどういう話題があの興味を引きつけるかっていう
広報レジェンドの重要性
スピーカー 1
面では最近もいろんなサーシャさんのニュース見てますとやっぱりその 脱炭素に絡めた新商品のコンセプトだったり
特に食品関係ですと廃棄する野菜を使うとかですね 何かこうフードロスにも少し関連させてるな文脈にするとか
直近では非常に今日個人的に面白かったのが名古屋の会社さんなんですが 靴下の色これをあの縫い込みか何かでこう表面に
書いておいてですね各障害者の方でも色がわかるように作成したとかですね どういう多様な社会にコミットするような商品コンセプトとか
こういうものっていうのがまだあってともこう報道されやすいわけですよね なので私たちはそういうメディアの特性っていうのもわかった上で商品コンセプト
っていうことは一緒に考えれればですね さあ何か結局結果の出やすい pr にもなりやすいかなと思っていまして
なのでちょっと話が少し外れましたが広報レジェンドってことが会社によっていろんな フェーズでの広報レジェンドがあるんですけれども最終的には広報の立ち位置が上がれば
ですねそういう商品企画の段階から広報がちょっと入り込めないとかですね 少し早い段階で私たちもこう関与することができるので結果として報道されやすい
文脈とかあとはまあ報道だけじゃないですね 社会の共感を得やすいような文脈でいろんなコンセプト作りができて
スピーカー 2
成果も出やすいし私たちの仕事もやりやすくなってくるかなというふうに考えてます なるほどありがとうございます
レジェンドっていうのは言葉語りたくなるじゃないですか伝説として語り継がれるみたいな イメージとなんか想像しやすいなと思って社内でも話題になったりとか
あの企画によってこうなったらしいよっていうふうに語られるような実績を何かこう 作ると社内においても候補の立場が上がったり
スピーカー 1
事業を作る段階から声をかけてもらったりするようになるよっていうことですね そうですねもう早い段階で相談がきますし
私も入社して半年ぐらいしてですかね今のアステレに入って半年ぐらいしてから 所々から聞こえてくるんですよねあの私のことをですね
長沼宝刀読んでくる者ですね まず相次ぎ頼むとまあいろいろテレビにも出やすいとかっていう話なんですね
トートし当時もちょっとあの中間詞の名前が広がってきた時だったのでそこに合わせて ですね
スピーカー 2
こういう呼ばれ方をしたりしたも逆に私としてはありがたいなと思ってですめちゃくちゃポジティブな 意味での音
方ですそうですねはいそんなことも実際はありました いいですね
いやーめちゃくちゃ面白いあのこれはや多分ほんとどうのビアルパンさんもこのレジェンド 作りたいって思ってると思うね
まさにあれこれやっぱつく作りたい方はもういう裏坊に行かれたら皆さん作れるようになります かね
スピーカー 1
はい私の勉強会ではどちらかというとそういうメディアの行動パターンを先読みした 話題作りっていうことでお伝えしているので
そこに関する考え方っていうのはすぐにご理解いただけると思いますしあとはツイッター でもですね
先ほど聞いてくださってるって話もありましたが新聞の読み方について解説してますので その中ではなんでこの記事は今日こんなに大きくなったんだろうかとかですね
なんでこの会社はスタートアップてちっちゃい会社のにこんな大きな紙面で 紹介されたのかっていうですね
ワード報道価値をどう高めたかあとメディアがどういう話題だとこう大きく書こうとするのか っていうのを日々の新聞一緒に見ながらですね
まあ淡々と解説をしていますそこを聞いていただくだけでもですね あのそういうメディアの気持ちを先読みというかですね
メディアとの関係構築
スピーカー 2
うーんまああざとい話題作りっていうことができるようになるんじゃないかなと思います ね
ありがとうございますそうですねあの書籍にも最後広報 q & a っていうのがたっぷりね書かれて 解説もされてますし
このよくある質問というのは多分一気に解説いただいた感じですよね q & a で ははいうん
スピーカー 1
そうですまさにイフラボを7年間やってきた中でですね 実はの皆さんからいただく質問というのは私の人なり肉となってましてですね
