1. 松田幸之助の仕組み化経営のヒント
  2. 第28回:「実行力を高める環境..
2025-08-01 32:40

第28回:「実行力を高める環境整備の仕組み」中小企業が成果を出す“地味だけど効く”習慣

この番組は、21,000部を突破したベストセラー『ヤバい仕組み化』(あさ出版)の著者、松田 幸之助(本名: 松田隆宏)がお届けする、中小企業経営者やビジネスパーソン向けのチャンネルです。最速・最短で成果を出す「仕組み化」の秘訣を体系的に学び、あなたのビジネスを加速させましょう!Youtubeも絶賛配信中!ポッドキャストではお伝えしていない仕組み化ノウハウが学べますので是非こちらも合わせてご覧ください♪▼松田幸之助の仕組み化実践チャンネル⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.youtube.com/@shikumika_jissen/featured⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠■株式会社プリマベーラ松田 幸之助(まつだこうのうすけ)について 🔸年商51億円企業の社長執行役 兼 CCO(最高コンサルティング責任者) 🔹日本経営品質賞の受賞企業を含む中小企業400社以上に成果の出る仕組み作りの支援 🔸176万円の経営コンテンツを書籍化した『ヤバい仕組み化』(あさ出版)を出版、21,000部突破 🔹3年間で「売上122%アップ」「営業利益550%アップ」と急成長した企業など続出

サマリー

今回のエピソードでは、松田幸之助が物的環境整備の仕組みについて講義を行い、実行確率を高めるためのアプローチを詳しく解説しています。環境整備を通じて職場の清掃や整理整頓を進め、仕事がしやすい環境を整えることの重要性が強調されています。また、中小企業が実行力を高めるためには環境整備が重要な要素であることが述べられています。特に、従業員が取り組みやすい環境を整え、コミュニケーションを徹底することが業績向上に寄与することについて解説されています。第28回のエピソードでは、中小企業が実行力を高めるための物的環境整備について詳述されており、柔軟性を持った運用や継続的なアップデートの重要性が強調されています。さらに、業務の仕組みを見直すことが環境整備の目的である実行確率を向上させる助けになると語られています。中小企業が成果を出すための地味ながら効果的な習慣や環境整備の重要性についても解説されています。

環境整備の意義
松田幸之助の仕組み化経営のヒント
このチャンネルでは、仕組み化経営コンサルタントの松田幸之助より、仕組み化経営の考え方や成果を出すためのヒントをお届けする番組です。
皆さん、こんにちは。パーソナリティを務めます仕組み化経営コンサルタントの本間亮介です。
本日は、仕組み化経営のOSである環境整備について松田さんにお話をお聞きしたいと思います。
それでは松田さん、今回は物的環境整備の仕組みについてということで、
今日は経営の仕組みの視点からの環境整備について、いろいろお話を聞かせていただきたいんですけれども、
聞いている方のために、まずそもそもで、物的環境整備って何ですか?
