はい、ありがとうございます。
本日は日報の仕掛けの書き方の部分について、
お話ししていただきたいと思います。
早速ではございますが、多くの方がですね、
日報ってどんなことを書けばいいんだろう、
何を書けばいいんだろうって迷う人が多いかなと思うんですけれども、
この書き方のノウハウってどんなものがあるんですか。
まず大前提で日報を書く側が意識しておいた方がいいことがあります。
それが何かというと、こんなことを書いても意味ないかな、
みたいなことを思わないということですね。
日報を書くときに自分の視点で、
その重要性とかっていうのを判断してしまう方が多いんですけれども、
その情報が自分にとっては、
たかがこんなものかもしれないと思うかもしれないけれども、
社長とか幹部からすると、
ものすごく喉から手が出るほど欲しい情報ってことも多々あります。
例えば実際に物件とかですね、
普通に仕事をしていて、隣の物件開くんだ、
でもこんなことぐらいもうみんな知ってるだろうって思って書かないと、
実はその物件、うちらが喉から手が出るほど
抑えたかった物件かもしれないですね。
その情報を知らないがために、
他のライバルが物件を抑えてしまうということもあります。
基本的に情報というのは、
誰が見るかでその情報の重要性というのは異なりますし、
どのタイミングで見るかでも情報の重要性というのは変わります。
なので、前言ったかなとか、こんなこと言ってもなということは
基本的に気にしないでいただいて、
書くということをまずやっていただいた方がいいと私は思っております。
本間さんもあるんじゃないですか、こんなこと書いてもみたいな。
こんなこと書いてもありますし、
どうせ他の人が挙げてるだろうというので挙げないという経験はありますね。
それはもったいないですね。
重要な情報は目に触れやすいような形にする方がいいですし、
そもそも誰かが書いているかもしれないという、
誰かが書いている根拠なんてないわけなんです。
ちゃんとまずは書く。
自分の中で情報の取捨選択をしてはいけない。
ただただシンプルに日報を書くということを、
まずは前提のスタンスとして持っておいていただいた方がいいのかなと思っております。
それをちゃんと現場の人にも伝えるということですね。
それを伝えると現場の人にも日報を書きやすくなると思うので、
どんなことでもいいよ、前に言ったかもしれないな、
他の人も言ってるかもしれないな、そんなこと気にしなくていいから、
まずは思い浮かんだことを素直に書いてもらって大丈夫ですよ、
みたいなことを現場に日報を導入するときに通達しておくというのは、
よりよく日報を回していくため、
日報をみんなが書いてくれるようにするために大事なことかなと思います。
でも書く側は何を書いてもいいというマインドと、
企業側は何を書いてもいいんだよというのを通達してあげる。
そうですね、そこが本当に大事だと思います。
本当そもそもでそこのクラッチアウトとかないと、
なかなかうまくいかないということは結構あるんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
何を書いてもいいんだよというところではあるんですけれども、
具体的にどんなことを書くと成果につながるというような例ってありますか?
どういう情報を書くかというと、これも前回からお伝えしてるんですけれども、
やっぱり基本的に大きく3つですね。
お客様の声、ライバル情報、改善提案。
お客様の声というのは特にその中でも、
お客様が迷っていたりとか悩んでいたりとか。
これはお客様のニーズの種ですね。
こういうところに悩んでいた、こういうところにニーズがあるものになってくるので、
実際に聞いた声でもいいんですよ、もちろん。
声なんで、事実としてのお客様の声を書くのももちろんいいですけれども、
迷っていたとか困ってそうなこととかというのも書いていただくと、
例えば、うちの古着屋さんとかでよくあるのは、
若い女性が上の洋服、ちょっと興味ありそうに見てるけれども、
どうやって取ればいいんだろうな、みたいな。
こういうふうに迷っているシーンとかってよくあるじゃないですか。
そしたらこういうふうに困っている人が、
もうその服を取りやすいように、
お声かけくださいみたいなポップを貼るっていうふうなアイディアに浮かんだりとか、
そもそも上に書けるのは、
お客様がそこまで興味がないものを飾りとして書けた方がいいんじゃない、みたいな。
っていうふうなことになってくると思うので、