まあこういうことに悩んでるんだってところも私も日々発見だったので とったところを最後の30問にはですね凝縮してまとめてみました
スピーカー 2
いやすごいそこもうめちゃくちゃ濃かったねありがとうございます ああこれを読めばこの中山さんってこういうことを悩み相談したら解決してくれるんだなっていうのも
その伝わらないなっているのでぜひそこの最後まで読んでいただきたいですね ありがとうございますはいちょっといろいろとはお伺いしてまだまだお伺いしたいところであるんです
けれども 一旦ちょっと本編以上と時間となりますのでエンディングに移りたいなと思っております
ではそうですねあの今回出版もされてということねなんですがこれ今後何かこう あの最後なんか告知事項とか何かこう伝えておきたいこととか何かございますか
スピーカー 1
はい告知としましてはですね今出版がされて書籍もだいぶ皆さんのお手元に届いている ようなのでちょっとリアルでですね皆さんと交流する場っていうのを順次
開いていこうかなと思っています1回出版会見はしたんですがまだ本がまだ手元にない 状態で開いてますので
そういうところを東京とか名古屋とか大阪あと福岡あたり今企画してもね 全国行くんだとは思います
あとまあ今日の私のような話っていうのは ptx で広報勉強会フラボっていうところで毎月 講義をしているもとあともしご興味があれば特に無料なんですけれども
広報のサロンをひっそりと運営してましてですね 今1200人ちょっとの方がフォローしてくださっているんですが
フェイスブックでも日々の報道を紹介してですねこの記事は何でここまで大きくなったの かなといったあたりを私のつぶやきみたいな形で解説しているので
でもご興味があったらフェイスブックのグループでたらせは出てきますのであの 信じていただければと思います
スピーカー 2
ありがとうございますぜひ皆さん参加してください じゃあ最後ちょっと pr 視聴しているピアパスに向けたメッセージみたいなものをいただいて
スピーカー 1
これではと思うんですけどお願いできますかはいやっぱりですねこの pr あのついついメディア露出とかですね
そういう短視眼的な目的でやってしまうこともあったりするかと思うんですが いろいろとものの本とか見てますとですね
例えばアメリカにアメリカで出版された体系パブリックリレーションでという書籍ですと 広報とはというパブリックリレーションでとはということでは企業と社会
相互に利益をもたらす関係性を構築しそれを維持するマネジメント機能であるとこう 定義されているんですね
広報活動の視野の広げ方
スピーカー 1
なのでこの相互に利益をもたらす関係性というところで 今日でも少しご紹介しましたが脱炭素に通じる商品とか
フードロスに通じますよとかそういうところがやっぱり非常に大事ななってくるわけなんです けれども
やっぱりこの最終的にはですねこのメディアに出るということからもっと先に目を向けて その会社としての存在意義を高めるとか
あとはそれによって何か社会から評価されるとか 例えば経営者が何かアワールを取るとかですね
会社としても表彰されるとかそういうところも含めた PR 活動としてやっていければですね
会社自体のサスティナブルな経営とか持続可能性というものにも コミットできるようなPRになるんじゃないかなと思っています
なのでぜひそういうことまで視野に入れたPRをですね 皆さんと一緒に考えていって
どんどん私よりも高い視野でですね 皆さんには広報活動を取り組んでいただければなというふうに思っています
以上です ありがとうございます
スピーカー 2
ありがとうございました 素敵なメッセージ ありがとうございます
ではですね 本日は以上で終わりたいと思います
今日はもし聞いて興味いただいた方は 先も広報術ぜひ買っていただいて
インフラボにも参加してみてください
それでは本日のゲストはですね ステリア執行役員コミュニケーション本部長の中沼文宏さんでした
本日はありがとうございました
スピーカー 1
ありがとうございました
33:39

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