はい、物的環境整備。すんごいわかりやすく言ってしまうと、掃除するみたいなところをまずベースにイメージしていただけるとわかりやすいのかなと思うんですが、
掃除というと、気づいたときに汚れてるなと思ったら掃除する。これを掃除だと思うんですけれども、
環境整備っていうふうに考えると、決められた場所を決められた人が決められた時間掃除をすること。
これを私たちは環境整備というふうに考えておりまして、
なんでこの環境整備という掃除をするのかというと、環境整備を通じて実行確率を上げる。
これが私たちが環境整備を行っている一番の経営の視点からいった目的になってきます。
このポッドキャストでも何回でもお伝えしている通りに、業績イコール戦略確率×実行確率です。
戦略確率というのは報告と決定ですね。
実行確率というのは実施とチェックとなってますけれども、
そもそもの実行するという土台を作るためには、環境整備などを通じて実行する土台作りですね。
つまりOS作りというのをやっていく必要がある。
それにダイレクトに効果があるのが、私たちの所の物的環境整備なんじゃないかなというふうに考えてまして、
これもまた次以降の回でお話ししていきたいと思いますけれども、
物的環境整備というのを経営の視点で見るか、事業の視点で見るか、業務の視点で見るかで目的とかポイントというのは結構変わってきます。
これをぐちゃぐちゃにしていると、なかなか思うような環境整備を通じて成果が出ないというふうなことになりますので、
まず何のためにそもそもやるんだっけというのを経営の視点で考えると実行確率を上げること。
業務のレベルですね。業務のレベルで何で具体的にこれをやらなきゃいけないんですかというと、
実行確率の向上
それは仕事がやりやすい環境を整えるために環境整備をやっているというふうに考えていただけるといいんじゃないかなというふうには思います。
はい、ありがとうございます。先ほどあったと思うんですけれども、決められた場所を決められたりとか決められた時間、掃除をするというところで、
基本的には好きなところを好きなタイミングで掃除してではなく、もうこの時間にあなたはここ、あなたはここって決められたところを掃除するのが、
いわゆる環境整備の実行することというようなところですかね。
おっしゃる通りです。自由にやるんじゃなくて決められた場所ですね。
本間さんはここのテーブルをやってくださいとか、本間さんはこれを10分間やってくださいとか、
というふうに決められた場所をやるというのが実行訓練になっている。
いつでもやっていいよとか好きなときにやっていいよというのは実行訓練にならないというわけですね。
トイレ掃除も一つあります。トイレを汚く使っていいよという経営者さんっていないと思うんですよ。
いないですね。
にもかかわらず、トイレがきれいなコンビニもあれば、トイレの汚いコンビニもありますと。
その差って何かというと、やっぱり実行確率がベースになってきているので、
なのでこういう環境整備などを通じて実行確率を上げていくということが大事じゃないかというふうに思うわけでございます。
トイレ掃除というわかりやすい方針を実行できないのにもかかわらず、
それより難しい戦略の立ち上がった方針が実行できるかというと、やっぱりなかなか難しいよねというふうなところですね。
ちょっと環境整備の視点とは異なるかもしれないんですけど、
やっぱりトイレ掃除って普通の人は嫌がるのかなというところで、
だからやっぱり好きなところを掃除していいよというと、
外掃除とかトイレ掃除って結構避けられがちかな。
暑いですね。
はい。
夏場は暑いし、冬場は寒いし、トイレは汚れているし。
なのでやっぱり決められた場所を決められた人がしっかり掃除するというのは、
結構うちとかだと小売業なので、お客様のためにもなるのかなと思いました。
そうです。
ありがとうございます。
では続いて、物的環境整備がなぜ実行確率向上につながるのかというところで、
なんで環境整備が実行確率向上につながるのか教えていただいてもよろしいでしょうか。
まずさっき報道をお伝えしたように、大事なのは誰でもできることなんですね。
環境整備、例えばトイレ掃除っていうのって基本的に何か特殊なスキルとか資格がなくてもできるものです。
でもそれ以外の資格とかがスキルが必要なものだと、そもそもスキルがないからできないという言い訳が出てきます。
でもトイレ掃除とか環境整備、お掃除ってスキル関係ないですね。
要はやるかやらないかって問題なので、誰でもできることを通じてちゃんとやると。
今まで10回中3回しかトイレ掃除しなかった人が、10回中9回トイレ掃除するようになる、これでも実行確率が上がっていることだと思うので、
このように誰でもできることを通じて実行訓練をしていくと。
トイレ掃除とか誰でもスキルがなくてできることをやりきることによって、
自然と実行訓練になっていって実行確率が上がっていくんじゃないかなというふうに思います。