お客様が迷っていたとか悩んでいたとか、
実際に聞いた声とかっていうのを、
やっぱり事実ベースで報告する。
そこに自分の解釈は一体いらないので、
お客様が実際こうだったよっていう事実の報告をするっていうところが大事になってきますし、
これを書くときに、
お客様の声もライバル情報も改善提案も全てそうなんですけれども、
そこにアンテナを立てている。
っていうことがすごい大事です。
お客様の声を気づこうって思わなければ、
やっぱり気づかないじゃないですか。
本間さんの元カノと付き合ってたとき、
元カノのことを知りたくて、
元カノの声に耳を傾けるじゃないですか。
元カノの話を聞こうって思ってるから聞くわけですね。
これはすごい大事で、聞こうって思わなかったら当然聞かない。
だからそこのスタンスですね。
お客様の声をライバル情報改善提案に気づこう。
彼女の声に気づこう。
なぜ元にされたのかわからないですけど、
そうですね、奥さんとか周りの家族とかも、
どうしたら役立てるかっていうところで、
耳を貸すっていうのはありますね。
お客様にもしっかりと耳を傾けてっていうところですね。
なぜ元だったのか聞きたいと思います。
前回のポッドキャストを聞いてくれてる方は、
元って言ってないですけど、
当時の。
当時のみたいですね。
2つ目がライバル情報。
ライバル情報っていうのも、
取引先さんと何気ない会話で出た情報。
これが結構価値あります。
ライバル情報は、例えば私って古着屋さんです。
他のライバルの古着屋さんにいた情報、
もちろんそれを上げていただくのもいいんですけれども、
取引先さんが持っているライバルの情報って結構価値あるんですね。
同じ取引先さんなんで、
その会社さんの内情とかも知ってるわけじゃないですか。
最近こういうのうまくいってるみたいですよ、
こういうのうまくいってないみたいですよ、
っていうふうな何気ない会話っていうのが非常に価値があるので、
あまりお取引先さんを邪気にするのもやっぱりよくない。
ただ取引先さんと何十分も何時間もおしゃべりするっていうのは、
これも意味がない。
もったいないというふうになってしまいますので、
ここはバランスですよね。
でもとっていきます。
最後の3つ目が改善提案ですね。
改善提案というのは大きく2つ。
業務効率を上げるっていうふうな改善提案。
例えば今使っているパソコンが遅いから、
新しいパソコンに買い替えませんか。
これも改善提案ですね。
セロハンテープの置いている場所を、
ここからAからBに変えることによって、
セロテープを取り、
個数が削減されるので、
場所を変えたほうがいいんじゃないですか。
これ改善提案ですね。
これが業務効率を上げるもの。
もう1つがお客様満足度を上げるものですね。
お客様が例えば今度、
今がこれ収録しているのが5月ですと、
夏になって、
お客様が私たちのセミナーやコンサルティング、
受けていただくときに暑いじゃないですか。
じゃあ夏に来たお客様には、
冷たいハンカチみたいなのをお客様にお渡しすると、
お客さん満足度が上がるんじゃないですか。
こういうふうな2つの視点で、
業務効率とお客さん満足度を上げるっていう、
2つの視点での改善提案をしていくというところ。
これらを書いていただくと、
成果につながるような日本になってきますし、
書くときもこの3つにアンテナを立てる。
アンテナを立てて日々を過ごすっていうのが、
すごい大事です。
気づこうと思えば気づけるので、
気づこうと思わなければ気づかない。
これカラーバス効果って言ったりしますけれども、
色に気づこうと思えば色に気づける。
一個ちょっと私難しいなと思っているのが、
いわゆるエモーティコン、
絵文字、顔文字の中で、
いわゆる若者、Z世代の中には、
この絵文字は怒っているときに使う絵文字だよねみたいのがあるみたいで、
笑っている絵文字なのにこれ煽りみたいな。
煽りがしないで使っちゃうと、
コミュニケーションエラーが発生しそうだなというのもあるので、
そういうのも勉強していかないとですね。
まあまあまあ、必要に応じてじゃないですか。
必要に応じて。
それもどこまで?
まあ行間が読めれば問題ないところもあると思うので。
過度に気にしすぎる必要もないし、
でも気にするに越したことはないみたいな。
音符が最強ですね。
音符最強ですね。
音符を使っていただくのが、
プリマベラの日本は音符があふれているので、
多分何かの宗教なのかなと思うくらい、
音符教ですね。
音符だらけですね。
無理に絵文字を使うよりかは音符の方がいいですか?