ちゃんと誰でもできることとかスキルがなくてできることっていうのが、
一つ実行訓練にするために必要なんじゃないかなと思うのと、
あと環境整備を通じて会社の大事にしている価値観の浸透が進んでいくというふうに私たち考えています。
例えば環境整備やりますよ、環境整備をやることによって仕事がやりやすい環境を整え備えましょうとか、
お客様が気持ちよくサービスを受けられるようにしましょうっていうふうなのをベースに環境整備をしていくと、
そういうふうなお客様のためにやっていこうとか、
仕事がやりやすいようにしていこうというふうな価値観が環境整備を通じてみんな浸透していく。
考え方の正当みたいなところが環境整備を通じてできるようなことができますので、
なので実行確率というのが環境整備を続けることで少しずつ上がっていくんじゃないかというふうに思っています。
環境整備の浸透
価値観浸透というところで、一般的な企業だと朝の時間だから掃除してみたいなところで、
やる目的とかを特に伝えずに掃除をさせてしまっているのかなというところで、
やっぱり何のために環境整備をするのかっていわゆるマインドセット的なところをしてからやってもらうというのが大事なんですね。
ちなみにその価値観をそもそもマインドセットするときに、どうやって従業員の方に伝えていったらいいんですかね。
環境整備ってこの目的があるからやるんだよっていうのを多分言ってもなかなか理解してもらえないかなと思うんですけど、
ここも勉強会とかをして価値観を浸透させていくんですか。
そうですね。価値観浸透は基本的に勉強会というのが一番効果的だと思うんですけども、
ただ環境整備をあまり小難しく捉えすぎる必要もないと思いますし、複雑にする必要もないと思うんですね。
だって掃除をすることによってお客様が気持ちよくサービスを受けられるんだったら、それって多分理想的だと思いますし、
飲食店であればお客様がお食事するところ、テーブルがきれいな方絶対いいじゃないですか。
っていうのをちゃんと伝えれば分かると思いますし、環境整備を通じて仕事がやりやすい環境を整えておきましょうみたいなことをやれば、
それ嫌だなって思う人もなかなかいないと思うので、なんでもちゃんと分かりやすく伝えてあげるみたいな。
いきなり環境整備をするぞみたいなことはやらなければいいんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。では続いて、物的環境整備そのものを会社に浸透させるにはどんなことをしていったらいいですか。
環境整備を浸透させるやり方、いろいろありますけれども、まずちゃんと組織として浸透させるためにやったほうがいいことというのは、
社長も環境整備をちゃんと行う。例外は作らないというのが1つポイントになってまいります。
私もいろんなお客様のところをご訪問して環境整備内室のお手伝いさせていただくときに例外があるときって結構あります。
どういうことかというと、社長は環境整備やれと、きれいにしようというふうに言ってるけれども、社長室すっごい汚いんですよ。
本が山積みとか。そうすると社長が環境整備やってないじゃんっていうことに、やっぱり従業員の皆様からしたらなってしまうので、社長が環境整備を行うというのが1つ浸透させるために大事じゃないかなと。
実際プリマベラでも吉川さんは、まずそもそも社長室作らなかったですし、自分の自宅の書斎まで環境整備を吉川さんは自分でしたんですね。
自分で環境整備点検の、自分の部屋を環境整備点検する。変わってる。
そのぐらいやっぱり自分自身が社長自身が環境整備をやりきるというふうなところをやると環境整備は浸透していくと思いますし、あとは何よりも自分自身がやりきるのもそうですけども、従業員の皆さんがやりきる。
途中でなかなか環境整備やってくれないなとかってなった時に、じゃあやらなくていいよとか。なかなかやってくれないからもういいやって諦めてしまうと、そこでも環境整備が浸透するってことはなくなってしまうので、
1回環境整備をやりますと。どんな仕組みでもそうなんですけども、1回導入しました。1回導入してうまくいかなかったです。2回目導入します。
2回目って1回目より導入ハードルがものすごく高いんですよ。なぜなら従業員の皆さんが1回目うまくいかなかったじゃんっていう失敗の体験があるんです。
覚えてます。
環境整備の重要性
失敗体験をベースに、これやっぱ大事なんでやるよって、なかなか覆すの難しいので、最初の01の仕組みやる時っていうのは必ずやりきる。途中で投げ出さないってことが、特にこのOSの部分、環境整備とかは経営計画書もそうですけども、非常に大事になってくるんじゃないかなって思います。
はい、ありがとうございます。社長も環境整備を行うというところで、結構コロナ禍以降だとテレワークしてる社長も多いかなと思うんですけど、吉川さんちょっと変わってて、書斎とかも見せてくれましたが、こういったテレワークとかはしてて、見せたくても見せれない社長はどうしたらいいとかありますか?
見せられなくても、見せたくても見せられないという時は、別に全部自分が見せる必要はないと思います。公開する必要はないんで、あくまでも社長も環境整備に参画してるというところですね。
じゃあ、すごい分かりやすく言うと、オフィスの入り口にでっかいゴミが落ちてたとなった時に、それを社長がスルーしちゃったら、環境整備やってないじゃんってなってしまうので、あまりにも大きいゴミだったら、ちゃんと自分で取って捨てるみたいな。
っていう風な姿勢をやっぱりやるっていうことが大事じゃないかな。無理やり自分から、俺環境整備やってるよみたいなのをオープンに開示する必要はないと思うので、あくまでも従業員の皆さんから目に見える場所はちゃんと環境整備をやりましょうという風に考えてもらえるといいんじゃないかなと思います。
では続いて、実効確率の話に戻りたいと思うんですけれども、実効確率を上げたいよっていう企業様多くいると思いますが、実効確率を上げるためには、やっぱり環境整備、物的環境整備じゃないといけないっていうものなんですかね。
実効確率を上げるためには環境整備じゃなくても大丈夫です。ただ大事なのは誰でもできることですね。誰にでもできることを徹底すると、やり切ると、徹底というのは他社から見て異常だと思われるというのを私たちは定義してますけれども、何か一つ誰でもできることを徹底すれば、それで実効確率は上がるという風に思います。
例えば挨拶とかもそうですね。おはようございます、いらっしゃいませこんにちは、これ誰でもできるという、スキルも必要ない、自分の意識の問題。
挨拶を徹底、他社から見て異常と思われるぐらいしっかりとやり切ることができれば、それを通じて実効訓練にはもちろんなると思いますし、なのでそういう風な誰でもできることでそれを徹底していくっていうところが、この実効確率を上げるための方法になってくるので、必ずしも環境整備の必要はない。
ただなんで環境整備がいいかというと、環境整備は一石三鳥ですね。環境整備をやると3つ以上得があるよと思ってます。1個がそもそも実効確率が上がる。環境整備を通じて従業員の皆さんの実効度が上がる、やり切る力がつく。
2つ目が仕事の生産性が上がりますね。仕事がやりやすい環境を整えますので、毎日の仕事の生産性が上がります。環境整備を通じて場がきれいになりますね。そうするとお客さん満足度も上がるというふうに、他にもいろんな不随的な効果があるので、そういう風に考えると環境整備はおすすめじゃないかなと思います。
もちろん挨拶もおすすめだと思うので、実際私たちは挨拶も環境整備もしっかりと徹底ですね。他社から見て異常と思われるくらいやろうというふうにやっているのは挨拶と環境整備は両方ともあります。なので挨拶と環境整備を徹底しているからこそ、プリマヴェーナの実効確率が高いんじゃないかなというのがあるんじゃないかなと思ってます。
はい、ありがとうございます。実効確率を上げるためには誰でもできることをしっかりと徹底するというところで、徹底するとなったときに、やっぱり誰でもできるけどやらない人の方が多いじゃないですか。最初はやっぱりやるときに評価に組み込んだりとか、ある程度の強制をしていかないといけないというところですか?
徹底するときに大事なのは、実効確率を上げる方法は何でしたっけ?