音符の方がいいですね、確かに。
音符を使いましょう。
ありがとうございます。
最後にですね、
日本を描く上で抑えておきたい、
本質を教えていただきたいなと思います。
本質というとちょっと大げさですけれども、
日本を描くときにここを意識しておいたら、
より良い日本ができるんじゃないかなというところで言うと、
大きく3つあるかなと個人的には思っております。
1つ目が多様な視点を持つというところですね。
情報の価値は立場によって変わります。
同じ情報だとしても、
物件が空きましたという情報も、
上司からすれば喉から出るほど欲しい情報ですね。
でも部下からすると並走なんだし、
お客様からしても別にそこに対して、
何か物件が空いたからという動向はありません。
なので、どの視点でその報告をするのか、
どの視点の方が喜ぶのかという視点で描くとか、
自分だけの視点で日本を描かないようにした方がいいと思います。
お客様の視点だったらこう思うよなと。
このポッドキャストも自分たちの視点で言うと、
これ今収録しているのでこういう状況じゃないですか。
でもお客様からの視点からすると、
YouTubeでやっているとか、
ポッドキャストだと音声だけで聞いている場合もあります。
音声だけ聞いているときの音質ってどうなっているのかなとか、
映像を見ていないからちょっと分かれていないとかあるよね、
という風な視点もあるじゃないですか。
これがお客様から見たらそうかも。
今度は私たちのお客様から見て、
私たちの既にクライアントさんからすると、
あ、なるほど日本でそういう考え方もあるんだ、
みたいに思っていただいているかもしれないですね。
これで自分の視点をずらせば、
それで日本の気づきというのがどんどん変わってくるので、
多様な視点を持ちましょうというのが一つ目です。
二つ目がここの再現性と建設性を持たせるということですね。
日本を描くときに大事なのが、
なぜうまくいったのか、なぜうまくいかなかったのか、
というのをやっぱり描く。
そうするとうまくいったことは私たちは仕組みにしましょう、
と言っています。
うまくいかなかったことはそれを改善していきましょう、
という風な感じにしています。
なのでここの再現性というところに意識を持っていくと、
なぜうまくいったんだろう、
今日はお客様がいつもよりもすごい喜んでくれました、
という風に日本を描くのではなくて、
なぜ喜んでくれたんだろうというのを考えて、
そっか、今日は普段よりもこういうことをちょっと大きな声で
トーンを高く話すことを意識したから、
お客様が喜んでくれたのかもしれません、となると、
見ているリーダー側は、
なるほど、そこがキーなのかなと思って経営情報として活かせる。
なのでそういうのですね、再現性とかというのを意識する。
三つ目が信頼と共有を生む表現を意識するというところですね。
どういう表現を使うか、
言葉の使い方ってすごい私大事だと思いますので、
文章としてやっぱり読みやすい文章にする必要があると思います。
小難しい言葉はなるべく使わないようにしたりとか、
あと威圧的な言葉を日報で書くメリットってないと思うんですよ、
特にリーダー側が。
そこに威圧感を出して、何か業績上がるんですか、
上がらないので。
なのでそういうふうな信頼とか共有ですね。
この共有というのは、みんなが読みやすいという部分ですね。
共有しやすいような、そんな日報にしていただくといいんじゃないかなというふうに思います。
なので日報、鷹が日報、猿が日報なので、
日報をどういうふうに活かしていくか使っていくかで、
本当に業績は私たち大きく変わるんじゃないかなと思っています。
その日報をうまく使うためのヒントにしてもらえると嬉しいなと。
いやー深いですね。
深いですね、日報本当に。
報告というより組織を育てる道具ですね。
そうですね、まさにですね。
ありがとうございます。
本日はですね、日報を書くためのポイントを松田さんよりご解説いただきました。
今日の考え方を参考にですね、日報をうまく書けていないよという方はですね、
ぜひこちらの今日の考え方を活かしていただければと思います。
それでは松田さん、本日の仕組み化経営のヒントをお願いします。
今日はですね、多分このポッドキャストを視聴されている方は経営者の方が多いんじゃないかなと思いますし、
幹部の方も多くいらっしゃると思いますので、
そもそもで皆さんが欲しい情報は何なのかというのを明確に言っていただいて、
それを現場の方に共有するということをですね、少しお考えいただきたいなと思います。
日報を書くってなった時に、一番効果的な日報の書き方というのは、
私はこんな情報が欲しいので、こんな情報があったら書いてくださいというふうにお願いすることなんです。
よくあるのが、社長とか幹部が欲しい情報が上がってこない。
よくよくあるあるじゃないですか。
求めている情報と何か上がってくる情報がいまいちなんだよなというのがよくあります。
そこで聞きます。
あ、そうなんですね。社長社長、ちなみに社長が欲しい情報って現場の皆さんに伝えてるんですか?
って聞くと、いや伝えてない。
難しいですよね。伝えてなくて、自分の考えていることを汲み取って書くなんて。
いやレベル高いでしょ。
そうなんですよ。
奥さんが何を求めているのかすらわからないのにも関わらず、社長が何を求めているのかなんてわかるわけがない。
なので、ちゃんと欲しい情報を明確にして、その情報を現場の皆さんにこんな情報あったらぜひください。
いい情報だったらインセンティブ支給しますみたいな感じでやるとたくさん情報が集まってきます。
なのでそもそも自分はどんな情報が欲しいのかを明確にしてそれを共有するということをぜひ取り組んでいただければなというふうに思います。
はい、ありがとうございます。
それでは本日のメインのテーマはこれで以上になります。
ここからは恒例の雑談タイムに入っていきたいと思います。
本日の雑談テーマは一番おいしかったラーメン屋さんということで、ラーメン屋さん限定でお話し聞かせていただきたいなと思います。
一番おいしかったラーメン屋さんはどこでしょうか。
たくさんあります。ホントラーメン大好きなんでいろいろありますが、やっぱりおいしいのはチェーン店ですけれども、一覧のラーメンは私は非常に大好きです。
この前も東京の一覧のラーメンを食べに行きましたけれども、おいしかったですね。
11時半くらいに行って、まだギリギリ席が空いてて座れたんですよ。
帰るときには超多の人が出てて、3、40人くらい並んでて、すごーって。
でも事前にその一覧のラーメンとかえ玉セットみたいなのを頼んで、おいしく食べて。
で、私知らなかったんですけど、一覧のラーメンにライスを入れて食べるとうまいみたいな。
それをとある社長から教えてもらって、最後かえ玉もして、