実効確率を上げる方法、チェックをする。
そう、実施しやすい環境を作ることとチェックすることなんで、まずそもそもやっぱり実施しやすい環境ですね。ルール作らなきゃいけないですね。
どのようにマニュアルを作る?何をチェックリストを作る?いつ誰がカレンダーを作る?まずここからですね。環境整備をやります。いつ誰がやるんですか?それをベースに作業計画表という、いつ誰がどこを環境整備するかというのが明確になっているようなカレンダーであります。
何をするんですか?本間さんは今日トイレ掃除をします。これは明確ですね。これ何を?どのようにするんですか?トイレ掃除のマニュアルがあるのでこの通りにやってください。
という風にやったらまずできない言い訳がなくなる。あとはもう一つ、やっぱりチェックしないと実行しないので、ちゃんと終わっているかどうかというのをチェックする。
なので基本的にはそこの実行確率を上げる。今までお伝えしてきたやり方を愚直にやっていくことによって徹底することができるんじゃないか。
マニュアルもチェックリストもカレンダーもない。チェックもしません。徹底していますというのは徹底していないということだと思うので、徹底するということはやっぱりそこにある程度経営層がチェックに時間を使うとか、仕組み作りに時間を使うとかということが必要になってくるんじゃないかなと思います。
業種業態による取り組みの違い
ありがとうございます。では続いて、これはぜひぶっちゃけていただきたいんですけれども、物的環境整備をすればぶっちゃけ業績って上がるんですか?
業績が上がるかどうかというと、上がる場合もあるし変わらない場合もあるというところがあるんじゃないかなと思います。
ただ中長期で見れば環境整備を通じて業績は上がります。なぜならば実行確率が上がるので、戦略確率×実行確率は業績なので上がります。
ただ環境整備をしてそれが直接的に成果に出るか、直接利益になるかというとそういうわけじゃない。間接利益というのもあると思います。
なぜならば環境整備を通じて生産性が上がります。生産性が上がったことによって経費が最適化されて利益が残るということはもちろんありますけれども、ただ環境整備もいろんな業種業態によって変わります。
例えば製造業とかで環境整備をすごい綺麗にしてます。整備整頓ばっちりですという状況でお客様に工場見学してもらって見てください。私たちの工場こんなに綺麗でしょ。こんな綺麗な状況だったら絶対ミスなんて起きないですよね。
他のライバルさんより。じゃあうちで契約しませんかというふうに、その環境整備をしている場所自体がお客様を営業する場所、クロージングの場所になっている場合は、それで営業の制約率が上がったりするので直接売上につながりやすい。
ただじゃあ今度これ小売業とかサービス業とかになったときに、じゃあお店が綺麗だから古着屋さんに行きたいと思います?
別に行きたいとはならない。
ならないですね。なんで古着屋さんに行くかというと洋服を買いたいんです。お客様の一番の目的は洋服を買うことなんです。
汚いのは嫌ですよね。汚いのはお客様が来なくなる要因になる。来る理由にはならないけれども来なくなる理由にはなる。
つまりこれも中長期的に見たら、1回お客様が来ました。1年間の中で、綺麗なお店だったら年に2回来るかもしれない。
だけれども汚いお店だと、1回来た瞬間にトイレ汚い、何この埃、虫ついてるじゃん、もう行かない。
そうするとリピートされないですね。そうするとお客様離れていっちゃうんで売上が下がるということが考えられますので。
なので直接売上につながる業種業態もあれば間接的につながる業種業態もある。
ただどちらにせよ環境整備を通じて実行確率は上がるので、中長期的に見たら売上は上がりますし、
あと環境整備のやり方次第ですね。
例えば私たちがやっているのは小売業でもちょっと高いお洋服がありますとか、レアな商材がありますとなったときに、
その商材をただただ出すのとちょっとクリーニングして、つまり環境整備をして出すのでは単価が変わるじゃないですか。
そのまま出すと1万円かもしれないけれども、そのお洋服を環境整備して綺麗にした状況で売り場に出すと、
これ2万円になるかもしれない。ただ1万円単価が上がりますね。
ただ売上が上がるじゃないですか。
ただこの環境整備という考え方を応用すると、どこに応用すれば業績を上げられるかというのは、
やっぱり考え方次第でやり方がありますね。
出品もそうですね。私ECサイトで出品をやっています。出品もたくさん出品すれば基本的に売上がるじゃないですか。
普通に出品していたら1日100本までしか出品できません。
でも環境整備の考え方をもとに、仕事がやりやすい環境を整え備えました。
その状況で出品しました。130本出品できました。月でいうと900本大きく出品できます。売上がりますね。
それはどういうふうに環境整備の考え方を応用するかというふうな応用編になってくると思うんですが、
ただ環境整備を通じて中長期的には売上は上がりますし、
短期的に上がるのは考え方が必要なのかな、応用するというふうな部分が必要になってくるかなと思います。
ありがとうございます。先ほど業種業態というお話もありましたが、
業種によっては広い倉庫を持っている業態の企業様であったり、
うちのような小売業ですね、お店を持っている企業様、
IT関連だと本当にオフィス一つの企業様もあると思うんですけれども、
業種業態によって物的環境整備の取り組みや進め方を変えたほうがいいとかというのはありますでしょうか。
やり方はいろいろ応用することができると思うので、自社にあったやり方に変えてもらっていいと思います。
時間も必ずしも、たくさんの時間をやればいいかというとそういうわけでもないと思いますので、
自社にあったやり方をやってもらえればいいと思います。
例えばトイレがないってお店ってそんなにないと思うので、
じゃあトイレ掃除やろうとか、
トイレも入居しているテナントの関係でトイレ掃除できないんですっていう状況になったとしたら、
じゃあお店の周りのゴミ拾いとか草むしりやろうかとでもいいと思いますし、
あとは床がめちゃくちゃ広いと、
うちとかもお店で100坪、200坪近いところお店があります。
物的環境整備の重要性
そうすると床の環境整備でやってて、もう1年間終わるんです。
じゃあ床掃除だけは業者さんにお願いしようとかというふうな、
本当に業種業態とかその場所においてやり方っていろいろ応用することができると思うので、
必ずしも決まったフレームをやるというわけでもなくて、
自社にあったやり方で少し変えていくのも全然いいんじゃないかなというふうに思います。
明らかに合わないってわかるじゃないですか。
床掃除を100坪のお店で床封じを環境整備しましょうって結構限界があるじゃないですか。
それだけで何年間かかるんですかって話なんで、
そういうのは業者さんお願いしましょうとかというふうな、
多少の柔軟性を持っていった方がいいんじゃないかなと思います。
はい、ありがとうございます。
では続いて、物的環境整備である程度実効価格上がってきたなって、
どこかのタイミングで感じてくると思うんですけれども、
実効確率が上がったら環境整備ってやめちゃってもいいの?
環境整備はですね、やめないほうがいいと思いますね。
やめてはいけないと思います。
OSなんで、OSってアップデート必要じゃないですか。
このiPhoneのやつもアップデートしないと古いアプリ動かないと同じで、
やっぱりアップデートし続けないと組織が動かなくなる。
そこまで実効確率が下がります。
環境整備の継続性
なぜならば、すごい分かりやすくて、
人の入れ替わりが絶対あるんですよ。
辞められた人もいれば、入ってくる人もいます。
本間さんとかは環境整備に関して耳にタコができるくらい聞いてるんで、
もう分かってるよ、なるかもしれないですけれども、
入ってきた新入社員さんですね、
2号卒の方は環境整備のことをどれだけ知ってるかというと、
まだ全然分かんない。
なのでちゃんと環境整備のことを伝えることによって、
伝え続けることによって、
新しく入ってきた人も環境整備のことがちゃんと分かって、
実効確率が上がる訓練になりますし、
ある程度環境整備を続けてきた人に関しては、
環境整備をどう応用すると成果が出るのか。
本質的には実効確率を上げることが一つの目的ですけれども、
次の段階ですね、事業の仕組みか業務の仕組みかという観点で見ると、
またやり方とかポイントが変わってくるので、
その社歴が長くなった環境整備をたくさん続けてる人は、
ただただ環境整備をするという段階から、
ちょっと資産を上げて応用するとか、
どうやったら成果が出るんだっけとかというふうな考え方ですね。
例えばこの本を置いてるじゃないか、
このYouTubeで、Podcast、YouTubeの映像で見られてる方はわかると思います。
ここに本あります。
この本も、どこに置くかって整頓じゃないですか。
どこに置いた方が、この目的って何かというと、
ここに置いてることによって、
興味を持った人が本買ってくれたら嬉しいなってことじゃないですか。
この本をどこに置くのが最もお客様が買ってくれる可能性が高いのか、
これ整頓なんです、環境整備でいうと。
そういう整頓の考え方を、こういう仕事の場に常に応用できるようにしていく。
っていうところが、環境整備って大事だと思います。
時代は変わってきますので、
どんどんどんどんお客様も変わりますし、
取り扱っている商材も変わりますし、
提供しているサービスも変わるじゃないですか。
ってなった時に、
1回作ったものが永続的に使えることは絶対あり得ない。
なので時代の変化と合わせて、
自分たちも変化しなければいけない。
じゃあどう変化するんですか。
それは物的環境整備を通じて、
実行確率を上げて変化し続けましょうね。
っていうふうな感じで捉えていただくと。
そうすると環境整備が終わりがない、
やめていいものではないってことは、
なんとなくお分かりいただけるんじゃないかな、
というふうに思います。
急に唐突に。
そうですね、アップデートっていうのは。
今生徒の話もあったと思うんですけれども、
そもそも目的は何かっていうところで、
こういった物的とは言ってますけれども、
現場以外にも、
ウェブサイトとかもそういう考え方を反映していって、
この商品バナーどこにあるのがいいだけとか、
そういったところに転用してどんどんアップデートしていくのが
いいというようなところですかね。
環境整備と業務の仕組み
おっしゃるとおりです。
環境整備やるとそこも共通の認識ができるんですよ。
言語認識、整理というのは何でしょう。
整理というのは捨てる。
捨てることですよね。
整頓は?
物の置き場向きを揃える。
揃えることです。
なので整理しようねって言ったら、
このホームページちょっと情報多いから整理した方がいいんじゃない?
そうしたら情報を捨てるってことになるんですね。
これちょっとバナーぐちゃぐちゃだから整頓した方がいいよね。
揃えようねってことになる。
仕事をやっている中で整理と整頓が共通の認識になっていると、
それは仕事をやりやすくなってくる。
これが冒頭に言った価値観が浸透してきますよというところにもつながってくるので、
環境整備はコツコツとやっていくと
企業文化になってくるんじゃないかなというのも
私たちが長年やってきた一つの結論、結果なのかなというふうには思います。
はい、ありがとうございます。
では本日は物的環境整備の仕組みを経営の視点で
松田さんよりご解説いただきました。
今日の考え方をもとに物的環境整備について
自社でどんなことができるのかを考えてみてください。
それでは松田さん、本日の仕組み家経営のヒントをお願いします。
はい、今日はですね、物的環境整備を実行確率を上げるために行う。
この環境整備の考え方を唱え直していただければいいなと思います。
目的が変われば当然手段も大きく変わってきます。
環境整備をただただ仕事がやりやすい環境を整え備えるとか、
環境整備してきれいにすればいいんでしょうみたいな
捉え方で環境整備をしていても
残念ながらそんなに業績って上がらないんじゃないかなと思います。
業績以降で戦略確率×実行確率で考えると
この環境整備を通じてやっぱり実行確率を上げていくと。
実行確率を上げていった結果、業績が上がるというふうに思っていますので
何のためにやっているのか。
それは実行確率を上げるために物的環境整備を行っているんだというふうに
考え直して捉え直していただくと
今環境整備をやっていることが
これって何の実行確率を高めるためにやっているんだっけとか
これって何に繋がるんだっけというのが分かってくるんじゃないかなと思いますし
何の実行確率を上げるためにやっているんだっけというところは
次回に詳しくお話ししていこうかなというふうに思っておりますので
今日はこの実行確率を上げるために環境整備を行うというところを
ヒントとして考えてみていただければなというふうに思います。
はい、ありがとうございます。
それでは以上でメインテーマの方は終了になります。
それではここからはですね、恒例の雑談タイムということで
現在撮影日7月ということで
まっという間に2025年半分が終わりました。
ということでですね、今回の雑談テーマは
半年を振り返っての思い出や衝撃だったことを教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
お願いします。
何か思い出や衝撃だったこと、この半年でありますでしょうか。
本間さんは何かあるんですか?
私が先に、はい。
そうですね、結構私はもう初手1月なんですけれども
このポッドキャストを聞いておられるサウナーの方はご存知かと思うんですけど
三舟山楽園ホテル、ラカンの湯というですね
もうサウナーが絶対に行きたいという最高のサウナの聖地にですね、1月行ってきました。
へー。
まあ行ってきましたというか、連れてってもらいました。
素敵ですね。
はい。やっぱそのサウナ界のミシュラン、サウナシュランというのがあるんですけど
そこで3年連続1位を取ったサウナということで
やっぱめちゃくちゃに良かったですね。
普通のサウナといえばサウナがあって水風呂があって
外とか椅子があるんですけど
ラカンの湯は建物の中で整えるというので
焚き火があって椅子があってマシュマロとかお餅があって
それを焚き火で焼いて食べられるし
へー。
プリンも食べ放題というところで
素敵ですね。
何でも揃っている最高のサウナに行けたことが
2025年上半期のベストの思い出かなと。
いやー、いいですね。
ありがとうございます。
私はですね、やっぱりですね
これですかね、この2作目を出版したのが
今年の4月ですね、4月29日に出版しまして
この帯にLINEの元代表だった森川さんに書いていただいて
この森川さんのCチャンネルのオフィスに行きましたけれども
非常に森川さん優しいお方で
オフィスの前で待っているときはずっとドキドキしたの
そうそうしたんですけども
非常に森川さんが素敵な優しい方でですね
一緒に写真も撮れて
やっぱり経営者さんってものすごく人柄もいいし
すごい私みたいな話も進撃に効いてくれて
写真も撮れて
それが振り返ってみると一番思い出であり
LINEを作られた方とこうやってお話できるって衝撃じゃないですか
そうですね
なかなか人生でないと思うんで
すごい振り返ってみると一番衝撃だったなって思います
なるほど、ありがとうございます。
実行力を高める環境整備
はい、それではですね
本日の放送は以上になります。
次回はですね
物的環境整備の仕組みの事業の整備の視点ですかね
そちらでお話しいただきます。
はい、それでは本日の放送は以上です。
参考になった方はですね
チャンネル登録やXのフォローをぜひお願いします。
それでは来週もお会いしましょう。
さようなら。
さようなら。
松田幸之助の仕組み家経営のヒント
ここまでお聞きいただきありがとうございます。
この番組への感想や質問は
ハッシュタグ松田幸之助でXに投稿いただけると嬉しいです。
YouTubeでも仕組み家経営のノウハウを発信しております。
松田幸之助の仕組み家実践チャンネルでご検索ください。
またぜひこの番組を聞いて
プリマベーラに相談したいという経営者の方々
一緒に働いてみたいという方々は
一度株式会社プリマベーラのホームページからお問い合わせください。
この番組は毎週1回配信されます。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
32:40

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